「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

自民の参院選公約「取り戻す」!株価も取り戻せ!?

2013-06-20 23:34:41 | 政治に物申す

             
今日、自民党は総務会で、今夏の参議院選挙で掲げる公約を決めました。

経済政策では、金融緩和など「3本の矢」を推進することで、デフレからの早期
脱却と共に、今後10年間の平均で、GDP成長率3%、実質2%の成長を目指す
ことなどを盛り込んだ。法人税の「大胆な引き下げを実行」することも明記した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130620-00000125-reut-bus_all

石破幹事長は記者会見で「安倍内閣、自民党の政策により、どん底だった経済は
明るさが見えてきた。一部の地域や人だけでなく、すべての国民に、その実感を
感じてほしい」と、公約の狙いを説明しました。

公約は復興や経済、地域、外交など9つの柱で構成。経済政策で「産業投資立国と
貿易立国の双発型エンジンが相乗効果を発揮するハイブリッド型経済立国を目指す」
として、産業競争力強化法の制定や投資減税の実施、外国企業の対日投資を20年
までに35兆円へ引き上げることなどを掲げています。

財政再建は、政府の基礎的財政収支の赤字削減目標を踏襲。
20年度迄に対GDP比で黒字化し、その後も安定的な引き下げを目指します。

高市政調会長は、法人税減税について「日本の法人実効税率は国際的に比較して
大変高い。対内投資の誘発や、国内企業がしっかり日本で仕事をするため、実効税
率を下げていく環境を作りたい」と話しました。

地域再生の公約の中では、最近の円安について「現下の円安傾向が国民生活や
産業に与える影響を注視し、必要な措置を検討する」との対応策も挙げています。

「取り戻す」の手始めに、5/23以降 日経平均の下落分の半値戻し14500円程度
株価の戻りに期待したい。その意味で、高市氏の言う法人税減税を実行し、国内投資
を活発させることが重要で、有言実行できるか、政策遂行力が問われます。

さて、日経平均は、大幅に反落し230円安野13014円の大引けとなりました。
(出来高 概算28.5億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、バーナンキFRB議長の金融緩和縮小(景気回復傾向が継続して
おり、雇用状況も改善)を示唆したのを受け、大幅下落となりましたが、為替の円高
是正が進み、何とか日経平均13000円台はキープした格好です。

2円近く円高是正が進めば、プラス引けしても良い所ですが、アジア市場も大幅安と
なり、投資マインドを後退させた格好です。

日経平均の下落も、何とか5日移動平均線(約12997円)や一目均衡表の転換線
(約13000円)上に留まっており、踏ん張り所です。

注目のNY市場、大幅続落からのスタートで、終了時どこまで戻すかポイント。
ただ、為替がドル/円で98円台となっており、株式市場の下支え。

明日の日経平均、下ひげをつけての陽線引、できればプラス引けで終了してほしいが
先物主導は、どちらに動くでしょうか。


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原発新基準、生き残りのため、安全ハードルを飛び越えろ!?

2013-06-19 23:39:55 | ニュ-スからひと言

              
今日、原子力規制委員会は、東電福島第1原発事故を踏まえた原発の新規制
基準を決定しました。
7/8施行という閣議決定を経て、同日から再稼働申請を受け付けます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130619-00000116-mai-bus_all

毎日新聞が10電力会社に実施したアンケートや取材で、4社が6原発12基を
7月中に申請する見通しです。福島第1原発とはタイプが異なり、西日本に多い
加圧水型(PWR)原発では、安全対策が一部猶予されているため、申請情勢は
「西高東低」になりそうな状況です。

規制基準に加え、原発の運転期間を原則40年とする「40年運転制限制」も同時
施行されるため、老朽原発を照準にした選別の流れは加速します。

同時に、電力各社も、安全第一と言いながら、企業存続にかけ胸算用が見え隠れ
します。原発再稼働が1日遅れれば、火力発電の燃料費などで1基当たり数億円
利益を失うとされます。「申請第1陣」をうかがう4社は13年3月期まで2期連続の
最終赤字を計上しており、再稼働の可否は死活問題なのです。

特に原発依存度が高かった関電と九電は、各4基の申請を予定しています。
関電は、9月に定期検査する大飯3、4号機を年内に再稼働させた上で、高浜3、
4号機も加えれば、ようやく14年3月期の黒字転換が視野に入る模様です。

