折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

久しぶりの寄せ植え

2007年11月29日 23時39分36秒 | 小雪
                   ☆ 全部で五つのポットの寄せ植え
                     (止せ!植え、私の場合は…)

◇ 小春日和の中ではなくて、どんよりと曇り空の下。
  久しぶりに寄せ植えを楽しんで見ました、昨日のこと。
  楽しむ程には材料は乏しく、つまり自分の好みだけの色。
  こうして、いつもの安易な思いつきで、ホホイのホイ…だから挿し歯がネ、ポロッ。。。

          
   □ フリンジタイプのガーデンシクラメン   □ プリムラ・ポリサンサ・ジュリアン

◇ ガーデン・シクラメンの大小二種類は、ほとんど値段の違いだけ。
  ビオラの濃淡二種類、濃い紫は久住産のりっぱな苗で、淡いのはロミオとジュリエット。
  それにプリムラ・ジュリアンの縁取りが、愛らしかったので添えてみました。
  まだまだクリスマス前なのに、この平鉢はもう春の装い。

          

◇ 二十四節気「小雪」も過ぎ、行く秋を惜しむかのように、紅葉に黄葉に、散り初めて。
  葉をすべて落としては、春の新芽の充実に全エネルギーを注ぐ落葉樹。
  これから春の盛りまで、庭のワンスポットを明るく照らしてくれる、貴重なビオラ。

     

          

              
              □ 今シーズン、ビオラのハンギングはたった四つ。
                一桁違いますが、これでいいんです。。。

◇ そろそろ、今年の薔薇の花も終わりに近づいてきました。
  私が東京へ行っていた頃が、うちではおそらく秋薔薇の盛りだったでしょうか。
  来年に向けて、薔薇の配置を考えるのを楽しめるようになってきました。

     
           □ ヘリテージ (Heritage ER)

          
                   □ クリスマスローズ?
                     (だって、クリスマスまで軽く咲きますよ)

              
               (una poesia di oggi)

                   Stille Nacht! Heilige Nacht!

                   Stille Nacht! Heilige Nacht!
                   Alles schläft; einsam wacht
                   Nur das traute hoch heilige Paar.
                   Holder Knabe im lockigen Haar,
                   Schlaf in himmlischer Ruh!
                   Schlaf in himmlischer Ruh!

                   ☆ 買い物と気は早い私です。
                     今夜、車でちょっと出かけたら
                     ちょうど、キャスリーン・バトルのソプラノで「聖夜」
                     ドイツ語の歌詞が、私には一番心地よいのです


               
         □ きっと最後のジュード・ジ・オブスキュア (Jude the Obscure ER)

                  
            □ どこにどう植えるか、思案中の薔薇たち (その1) 

          
            □ 同じく(その2)…半分以上、オールドローズです。



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うっかり「鉢」兵衛

2007年11月25日 08時27分25秒 | 小雪
               □ イングリッシュローズの大苗二つ到着ぅ!

◇ 今は昔、日帰りバス旅行から帰ってきましたら、
  玄関にダンボール箱が鎮座ましましておりました。
  この中味は薔薇の大苗、先日まで注文したことすら、
  うっかり、すっかり、忘れていました。

             

◇ そんなでっかい箱でもないのに、家内には私でも入れるトド小屋に見えたそうな。

             

◇ いったいどれだけ買えば気が済むのか、心配にもなりましょう。
  心配せんで良か、夏と冬の中間みたいな性格~あきっぽいけん
  そのうち治まるか、薔薇だらけになるか、それまでほっトゲ
  でも、もう一つ、大苗が届くはずだから、また叱られて…泣かんぞ

      

◇ 11月も残りわずかになってきますと、秋植え球根が大量に売れ残るみたいです。
  昨日(11月24日)半値になったのをいくつか買って来ました。
  今日、植え付けしましょう。

      
      □ 同系色で寄せ植えするか、花壇で近くに地植えするか…。

      
         □ ついでに、ヒヤシンスの大好きな色、
           大好きなラナンキュラスを、また!買いました。

◇ これは園芸店で2割引でしたが、めずらしいムスカリなので植えてみます。
  午前中、ちょこっとだけ出勤しますので、午後からの趣味の園芸です。

             
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晩秋を探しに~小旅行~(後編)

2007年11月24日 23時50分17秒 | 小雪
                   □ 秋月城址の紅葉 (福岡県)

◇ バスは朝日の中を どこへ走るの♪    (天地真理の「ふたりの日曜日」♪)
  指折り数えて待った ふたりの日曜日♪  (金曜の旗日なのに…それも大勢)

     
      □ 駐車場には故郷、西海岸のバスも(さいひバス)

◇ 子供みたいに車窓の景色が大好きなんです。
  飯塚市の「旧伊藤伝右衛門」をあとに、
  途中鶏小屋で昼食を取って秋月城址に向かいました。
  いくら何でも鶏小屋ではないのですが、
  大広間にテーブルがずらっと二列×3つも並んでるんです。
  みんなが向かい合って食事を取っている、迫力の様子を眺めると、
  失礼ながら、鶏が餌をついばんでるような光景…私もコッコちゃんの一人。
  さて、秋月城址に着きまして歩いたら、人ひとヒト…歩行者天国銀ブラみたい。

     
          □ 小さな川面に紅葉が枝垂れます。

     

     
     □ 初詣状態です。見てのとおり桜の名所でも有名だそうな。

     

    
      □ 読めますか? この案内文。年がわかりますぞよ。

     
  □ 私は「江戸務」単身赴任だったりして(前世があれば、そこに影が…)

    
   □ 急な石段の勾配の途中に、紅梅ならぬ紅葉、これは鮮やか度№1

     
         □ だから、この一帯はこんな具合です。

◇ 秋月城址のことは、勉強不足でさっぱり知りません。
  ただ、江戸時代からこんな中学校がお城だったのかなあと思いましたら、
  なんと優雅なことよ、城址に中学校が創設されたんですね。

