FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



さて、こちらがホントの記事であるが、豪ドルの予測を、というコメントを多数いただいたので試しにやってみます。前から書いているように、ドルストレート×ドル円=クロス円なわけなので、ドルストレートの豪ドルを予測すれば、あとはかけ算だけとなりますので、まずドルストレートから。

画像は豪ドルドルの月足チャートだが、ご覧のように、1994から2001にかけて、2001から2009にかけての山が観察される。つまり、対ドルでは7年から8年周期が大きく存在する。とすると現在の2009年からの山は、レフトトランスレーションがあればそろそろ頂上に達してもおかしくはない。ユーロドルなどで予測されているように、2000年頃からのドル安傾向が今後はドル高傾向になると私も考えているので、そうなると、そろそろ豪ドルの山の頂点が終わるという考え方も整合する。

ということで、私としてはせいぜいこの5月の株価の上昇期までが豪ドルの対ドルの頂点で、後は下がって行き、2016年頃にはボトムに達すると考えたい。そのシナリオからすると、次のようになる。

1 本年5月に1.08あたりで、昨年の春とのダブルトップになる。(あるいは現在の値程度の1.03を保つ)。その後ジリ下げ。
2 2014年頃には0.8程度。その後急落。
3 2016年には0.6程度でボトムをつける。

この値に、前に書いたそれぞれの時点のドル円予測をかけ算して、豪ドル円のレートを予測すると

1 本年5月に、93円程度まで上昇(ドル円87円)。その後下降時期もあるが平均的に上昇。
2 2014年には、100円から110円程度(ドル円125円)となる。その後、対ドルの下げが効いて大きく下落。
3 2016年には、80円程度(ドル円130円)となるが、その後円安で再上昇。

となる。つまり、従来のように派手に上下はせず、80円から100円程度のレンジという感じである。



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# 以下、4月1日の記事ですので、それを前提にお読み下さい。(4月2日追補)

インターバンク関係のメーリングリストで知ったのだが、現在、ユーロドル、ポンドルなど主要ドルストレートペアが、ドルを後方に持って来ているのに対し、ドル円は、前に持って来ているが、これが不統一で不便だという声が強く、来年2013年1月から、「ドル円」が「円ドル」に変更されるようだ。
 
たとえば、ドル円80円は、円ドルでは0.0125となる。ちょっとわかりにくいが、このサイトでよく引用するストックチャートなどはもともとこの表記を用いており、ある意味では世界的なスタンダードだと言える。このブログではもっぱら円ドルを用いているが、先取りとなったなぁ、とちょっとうれしい思いもする。

もともと、どちらが前方に来るかはひじょうに慣用的なものらしく、特に合理的な理由はないようだ。ドル円だけでなく、ドルスイス・ドルカナダも同じ方向での変更が予定されているようだが、しばらくは慣れないかもしれない。大きな経済的変動の後の動きだけに、なにか大きな陰謀が隠されているのかもしれないという声も、一部のWebサイトではあるようだ。今後注意していきたい。



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