九電と北海道電の財務はより厳しい。北海電は、申請中の値上げが認められず、
原発も再稼働できない状態が続けば、14年度に債務超過に陥る心配があります。

北海道電は電力需要のピークを迎える冬までに泊原発を再稼働させ、2年連続で
数値目標付き節電を要請する事態を避けたい事情も抱えます。
四国電力も伊方原発再稼働による供給確保と収益改善を図ります。

安全と経営の最適化で、安全第一のハードルを乗り越え再稼動可能なら、経済的
メリット大ですが、選別が加速しそうです。

さて、日経平均は、反発し237円高の13245円の大引けとなりました。
(出来高 概算28.1億株の商いでした。)

今朝方のNY市場が続伸したのと、為替が95円台へ円高是正が進み、東京市場へ
追い風となりました。

FOMC前なので、さらに上値追いの展開にはなりませんでした。
日経平均の上昇で、ボリンジャーバンド-1σ(約12951円)を少し超え、トレンド
指標のMACDなども好転してきた格好です。

注目のNY市場、FOMC前でもみ合いの展開。結果がどう評価されるかポイント。

明日の日経平均、NY市場が下落でも、為替の円高是正が進む方向に動けば、
続伸の展開もありそうです。

FOMCの結果やいかに!?


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バーナンキFRB議長、緩和縮小間近を示唆へ!?

2013-06-18 23:59:17 | マ-ケット

              
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)電子版は6/17、FRBのバーナンキ議長が
6/18~19連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、資産買い入れの
縮小が近いことを示唆する見込みだと伝えました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130618-00000049-reut-bus_all

一方で、縮小開始後の措置については、経済動向次第との考えを示す事でバランスを
とるだろう、との見方を示しています。

FTは、市場でFRBをQE3(量的緩和第3弾)の縮小に傾かせている景気の改善を
認識する事にためらいが見られる一方、資産買い入れの縮小は、FRBが景気支援に
消極的になった事を意味するとの誤った思惑が広がっている模様で、バーナンキ議長
市場との対話において問題に直面していると指摘しています。

記者会見で、堅調な経済によって近い将来の買い入れ縮小が正当化されるとの強気の
メッセージを送りながら、一段の縮小は景気改善の度合いに応じて進め、決して早期の
金利上昇を招くものではないとの立場も同時に示す事で、こうした誤解を解消する事に
努める可能性が高いとしました。

と言うことで、FOMC通過後の米市場に注目です。

さて、日経平均は、小幅に下落し25円安の13007円の大引けでした。
(出来高 概算24.3億株の商いでした。)

NY市場が弱含む中、寄り付きから押し目買いも入り、一時100円近く上昇も、為替
円高高止まりやFOMC前の戻り待ち売りに押され、マイナス転換。結局、後場にかけ、
弱含んだ結果となりました。

ただ、日経平均の続落も、先物主導による売り仕掛けなく、SQ値やボリンジャーバンド
-1σ(約13005円)上にあり、噴火前のマグマ溜りにエネルギーを蓄積している状況
と受け止めたい。

注目のNY市場、FOMC開始前ですが、続伸してスタート。発表された米住宅着工件数
予想を下回ったものの、3カ月ぶりの伸びで、消費者物価指数や建築許可件数は、ほぼ
予想通りの着地でした。住宅着工の伸びを評価して、続伸しています。
終了まで、堅調かポイント。

明日の日経平均、為替が95円台なら、反発する展開を想定しています。


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「ほろ苦いのが人生」と壇蜜、「ほろ苦さから卒業」の株式相場!?

2013-06-17 23:37:09 | ニュ-スからひと言

            
今日、サントリーはウコン飲料「超ウコン」を6/18から発売すると発表。
タレントの壇蜜が登場し「さらっとしてほのかにほろ苦い。ほろ苦いのは人生と
一緒でパンチが効いていて良い」とPRしました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130617-00000061-jijp-bus_all.view-000

サントリーは、「超ウコン」の販促促進に、壇蜜さんを起用。中年男性の購買
意欲に訴える戦術のようです。妙に色っぽい娘で、書店でも「エロスのお作法」が
目につき、文才もあるようです。

そろそろ、5/23以降の株式相場の「ほろ苦さから卒業」してほしい。今日の
上昇、割安感から買戻しが働いた様で、「株式相場のほろ苦さ」脱却サインか?