     

     

     

     
    □ 私の出身高校は、校内にで~んと川が流れていましたが、
      この中学校は、ででで~んとお城そのもの、すごいです。

◇ 日本史の教科書に出て来るほどのお城ではなさそうですが、
  だからこそ、こうして残ることもある。
  よくある観光目当ての町興しの一面もそれは否めないですが、
  過疎地の方々の生活のことも…。

     

     

     
           □ 楓と山茶花の大木、すばらしいです。

     
             □ 鮮やかに、一枚一枚のもみじ       

◇ そんなことを思いながら、めったに見たことのない
  素晴らしい紅葉に酔いしれてました。

     

     

     
      (una poesia di oggi)

                紅 葉         高野辰之

            秋の夕日に 照る山紅葉
            濃いも薄いも 數ある中に
            松をいろどる 楓や蔦は
            山のふもとの 裾模樣

            溪の流に 散り浮く紅葉
            波にゆられて 離れて寄つて
            赤や黄色の 色さまざまに
            水の上にも 織る錦   ♪


◇ 行き交う人々に、これまで自分とすれ違って行った人達を重ね合わせたり、
  また思い起こしたり…一期一会ばかりではなかったなあ。

     

     

     

          
          □ おみやげもの屋さんで、ご主人を待つワンちゃん。
            ごめんね、おいちゃんは、半径2メートル以内は無理なんよ。
          
◇ それで集合時間を10分間違えていて、呑気人の携帯がブルブル~っ
  おりゃ~っと、誰かさんの掛け声一発
  疾風怒濤の風林火山の150秒
  「いっちょかれるとこやったばい」(「置いて行かれるところでした」の佐世保弁)
  独り言しか言えないくらい息が切れて、「い」と「き」にバラバラになったのに、
  なぜか拍手で迎えられて、マイク片手に歌い出すところでした

     

     
               □ これもオキザリスかなあ?

      

     
             □ 秋の風立つ すすきの道よ♪  

       


◇ ただ思うのは、季節は巡り、来年も必ず秋が来る、そして冬になる。
  そうして一つずつ歳を重ね、賢くもなり、愚かにもなり…。
  プラスマイナスで、やっぱりそれなりに賢者に近づきたいのですが、
  こればかりは、周りが判断してくれることですからね。

     

          

     

     

 
(una poesia di oggi)

     金色のちひさき鳥のかたちして 銀杏ちるなり夕日の岡に     与謝野晶子

◇ 帰りのバスの中でそんなことを思いながら、東の空には当り前のように月が昇り、
  今まで眩しかった小春日和の張本人が、まさに沈んで行くところでした。

     
        □ 柿の木の山に昇る月
          この辺りは、おいしい杷木(はき)の柿として有名

◇ こんな日もある、そして明日がある。
  そんな儚くも確かな気持ちを感じられるのも、
  凡々とでも、生きている証拠かもしれません。

     
        □ 大分自動車道、山田PA (福岡県うきは市?)



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晩秋を探しに~小旅行 (前編)

2007年11月23日 23時50分38秒 | 小雪
                   □ 柳原白蓮(1885-1967 歌人)

              王政はふたたびうつり十八のもみぢちるころ吾は生れし
                            (明治18年10月15日生まれ)

◇ 今日11月23日は、職場の日帰りバス旅行。
  お隣の福岡県へ行ってきました。

     
          □ 大分自動車道、別府湾PA
            はるか海の向こうにうっすらと四国佐田岬半島

     
     □ うっすらと雪を頂いた由布岳(車内が窓に反射しています)

     
    □ 向こうに小さく湯布院の街(車内の反射で見えにくいですね)

◇ 午前中は飯塚市の「旧伊藤伝右衛門邸」
  午後からは、甘木市の秋月城址の紅葉の散策でした。
  今回は、柳原白蓮ゆかりの「旧伊藤伝右衛門邸」です。

     
        □ 邸宅に歩く道すがら…またまた「ヒメツルソバ」

             
                 □ 邸宅の入口

◇ 旧伊藤伝右衛門邸は、筑豊の炭鉱王伊藤伝右衛門の邸宅です。
  敷地面積2,300坪、床面積が300坪の2階建ての木造建築物です。
  和洋折衷の調和の美が、この建物には随所に見られます。
  ここで伊藤伝右衛門と白蓮は約10年暮らしました。
  いずれも生い立ちから破局までが複雑で、
  私みたいな鈍感な男には、理解しがたいお話ばかりなので、
  詳細は省略させて下さい。

     

          

              

                   

          
                       □ 邸宅と庭園

◇ 恋に生きた大正三美人の一人と呼ばれている柳原白蓮(本名子あきこ)は、
  私はあまり知らなかったのですが、絵に描いたような美人には間違いないですね。
  失礼ながら、竹久夢二画伯の美人画よりもはるかに美しく思えますのは、
  私だけでしょうか。

             
  
◇ ちなみに大正三美人は、通常次の三人の女性と言われるそうです。

          九条武子  歌人で才色兼備
          柳原白蓮  歌人で情熱的恋に生きた
          江木欣々  新橋の芸者

             
        □ 厨房(この写真の後、邸内撮影禁止に気づいて…)
     
◇ もう少し勉強していけばよかった…観光地でよく後悔すること。
  「旧伊藤伝右衛門邸」の近くには「白蓮館」といって、
  彼女の生涯や歌人としての彼女を紹介されているギャラリーがあります。
  次に行く機会があれば、是非訪れてみたいと思います。

     

          
                 □ こじんまりとしたパンフレット

◇ 伊藤伝右衛門は、あの明治時代特有の、大陸よりも広い度量を持った男。
  私なんかの正反対の世界、雲の上の人です。

     
            □ 私の好きな言葉の一つ。。。

◇ 駐車場への戻りの道で、薔薇の花を見つけました。

     

