「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

4月第3週 相場展望と予定

2013-04-14 23:31:08 | 相場展望

              
4/8~週は、前半から中盤にかけ、「黒田ロケット砲」の効果継続で、為替が
ドル/円で、100円を目指す展開となり、株式市場の追い風となりました。

外部要因であるNY市場、ダウが連日で史上高値更新となって安心感。EU市場も
取りあえず、債務不安の後退、小休止でユーロ/円で130円台の流れも支援材料
となっています。

内外の相場環境が良好の中、外国人による「日本買い」が本格化し、相場を押し
上げる結果となってます。

週末にかけ、北朝鮮ミサイル攻撃懸念やSQを控え、週末に上昇一服となっても、
日経平均は、1週間で約651円上昇(↑5.08%)の13485円終了でした。

さて、4月第3週(4/15~4/19)の主なイベントと予定は、下記1.の通り。

そんな中、先週末、米財務省が公表し為替政策報告書で、日本の政策が円相場の
引き下げ目的でないかを注視すると示唆され、円安をめぐり議論が再燃する可能性の
中、為替が、ドル/円で98円台へ1円程度 円高に振れたため、週明けの日本市場は、
先駆していた輸出関連株への売りスタートになりそうです。

また、そんな状況の中、日米の企業業績、決算がスタートしており、今後は、期待
先行相場から、業績重視の銘柄選択をしていく相場状況になっていきます。

ただ、7月参院選までは、足元の調整局面は、押し目買いのチャンスになるかも。

日経平均、4月第3週のレンジは、13200円~13750円程度を想定しています。

1.4月第3週(4/15~4/19)主なイベントと予定
 4/15
 日本  黒田日銀総裁、あいさつ要旨公表
 日本  安倍首相、ケリー国務長官と会談
 日本  松竹、東宝、アデランス、HIOKI、ドトール日レス 各決算
 日本  東京ディズニーランド開園30周年
  米   4月NY連銀製造業景気指数
  米   4月NAHB住宅市場指数
  米   国債償還 3年債(429億ドル)
  米   チャールズシュワブ、シティグループ 各決算
 中国  第1四半期実質GDP
 中国  3月小売売上高
 中国  3月鉱工業生産
 北朝  故 金日成主席誕生日
 4/16
 日本  3月首都圏新規マンション販売
 日本  日本色材 等決算
 日本  ロシアのガスプロムと日本政府、LNG分野で協議
 日本  新経済サミット2013(楽天、三木谷 氏ら主催)
  米   3月住宅着工件数
  米   3月消費者物価
  米   3月鉱工業生産/設備稼働率 
  米   ジョンソン&ジョンソン、コカ・コーラ、インテル、GS
      ヤフー 各決算
  独  4月ZEW景況感指数
  英  3月小売物価/消費者物価/生産者物価指数
 EU  3月ユーロ圏消費者物価指数
  世  IMF世界経済見通し
 4/17
 日本  3月消費動向調査
 日本  3月日本製半導体製造装置BBレシオ
 日本  総合メディカル、マツヤ 等 各決算
  米   ベージュブック(地区連銀経済報告)
  米   バンク・オブ・アメリカ、イーベイ、アメリカン・エキスプレス
      サンディスク 各決算
  英  3月失業率
  英   中銀議事録
 EU  ECBブラート理事講演
   世  IMF国際金融安定性報告
 4/18
 日本  3月通関ベース貿易収支
 日本  3月の粗鋼生産
 日本  3月、2012年度の貿易統計
 日本  安川電機 等決算
 日本  春の園遊会(赤坂御苑)
  米   3月カンファレンスボード景気先行指数
  米   4月フィラデルフィア連銀製造景況感指数
  米   新規失業保険申請件数(~4/12までの週)
  米   北米3月半導体製造装置BBレシオ
  米  グーグル、マイクロソフト、ベライゾン、ペプシコ、ユナイテッドヘルス
      モルガン・スタンレー、フリーポート、AMD 各決算
  米   FRB、ラスキン理事講演
  英  3月小売売上高
  伊  イタリア次期大統領の選出投票を開始
  西  スペイン国債入札
  世  G20財務相・中銀総裁会議
 4/19
 日本  安倍首相、記者会見
 日本  JAFCO、いちごHD 各決算
 日本  酒々井プレミアムアウトレット(千葉県)開業
  米   GE、IBM、マクドナルド、シュルンベルジェ、ハネウェル
      ステート・ストリート 各決算 
  世  世銀・IMF春季会合(~4/21、ワシントン)
 4/21
 日本  名古屋市長選挙投開票
 中国  上海モーターショー(~4/29)

2.NY市場、為替/債券 各結果(4/12)

