FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



「坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い」ということわざがあるが、マスコミの反麻生の思想は、まさにこの状態だ。
 
今日の『朝日新聞』の記事(asahi.comにもある)だが、次のようになっている。
 
(引用)
 
車に取り付ける自動料金収受システム(ETC)が飛ぶように売れている。政府が景気対策で打ち出した高速道路料金の大幅値下げの対象がETCの搭載車に限られるからだ。12日から購入に助成金が出る制度が始まったことが拍車をかけた。だが、ETCは店側にとっては収益性の高い商品とはいえず、販売現場では困惑も広がっている。  (中略)

イエローハット豊田大林店の坂口圭・店長代理(33)は「ETC人気には正直困惑している」と漏らす。
 12日以降はタイヤ売り場などからETCコーナーに店員を回して対応しているが、店全体の売り上げは実は落ちているという。坂口さんは「店員をそのままタイヤ売り場に配置して売った方が利益は上がる」と苦しい胸のうちを明かした。

(引用終わり)

麻生内閣の施策として非常に画期的なETCによる高速道路割引への間接的なあてこすり記事であるのは明白だ。イエローハットの店長もまさかこのままの発言をしたのではあるまい。この自動車不況の折、お客で店があふれて「苦しい胸のうち」なんて新聞記者相手に言っている店長がいたらそんな企業も終わっているが、恐らく、お客様を待たせて申し訳ない程度のニュアンスだったのではないか。
 
ETCの普及にも役立ち(渋滞解消による経済効果は大きなものがある)、そして地方の内需振興と、効果の期待できる政策であるのに、この割引自体の紹介記事はまったくなく、お客が来てお店が困っているという記事とは、恐れ入る。心底、『朝日新聞』がイヤになった。長年の読者であるが、そろそろ紙媒体の新聞とは縁切りということになりそうだ。けっして麻生内閣の施策がすべていいというのではないが、これほどの偏向記事を掲載する新聞は正直言って恐ろしい。

有名ブロガーの三橋貴明氏が、テレビの偏向放送に反対するキャンペーンをやっているが、新聞その他にもぜひ必要であろう。




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