      
          □ かなり大輪ですが、品種は不明。


(una poesia di oggi)

     ひるの夢あかつきの夢夜の夢 さめての夢に命細りぬ    柳原白蓮

     

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高校の東京同窓会と旅歩き (その5)

2007年11月22日 23時50分09秒 | 立冬
                □ 北鎌倉円覚寺の境内(ヒメツルソバの大群生)

◇ 鎌倉歩きの続きです。
  鎌倉駅前から鶴岡八幡宮まで小町通りを歩きました。

     
          □ ホントに月曜日は人通りがもう一つです。
            私が肩で風を切り、颯爽と歩いたくらいですから。

                   


◇ 両側にお店が並びます。
  左右の路地に目をやれば、割烹・料亭から、カジュアルな料理店、
  それにごく普通の食堂風のお店まで、様々です。

     

                 □ 小町通り  
                   
                   
                 

               

◇ 私は、歩みは鈍いのですが、買物と食い物探しはパパパッと早いのです。
  すぐに何とかセットにありつきました。
  うどんに、ちりめんをのせたご飯、そして紅葉の天ぷら。
  トドでもお腹はいっぱいになります。
  それ以上に、あっさり味で一瞬関西風かと思いました。
  こういった素朴なお昼がおいしく感じるのも、鎌倉ならではです。

     
      □ あっさり味は、お兄様の健康に一番なのです。

◇ その後、左右をきょろきょろと落ち着き払って歩いていると、
  すぐに鶴岡八幡宮、朱塗りの「三の鳥居」です。

     

◇ 向こうに新装なったパチンコ屋ならぬ「舞殿」が見えてきました。
  屋根の葺が真新しく、とても落ち着いた趣でした。

     

          

◇ そして、石段の向かって左の大銀杏、樹齢千年。
  辿ること約八百年、建久七年(1219年1月27日)の鶴岡八幡宮拝賀の日。
  鎌倉幕府は、ときの征夷大将軍、源実朝に訪れた悲劇。
  大銀杏に隠れていた甥の公暁(兄頼家の子)に暗殺されたと伝わっています。
  絶命したのは、この石段だったのでしょうか。

          

                

◇ 万葉以来の歌詠みでは天下一と、正岡子規に称えられた実朝。
  その和歌のいくつかは、歌碑となって鎌倉の街で見ることが出来ます。
  歌を忘れましたが、たとえば鎌倉文学館の入口あたりにひっそり…。

                
                  □ 源実朝(1192-1219)

◇ 鎌倉の勇猛な武将でありながら、もののあはれに通じている粋な歌人。
  実朝の在りし日の歌を思い浮かべながら、八幡宮の石段を登ります。

          


(una poesia di oggi)

   世の中は常にもかもな渚漕ぐ あまの小舟の網手悲しも    源実朝

   大海の磯もとどろによする波 わけてくだけてさけて散るかも  同

   くれなゐの千入のまふり山の端に 日の入る時の空にぞありける 同

               

◇ そして、鎌倉と言えば、この歌ですね。
  名勝の地がすべて入っているような気がします。

             
       □ 鎌倉駅への帰り道、ポストの前で振り返りました。


(una poesia di oggi)
               鎌 倉            芳賀矢一

     七里ヶ浜の磯伝い 稲村ヶ崎名将の 剣投ぜし古戦場

     極楽寺坂越え行けば 長谷観音の堂近く 露座の大仏おわします

     由比の浜辺を右に見て 雪の下村過行けば 八幡宮の御社

     上がるや石のきざはしの 左に高き大銀杏 問わばや遠き世々の跡

     若宮堂の舞の袖 しずのおだまきくりかえし かえせし人をしのびつつ

     鎌倉宮にもうでては 尽きぬ親王のみうらみに 悲嘆の涙わきぬべし

     歴史は長き七百年 興亡すべてゆめに似て 英雄墓はこけ蒸しぬ

     建長円覚古寺の 山門高き松風に 昔の音やこもるらん

◇ いちみさんざん北条氏   1333年鎌倉幕府が滅びる。
  よく語呂合わせで年代を覚えたものです。
  新田義貞の鎌倉攻め、それがこの年、その古戦場が七里ヶ浜や稲村ケ崎等々。


(una poesia di oggi)

     七里濱 夕日漂ふ波の上に 伊豆の山々果し知らずも     西田幾多郎

◇ なつかしい長谷寺に由比ヶ浜に成就院、紫陽花の美しさに息をのんだ頃…今いずこ。
  今回の旅歩きの最後は、北鎌倉の円覚寺。
  まだ紅葉には早くて、でもあちらこちらに新しい発見が…。

     

     

◇ 山野草の園内に入りました。

               

     


          

                

          

      

          

                   

                              
          

◇ なにもかもぎっしり詰まった三日間。
  その中で、最後の最後にヒメツルソバの群生には感動を通り越してました。
  いつ訪れても思い出の鎌倉。
  それを積み重ねて、様々な思いを馳せて…歴史は人。
  結局、鎌倉ゆかりの人々に思いを致す一日でした。

     

               

          

◇ 明日23日は、福岡県に紅葉を探しに行きます。

          
           □ 燃えるような夕焼けとともに日が暮れて行きました。

                               (2007年11月22日)
 
                   

          

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高校の東京同窓会と旅歩き (その4)

2007年11月20日 22時34分56秒 | 立冬
                  □ 真白き富士の嶺 緑の江の島

◇ もう一週間以上も前のお話になりました。
  これからは、11月12日の月曜日。
  いつもの上京時と変わらずに、鎌倉行きと相成りました。

             

     
          □ 鎌倉・江ノ島フリー切符 (1,970)