さて、日経平均は、大幅続伸し346円高の13033円の大引けとなりました。
(出来高 概算25億株で、ここ最近の出来高からすると、うす商いでした。)

週末のNY市場の下落を受け、安く始まった東京市場でしたが、為替が円高傾向
一服し、95円方向へ動くと、前場から後場とジリ高となり、高値引けとなった
格好です。

日経平均の続伸により、寄付き安から12668円のSQ値を上回ると、ジリ高と
なり、5日移動平均線(約12954円)超えの終了となり、リバウンド継続暗示
しています。

注目のNY市場、先程 発表になったNAHB住宅市場指数が予想より上方修正の
着地となり、ダウも大幅反発の動きとなっています。終了迄、反発を維持するか、
ポイント。

明日の日経平均、為替が95円程度なら続伸となりそうです。


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6月第3週 相場展望と予定

2013-06-16 23:05:08 | 相場展望

              
6/10~週の日経平均は、5/23の暴落の余震が継続した1週間となりました。

週初こそ、大幅反発を見せましたが、6/11~13の3日続落により1000円超
下落しました。日銀決定会合で、金融政策が据え置かれており、市場が期待して
いた追加措置は言及されず、黒田総裁の異次元緩和が実施された日の水準迄、
円高方向に押し戻した格好。

また、安倍政権の成長戦略も、外資失望感を誘い、先物主導による株価下落を
演出させました。また、根底には、FRBの量的緩和策縮小の時期をめぐる思惑も
大きかった様です。

そんな背景で、東京市場リバウンドのサインも、トラウマで下値不安を持った投資
行動となり、欧米市場の調整を東京市場では、為替の円高進行と共に下方増幅
させた着地となった格好です。

結局、日経平均は1週間で190円下落(↓1.48%)の12686円の大引けでした。

さて、6月第3週(6/17~6/21)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

SQ通過後の東京市場は、週末米の下落で値を下げてスタートも、ある程度下落分を
織り込んでおり、割安水準にある株価の見直しにつながる可能性もあります。

週初のG8サミットや6/19FOMC通過で、「脱デフレ」を目指すアベノミクス再評価
となれば、為替の円高水準是正が進む可能性もあります。

日経平均、6月第3週(6/17~6/21)のレンジは12500円~13500円程度を
想定しています。

1.6月第4週(6/17~6/21)主なイベントと予定
 6/17
 日本 4月第3次産業活動指数
 日本 5月首都圏マンション販売
 日本 安倍首相、欧州歴訪
 日本 あさひ、いちご不動産投資法人 各決算
  米   6月NY連銀製造業景気指数
  米   4月対米証券投資
  米   6月NAHB住宅市場指数
  世   G8首脳会議(~6/18、英ロック・アーン)
 6/18
 日本 4月鉱工業生産
 日本 4月設備稼働率
  米   FOMC(~6/19)
  米   5月消費者物価
  米   5月住宅着工件数
  米   5月住宅建設許可件数
  米   オバマ大統領、ドイツ訪問(6/19)
  独   6月ZEW景況感指数
  英   5月消費者物価/生産者物価
  英   5月小売物価
 EU  ドラギECB総裁、講演
 6/19
 日本 安倍首相、経済政策について講演
 日本 5月貿易収支
 日本 サンオータス、ケネディクス不動産投資法人 各決算
  米   FRB政策金利
  米   経済予測発表
   米   バーナンキFRB議長 記者会見
  独   米・独首脳会談
  英   中銀議事録
 6/20
 日本 5月コンビニエンスストア売上高
 日本 サンワドー決算
  米   5月中古住宅販売
  米   5月カンファレンスボード景気先行指数
  米   6月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数
  米   新規失業保険申請件数(~6/15の週)
  米   5月北米半導体製造装置BBレシオ
 中国 6月HSBC製造業PMI
  英   5月小売売上高
  西   スペイン国債入札 
 EU  ユーロ圏財務相会合
 6/21
 日本 黒田日銀総裁 挨拶
 日本 瑞光 決算
 日本 夏至
  米   S&P500種株価指数の四半期リバランス(構成銘柄入れ替え)
 EU 財務相理事会

2.NY市場、為替/債券 各結果(6/14)

 10日からの週は、前週に続いて円相場が不安定だった。ドル円は週明けに99円台と
 前週の米雇用統計を受けた円安・ドル高水準で取引を開始したが、日経平均が今年2
 番目の大幅安となる日があったり、ダウ平均が今年初の3日続落となるなど株安の動き
 に93円台まで下落する場面があった。

 黒田日銀による異次元の緩和が実施された日の水準まで円高方向に押し戻された
  格好だった。日銀決定会合では金融政策が据え置かれており、市場が期待していた
  追加措置は講じられなかった。また、安倍政権の成長戦略への失望感も円高方向への
  調整を巻き起こした。

