雇用統計で大きく動いた為替だったが、NYの午後の時間ではおとなしくなった。株価もそこそこ戻す気配だったので、ドル円ロングは徐々にクローズして、全部利食い、スクエアとした。来週はちょっと落ち着く可能性もあるので、そこからまたドル買いで始めてみたい。
株価は、金利上昇で相変わらずナスダック(成長株系)が弱いが、さすがに雇用統計がこれだけいいと、ダウにはよい材料となる。来週は、両側の綱引きの相場になるだろう。ただ、この条件では、FRBが債券買い入れを増やす道理はなく、むしろテーパリング方向に動くことは自明である。金利上昇に伴う悪い副作用を除いて金融政策を進めていくという難事が控えている。まだまだ波乱があると思う。
ビットコインは5万ドルを再度試す動きになると思われるが、今回の底堅さは大きかった。そんなに遠くないうちに大きな次の上昇に移る可能性があるだろう。
来週の為替トレードは、スクエアから月曜日の様子を見てからとしたい。