「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

西武HD株主総会、サーべラス提案蹴散らす!?

2013-06-25 23:59:45 | 企業を斬る

            
今日、上場時期などをめぐり筆頭株主の米投資会社サーベラスと対立している西武
HDは、定時株主総会を開催。サーベラスが提案していた8人の取締役選任は否決
され、会社側が提案した社外取締役2人を含む4人が取締役として選出された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130625-00000085-reut-bus_all

両社の対立はひとまず会社側に軍配が上がる形となったが、上場に向けた協議が
実現する見通しは立っていません。

総会終了後、記者団の取材に応じた後藤社長は「可及的速やかに上場したい」と
述べサーベラスに対し「上場に向けた話し合いをしっかり呼び掛けたい」と語りました。

一方、サーベラスのS.M.ディレクター、ルイス・フォースター氏は記者団に対し、
西武は右手で握手をし、左手で拳を上げているのと同じと指摘。オープンな協議を
表明しながらサーベラスからの提案を拒否している西武側の姿勢を批判しました。
事前に提出していた質問に満足する回答がなかったことについても「株主に対する
説明責任の意欲を欠いている」と語りました。

総会でサーベラスは、西武のコーポレート・ガバナンスを強化する必要があるとして
元米副大統領ジェームス・ダンフォース・クエール氏や元金融庁長官の五味広文氏ら
8人の取締役選任を提案した。西武側は、株主に対して賛成しないように呼び掛けて
いた。

総会には、サーベラスのフォースター氏と弁護士ら計7人が出席して提案理由を説明、
一般株主に賛同を呼びかけた。
フォースター氏は、西武の株主への対応姿勢や経営実績などに対して問題があると
強調。

議長を務めた後藤社長は「サーベラスの提案は取締役会の支配を意図したもの。
中長期
的に企業価値を損なう」として、会社側の提案への理解を求めました。

サーベラスは経営全般に関する全36項目に渡る事前質問事項を西武HDへ送付。

業績予想が二転三転するのはおかしいなどの指摘に対して、西武側は適切に対応して
いるなどと回答。後藤社長は「コーポレートガバナンスや内部統制システムの強化を
経営の最優先課題として取り組んでいる」などと説明した。他の株主からは、上場が
遅れているのではないかとの指摘も出てました。

サーべラスは、西武の支線廃線や西武球団売却など、提案したとされ、短期的な企業
価値を上げ、IPO時の株価引き上げを狙っているとも、うわさされてました。

田舎の住人にとっては、支線廃止は死活問題で、株主である沿線住民にとって、乗車券
優待のある西武支線は、生命線と言ったところでしょうか。
今後の動向に注目です。

さて、日経平均は、下落し93円安の12969円の大引けでした。
(出来高 概算27.1億株の商いでした。)

寄り付きは、前日の下落の反動から買い先行し、前場はプラス引けも、後場に上海株安
に引き寄せられるように急落し、大引け間際に戻すも13000円台を割り込み終了。

日経平均は、下落も、6/13安値をボトムとしたリバウンドのトレンド自体はキープ
した格好です。

注目のNY市場、先程 発表になった消費者信頼感指数と新築住宅販売が共に予想を
上回ったことで、経済回復が穏やかに進んでいるとのジャッジで反発スタート。
為替も、ドル買いの反応を見せており、明日の東京市場への追い風。

明日の日経平均、反発の13000円台回復を想定しています。


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