  そして、市場を不安定にさせた最大の要因は米金融政策への不透明感。米FRBの
  量的緩和策の縮小の時期をめぐって様々な観測・思惑が広がっており、来週のFOMC
  会合を控えてリスクマネーの巻き戻しが強まった格好だった。
  ドル相場はこれ迄のドル高への調整で、ドル安方向に振れている。

 14日のNY市場でドル円は見切売りが強まっている。早期QE縮小期待は後退する中、
  依然としてドル売り圧力は根強い。

 序盤はこの日発表になったミシガン大消費者信頼感指数が予想を下回ったが、ドル円
 ネガティブな反応を見せなかったことから買戻しが強まる場面も見られた。しかし東京
 時間の高値95.35付近を突破できなかった事で、日本時間0時のロンドンフィキシングに
 かけて短期筋の見切りと思われる売りが強まった。

 その後、IMFが対米経済審査を公表、2014年の成長見通しを従来の3.0%から2.7%に
 下方修正。また、QE縮小に関しても来年すべきとの見解を示す中、米株も下げ幅を拡大
 させ、ドル円も一時94円割れを試す水準まで下落している。

 このところの下落で商いが薄くなっており、すべり落ちた格好と思われる。

 一方、ユーロドルはドル売りの動きからNY時間に入って下げ渋る動きとなった。円高の
 動きからユーロ円が下落し、伸び悩む場面もあったが、堅調に推移した。
 1.3350から1.34にかけては重くなって来ている雰囲気もあるが、一方で1.32台に入る
  と買いも見られる。

 来週のFOMCでは過度のQE縮小への懸念が後退するとの見方もあり、投機筋などは
  下値で買いを入れていた模様。     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=187192

 米国債利回り
   2年債          0.270(-0.012)
   10年債        2.126(-0.023)
   30年債        3.301(-0.016)
   期待インフレ率  2.062(-0.018)
                  *期待インフレ率は10年債で算出

 14日のNY債券市場、利回りは低下。FRBの早期QE縮小期待が後退する中、この日
  発表になったミシガン大消費者信頼感指数が予想を下回ったことに敏感に反応した。
 IMFが2014年の米成長見通しを下方修正し、QE縮小は来年にすべきとの見解を示して
  いたことや、為替市場でドル円が急速に下落したことも利回り低下を促した面も。

 10年債は一時2.09%、30年債は3.27%台まで低下。
 2-10年債の利回り格差は185(前日+186)。
                         http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=187189
3.NY株式市場 結果(6/14

 NY株式14日
   ダウ平均      15070.18(-105.90 -0.70%)
   S&P500      1626.73  (  -9.63 -0.59%)
   ナスダック      3423.56 ( -21.81 -0.63%)
   CME日経平均  12665    (大証比:-105 -0.84%)

  14日のNY株式市場、ダウ平均は反落。IMFが2014年の米成長見通しを従来の3.0%
  から2.7%に下方修正したことが嫌気されている。来週にFOMCを控える中、IMFはQE縮小
  来年にすべきとの見解を示していた。

 ダウ平均は一時130ドル超下落する場面も見られている。

 ダウ採用銘柄ではアメックスやJPモルガン、バンカメといった金融株が軟調。シェブロンや
  エクソンモービルも下落している。一方、ベライゾン、メルクが上昇。

 ウォルター、アーチコールなど石炭株の下げが目立っている。ウォルターがきょう提案され
 た15.5億ドルの借り換えを中止したと伝わったことが悪材料視。他の石炭株へも売りが
  波及した。市場が乱高下していることを借り換え中止の理由としている。

 ナスダックも反落。主力株は揃って下落している。

 ミリアド・ジェネシスが商いを伴って大幅安。米最高裁が実験室内で研究中に変化した
  遺伝物質に関してはその特許保護を支持するが、自然に変化したDNAに関しては特許は
  無効との判断が下されている。同社のようなバイオ企業にはその判決は一部障害となるとの
  見方が強まった。

 グルーポンが上昇。アナリストの投資判断引き上げが好感されている。同社の有効市場TAM
 (total addressable market)は広く、同業他社よりも素早く類似市場へのアクセスが容易
 との見解を示していた。          http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=187188

4.NY市場、原油先物7月限/金先物8月限 各結果(6/14)

 NY原油先物7月限(WTI)
   1バレル=97.85(+1.16 +1.20%)