 12日のNY市場はドル売りが優勢となった。一方で円相場は調整の動きが続いて
  いる。この日発表になった個人消費関連の指標が弱かったことが要因。

 3月の小売売上高は前月比で予想外の減少となった。ガソリンの落ち込みが影響した
  模様で、3月のレギュラーガソリンの小売価格は3月始めから価格が下落しており、
  その影響が出たものと思われる。また3月は悪天候だったことや、給与税増税の影響も
  懸念される。
 
 また、ミシガン大消費者信頼感指数も弱い内容で、消費者のセンチメントの落ち込みが
  見られている。悪天候という特殊事情もあり、もう少しデータを確認する必要はありそう
  だが、きょうの指標はFRBによる年内のQE縮小期待を少なくとも年半ば以降に後退
  させた。

 ドル円は前日の100円台未達で、上昇トーンが落ち込んでいたこともあり調整の動きが
 加速し、終盤には米財務省が為替報告で日本の通貨政策を注意深く監視。日本は通貨
 安戦争を避けるべきとしていたことでドル円は98.10近辺まで下落した。
 ユーロ円やポンド円など他の円相場も同様の動き。

 また、きょうは豪ドル、カナダなど資源国通貨の下落が目立っている。対円での上昇が
  一服していたこともあるだろうが、商品市場で金が4%超、原油が一時3%超急落して
  おり、資源国通貨を圧迫していた模様。金についてはキプロスの金準備売却観測が
  強まっており、ドラギECB総裁もその可能性を示唆していた。一方、原油は米国での
  需給悪化懸念が根強い中、この日発表された経済指標が弱かったことから、見切売りが
  出ていたようだ。     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=180849
 
  米国債利回り
   2年債            0.226(-0.004)
   10年債          1.719(-0.070)
   30年債          2.916(-0.079)
   期待インフレ率     2.437(-0.031)
                    *期待インフレ率は10年債で算出

 12日のNY債券市場、利回りは低下。この日発表になった個人消費関連の指標が
  弱かった事が要因。3月の小売売上高は前月比で予想外の減少となった。ガソリンの
  落ち込みが影響した模様で、3月のレギュラーガソリンの小売価格は3月始めから
  価格が下落しており、その影響が出たものと思われる。また3月は悪天候だったことや、
  給与税増税の影響も懸念される。また、ミシガン大消費者信頼感指数も弱い内容で、
  消費者のセンチメントの落ち込みが見られている。

 悪天候という特殊事情もあり、もう少しデータを確認する必要はありそうだが、きょうの
  指標はFRBによる年内のQE縮小期待を少なくとも年半ば以降に後退させた。

 10年債利回りは1.71%、30年債は2.91%まで低下。
 2-10年債の利回り格差は149(前日+156)。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=180853
3.NY株式市場 結果(4/12)

 NY株式12日
   ダウ平均       14865.06 (-0.08 0.00%)
   S&P500        1588.85 (-4.52 -0.28%)
   ナスダック        3294.95  (-5.21 -0.16%)

   CME日経平均先物    13450   (大証終比:-50 -0.37%)

 12日のNY株式市場、ダウ平均は小反落。この日発表になった米小売売上高が
  予想外の減少となったことや、ミシガン大消費者信頼感指数も大きく下落したことで、
  利益確定売りが優勢となった。

 この日はJPモルガンやウェルズ・ファーゴの決算が発表になっていたが、最終利益は
 予想を上回っていた。ただ、前期までの訴訟費用が軽減したことが要因で、本業の
 結果は冴えず、営業収益は減少している。両銘柄とも軟調な動きとなった。

 ダウ採用銘柄ではアルコア、デュポン、インテルが軟調。一方、ホームデポ、マクドナルドは
 底堅い動き。

 バリック・ゴールドやニューモントなど産金株が大幅安。商品市場で金が4%超急落して
  いることが嫌気されている。キプロスの金準備売却の観測が強まった。

 ナスダックも下落。アップルやマイクロソフトといった主力ハイテク株が指数を圧迫。
  PCの需要低迷も観測される中、来週は決算発表が予定されている。
                  http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=180854

4.NY市場、原油先物5月限/金先物6月限 各結果(4/12)

 NY原油先物5月限(WTI)
   1バレル=91.29(-2.22 -2.37%)

 12日のNY原油先物相場は続落。米国での需給悪化懸念が根強い中、この日発表
  された経済指標が弱かったことから、見切売りが出てたようだ。

 5月限は一時90.35付近まで急落し、大きな心理的節目の90.00に接近している。
                  http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=180847
 NY金先物6月限(COMEX)
   1オンス=1501.40(-63.50 -4.06%)

 12日のNY金先物相場は急反落。前日はキプロス政府が否定していたキプロスの金
  準備売却の観測が強まっており、ドラギECB総裁もその可能性を示唆していた。

 6月限は1550ドルのサポート水準をブレイクすると次第に売りが強まり、見切売りが
 加速した。投げが投げを呼ぶ形で一時1500ドルを割り込む場面も見られている。
                 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=180842



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