今日、任天堂は、2014年3月期の連結当期利益が前年比674.7%増の
550億円となる見通しを発表しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130424-00000105-reut-bus_all
有力ソフトの投入などで、携帯型ゲーム機 「ニンテンドー3DS」や 据置型
ゲーム機「WiiU」の販売活性化を見込んでいます。
今年1月に公表した公約通り、連結営業利益予想は1000億円に設定。大阪
市内で会見した岩田社長は、同公約について「やるべきことをやれば達成可能だ」
と話し、自信を見せました。
ロイターによると、主要アナリスト13人が過去90日間に出した営業利益予測の
平均値は761億円で、会社予想はこれを上回っています。
任天堂の今期のハード販売計画は、「WiiU」が900万台(13年3月期実績
345万台)。「Wii」が200万台(同9984万台)、「ニンテンドー3DS」
1800万台(同3109万台)。
今期連結売上高は、前年比44.8%増9200億円、経常利益は758.6%増の
900億円と予想しています。
今期の前提為替レートはドル/円が90円(前期中平均は83.10円)、ユーロが
120円(同107.14円)と保守的に設定しています。
年間配当予想は前年比160円増配の260円。13年4~9月期の業績予想について、
同社の事業の性質上、上半期の重要性が低いとし、今期から非開示としています。
任天堂の復活は、株式市場に取ってインパクト。業績達成できるか、注目しています。
さて、日経平均は、大幅反発し313円高の13843円の大引けとなりました。
(出来高 概算45.9億株の商いでした。)
今朝方のNY市場の大幅上昇と、為替の99円台を支援材料に、前場は13800円
手前でしたが、後場の引けにかけ、先物主導で上げ、日経平均チャートのWトップを
つきぬけ、月末に14000円台タッチも現実味を帯びた格好です。
注目のNY市場、弱い経済指標の発表と、好決算業績の綱引きスタートで、もみあい。
終了時、底堅い展開に期待。
明日の日経平均、もみ合いを想定しています。