 14日のNY原油先物相場は続伸。オバマ政権が内戦が続くシリアの反体制派への武器
 供与を決めたことでシリアの内戦は激化し、中東情勢への懸念が深まるとの警戒感が
 原油を押し上げている。また、FRBによる早期QE縮小はないとの観測も引き続きサポート。

 7月限は一時98ドル台まで上昇し、4月はじめにつけた高値を上回る場面も見られた。
                          http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=187182
 NY金先物8月限(COMEX)
   1オンス=1387.60(+9.80 +0.71%)

 14日のNY金先物相場は反発。この日の米生産者物価が予想を上回ったことでインフレ
 への懸念から金は買いの反応を見せている。

 8月限は一時1391ドルまで上昇したものの、1400ドルの大台を前に伸び悩んだ。
                          http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=187183


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「会社四季報」夏号で見る割安株!?

2013-06-15 23:45:44 | 役立つ投資情報

             
5/23の暴落から3週間余り経ち、そろそろ、マーケットの落ち着きに期待したい
所です。

今宵は、昨日発売された「会社四季報」ネットニュースから割安株を発掘していきます。
http://news.infoseek.co.jp/article/toyokeizai_20130615_14259

と言うことで、その内容をピックアップします。

=========================================
5月下旬からの大暴落。その後も、日本株の株価の下落は止まらず、6月6日には日経
平均株価が13000円も割り込み、翌7日には12900円も割った。

5/22終値に対して、6/7終値は2750円、17.6%も下落した計算になる。
特に、この期間の国内新興株下落はきつく、東証マザーズ指数は26.3%下落。同指数が
高値をつけた5/14終値から計算すれば36.4%も下落したことになる。

この期間は、日本株以外でも世界同時株安となったが、株価下落の大きな要因となった
QE3(金融量的緩和策)の早期縮小を示唆する地区連銀幹部の発言が相次いだ米国で、
NYダウが0.4%の下落とほぼ横ばい、ナスダックに至っては0.2%のプラスでした。

もちろん、急落した地域は多く、香港ハンセン7.3%、英FTSEの6.3%、独DAXの
3.2%、それぞれ下落したが、それらと比べても日本株の下落はきつかった。

他市場より上昇が大きかったから下落もきついといえるが、さすがにここまで下がって
くると、株価にも割安感が出てきます。


株価の割安度を図る指標のひとつがPBR(株価純資産倍率=株価÷1株純資産)。
1株当たり純資産に対し株価がどの水準にあるかを示すものだ。

PBRが多くの企業で1倍割れに陥っている。PBR1倍割れとは「株価が解散価値を
下回っている」ことを意味します。

6/7終値で算出した所、算出可能な上場企業のうち6割以上でPBRが1倍割れ
なっていたのだ。

PBRが算出可能な3523社で分布を見てみれば、0.5倍未満が全体の20.5%、
0.5倍以上1倍未満が同40.1%で、1倍割れの合計では全体の60.5%(2100社)を
占めた。

ちなみに1倍以上1.5倍未満が16.7%、1.5倍以上2倍未満が8.4%、2倍以上が
14.4%となっています。

今回、東洋経済オンラインでは、今期の増益が見込まれる、自己資本比率20%以上で
時価総額500億円以上の主力企業を対象に、PBRでランキングをしてみた。前2013年
3月期決算で財務を改善させた企業も少なくなく、その分、株価の割安度が増しています。

◎低PBR上位で目を引くのは富士フイルム、JX

ランキング上位で目を引くのが11位の富士フイルムHD。時価総額1兆円以上、自己資本
比率60%超であり、今期は23%の営業増益予想。それがPBR0.5倍と株価は解散価値の
半分に低迷。5/22に2477円だった株価は6/7には1956円と21%下落しています。

23位に入ったのがJXホールディングス。ガソリンスタンドのENEOSでも有名な石油精製
最大手。金属事業も大きい時価総額1.1兆円の有力企業。ROEは8%を超える。
株価は5月22日終値で577円をつけたが、その後続落して6月7日に444円をつけ、23%の
下落となった。このため、PBRは0.57倍を下回った。

◎総合商社大手も割安放置

時価総額2兆円を超える総合商社の大手2社、三菱商事と三井物産もPBR0.7倍以下と
いう割安圏に顔を出した。借入金も大きいが、純益も巨額。
今期はそれぞれ4000億円、3700億円という純益予想だ。PER(株価収益率)も10倍を
大きく下回る水準が続いている。

