「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

5月第1週 相場展望と予定

2013-04-28 23:30:41 | 相場展望

               
4/22~週の日経平均は、G20財務相・中央銀行総裁会議で、「金融緩和と
円高是正」が事実上 容認され、週明けから東京市場の追い風となりました。

外部環境が底堅い中、週明けは、前面高商状で、4/12以来の年初来高値を
更新。黒田ロケット砲の異次元緩和効果により、4月SQ値(約13608円)を突破、
日経平均の14000円台も射程に入れた格好です。

ただ、週末にかけ、日銀金融政策で、「現状維持」となると、為替が若干 円高に
シフトし99円台から98円台に押し戻され、GW前の持高調整の流れから伸び
悩んで終了です。

結局、日経平均は、1週間で567円上昇(↑4.26%)13884円の大引けでした。

4月最終週~5月第1週(4/29~5/3)の主なイベントと予定は、下記.1の
通りです。

GW谷間に3日間取引があり、週末にかけての米雇用統計を前に、上値追いの
展開は、想定しづらく、個人投資家による材料株中心の商いを想定しています。

企業決算も継続し、4/30のソフトバンクの決算に好反応を示すようだと、GW
突入前の大商いにならなくても、マインドを高揚させる材料になりそう。

企業決算は、概ね堅調なので、個別の盛り上がりもありそうです。
為替が、連休谷間に99円弱程度を維持するようなら、14000円台にタッチ
する場面も想定しておきたい。

日経平均、4月最終週~5月第1週レンジは、13650円~14050円程度を
想定しています。

1.4月最終週~5月第1週(4/29~5/3)主なイベントと予定
 4/29
  日本  祝日で休場(昭和の日)
  日本  安倍首相、ロシア訪問
  米    3月PCEデフレータ
  米   3月個人所得/個人支出
  米   3月中古住宅販売成約指数
  米   ニューモント・マイニング 決算
  中国  上海市場 休場(労働節、~5/1)
   伊  国債入札
 4/30
  日本  3月有効求人倍率
  日本  3月完全失業率
  日本  3月家計調査
  日本  3月鉱工業生産
  日本  花王、JAL、JPX、郵船、ソフトバンク、JR東日本 等決算
  米   FOMC(~5/1)
  米   2月S&Pケースシラー住宅価格
  米   4月消費者信頼感指数
  米   ファイザー、AMD 各決算
  独   4月失業率/失業者数 
  西   第1四半期スペインGDP速報
  EU   3月ユーロ圏失業率
  EU   4月ユーロ圏消費者物価指数
 5/1
  日本  4月新車販売台数
  日本  大和証券、ベネッセ、CTC、コロプラ 等 決算
  日本  メーデー
  米   4月ADP雇用者統計
  米   4月ISM製造業景気指数
  米   FOMC政策金利
  米   FRB、バーナンキ議長会見
  米   4月新車販売台数
    米  フェイスブック、ビザ、マスターカード、メルク 等 決算
  中国  4月製造業PMI
  香港  休場(労働節)
  EU  欧州市場休場(英国を除く)レイバーデー
 5/2
  日本  日銀議事録
  日本  4月マネタリーベース
  日本  住友商事、アサヒHD 各決算
  米   新規失業保険申請件数(~4/27までの週)
  米   3月貿易収支
  米   AIG、GM、ケロッグ、エスティ、ローダー 各決算
  EU   ECB理事会
  EU   ECB政策金利
  EU   ドラギECB総裁、記者会見
 5/3
  日本  休場(憲法記念日)
  米   4月雇用統計
  米   4月ISM非製造業景気指数
  米   3月製造業受注
 5/4
  日本  休場(みどりの日)
  中国  4月非製造業PMI
  EU   欧州委員会、春季経済見通し発表
 5/5
  日本  休場(こどもの日)
  日本  立夏
  日本  NHKマイルカップ

2.NY市場、為替/債券 各結果(4/26)

 26日のNY市場、この日発表になった米GDP速報値が予想を下回ったことで、
 ドル円は失速している。100円を突破できるか、きょうのイベントに対する反応が
 注目されたが、東京時間の日本の消費者物価や日銀決定会合に対する反応は
  鈍く、100円を期待する投資家のセンチメントは後退。

 更に米GDPへ望みをつないだが、予想を下回る結果となってしまっため、一旦見
  切売りが強まった格好。一時97.55付近まで下落し、21日線の水準に到達した。
  ただ、弱いGDPにもかかわらず、米株が底堅さを見せていたことから、後半は下げ
  渋る動きも見られた。