◇ 九州にいるのに、なぜかJR東日本の「大人の休日倶楽部」 の会員です。
  JR東日本の鎌倉・江ノ島フリー切符で、ゆったりと短足に合わせました。
  発達している座高では、さすがに歩くことができないのです。
  まあ、それに似たようなものですが、短足も・・・嘆息(フ~ッ)。

             
              □ 江ノ電鎌倉駅前の時計台

◇ いつもは北鎌倉で下車するのが、この日は小さなこだわりがありました。
  七里ヶ浜から富士山を見てみたいなあ・・・。
  鎌倉でJRを降りて、江ノ電に乗り換えました。
  このところ、毎年江ノ電に乗っているような気がします。

     
         □ 江ノ電鎌倉駅ホーム(月曜で空いてます)

◇ 鎌倉、和田塚、由比ヶ浜、長谷、極楽寺、稲村ヶ崎、七里ヶ浜。。。
  すぐに忘れる、ちっとも思い出せない私も、駅名まで憶えてしまいました。
  いつも下車していた長谷駅(鎌倉文学館・長谷寺・成就院・大仏さん)。

     
          □ これはNHKテレビの画面を撮ったもの

◇ この日は知らん振りでバイバイ。
  午後から曇り予報で、午前中の方が富士山も眺めやすいと思ったからです。

     

     
              □ 七里ヶ浜駅で下車

◇ 駅から浜への道すがら…。

     
        □ さすが、湘南を走るバスからして違います。 

     
        □ 川辺の石垣には「ヒメツルソバ」の群生。    

     
              □ トンビがピーヒョロー♪

◇ ほら、写真のように望みが叶いまして、こんなことを思い知りました。

     

      のぞみは、何も東京・博多間を疾走するだけのものじゃないと・・・。

     
            □ 真ん中が雪を頂いた富士山です。


◇ 小春日和の湘南の風に吹かれて、サーフィンに興じる若者を眺めながら、
  雲に隠れたり、雲を払いのけたりする富士山にじっと見入っていました。

     

  オレがサーフィンしたら、トドのつまりか、トドのつもりか、波乗りか・・・。

     

◇ ただ、憧れの景勝地に足を入れた喜びとは、まったくかけ離れた、
  こんな歌で心の中が溢れそうになりました。

                   
                           □ 富士山の雪の頂 (NHKTVより)
                             鎌倉高校前辺りからの望遠でしょう。


(una poesia di oggi)

           真白き富士の嶺
                                三角錫子 (1872-1921)
       真白き富士の嶺 緑の江の島
       仰ぎ見るも 今は涙
       帰らぬ十二の 雄々しきみたまに
       捧げまつる 胸と心

       ボートは沈みぬ 千尋の海原
       風も浪も 小さき腕に
       力もつきては 呼ぶ名は父母
       恨は深し 七里が浜辺

       み雪は咽びぬ 風さえ騒ぎて
       月も星も 影をひそめ
       みたまよいずこに 迷いておわすか
       帰れ早く 母の胸に

       みそらにかがやく 朝日のみ光
       暗にしずむ 親の心
       黄金も宝も 何しに集めん
       神よ早く 我も召せよ

  1910年1月23日、逗子開成中学のボートが転覆、生徒12名全員が死亡 
   傷ましい遭難事故に鎌倉女学園の教師、三角錫子さんが詩を捧げました 
     七里ヶ浜に散った、若き御魂に寄せる鎮魂歌として歌い継がれています  

                   
                           ☆ ヘリテージ (Heritage ER)

◇ ところで私が初めて富士山を見たのは、学生時代のとき、甲府の街からでした。
  その少し前に歩いた、霧が峰高原からも見えたのかもしれないのですが、
  はっきり記憶しているのは、十八歳の時の「裏富士」と呼ばれていた富士。
  当時、天気が下り坂で、うっすらと、でもでっかく霞んで・・・鮮明な記憶。

          

◇ そして、生まれて初めて、東京に向かったのです(1971年10月)。
  高尾、八王子、日野、立川、三鷹・・・新宿。。。
  つまり私は、中央線から山手線内に入いりました。  
  九州の人はたいてい羽田空港か、横浜、品川、東京の経路で入るんですけが・・・。
  高校時代の友達が、文京区根津(地下鉄千代田線)にいました。
  根津で寝たのは、私が最初かも・・・。
  みんなが起きて、おすましている街、根津

               
                     □ 江ノ島、湘南にはヨットが似合います。

◇ こうして富士山を飽かず眺めていますと、様々なことが思い出されました。

  思へば遠く来たもんだ ・・・これは中原中也の「頑是ない歌」
  思えば遠くに来たもんだ・・・これは海援隊の歌♪でしたっけね。
  
  足跡を残した場所といい、年月といい、幾山河越えて来たんでしょう。。。

          
                   □ 稲村ケ崎方面

◇ 同窓会で、僕は除夜の鐘まで生きるから酔って、宣言しました。
  まあ、これは酒の勢い、相馬の野馬追い!
  笈の小文(おいのこぶみ)は、松尾芭蕉!有楽町で逢いましょう♪
  みんな達者で長生きし魔性。

    止めど流る 清か水よ 消せど燃ゆる 魔性の火よ
    あんなに好きな女性に 出会う夏は二度とない ♪

  誰か、止めて下さいな!
  いつの間にか、マイクを握ってます

          
           □ 鎌倉行きの江ノ電が、七里ヶ浜駅を発車したところ。

                   
                    ☆ ジュード・ジ・オブスキュア(Jude the Obscure ER)

◇ 立ち去りがたい七里ヶ浜を後にして、江ノ電で鎌倉に戻りました。
  お腹も出てきた、ではなくて、空いてきたんです。
  三度の食事だけは、もう絶対に忘れません。

          

