FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



雇用統計は事前の一部の予想どおり上振れ。急激なドル高となった。ドル円だけ見ていて、「円安」と書いている筋も多いが、ドルスイスのチャートを見れば、ドル円とそっくりであり、基本の駆動力は米ドルの上昇である。ただ、ドル円・ドルインデクスレシオも一瞬、1.42まで上ひげをつけており、円安も加わっていたことは間違いない。地震の影響で1月の日銀金融政策での引き締めは絶対になしになったことも若干の影響はあるだろう。

そういうことで、ドル円の買いもあり、ややオーバーシュート気味のドル高だったところに、悪いISMが来て、今度はロングが総崩れ。144円割れの下ひげを付けた。相当に難しい相場だったと言える。

月曜からはもうしばらくこのあたりで上下してから、再度146円を試す方向が第一シナリオだろう。米国も当面利下げはありえず、利上げの確率が上下動する中で、インフレ懸念が徐々に表れてくるのではないか。

自分のトレードは、雇用統計でのロングを取れたので、そこで取りやめ。まさかISMでそんなに動くとは思っていなかったので、後は見てるだけとなった。たぶん、やらなかって良かったのだろう。月曜からは、ドル円の押し目買いを目指す。もうしばらくはドル円上昇を考えていたい。米国では、イエレンがソフトランディング成功談話を出すなど、かなり政治的な動きが強い。大統領選の年であることは十分に意識しておきたい。今年の相場は、かなり難しくなることは間違いない。今年も頑張って参りましょう。







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