さて、ここからしばらくドルがやや軟調、そして円安を予測しているのは何回も書いたとおりであるが、商品はきわめて順調なようだ。CRB指数、バルチック海運指数、原油価格いずれも順調であり、安定した上昇が見込める。その中で金は、長期的ドル安懸念から、他にも増して間違いなく買われてくるはずであり、ドル円の上昇に合わせて上昇するだろう。ここは買い増ししていい局面だ。高値警戒からいったん利食いによる急落があると思うが、いろいろな気配から1100ドルを超えるまではそういう雰囲気にはならないだろう。1100ドルが迫ったところで軽く利食いしてポジション調整して、次の大幅上げの段階に備えるという戦略で行きたい。来年の正月過ぎまではドル安基調であると思うので、そこまでは金は買い一貫である。
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