FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



植田日銀総裁は、登場したときからの覇気のない表情から思い切った政策はとれないものと感じていたが、その直感は正しかったようだ。黒田氏のあの、目に輝きのある、豪快な切れ味をまったく感じない。あちこちからの声に右往左往し、結局は、老中(日銀プロパー)の保守的な緩和策の意見を採用していくだろうという予想どおりだ。よほどのインフレにならない限り、利上げは難しいと考えている。米国は利下げは6月FOMCで示されたようにまだまだ先であり、結局、ドル円は上げ、という結論にならざるを得ない。円を売ってドルを買うだけで5%の利回りが得られるのは魅力的である。FXでも、2、3倍くらいの低レバで大量にドル円を買っている層が増えていると思う。短期の上下はあるので、ハイレバは気をつけてのトレードとなるのはもちろんである。

インフレは、国債金利を負担する国側にとっては有利なことであり、実はインフレのままの方がいいという動機は強い。まだまだ、ドル円の上昇、また、金融緩和にともなう株価の上昇は続くと見ていいだろう。株価の崩落はいつかは来ると思うが、今日明日ということは、たぶん、ない。まずは、今のリスクオンの相場に乗るのが上策だと思う。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )




長かった三角保ち合いから上に抜け出したようだ。FOMCが大きな波乱がなく終わり、利下げはまだかなり先の話ということになったためか、ドル円が上昇。東京時間でのドル円の大きな動きは珍しいが、過去の例から、本質的な動きになることが多い。実際、月足、週足、日足、12時間足など軒並みにドル円の上昇波動になっており、ここで下げることは考えにくい。しばらくは円安基調の動きになると考えている。

当方のトレードは一貫してドル円ロング。今回も139円の上下でやきもきして、若干の疑いを持たなかったわけではないが、ロングを大きくは崩さなかった。スワップが大きいのもロングには有利な材料である。この相場で、ドル円の売り持ちは厳しいものがある。

次は145円だと思うが、今回以上の上下があると思う。上手に切り抜けていきたい。中長期テクニカルからは、150円以上があるという見方を維持している。


コメント ( 3 ) | Trackback ( )




ドル円140円越えを維持できるかと思ったが、やはり、ここは強いレジスタンスで、もうしばらくかかりそうだ。週内は、139円台を中心とした動きとなって、想定より1円下でのレンジ。米国の指標で上下するだけの、面白みのない動きだった。株価その他もたいした動きはなく、来週以後に期待したい。

IT系ニュースの世界では、アップルの空間コンピューティングの発表など、将来を感じさせる動きはあったが、これが第2のiPhoneになるのかどうかはまだ未知数だ。一度、体験してみていものだとは思うので、日本のAppleストアで試すことができるのが待望される。生成AIについては、日本のAI研究の第一人者である、PFN社の岡野原社長の一般向けの本が岩波書店から出るらしいので、ぜひ買ってみたい。目次を見ると、だいたい知った内容だが、一般の人にどう話すかというその「こなしかた」を参考にしたい(社内で自分がいろいろ説明する時のノウハウとしたい)。



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




なんやかやとあったが、結局また140円になっている。今回は出戻りなので、たぶん、140円を超えてそのまま行く可能性が高いだろう。米国の債務問題も片付いたようで、基本的にはリスクオンである。株価も高くなると思われる。こういう場合は、ドル円買い、クロス円買いが起きやすく、円売りの状況となる。日銀も140円では具体的な介入姿勢を見せることはない。となると、来週は140円越えが安定する時期と見ることができるだろう。暗号通貨も安定しているし、月曜日からは、ゴールド以外はすべて高い週と考えている。

あちこちの見通しを見ると、一般FX投資家は、ドル円ショートが多いと書かれている。実際のところはわからないが、自分としては、今のところ、円買いに動く動機は考えにくいのが実状である。




コメント ( 3 ) | Trackback ( )



   次ページ »