秋葉で「雲発生実験セット」(発売元:アーテック)なるものを買ってきた。
2千円でおつりが来る値段。
さっそく6歳の甥・柊(しゅう)ちゃんと実験開始。
透明の容器内に霧吹を吹きかけ、その容器を逆さにして線香の煙を入れる。
前者は容器内に水蒸気を供給し、後者は凝結核となる塵を供給する目的。
容器の蓋をして、蓋から吸排気ポンプまでビニールチューブをつなぎ、
ポンプで容器内に空気を送って、圧力をかける。
ポンプを上下して空気を送るのは柊ちゃんの役目。
これ以上空気が送れないほど容器内の気圧が高まったら、容器の蓋をすばやく開ける。
シュポッと音がして、容器内が瞬時に白濁する。
これが雲だ。
突然の減圧により、
容器内の水蒸気が凝結して、こまかい雲粒になるという寸法。
目に見えない水蒸気(気体)が目に見える雲粒(液体)に変貌するので、
それなりに大きな変化を目の当たりにすることになる。
これだけでも、子どもはよろこぶが、
柊ちゃんは、容器内に指を入れ、中の空気が高温になっているのを報告した。
そう、水蒸気の潜熱が凝結熱となって放出されたのだ。
つまり、水蒸気が雲になる上空では潜熱の放出で気温を高めているわけだ
(ガラス棒状の温度計がないので、容器内の気温変化が測定できなかったのは残念)。
水の蒸発時に潜熱を奪って冷やされるのは、風呂上りをはじめ日常的に経験できるが、
その逆の水蒸気が液体になる時に周囲を高温にするという現象は、なかなか体験できない。
(ホントは、冷凍庫内の製氷皿でも、水が氷(固体)になる時に多少の熱を放出しているのだが…)
小学校1年の柊ちゃんには少々難しい理屈だが、私にとっては貴重な実験だった。
実験セット以外には霧吹きと線香があれば、簡単に何度でも実験できる。
2千円でおつりが来る値段。
さっそく6歳の甥・柊(しゅう)ちゃんと実験開始。
透明の容器内に霧吹を吹きかけ、その容器を逆さにして線香の煙を入れる。
前者は容器内に水蒸気を供給し、後者は凝結核となる塵を供給する目的。
容器の蓋をして、蓋から吸排気ポンプまでビニールチューブをつなぎ、
ポンプで容器内に空気を送って、圧力をかける。
ポンプを上下して空気を送るのは柊ちゃんの役目。
これ以上空気が送れないほど容器内の気圧が高まったら、容器の蓋をすばやく開ける。
シュポッと音がして、容器内が瞬時に白濁する。
これが雲だ。
突然の減圧により、
容器内の水蒸気が凝結して、こまかい雲粒になるという寸法。
目に見えない水蒸気(気体)が目に見える雲粒(液体)に変貌するので、
それなりに大きな変化を目の当たりにすることになる。
これだけでも、子どもはよろこぶが、
柊ちゃんは、容器内に指を入れ、中の空気が高温になっているのを報告した。
そう、水蒸気の潜熱が凝結熱となって放出されたのだ。
つまり、水蒸気が雲になる上空では潜熱の放出で気温を高めているわけだ
(ガラス棒状の温度計がないので、容器内の気温変化が測定できなかったのは残念)。
水の蒸発時に潜熱を奪って冷やされるのは、風呂上りをはじめ日常的に経験できるが、
その逆の水蒸気が液体になる時に周囲を高温にするという現象は、なかなか体験できない。
(ホントは、冷凍庫内の製氷皿でも、水が氷(固体)になる時に多少の熱を放出しているのだが…)
小学校1年の柊ちゃんには少々難しい理屈だが、私にとっては貴重な実験だった。
実験セット以外には霧吹きと線香があれば、簡単に何度でも実験できる。