◇ これは今日20日の、ほんの数時間前のこと…。

                   
                      □ 「ずんだんきんつば」が夕食後のデザート!?
                         盛岡の枝豆あんのきんつばです。

                   
                      ☆ けさのスカボロフェア (Scarborough Fair ER)  


 
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高校の東京同窓会と旅歩き (その3)

2007年11月18日 22時43分01秒 | 立冬
                           □ 上野の森
 
◇ 葛飾柴又を後に、京成上野へ向かいました。
  不忍池から無縁坂や湯島の天神様を歩こう、そう思いましたが、また気が変わって…。
     ☆ 今日もわたしんちの庭の花の写真とともに…☆印

     
                □ 上野不忍池

                   
               ☆ スカボロフェア(Scarborough Fair ER)
                 この秋、一番きれいに咲きました(2007/11/18)。

◇ 少し左足首が痛くなったせいもあるんですが、上野の森を抜けてそのまま
  JR上野駅に行くことにしました。
  国立西洋美術館に行ってもいいなあと思ったものですから。

     
         □ この並木道を抜けると右が国立西洋美術館

◇ まだ紅葉には早い季節ですが、そこで思いがけないものに遭遇(?)しました。
  向かって右は東京文化会館です。
  その道の反対側…正岡子規記念球場、去年その名になったそうです。

     
         □ 少年野球場のような小さめの球場です。

◇ 正岡子規の幼名が「升」(のぼる)でしたので「野球(の・ぼーる)」という号。
  そうやって、短歌や俳句を投稿していたそうです。
  それに直球とか打者、走者などは、子規の翻訳らしいです。
  野球が大好きだった子規。
  この松山出身の偉大な俳人の力もあってでしょうか。
  愛媛県の松山商業は、夏の高校野球の全国制覇6回の名門です。
  四国代表が結構強力な年が多いのも、こんな歴史あってのことかもしれませんね。

             
                  □ 子規の句碑
                    ここで若いカップルに私を撮ってもらいました。
                    私には宝物のような写真。

 
 (una poesia di oggi)

          春風や まりを投げたき 草の原     子規
                                                 

                   
                   
                 ☆ フラウ・カール・ドゥルシュキ (Frau Karl Druschki HP/CL)
                              (2007/11/17)

◇ 来年新春から始まるNHKの大河ドラマ「坂の上の雲」(司馬遼太郎原作)は、
  松山出身の三人の男たちを描いた明治の群像です。
  大河ドラマはめったに見ませんが、来年は別…。
  そのうちの一人が正岡子規…楽しみにしているのです。

             

                   
                     ☆ サフラン (アヤメ科サフラン属)(2007/11/17)
  
◇ この頃からだんだん足や腰がだるくなって、とうとう国立西洋美術館もパス。
  歩き過ぎて、またいつか行くからいいさ…。

     
          □ 東京文化会館の北が国立西洋美術館

     
              □ 国立西洋美術館の建物

     

          

               
                         □ 中庭のオブジェ。。。

                   
                      ☆ シャルロット (Charlotte ER) (2007/11/17)

◇ この後、日本橋三越にしようかと迷ったのですが、新宿伊勢丹に向かいました。
  私はデパ地下大好き(摘み食いはあまり好きじゃないですけど)、それに
  5階あたりの生活用品(陶器・磁器・ガラス器とかテーブルセット等)、
  買えなくてもいいものを見て歩くのが好きなんです。
  あとは、少しだけお土産のお菓子類を買いました。

     
                 □ 伊勢丹デパート

          

                   
                 ☆ ミニチュアバラの「シュークリーム」のような気がします。
                              (2007/11/18)

◇ 軽い夕食の後、早いうちにホテルに戻りました。
  脚がパンパラパーンとなっていました。
  夜のうちに寒冷前線の南下なのか、大きな落雷の音が二度しました。
  翌日は鎌倉です。

               
   □ ずっと、伊勢丹の入口のクリツマスツリーを思い出していました。

                   
                     ☆ ヘリテージ (Heritage ER)

                        泣き濡れて秋の女よ
                        わが幻のなかに来る
                        泣き濡れた秋の女を
                        時雨だとわたしは思う ♪ (佐藤春夫・大中恩)

◇ 昨日(17日)、今日(18日)と、車の中では、すでにクリスマスです。

     
  □ キャサリーン・バトルのソプラノで「クリスマス・セレブレーション」
    もう20年聴いていることになります(1987.11.28発売)。

                   
                ☆ ジュビリー・セレブレイション (Jubilee Celebration ER)
                              (2007/11/18)

◇ このクリスマスソング(このCDの2曲目)も大好きです。


(una poesia di oggi)

            O Holy Night   

     O holy night! the stars are brightly shining,
     It is the night of the dear Saviour's birth.
     Long lay the world in shin and error pining,
     Till He appeared and the soul felt its worth.
     A thrill of hope, the weary world rejoices,
     For yonder breaks a new and glorious morn.
     Fall on your knees! Oh, hear the angel voices!
     O night divine! O night when Christ was born!

          聖夜(クリスマス聖夜)

       ああ 聖なる夜
       星は明るく輝く、
       いとおしき救い主生まれたまいし夜。
       主の現れたもうまで
       世は長らく罪のうちに横たわり、
       霊は主の真価を感じとりぬ。
       希望に打ち震いて疲れし世は喜び、
       ここに新しく輝かしき朝ひらけぬ。
       ひざまずけ!
       ああ 聴け天使の声を!
       ああ 神聖な夜!
       ああ キリスト生まれたまいし夜!   

