折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

今年のバラの開花は、ソフトピンクの花から ~ バラの一番花 ~

2020年04月29日 20時27分17秒 | 穀雨

◇ 今日も青空が広がってカラッとしてとても好い天気、気候的には一年でも最も過ごしやすい、気持ちのいい季節になりました。

  開花までもうあと少しまで迫っていたソフトピンクのバラの花が、けさになって密やかに、そして爽やかに咲き上がっていました。

  この先は週末にかけて「夏の到来」を感じさせるような暑さになるとの予報、庭のバラも歩みを速めて開花が続くのではないでしょうか。

  バラ栽培を始めてから早や15年目、その頃からのお付き合いの花もあれば、初めて迎える花も…いずれも新しい発見を楽しみに、そっと見つめていようと思います。

 

□ オリビアローズオースチン

(Olivia Rose Austin S 2014 D.Austin England)

 

□ 昨年は4月26日の開花でしたから、それと比べると3日遅いのですが…。

 

□ 今年も4月下旬の開花で、ひと頃と比べたら一番花の時季が早まって来ました。

 

□ 生育旺盛なシュラブですから、すでにベーサルシュートが見え始めています。

 

□ ダーシーバッセル

(Darcy Bussell S 2006 D.Austin England)

次に咲きそうなのが、この真紅のバラでしょうか。

顎が外側に折れ曲がって来ました。

 

□ 蕾がたくさん控えていますので、5月になれば次々に開花するでしょう。

 

□ ガブリエル・オーク

(Gabriel Oak S 2019 D.Austin England)

今年が初咲きで、もちろん花を見たことがないですので、楽しみにしています。

もうすぐ一番花の開花です。

 

□ 庭で早咲きと言えば、この中央のバラもそうです。

蕾が急に色づいて来ました。

 

□ ジャクリーヌデュプレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England

しべがチャーミングな半八重の白バラ、大好きな花がもうすぐ開花です。

 

□ 5月を前にして、至る所でタツナミソウが咲き上がって来ました。

 

□ タイムもみずみずしい緑色が映えます。

 

□ モニーク・ダーヴ

(Monique Darve S 2009 Guillot France)

そうそう、先日何年振りかで新苗を2つ迎えました。

 

□ ラ・ローズ・ドゥ・モリナール

(La Rose de Molinard S 2008 Delbard France)

活き活きとして、いかにも新苗らしい初々しい姿を見て、

気分がすーっと晴れた気がしました。

 

□ 新苗は株の成長第一を願って、私は蕾をピンチ(摘心)します。

そうして枝数を増やして、株を早く充実させる訳です。

こちらは、モニーク・ダーヴの方です。

 

□ こんな感じ、指でつまんでソフトピンチしました。

夏が行く(夏剪定)までは、蕾を見つけたらピンチします。

開花を楽しむのは、秋の返り咲きの花までお預けです。

 

□ 初春の名残りのヘレボルスが、まだわずかに残っています。

 

□ そのそばでは、スミレの花がそっと咲いていました。

 

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庭で春の花の主役が交代して

2020年04月22日 21時39分55秒 | 穀雨

◇ 週末から週明けにかけて断続的に雨が降って、日曜日は結構肌寒く感じたり、この3日間くらいは南東の風とか北西からの風の強い日が続いています。

  春のこの時季らしい変わりやすい天候だと言えばそうなのですが、こちらでは加えて黄砂でかすむ日があったり、PM2.5に悩まされたり…。

  さて、4月になるといつも庭では早咲きのクレマチスに始まって、そのあと牡丹が咲いて、そしてジャスミンが咲いてと、花の主役交代がこの順番で見られます。

  この春はいつもの年よりも1週間くらいは前倒しになっている感じですが、庭の主役はハゴロモジャスミンの花へと移り…そうして次はバラの花の季節になります。

 

                                                               2020年4月22日

□ ハゴロモジャスミンが一気に咲きあがって来ました。

 