株価は5月22日からそれぞれ16.8%、20.8%下落している。住友商事も0.74倍と低かった。

時価総額6兆円超、国内通信のガリバーのNTT(日本電信電話)も0.69倍と割安だった。
今期も小幅ながら増益が見込まれる。内需企業で円安によるネガティブ要因は輸出関連株
ほど小さくなさそうだが、5/22に5390円あった株価は6/7には、4825円まで10.5%
下落した。

◎トヨタ本体は1倍割れ回避も、その大株主は0.78倍と割安

時価総額トップのトヨタ自動車の源流であり、同社の大株主でもある豊田自動織機も
PBR0.78倍に低迷した。トヨタ自動車は1.43倍と1倍割れは回避しているが、自動車
業界全体として割安訂正は進んでいないようだ。


◎高炉大手の実力、任天堂の低迷

時価総額2兆円を超えた鉄鋼最大手の新日鉄住金は0.9倍とライバルを上回った。
高炉でPBRが低かったのは、同じく合併で新スタートを切った日新製鋼HDの0.47倍。
時価総額889億円だった。次いでJFEホールディングスの0.71倍と、神戸製鋼所の
0.72倍が並んだ。

任天堂も0.97倍とギリギリながら1倍割れを喫した。業績は低迷が続いたが、財務
内容は良好。自己資本比率84.8%、流動比率は566%。手持ち資金も豊富なキャッシュ
リッチだ。5/22に11220円と1万円を超えていた株価は6/7、9300円に沈んだ。

ただ、急激に下げた株価は、戻りも早いといわれる。業績優良企業にとっては、PBR
1倍割れは“異常株価”といっても過言ではない。株式相場が落ち着きを見せるとともに、
早期に修正される可能性も高そうだ。                        (撮影:今 祥雄)
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今後、戻りを試す相場を前提とすれば、需給良好な割安株を発掘するのも、おもしろい
かもしれません。

それでは、また。


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スタートレック風「海中ホテル」の建設へ!宿泊してみたい!?

2013-06-14 23:59:41 | ニュ-スからひと言

             
ニュースによると、インド洋の島国モルディブに、米SFテレビドラマ「スター
トレック:エンタープライズ(Star Trek: Enterprise)」に登場する円盤型の
宇宙船を思わせる未来的な外観の「海中高級ホテル」が建設されることに
なった、と報じられています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130614-00000040-jij_afp-bus_all

手掛けるのは、ポーランドの開発業者「ウォーター・ディスカス・ホテル(Water
 Discus Hotel)」。モルディブ・クレディバル島沖のサンゴ礁の美しい澄んだ
海に、一部が海面下にあるホテルを建てる野心的な計画は、前週、モルディブ
観光省の認可を得た、との事です。

ホテルは2層に分かれ、熱帯魚やサンゴ礁に囲まれて過ごしたいなら海面下の
エリアで、南洋の真っ青な空を満喫したければ水上のエリアで、宿泊客の好みで
異なる楽しみ方ができる構造です。

水上部分は5本の柱で支えられ、海面から7メートル上の宙に浮いたような形状で、
レストラン、スパ、屋上海水プール、熱帯庭園、ヘリコプター発着場など備えます。

一方、最深部では海面下30mになる海中部分は、防音の客室21室、バーのほか、
潜水用エアロックから直接海中に出られるダイビングセンターなどがあります。
深海ダイバー向けの減圧室も完備するらしい。

その他、3人乗り潜水艇による深海探検やモーターボート、水上スキー、ジェット
スキー、水中スクーターなど、充実した海のレジャーを提供する予定とのことです。

安全性や信頼性の観点から、日本のゼネコンが受注、施工できれば、安心ですね。
横浜ザルも、チャンスがあれば一度、宿泊してみたい。日経平均18000円程度に
なれば、キャピタルゲインで行ってみたいが、さてどうなりますか。

さて、日経平均は、4日ぶりに反発し241円高の12686円の大引けでした。
(出来高 概算37.6億株の商いでした。SQ値概算、12668.04円)

今朝方のNY市場、大幅反発して東京市場の追い風も、為替の円高が重石に
なった格好です。

ギャップアップで始まり、一時12900円台回復も大引けにかけ、円高進行と
共に値を縮めましたが、何とか、SQ値を超えたところで引けており、来週に
つながった格好です。

注目のNY市場、もみ合い展開ですが、週末に底堅く終了できるか、ポイント。

来週辺りから、調整十分な日経平均のリバウンドに期待したいと思います。

ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!