               
                  ☆ ここだけ雪が舞い降りたような、原種のシクラメン
                              (2007/11/18)

◇ そして、私のアホさ加減に呆れたこと。
  ロココ(Rokoko S)で打ち止めと思っていたのに、また3鉢買い増したんです。
  二番目、三番目はオールドローズです。
  あと、イングリッシュローズを3鉢注文しているのを、コロッと忘れてました。
  こうなれば、なるようにしかなりません。

     ☆ ホワイト・クリスマス(White Christmas HT)
     ☆ ソレイユ・ドール(Soleil d'Or' HFt)
     ☆ カーディナル・ドゥ・リシュリュー(Cardinal de Richelieu G)

     
☆ パカラは新聞読んでるほうがいいみたい


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高校の東京同窓会と旅歩き (その2)

2007年11月16日 23時50分37秒 | 立冬
           □ 葛飾柴又の帝釈天から寅さん記念館への途中「山本亭」

◇ 翌日11月11日(日)、早起きして信州は松本に行くつもりでした。
  ・・・が、二日酔いのアカッズキンか、ウリ科はカボチャ属のお野菜ズッキーニ状態で
  早朝目覚ましより前に目は覚ましたものの、簡単にはベッドを離れられませんでした。

     
 □ サフラン(Crocus sativus アヤメ科・サフラン属) これはうちの庭。

◇ 結局自分が田舎者であることに気がついて、そんなら東京見物をしなきゃあ。
  でもこの雨じゃ、府中の東京競馬場に行くわけいかないし。
  まだ行った事もないし…。
  『藝術の秋』と書いたら歳がバレるので、単純に『芸術の秋』ですね。
  それなら上野の国立博物館か国立西洋美術館に行こうと、池袋から山手線に乗車。

     
                  □ 山手線 日暮里駅

◇ そやけど、駒込辺りで気が変わって、柴又の帝釈天にまず行こかぁと思いついて、
  日暮里で京成線に乗り換え、そいで高砂でまた金町行きに乗り換えて一駅で柴又。

     
                  □ 柴又駅前

◇ なつかしの寅さんの故郷、葛飾柴又、日曜日で大勢の人で賑わっていました。
  駅前でパチリ、帝釈天への参道の入口でもパチリ、風景だけでなく、
  下町に溶けこまない田舎者の写真も、ちゃっかりと素人衆(!?)に
  撮ってもらいました。
          
     
            □ 柴又駅前の寅さんのブロンズ像

     
                 □ 帝釈天参道

     
          □ 参道の向って右側、常夜灯の側の記念碑

                私生まれも育ちも
                葛飾柴又です
                帝釈天で産湯をつかい
                姓は車 名は寅次郎
                人呼んで
                フーテンの寅と発します


◇ 朝寝坊でしたので、お腹が空きました。
  これは論理的じゃありません。
  朝の食事を抜いたので、正午前にお腹が空きました。
  これが正常な田舎者の言い草でした。
  寅さんの映画のワンシーンにちょいちょい出てくる、
  大和屋さんで天丼をいただくことに…。

     
        □ 店先から、今歩いてきた参道を見ています。

◇ おいしいですよ、巨大な海老天に白身魚の天ぷらの丼です(並998円)。
  ややタイムスリップしたような風情がいとをかし・・・なのです。
  当然寅さん映画のロケの際の微笑ましい裏話が、いろいろ残っているそうです。
  おかみさんに、お店の前でも撮っていただきました。
 
     
   
     
               □ 山田洋二監督の色紙

◇ 帝釈天までは、私の短足でもすぐ目と鼻の先です。
  寅さん映画の全48作すべてを楽しんだ者として、
  映画の舞台独特の「風」を感じながら、
  いつしか雨が止んでいるのに気がつきました。
  前日に東京駅の八重洲口で買った雨傘、
  忘れてなるものかといつも気にして歩きました。

     
             □ 参道の突き当り、柴又帝釈天

◇ 柴又帝釈天は日曜日の大安と七五三のお参りが重なって、ずいぶんの賑わい。
  映画の御前様(笠智衆)や源公(佐藤蛾次郎)が出てきそうな錯覚さえ覚えます。

     

             
             □ 柴又帝釈天の二天門
     
◇ こちらもお参りだけにして、すぐにその場を離れました。
  何だか記念写真の邪魔になりそうに感じましたので・・・。

     
   □ 始終御縁がありますように、四十五円(母の教えだったか…)。

     
  □ 神棚じゃあるまいし、「二礼二拍手」する年配の女性がいましたよ。

◇ そのあと『寅さん記念館』を訪ね、しばし『男はつらいよ』の世界に浸りました。

     
       □ 途中、「山本亭」の庭園を抜けて行きます。

     

               

     
           □ 菊の花、花、花、が見事でした。

◇ ここからが「寅さん記念館」です。

     
 □ 「寅さん記念館」の周りの晩秋の色、中央に枝垂れているのは、萩の花。

     
             □ 「寅さん記念館」の入口

     

     

     

     

     
   □ 向って右上のポスター、全48作中一番好きな第15作「寅次郎相合傘」

     
 □ 寅さんの履歴書、通信簿、ウィーンからの手紙(トイレットペーパー)…。

     
     □ ある日の寅さんのカバンの中身のシングル・レコード
       瀬戸の花嫁、17才、霧の摩周湖、ブルーライト・ヨコハマ…。
       誰の持ち歌か、わかりますか?