 GDPに関しては個人消費や設備投資は底堅かったものの、政府支出の減少が足
  かせとなった。特に第4四半期同様、国防費の減少が予想以上に続いたことがネガ
  ティブサプライズに繋がった模様。

 景気減速示唆まではないが、3月以降、政府の歳出削減が始まっており、4-6月期は
 その影響も予想される中、少なくともFRBがQE縮小のバイアスを強める内容ではなか
 ったものと思われる。

 ユーロドルは1.30台前半でのレンジ取引に終始。目下ユーロの関心は、利下げを
 実施するかどうか、来週のECB理事会に注がれている。スペインやフランスの雇用が
 依然として回復の兆しが見えず、直近のドイツ景況感指標も弱かったことから、
 市場は利下げ期待を強めている。なかには、利下げはあくまで通過点で、その先の
 非伝統的措置が注目との意見まで聞かれる状況。ただ、利下げについては、効果が
 ないとしてドイツの抵抗も予想され、まだまだはっきりせず、予断は許さない状況
 ではある。            http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=182301

 米国債利回り
   2年債          0.211(-0.014)
   10年債        1.663(-0.045)
   30年債        2.860(-0.044)
   期待インフレ率  2.377(-0.020)
                 *期待インフレ率は10年債で算出

 26日のNY債券市場で利回りは低下。この日発表された米GDP速報値が予想を下
 回る内容で、景気の先行きに不安感が強まった。来週はFOMCが控えている中、今回は
 QE縮小の議論は一歩後退するとの見方が優勢となっている。

 10年債利回りは一時1.65%台、30年債は2.85%台まで低下している。
 2-10年債の利回り格差は145(前日+148)。
                       http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=182300
3.NY株式市場、結果(4/26)

 NY株式26日
   ダウ平均       14712.55(+11.75 +0.08%)
   S&P500        1582.24(  -2.92 -0.18%)
   ナスダック        3279.26(-10.72 -0.33%)
   CME日経平均    13840     (大証比:-110 -0.80%)

 26日のNY株式市場、ダウ平均は小幅高。この日発表された米GDP速報値が
  予想を下回る内容で、全体的には上値が重い雰囲気だったものの、意外に底堅い
  動きを見せている。

 ハイテク株の一角や資源関連株が指数をサポート。ダウ平均は前日終値を挟ん
  での一進一退が続いたが、結局、小幅高で終えている。

 ダウ採用銘柄ではHPやシェブロンが上昇。シェブロンは決算を発表し、原油価格
 下落で減益となったものの、予想は上回る内容となった。一方、アルコアや3Mが
 下落。アルコアはS&Pが格付け見通しをネガティブに引き下げていた。

 JCペニーが大幅高。ソロス・ファンドが保有比率を7.91%に引き上げ、第4位の
  株主となったことが明らかとなり思惑を呼んでいる。

 ヘルスケア製品のコビディエンが商いを伴って下落。この日発表になった決算は
  好調な内容だったものの、説明会で下期は研究開発費がかさみ苦戦を強いられる
  可能性を示したことが嫌気されている。

 ナスダックは反落。アップルやフェイスブックは堅調だったもの、アマゾンの大幅安が
 指数を圧迫した。前日引け後に発表になった決算で、4-6月期の営業収益の見通しが
  弱かったことが嫌気されている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=182297

4.NY市場、原油先物6月限/金先物6月限 各結果(4/26)

 NY原油先物6月限(WTI)
   1バレル=93.00(-0.64 -0.68%)

 26日のNY原油先物相場は反落。この日発表になった米GDP速報値が予想を下回り、
 景気の先行きに対する不透明感が強まった。週末ということもあり、ファンド勢から
 売りが活発に出たようだ。

 6月限は一時92ドル台前半まで下落。弱い米GDPにもかかわらず、米株が底堅く推移して
 いたこともあり、93ドル台まで戻している。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=182292
 NY金先物6月限(COMEX)
   1オンス=1453.60(-8.40 -0.57%)

 26日のNY金先物相場は反落。16日の急落から今週は買い戻しが続いていたが、その
 動きが一服。値ごろ感からの買戻しが続いているが、ETFを通じた資金は流出が続いて
 おり、完全回復との見方は少数派。

 6月限は一時1484ドルまで上昇後、1450ドルまで下落している。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=182294



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