昨晩は不思議な動きだった。株が上昇したのに債権が買われ、なぜかドル安(軽いユーロドル上昇)になった。金や原油は上昇開始しているかのように見える。
これらの要素のうち、株高・ドル安・商品高は、この調整に入る前のドル安相場の流れである。債権はちょっと不思議であるが、これは単独での動きとして別に考えるとするなら、今回のミニ調整が終了したという見方も可能になってくる。もう少し見定めてみたい。
為替は、調整中はドル高・円高でドル円下降であったが、その前はドル安でのドル円下降という流れだった。となると、前回のエントリーで書いたような、ドル安によるドル円下降が、やはり第一シナリオとなってくるのではないか?
だとすると、当面の動きとしては、ドル安・商品高・株高・ドル円下降・クロス円やや下降、ただし、遠からず円安転換して、クロス円の大上昇(ドル円も引っ張り上げられる)というあたりで、従来シナリオを大きく変更する必要はないだろう。これから半月か一月ぐらいのうちに、ドル円は壮大な下への行ってこい相場になる可能性が高くなったと見たい。
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行ってこいってどれくらいまでいくんですか?
大方の見方では93円ぎりぎりとしていますが、場合によっては89円程度までもありとして考えるほうがいいでしょう。これはドル安の程度によるので、ユーロドルを見つつ考えればいいと思います。
小生が為替知識が乏しいせいか、理解できません(笑)。
従前のドル安・ユーロ高・新興国通貨高と円安はセットで
株の調整中は ドル高・ユーロ安・新興国通貨安で円高だったとおもうのでが(これまでのおおかたの動き方)
なぜ それが ドル安(対ユーロや新興国通貨)が対円でもドル安円高になるでしょうか?理由をもう少し説明していただけると助かります^^。
ドルインデックスの上昇と円インデックスの上昇の相関性が崩れるというお話ですよね?それって一大転換の気がするんですが。
疑問はごもっともです。ドル安(対ユーロ)の時は円安になることが通例です。ですから、今後は、大きな流れでは円安になると思います。(行って来いの「来い」の部分です。)
しかし、現時点では、そこにねじれがあって、ドル円においてきわめて強い下への方向性が見られます。こういう時は、ドル安(対ユーロ)でダイレクトにドル円も下がってしまうことがまれに見られます。今の通貨の動きを見る限りでは、この現象によって、当座、ドル円が下がり、その後、本来の動きに戻って、夏いっぱい円安と考えています。
もう96円でショートしすぎたので、止まれません。^^;ダメならあきらめます。ユロドルロングも買い増しました。
Unknownさん、
金は955ドルがトレンドラインで上を抑えています。このあたりでもみ合うと思われます。
95の下のブロックはいずれ破られます。プレイヤーはブレイクした方が儲かるし。
よく予想なんか出されますわね。
突然の大変動で市場閉鎖になって大怪我されませんよう。
予想するのは自由でしょう。
ポジションを持つのも自由。
たたむのも自由。
いちいち突っかかるの止めませんか?
予想を出さずに文句を付けるのは一番簡単ですよ。
<かすみさん流に>警告しているのでしょう、さらに閉鎖中にデノミも同時に行われ再開した時には
ドル資産 1/10 も、自分も覚悟しております。
この問題は前から書いているつもりでしたが、最近の読者の方には伝わっていないかもしれませんね。週末のエントリーで書いてみますのでよろしくまたコメント御願い致します。