◇ この映画のシリーズでは、女優浅丘ルリ子さんをマドンナ(リリー)に迎えた、
  第15作「寅次郎相合傘」や第25作「寅次郎ハイビスカスの花」が大好きです。

     

     
    □ 「寅次郎相合傘」メロン一切れくらいで大げんかになります。
      そのあと、リリー(浅丘ルリ子さん)の名セリフが続きます。

                   

◇ この界隈で最後の散歩道は、江戸川の土手と「矢切の渡し」です。
  珍しい子どものラグビーの練習を見たりしながら、渡し舟の乗り場まで歩きました。

     

                    

     

 
  (una poesia di oggi)
       
                  矢切りの渡し

            連れて逃げてよ 付いておいでよ
            夕暮れの雨が降る 矢切りの渡し          
            親のこころに そむいてまでも
            恋に生きたい 二人です 

◇ さすがに一人では乗れないなあと、写真だけ撮って帝釈天の参道に引き返しました。

     
        □ アッパラパーがグーッとこらえた「草だんご」
 
◇ 東京の下町の情緒ゆかしいそぞろ歩き。
  私にとっての「心の旅」って、たとえばそんなものです。
  午後の1時頃には日が射したりして、次の街歩き「上野」に向かいました。

     
             □ 京成金町線(これは金町行)

     

                                  
            □ もうすぐ冬。
              でも下町の情緒あふれる秋風が心地よかったなぁ(山本亭)。
  
  
  
  




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高校の東京同窓会と旅歩き (その1)

2007年11月14日 00時31分32秒 | 立冬
                □ 別府湾に朝日が昇ります(11月10日6時47分頃)。 

◇ 11月10日(土)、街に待ったのは、昔のデートの待ちぼうけ!?
  私は24歳のときに、3時間もずっと、ボケーーッと待ってたことがあります…。
  そんなことはどうでもよくて、待ちに待った東京行きでした。
  これから、東京での3日間を小出しにしていきます。
  よろしければ、今朝咲いていた花といっしょにお読み下さいませ。

     
        □ アブラハム・ダービー(Abraham Darby ER)

◇ 大分空港が大分駅前からリムジンバスで1時間かかるような
  国東半島(くにさきはんとう)にあります。
  大分市と大分空港をより短時間で結ぶホーバークラフトもありますが、
  ○○歳なのに千歳⇒繊細な私のこと、アルコールと高速艇と美人には酔うのです。
  朝の5時過ぎにたたき起こされまして、そりゃそうです、バスは6時15分。
  でも、こんな早くてもバスの中で寝るなんてありえません。
  私は景色を楽しむのが、牡丹餅、鶯餅、大福餅と同様に、とっても好きなんです。

     
          □ 別府湾の一番奥、湯の街「別府」

◇ 午前8時の出発のANA便、ですから離陸は8時10分くらいでした。
  こんないい天気なのに、機長の英語のアナウンスを聞いてますと(!?)
  どうも羽田空港の天候は雨、気温13度…。
  えっ?大分は快晴でしたし、四国上空も良い天気。
  懐かしい町が眼下(10,700m上空)に見えます。
  しばらくは、空の旅を…。

     
       □ 愛媛県松山市 (今でも一番住んでみたいところ)

     
        □ 愛媛県新居浜市 (家内と子供たちの故郷)

     
    □ 香川県詫間町と荘内半島の紫雲出山(白い雲の手前辺り)
           ここにも、浦島伝説があります。

     
       □ 香川県坂出市(手前)に、うっすらと瀬戸大橋

     
  □ 香川県高松市 (中央の濃く尖った半島が源平の古戦場の屋島)

     
     □ 瀬戸内海に浮かぶ小豆島 (子犬の形に似ています)

     
    □ 明石海峡大橋 (手前が淡路島、向こうは兵庫県明石市)

    
               □ 神戸市と大阪湾

◇ ところがどっこい、大阪堺市上空あたりから雲行きがあやしくなって、
  奈良県上空は、ほとんどのろしのような(!?)雲だらけ。
  おそらく橿原市から三重県の津市方面に飛んでったはずなんですが・・・。
  あとは東京まで厚い雲。
  高度を下げて、千葉県の木更津上空と思われる辺りでは、機体は結構大揺れ。
  でも羽田空港に着陸したのは、定刻の9時30分、冷たい秋雨の中でした。

     
                 □ 大阪市と淀川

     
      □ 奈良県天理市、大和郡山市辺りと思われますが…。

◇ さっそく向かったのは、両国の大江戸博物館。

     
         □ こりゃあ、いったい何じゃらホイ!?の縁起物

◇ わが心の師の一人、夏目漱石先生の特別展が開催されていたからです。
  さすがに漱石にまつわる、実に様々な展示物に目を惹かれました。
  1時間しか時間がありませんでしたが、心置きなく堪能できました。

             

     
                □ 特別展のチラシです。

◇ 館内は撮影禁止でしたので、何も画像はありませんが、お土産は猫。

     
  □ 向って左はマグネット、真ん中はピーナッツのお菓子、右は絵葉書

     
               □ こんなお菓子です。

    
     □ 吾輩は猫である。

    
                            □ 名前はまだない。   

    
          □ どこで生まれたか、とんと見当がつかぬ。

    
        □ 吾輩も猫である。一応、パカラ(Paccarat)も…。


◇ あとは、メインの高校の同期会。
  これが13時の開始で、3次会までお付き合いをさせていただいたのですが、
  ホテルについたのが23時でした。
  高校卒業以来という人もいたりして、卒業写真と見比べてお互いびっくり。

     
   □ 一人ひとりがいただいて、手にした「ピンバッジ」 ありがとう♪
                               (2007.11.14 追記)

◇ 当時は12組までありまして、生徒数も多かったものですから、なかなか・・・。
  私は1年11組、2年9組、3年12組と後方車両でしたので、前方車両の連中は
  あまり知らなくて、特に女子生徒は、真面目一筋でしたからね。

     
              □ ヘリテージ(Heritage ER)

◇ とにかく再会を喜び、飲んで食べてスピーチして、笑って騒いで、同い年というのは
  ただそれだけで掛け値なしにいいもんです。
  3次会のカラオケも20人くらい集まりましたか・・・。
  もうなつかしのメロディー、特にフォークとかあの辺りの曲が多かったのです。
  私は本をパッと広げたところで、サボテンの花、愛燦燦、チェリーを歌いました。

     いつかまたこの場所で君とめぐりあいたい♪

  気分よく歌いました。
  みんな、それぞれにすごい乗りでした。

     
            □ シャルロット(Charlotte ER)

