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6月末で閉店する東京の松坂屋銀座店が、閉店セールにもかかわらず、商品の追加
確保に追われる事態になっている。と報じられています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130624-00001062-yom-bus_all
景気回復への期待感から絵画を中心に予想以上の売れ行きとなっている様です。
閉店セールは、4/3から特設会場を設けて約3か月行っています。銀座店の売上
高は、4月が前年同月の2.7倍、5月が2.4倍、6月が15日までで3.4倍増えた
という。
特に好調なのが絵画で、すでに約1800点が売れました。絵画の売上高は、5月
中旬までに、当初見込みの5億円を上回って8億6000万円にのぼりました。
富裕層を中心に、「想像以上の購買意欲」(担当者)で、追加で商品を仕入れ、取り
扱い点数は延べ5000点を超えたらしいです。
アベノミクス効果の衰退が、5/23の株価暴落と共に、経済誌 等で取りざたされ、
疑心の芽生えも、昨日の都議選の結果で払拭されると共に、中期で見れば、期待は
まだ継続しています。
閉店セールの売り上げ増は、良くある話ですが、先行きデフレ脱却にむけた美術品
高騰を目論んだ富裕層が動いた結果とも受け取れます。参院でのねじれを解消し、
政策遂行力アップに期待したいところです。
さて、日経平均は、下落し167円安の13062円の大引けとなりました。
(出来高 概算22.9億株と出来高は少し減っています。)
昨日の都議選の自民大勝で、寄り付きこそ祝儀の買いで始まるも、ジリジリと戻り
待ちの売りに押され、米国の量的緩和縮小の余波が継続した形で、アジア市場の
軟調も、先物売りの口実を与えた格好です。
日経平均は下落したものの、今日の所は、何とか13000円台をキープしました。
ただ、5日移動平均線(約13112円)を割り込みました。
注目のNY市場、中国株が金融市場の混乱で大幅安となり、その影響に加え、先週
バーナンキFRB議長会見(金融緩和縮小示唆)のバーナンキショックが継続しており、
大幅下落のスタートとなっています。
終了時、どこまで戻せるかポイント。
明日の日経平均、円高シフトが重石も、下落から底堅さを見せ、陽線引けとなるか、
正念場になりそうです。
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