「横浜ザル」の株式投資独り言

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イエレンFRB議長、英のEU残留と雇用回復確認で、利上げか!?

2016-06-22 23:53:41 | マ-ケット

             
イエレンFRB議長は21日、上院銀行委員会での公聴会で半期に一度の
証言を行い、海外リスクや米国内の雇用減速に伴い、利上げに向け慎重な
対応が正当化されるとの認識を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160621-00000086-reut-bus_all

昨年12月利上げ以降、米経済の減速や中国経済への不安といった海外
要因、原油安などに見舞われたとした上で、不透明性は、まだ完全に払拭
されていないと言明、利上げを急がない姿勢を示唆しました。

とりわけ、雇用が持ち直せば経済は停滞していないとFRB当局者が確認
できるため、年内に利上げできるかどうかは雇用の回復に左右されるとの
考えを示唆しました。

過去数カ月の複数の指標は「間違いなく(雇用の)改善ペースが勢いを失っ
ていることを示唆している」とし、減速は一時的で「持ち直すと見込んでる
が、利上げに踏み切る前に予想通りの展開となるか慎重に、極めて注意
深く動向を注視する」とした。

7月下旬に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)までには6月分の
雇用統計しか発表されないため、議長の発言は7月会合で利上げを見送る
公算が大きいことを示唆しています。

証言ではまた、英国がEU離脱を決めた場合の影響について一段と明確な
言及があった。

英国が、EU離脱を決めた場合、「著しい影響を及ぼす恐れがある」と指摘。
米国で、リセッションが引き起こされるかとの質問に対しては、「そうした
公算は小さいと考えているが、実際に何が起こるかまったく分からないため、
非常に注意深く見守る必要がある」と話した。

その上で「FF金利引き上げへの手順を慎重に進めることで、成長が緩やか
なペースを取り戻してるか、労働市場がさらに力強さを増していくか、インフレ
動向が引き続き進展するかを判断しつつ、経済成長に対する金融政策の下
支えを継続することができる」と指摘。

世界経済が軟調な状態が続き、米国の生産性の低迷やその他の要因で長期
的に金利が抑制されるなか、主要金利は「かなりの期間」にわたり低水準に留
まる公算が大きいと述べた。


上記の論点から、5月の雇用統計がストの影響からイレギュラーで、6、7月
雇用が良好で、EU残留がはっきりすれば、8月以降の利上げもあり得る事に
なります。大統領選挙を11月に控え、8月か9月に利上げの決断ができるか
イエレン氏の力量が問われそうです。

さて、日経平均は反落し、103円安の16065円の大引けでした。
(出来高 概算16.1億株の薄商いでした。)

今朝方のNY市場、小幅上昇したものの、英国EU離脱の可否を問う国民投票を
控え、売り先行でスタート。ザラ場に前日値付近まで戻りを試したものの、先物
主導で売られ、大引けマイナス終了となりました。

日経平均の反落で、直近リバウンド一服の様相。でも、日経平均16000円台
維持して、何とか節目をキープした格好です。ここから、薄氷のEU残留の審判
でれば、為替が大きく反応し、リバウンド相場へ移行になるですが、楽観禁物。

さて、注目のNY市場、英国投票を前に様子見のもみ合いから上向き症状。明朝
まで底堅い展開に期待したい。

明日の日経平均、英出口調査で残留優勢のリリースがザラ場に出れば、先回り
買いが入るかもしれません。 審判はどちらに・・・。


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