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株価、「異次元緩和」前の水準は、売られすぎ!?

2013-06-13 23:39:15 | マ-ケット

             
今日、東京株式市場は急速な円高進行を受けて全面安の展開となり、日経平均の
終値は843.94円安の12445.38円。日銀が「量的・質的金融緩和」導入を決
めた4/4の終値を下回りました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130613-00001037-yom-bus_all

マーケットに大規模な円を供給した「異次元緩和」の実施前の円買い/ドル売り
動きが強まりましたが、想定外の動きでした。米が今秋に金融緩和の出口戦略を
探る中、将来の米金利上昇に伴うドル買い/円売りが自然の流れですが、何か、
「見えざる手」が働いている様です。

日経平均の下げ幅は、1143円急落した5/23に次ぐ今年2番目の大きさとなり、
3週間で日経平均は3181円下落する一方、円相場は10円近く上昇し「異次元
緩和」の効果を打ち消す円高・株安となりました。

明らかに、先物主導による売り仕掛けで、売られすぎ商状です。

と言う事で再掲ですが、日経平均は844円安の12445円の大引けでした。
(出来高 概算32.6億株の商いでした。)

冒頭に記したように、円相場の急伸を見たリスクオフの中で売り仕掛け。行き過ぎ
の下落に写ります。

日経平均の暴落で、5日移動平均線(約13089円)や75日線(約13224円)を
下回り、ボリンジャーバンド-2σ(12419円)レベルとなり、売られすぎ。
反発して良い水準です。

注目のNY市場、もみ合いからスタート。プラス引で終了となるか、ポイント。

明日の日経平均、SQ通過のアク抜けで、今日の下落分の半分程度の戻しと
なるか、為替(円高是正)の援軍がほしいところ。

マーケットの解はどうなるでしょうか。


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成長戦略最終案、実行の仕掛けを!?

2013-06-12 23:08:17 | 政治に物申す

             

政府は12日夕、産業競争力会議を開き、14日に閣議決定する成長戦略の最終案を
提示した。成長戦略最終案の主なポイントは以下の通りです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130612-00000120-reut-bus_all

  <成長戦略への基本的考え方>

1.今後10年間の平均で名目国内総生産(GDP)3%、実質GDP2%の成長
  実現を目指す
2、2010年代後半にはより高い成長の実現目指す
3.一人当たり名目国民総所得は中長期的に3%上回る伸びとなり、10年後に
  150万円以上増加

 <成長戦略への道筋に沿った主要施策>

1.民間の力を最大限引き出す:企業活力復活への挑戦(産業と設備の新陳代謝)

 a)生産設備や事業の新陳代謝を促す枠組みを構築し、思い切った投資減税で
   法人負担を軽減することによって、積極姿勢に転じた企業を大胆に支援

 b)政・労・使の三者が膝を交えて虚心坦懐かつ建設的に意見を述べあい、包括
   的な課題解決に向けた共通認識を得るための場を設定、速やかに議論を開始

 c)3年間でリーマン・ショック前の設備投資水準(年70兆円)を回復

 d)開業率が廃業率を上回る状態にし、開・廃業率10%台目指す

 e)ビジネス環境ランキングで先進国3位以内

 f)公的資金の運用について有識者会議で検討、秋までに結論

2.健康長寿への挑戦(最先端・予防医療の実践)

 a)健康予防・生活支援関連産業の市場規模を2020年に10兆円(現状4兆円)
   に拡大

 b)医療品、医薬機器、再生医療の医療関連産業の市場規模を2020年に16兆円
   (現状12兆円)に拡大

 c)一般医薬品のインターネット販売を原則解禁

 f)日本版NIHを創設

3.農業・農村所得倍増への挑戦(攻めの農林水産業)

 a)今後10年間で全農地面積の8割が担い手に利用され、コメの生産コストを
   現状比4割削減。法人経営体数を5万法人に

 b)2020年に6次産業の市場規模を10兆円(現状1兆円)に

 c)2020年に農林水産物・食品の輸出を1兆円(現状約4500億円)へ

 d)今後10年間で農業・農村全体の所得を倍増

4.エネルギー産業を育て世界市場を獲得

 a)2020年に約26兆円(現状8兆円)の内外のエネルギー関連市場を獲得

5.ITを利用したイノベーション

 a)2015年度中に世界最高水準の公共データの公開内容を実現

6.全員参加・世界で勝てる人材:全員参加への挑戦

 a)2020年に女性の就業率(25─44歳)を73%(現状68%)へ

 b)今後5年間で失業期間6カ月以上の者を2割減少させ、一般労働者の転職
   入職率9%(2011年7.4%)目指す

 c)今後10年間で世界大学ランキングトップ100に10校以上入れる

 d)2020年までに留学生を倍増

7.新たなフロンティアを作り出す

 a)今後5年以内に科学技術イノベーションランキング世界1位(現状5位)

