「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

ソフトバンクに横やり!スプリント買収に暗雲!?  

2013-04-16 23:32:46 | 企業を斬る

              
ソフトバンクのスプリント・ネクステル買収計画に、横やりが入り、暗雲が漂い
始めました。

米衛星放送2位のディッシュ・ネットワークが名乗りを上げたことで、ソフトバンク
買収額が増加するとの疑念から、投資家不安を誘い、株価は大幅下落となり
ました。

ただ、ソフトバンクは、今までの合意通りに計画を進める方針です。
しかし、スプリントがディッシュを選んだとしても、合意解消に伴う違約金など
一定の利益がソフトバンクに入る可能性があります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130416-00000116-reut-bus_all

4/15、ディッシュが発表したスプリント買収計画は総額255億ドル。
現金と自社株を組み合わせ、1株当たりにして7ドルでスプリント株を取得し、
ソフトバンク案を約13%上回るとしています。株主は買収後のスプリントの
32%を所有する一方、ソフトバンク案では株主が30%を所有します。

スプリント株1400万株を保有するウェストチェスター・キャピタルの投資
マネジャー、ロイ・バーレン氏が「ソフトバンクとの合意内容よりも、価値が
ありそうだ。われわれはより価値の高い取引を好む」と語るなど、株主からは
ディッシュの提案を歓迎する声も出ています。

一方、ソシエテ・ジェネラル傘下JIアジア・リサーチ・リミテッド(香港)の
通信担当アナリスト、ニール・ジャギンズ氏は「孫社長はソフトバンクを世界
企業に育てたいという思いがあり、そうなることを約束した。スプリント買収は
そのための1つのチャンスで、私は彼がスプリント買収を断念するとは思わない」
と指摘。また別のアナリスト(東京)も「孫社長は簡単にあきらめないだろう。
より魅力的な買収案を提示してくるはずだ」と話しています。

みずほ証券アアナリストの高橋氏によると、ソフトバンクがディッシュの提案を
上回るためには5000億円程度の追加資金が必要になりそうだという。

ただ、仮にソフトバンクの買収計画が暗礁に乗り上げ、孫正義社長が目指す海外
展開がとん挫しても、一時的に利益が入る可能性があります。ソフトバンクは昨年
10月半ばにスプリントが発行した転換社債(CB)を31億ドルで引き受け済み。

転換すれば16.4%の株式を保有することになり、スプリント買収を取り止めて、
すぐに株式に転換すれば、約10億ドルが得られることになるとの試算もあります。

また、ソフトバンクの買収計画は現在、米規制当局の審査中で、ソフトバンクは
今のところ買収計画を予定通り進める方針を強調しており、すでに必要な承認を
得られる段階に来ており、「合意している条件で7/1には買収が完了する見込み」
としています。

思わぬ横やりですが、株価の下落も一時的なもので、今後の進捗に注目しています。

さて、日経平均は、3日続落し54円安の13221円の大引けでした。
(出来高 概算43.5億株の商いでした。)

今朝方のボストンマラソンでの爆弾テロ、終了間際のNY市場に激震となり、大幅
下落となり、東京市場へ影響しました。

朝方、為替がリスク回避的な円買い/ドル高となり96円台で、東京株式市場は
節目13000円割れまで、追い込まれたものの、前場から後場にかけ、為替の
戻りもあり、下げ渋りから一時、プラス圏へ浮上する場面もありました。

日経平均は続落したものの、ローソク足は陽線転換となり、何とか踏ん張った格好。
戻りを試しても良い水準です。

注目のNY市場、狼狽売りから一転、冷静を取り戻した事や住宅関連指標の改善も
あり、反発してスタートしています。終了時、どこまで反発するかポイント。

明日の日経平均、反発を想定しています。 


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