FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

年初はまずはここまでの反動の調整から始まった。ドル買い、円買いというパターンだが、これでドル円は全面的下げに入ったかどうかは微妙な情勢だ。金が意外に高く、ダウゴールドレシオも下落していることから、相場全般がここまでの方向の逆に向いていることは間違いないが、ドル高の流れの中で、ドル円がどんどん下げるには難しい。しばらくの調整下げの後、再度105円オーバー、106円を越えるあたりまでの力は残っていると想定している。まだ110円程度までいく目もあるのではないか。ドル円は短期ロング中心としたい。ただ、クロス円はより弱気にならざるを得ない。基本、戻り売りで対処していきたい。

いずれにせよ、ここからの上昇の余地は、大きくてもドル円で5円。短期で動くべき局面であることは間違いない。多くの相場参加者と同様、99円ぐらいからのロングは多く利食いをしておいた。本当は昨年内に利を確保しておきたかったのだが、税金の年度替わりまで待ったということになる。

今年の相場は、かなり大きく下げて、あと上げるという形になると思われ、為替(ドル円)も株も同様のパターンになることはほぼ間違いないだろう。年末には株価もドル円も今よりも相当に上がっているはずだ。その流れの中で日々間違えないように進めていきたい。

年始めのいろいろな相場記事を見たが、伝説の相場師のひとりである石井久氏(立花証券元社長)の記事(日経3日)が一番頭に残った。要点は、

1 現在の相場上昇は首相健在の限り大丈夫。株も日経2万越えまではがまんして持っていていい。ただ今回は最高値更新相場にはならない。
2 為替は、10年以内に、ドル円が130円、あるいは160円をうかがう。
3 石井氏は個人資産の6割をオーストラリアドル債券で運用している。

などだ。大変に参考になる意見だと思う。私も短期のトレードととともに長期のドル円ポジションを(相場の下落時に)徐々に積み上げる方法で着実に増やしていく計画だ。ドル金利が上がれば、昔のようにドル円のスワップも徐々に増えてくるはずで、再来年からはいよいよスワップ派FXがまた全盛となってくるのではないか。

今年もぜひいろいろと意見交換をして、トレードに役立てていけることを念願しています。





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