goo blog サービス終了のお知らせ 

今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

「はやぶさ君」を見に行く

2010年08月16日 | 時事
今日も猛暑。
わが”ひぐらし気象台”では、14時24分になんと39.2℃を記録。
今年の最高気温を更新した。

という状態なので、外出するにしても空調のない所には行く気がしない。
そこでまずは国会図書館に行って仕事関係の作業をこなし、
夕方になって、多少は過しやすくなった頃、
予定していた「はやぶさ」 特別公開を見に行った。

場所は東京駅向いの”丸の内オアゾ”(丸善の入っているビル)。
地下鉄経由で1階のロビーに上がったら、そこはもう行列の塊が。
まずは2階のJAXA 展示場へ促される。
そこは、はやぶさのミッションと帰還までの簡単なパネルや
来場者によるメッセージボード、売店などがある。
はやぶさが最後に撮影した地球の不完全画像のクリアファイル(200円)を2個買った。

さて目当ての「再突入カプセル特別展示」を見るには
一階の長い行列に加わらなくてはならない。

まず奥に行って整理券をもらい、行列に加わる(整理券なしで並んでも無駄)。
整理券をもらう前に、どのくらいの時間並ぶのか尋ねたら、20-30分だという。
思いのほか短いと思い、安心して行列に加わった。
展示は立ち止まれないので、行列が長い割りには、待ち時間が少ないのだ。
どんどん行列ごと前進し、いよいよ展示スペースの中に入る(上写真)。

展示してあるのは、アルミの燃え残り跡が痛々しい背面ヒートシールド、
小惑星イトカワの砂を入れたコンテナをしまうインスツルメントモジュール、
再突入の熱に負けない頑丈な前面ヒートシールドなど。
それぞれおぼ同じ大きさで、ガラスケースに入れられて展示してある。

それらを見る時、自分が笑みを含んだ顔になっているのに気がついた。
丁度、映画「鉄塔武蔵野線」で主人公の見晴少年(子役時代の伊藤淳史)が
最後の一号鉄塔に達した時の表情と同じだと、われながら思った。

立ち止まれないので、これらを見るのに1分とかからない。
出口でははやぶさが地球に落下する光の玉となっている写真の絵はがきをもらった。