 b)2018年までに貿易のFTA(自由貿易協定)比率70%(現状19%)
   目指す

 c)2020年までに中堅・中小企業の輸出額の2010年比2倍を目指す

 d)2020年に30兆円(現状10兆円)のインフラシステム受注を実現

 e)海外の医療技術サービス市場の1.5兆円を獲得(現状0.5兆円)

 f)2018年までに放送コンテンツ関連海外売上高を現在(63億円)の
   3倍に増加

 g)2020年までに外国企業の対日直接投資残高を現在の2倍の35兆円に
   拡大

 h)2013年に訪日外国人旅行者1000万人、2030年に3000万人超
   目指す

 ●成長戦略の実現方法

 1.何を目指すかを明示し、施策を実現するのに必要なステップを工程表という
   かたちで明らかに

 2.早期に実現すべきものは8月末までに詳細を明らかにし、準備が整い次第
   実行に移す

 3.国家戦略特区を創設し、世界からの投資を引き付けるインパクトあるものに
   限って対象とし実現

 4.達成すべき「成果目標」(KPI)を示し、「成果目標レビュー」を行う

アイテムのてんこ盛りの感がありますが、経済市場を活性化、促進する事業を見ると
これまで、言われているように、

 1.ベンチャー/新事業の育成
 2.環境関連
 3.医療/医薬品、介護関連
 4.農業関連
 5.エネルギー関連
 6.教育関連
 7.科学技術/IT関連
 8.観光関連 等       になり、「国策に売りなし」で、この観点から銘柄選定を
   すればよいことになります。

 ただ、絵に描いた餅にならぬ様、重要業績評価指標(Key Performance Indicators)
 をどう具体的に促進・実施していくか、仕掛けが必要で、法人税減税も選択肢の
 ひとつでしょうか。

さて、日経平均は、続落し28円安の13289円の大引けでした。
(出来高 概算29.9億株の商いでした。)

今朝方のNY市場が下落し、日経平均の踏ん張りを期待しましたが、13000円
辺りでは、押し目が入り、今日の所は、先物も悪さを仕掛けなかった格好。何とか、
明日につながりました。

日経平均の下落から戻りで、5日移動平均線(約13181円)、75日移動平均線
(約13210円)を上回り、ボリンジャーバンド-1σ(約13408円)を超え
週末SQに13500円超を目指してほしいところ。

注目のNY市場、反発してのスタート。終了まで底堅いかポイントに。また、為替が
円高傾向になっており、何とか97円台への戻りに期待したいところ。

明日の日経平均、為替次第だが、プラス引けとなるか注目しています。


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日銀金融政策、金融緩和継続も追加施策の言及なし!?

2013-06-11 23:59:57 | マ-ケット

              
今日、日銀は、金融政策決定会合を開き、世の中に供給するマネタリーベース)を
2倍にすることを柱とする「量的・質的金融緩和」の継続を、政策委員(正副総裁
3人と審議委員6人の計9人)の全員一致で決めました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130611-00000619-yom-bus_all

景気の現状判断について、前回5月会合の「持ち直しつつある」から「持ち直して
いる」とし、1月以降、6か月連続で上方修正しました。輸出や企業の生産活動の
持ち直しの動きや、個人消費が引き続き堅調に推移している事を反映させました。

株式市場、債券市場が不安定になっているので、マーケットへの不安感を払拭する
低利の資金供給オペレーション(公開市場操作)の期間を現在の「最長1年」から
長期化させることについて言及してほしかった所です。

さて、日経平均は、反落し196円安の13317円の大引けとなりました。
(出来高 概算35.4億株の商いでした。)

前場は、日銀金融政策決定会合の結果待ち状態のもみ合いも、午後に「現状継続」
リリースされると、そのタイミングで先物の売り仕掛けが入った格好です。

現状維持は折込済みの状況も、改めて催促された結果となりました。為替が動き
ドル/円で97円台の円高となり、相場の重石でした。

注目のNY市場、大幅安からのスタート。終了時どこまで戻せるかポイント。

明日の日経平均、また正念場ですが、13000円近辺では、押し目買いも期待
されそうです。


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