FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



昨日は久しぶりに107円からのドル円ロングに挑戦したら、うまい具合に想定以上の伸びを見せた。テクニカル的にも107円は、日足でのトレンドライン上限だったので、ブレークの可能性はあったが、ここまで伸びるとは予想外だった。為替には「的中」はないが、今回はいい確率に乗れた。ファンダメンタルズからの理由は昨日も書いた通りで特に新材料はないが、パウエルにも当面制御不可能ということは確かだ。今回の金利上昇の背後に、米国の財政への懸念があるとすれば、株価下落に対してこれ以上の金融緩和拡大には危険がある。といって、テーパリングはただちに更なる金利上昇に繋がるのでそれを口にすることはできない。完全にFRBは自縄自縛に陥った感がある。市場は、まだこの金利上昇を軽く見ていて、株は単なる押し目とみる見方が強いようだが、今週はもちろん、来週も危険な状態は続く可能性が高いのではないか。

トレードはドル買い。また、円安気味なので、ドル円ロングが最適な環境だ。今日の雇用統計がどうなるかわからないが、悪ければ株安でドル高、良ければインフレ懸念で金利上昇のドル高で、どっちにコロンでもドル円上昇になりそうな気配である。

ドル高・金利上昇で、定石通りゴールドが下げているが、意外な底堅さを発揮しているのがビットコインである。ビットコインはやりようによっては、金利収入の道もあるので、ゴールドとはそこが違っている。金利上昇局面には、ゴールドよりも有利であることを学んだ。



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