◇ 目をつぶると10秒で寝るのは重病人で、私は5秒もあれば寝ます(ご病人)。
  土曜日の夜の池袋のホテルでは、目をつぶると、様々なことが
  浮かんでは消え、消えては浮かび・・・。
  高校時代のこと、これまでのこと、土曜日のみんなのこと・・・いろいろ思い出して。
  知らん間にコトッ、グースカ。。。

     
      □ フローランス・ドゥラートル (Florence Delattre S)
   

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ここからの記事は、大分でのお話。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

◇ 東京から帰って一夜明けた13日(火)のアフター5は、気の合った人たちとの懇親会。
  「2次回」はおいしいコーヒーを…私はウィンナコーヒー。
  色気も食い気も旺盛なお姉さん?お穣さん?達は、ワッフルも…おいしそうでした。

     
               □ ウィンナコーヒー (私の)
         (ソーセージも入れてだって! フランクフルトじゃないのに…)

          
                □ ブルーベリーのワッフルにブレンド・コーヒー
             
               
                      □ バナナのワッフルにアメリカン・コーヒー


            
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立冬の薔薇

2007年11月08日 23時54分15秒 | 立冬
       □ 雨が上がって、新しい花が開き出した「ヘリテージ」(Heritage ER)

◇ 今日11月8日は、二十四節気の「立冬」
  暦の上では冬の始まり、じゃあ、暦の下ではどうなんでしょう?
  昨日7日は、透き通るような秋の空、九重連山に沈んでゆく夕陽の色も、
  その後の夕焼け空も、とてもきれいでした。
  今日は結構雲が多く、あまり晴れているという感じじゃなかったような。
  気温も20度まで上がらなかったかもしれません。

     

     

     

     
      □ ここまでは、雨が上がった後の開花のヘリテージ。

     
    □ こちらは、雨の中を開花して、ちょっぴり傷んだヘリテージ。

◇ さて、庭の薔薇は、このヘリテージとスカボロフェア(Scarborough Fair ER)の協演。
  ピンクのイングリッシュローズで、立冬の朝が始まりました。
  色彩の柔らかさでは、タイプはそれぞれ違っても、甲乙付けがたいですね。

     

     

     

     
      □ 無限にやわらかい優しさを持ち合わせたような薔薇
        スカボロフェア(Scarborough Fair ER)

◇ 同じピンクでも、門扉のマンデビラ(Mandevilla キョウチクトウ科・マンデビラ属)。

             

◇ これは夏の花とばかり思とったですバイ。
  有馬記念や紅白歌合戦まで咲くつもりのごたるです。
  クリスマスや大晦日と言いたかったんですが…。
  立冬→栗東→関西馬
    →ウォッカ(牝馬のダービー馬)・メイショウサムソン(春・秋天皇賞連覇)
  どうしても、好きな方に行くものですから…。
  日曜日はGⅠ「エリザベス女王杯」(京都・芝2200m・牝馬)、♀馬の今年の№1は?

             

◇ 夕べ、初めてアマリリスを植えてみました。
  こんな時期にどうしてと思いましたが、なぜか2か月もしたら咲くそうです。
  ジャガイモみたいなでっかい球根。
  それが名前は「アフロディーテ」(Aphrodītē)ギリシア神話の愛と美の女神。
  どんな花が咲きますやら…何せ初めてなことで、防寒に失敗するかもしれません。

     
      □ ジュード・ジ・オブスキュア(Jude the Obscure ER)
        雨に濡れたら、これ以上開花しません。
  
◇ 植えながら、いつも歌っているのですが、ふと気がついたら~京都から博多まで~♪
  阿久悠さんの作品で藤圭子さん(宇多田ヒカルのお母さん)の歌でした。
  学生時代に京都から博多まで、寝台特急に乗ったことを思い出していました。

               

  
    (una poesia di oggi)

            京都から博多まで       

          肩につめたい 小雨が重い
          思いきれない 未練が重い
          鐘が鳴る鳴る 憐れむように
          馬鹿な女と 云うように
          京都から博多まで あなたを追って
          西へ流れて 行く女

     

     

    □ ピンク系統とブルー系統の花の咲く種をまきました。
      そろそろピンセットの出番です。

◇ 博多まで行ったついでに(?)、北島三郎さんの「博多の女」を歌ったり、
  確か「みんなのうた」…あの頃のとても美しい歌。
  それからは、長いこと「長崎の女」をずっと歌ってました。
  いつも昼に夜に庭で辺りに聴こえていないリサイタルです。

          
         □ フラウ・カール・ドゥルシュキ (Frau Karl Druschki HP/CL)

  
    (una poesia di oggi)

             博多人形に寄せて

          博多人形の 優しさを 飾る窓
          中州 那珂川 川端あたり
          街に灯りの ともるころ
          よみがえる よみがえる 遠い日の歌

          博多人形の 花ごよみ めくる姉
          やがて どんたく 山笠まつり
          はずむ囃子に 亡き母の
          ほほえみを ほほえみを 思い浮かべて

          博多人形の 舞扇 あでやかに
          博多帯しめ 越前しぼり 
          粋な姿に 面影の
          なつかしい なつかしい 幼なじみよ 

             
      □ うちに博多人形はないので、ピアノの上のシンデレラ。
        譜面は「弾けない!」ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」
        レンブラントが光の画家なら、ドビュッシーは光の音の魔術師。

◇ 帰り道のHCで、また買っちゃいました。

     
   □ ロココ (Rokoko AT/CL)
     私の愛読書の一つ、夏目漱石の「こころ」に名前が似てます。

◇ 週末に上京しますので、次の更新は14日くらいになると思います。
  明日9日まではコメントもできますので、どうぞよろしくお願いいたします。

             

     
    □ マザーリーフ (ベンケイソウ科・ブリオフィルム属の多年草)

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