「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
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原発新基準、生き残りのため、安全ハードルを飛び越えろ!?

2013-06-19 23:39:55 | ニュ-スからひと言

              
今日、原子力規制委員会は、東電福島第1原発事故を踏まえた原発の新規制
基準を決定しました。
7/8施行という閣議決定を経て、同日から再稼働申請を受け付けます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130619-00000116-mai-bus_all

毎日新聞が10電力会社に実施したアンケートや取材で、4社が6原発12基を
7月中に申請する見通しです。福島第1原発とはタイプが異なり、西日本に多い
加圧水型(PWR)原発では、安全対策が一部猶予されているため、申請情勢は
「西高東低」になりそうな状況です。

規制基準に加え、原発の運転期間を原則40年とする「40年運転制限制」も同時
施行されるため、老朽原発を照準にした選別の流れは加速します。

同時に、電力各社も、安全第一と言いながら、企業存続にかけ胸算用が見え隠れ
します。原発再稼働が1日遅れれば、火力発電の燃料費などで1基当たり数億円
利益を失うとされます。「申請第1陣」をうかがう4社は13年3月期まで2期連続の
最終赤字を計上しており、再稼働の可否は死活問題なのです。

特に原発依存度が高かった関電と九電は、各4基の申請を予定しています。
関電は、9月に定期検査する大飯3、4号機を年内に再稼働させた上で、高浜3、
4号機も加えれば、ようやく14年3月期の黒字転換が視野に入る模様です。

九電と北海道電の財務はより厳しい。北海電は、申請中の値上げが認められず、
原発も再稼働できない状態が続けば、14年度に債務超過に陥る心配があります。

北海道電は電力需要のピークを迎える冬までに泊原発を再稼働させ、2年連続で
数値目標付き節電を要請する事態を避けたい事情も抱えます。
四国電力も伊方原発再稼働による供給確保と収益改善を図ります。

安全と経営の最適化で、安全第一のハードルを乗り越え再稼動可能なら、経済的
メリット大ですが、選別が加速しそうです。

さて、日経平均は、反発し237円高の13245円の大引けとなりました。
(出来高 概算28.1億株の商いでした。)

今朝方のNY市場が続伸したのと、為替が95円台へ円高是正が進み、東京市場へ
追い風となりました。

FOMC前なので、さらに上値追いの展開にはなりませんでした。
日経平均の上昇で、ボリンジャーバンド-1σ(約12951円)を少し超え、トレンド
指標のMACDなども好転してきた格好です。

注目のNY市場、FOMC前でもみ合いの展開。結果がどう評価されるかポイント。

明日の日経平均、NY市場が下落でも、為替の円高是正が進む方向に動けば、
続伸の展開もありそうです。

FOMCの結果やいかに!?


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