FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



注目の9月FOMCは、緩和の縮小なしという結果に終わった。終わってみれば、サマーズ人事が駄目になったあたりで、FRBハト派の路線が勝ったということになるのだろう。為替の動きとしては、緩和縮小なしに対する動きとしては、想定通りのドル安ということになる。ドルストレートでわずかに残してあった自分のドル買いポジはこの時点で全部放棄した。この勢いは強く、もうすこしドルストレート(ユーロドル、豪ドルドル、ポンドドル)でのドル安が続くと思われる。金は1400ドルが焦点だろう。これを超えるとP&Fでも上方ブレークとなり新しい動きとなる。しかしその可能性は弱いと見ている。ダウは昨晩で上方ブレークしたため、さらに大きな上昇があると思う。株高、ドル安というふつうのリスクオン相場が続きそうだ。

逆に、円がらみでの動きは弱かった。クロス円はほとんど動かず、ドル円も下げの程度は弱かった。ダウの急上昇というリスクオンの中では、円高になりようがないからである。ということで、このところ自分では損きりが続いているドル円ロングであったが、98円ローでは買っている。これ以上大きく下げる理由は考えにくい。ユーロドルでのドル安に引っ張られて97円を再度試すことはありうるが、96円以下への動きは想定できない。
 
次回以降のFOMCでの緩和縮小が出るまで、時間が巻き戻されたような相場となるだろうが、基本、リスクオンなので、大局の円安という基本線は変わらないと考えている。

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