こんばんわ。 東京都北区 人事コンサルタント・社会保険労務士 内野光明です。
定額残業時間制とは給与の中に残業手当分として、定額で
残業時間○時間分(例えば30時間分)を予め支払う制度を指します。
予算内で残業手当を支払いたいとする会社側のニーズを汲む
側面を持っています。
この「残業時間、○時間分(例えば30時間分)」は雇用契約書で
しっかりと明記し確認する必要があることは言うまでもありません。
雇用契約書上、残業時間○時間と明記している以上、
定額残業時間制を採用すると社員の皆さんは、時間意識を
もつようになります。
時間意識を持つことはとても良いことです。
一方、社員の皆さんから運用上の指摘も増えてくるところでしょう。
たとえば、「○時間を超えたとき残業手当は出すのかどうか?」等。
定額残業手当制を導入したとき、社員の皆さんからの指摘に
会社側がきちんとこたえられるかどうか、
法的な要件を話すことができるかどうか、
問われるところだと思います。
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workup人事コンサルティング
社会保険労務士 内野 光明
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