金は中期的買い場

金価格が890ドルあたりで落ち着いてきた。メリマンの予想では、8.5年サイクルのボトムがこの4月か5月に来るとされる。（『フォーキャスト2009』）。

また、若林氏も、そろそろ（サイクルから）買い時だとしている。

（引用）

さて、そろそろゴールドの買いのタイミングが近づいてきた。
今来週で、800ドル台のロウで買えるような気がする。11月には1400ドルとプロジェクトしている。

（引用終わり）

いずれも同じサイクルを観察しているものと思われる。実際、周期的にはそろそろボトムであることは円建てのチャートを見れば明らかだ。
　
先のエントリーに書いたように、ユーロ・ポンド建てなどではさらに金価格の下落があり得るが、円建てやドル建てでは、この後円安・ドル安が進むため、金価格は下げ止まる可能性が高い。現在の調整円高モードで97円くらいをつけた時に、金が安ければいい買い時ではないか。その後ただちに急速な上昇は見込めないが、たぶん、秋ぐらいから上昇サイクルに乗ってくると思われる。

調整モードに入ってきたドル円

ようやくドル円が落ちてきた。100円で揉まれていては手がでなかったが、これならなんとかなりそうである。
　
中期的には上昇は疑いないと考えるが、当面２週間程度は、下げに入る可能性が高い。これからしばらくは、メリマンの重要変化日に突入するからだ。いちおう、4月15日から5月7日となっているのでご注意されたい。
　
97円台を見るのは間違いないと思うが、勢いあまって96円台もありうるだろう。ここはしばらく戻り売りで見て行きたいと思う。
　
ロングを100円近辺で残してしまったが、これは放置して5月以降に収穫してゆきたい。