□ 20度を超える暖かさと好天に恵まれて、甘い香りが辺りに漂います。

 

                                                          4月21日

□ 牡丹の花に代わって、春の庭の主役が交代します。

 

                                                               4月19日

□ 白牡丹の花、この春は全部で8つ咲きました。

ちょっと見えているピンクの牡丹の花は、もう散ってしまいました。

 

□ 白い花びらでもかすかに紅が差して、いつものゆかしい姿です。

 

                                                          4月22日

□ ヒメウツギの花もようやく咲き始めました。

 

□ 日に日に開花する白い小花、これから増えて行きそうです。

 

                                                          4月21日

□ 原種系のチューリップのレディジェーンは、今年はあまり咲きませんでした。

 

□ アリウム・トリケトラムの間から、シラー・カンパニュラータが覗いています。

 

□ 今年はこれら2本というか2株のみ、あとはどこに行ったのやら…。

 

□ あちこちで、ラベンダーの花芽が色づいて来ました。

 

□ オリビアローズオースチン

Olivia Rose Austin S 2014 D.Austin England

そしてバラの早咲きの品種では、蕾が膨らんで来ました。

周りの顎が開いたら、一番花の開花も間近となります。 

 

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白牡丹の開花が始まりました。

2020年04月17日 21時58分27秒 | 清明

◇ 白牡丹の花が咲き始めて、前回に引き続き牡丹とハゴロモジャスミンの花の更新となります (変わり映えがしませんが…)。

  今日も5月上旬並みの陽気に誘われて、先日の桃色の牡丹に続き、ほのかに紅の差した白い牡丹が開花して風に揺れています。

  もっとも、お昼前からは南寄りの強い風が音を立てて吹き渡っている感じで、今夜半から明日の朝にかけて天気が荒れそうで心配です。

  先日は北寄りの強風に備えてバラの鉢植えを避難しましたが、今度は逆に南風に備えてと…この時季の悪天候に対するバラへの備えも気を使います。

 

+----+----+----+----+----+    一部、4月18日の画像を追加しました。    +----+----+----+----+----+

 

                                                     2020年4月17日

□ 白牡丹の花が風に揺れる季節になりました。

 

□ 今日は八つある蕾のうち、二つが開花していました。

 

□ 気温も高めの日が続いていますから、これから次々に咲きあがるでしょう。

 

                     (una poesia di oggi)   

白牡丹といふといへども紅ほのか       虚子

 

                                                     4月18日 追記

□ 名残惜しいですが、これからは足早に牡丹の春が過ぎて行くことでしょう。

 

                                                         4月17日

□ ピンクの牡丹の花は、今が満開というところです。

 

 

□ ハゴロモジャスミンは、少しずつ白い小花が広がって来ました。

 

□ この週末から週明けにかけて、真っ白な花と甘い香りが広がることでしょう。

 

□ クレマチス「ダッチェス・オブ・エディンバラ」の花芽が見え始めました。

 

□ 雲南萩ですが、この冬からずっと咲き続けています。

 

□ アイリスの花は、あっさり咲き上がって来ました。

一週間くらい前は、開花の気配は全くなかったのですが…。

 

                                   4月18日 追記

□ キモッコウバラの下でナニワイバラが開花していました。

 

□ 待ち侘びていたバラのシーズンの始まりです。

 

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春らしい花がまた一輪

2020年04月15日 22時03分53秒 | 清明

◇ 先週末の土日は、かなりの強風の上に冷たい雨が降り続き、最高気温は11~12度で2月上旬の頃に逆戻り、本当に寒い週末でした。

  雨の上がった週明け月曜日は一転して空は青く澄み渡り、西の空遠くに見える鶴見岳や由布岳は、この時季にはめずらしく雪化粧でした。

  強風に備えてバラの鉢植えは事前に風下に避難しましたが、地植えのバラはそうもいかず、若干ですが若葉の傷んだ株もありました。

  ここ2日間は気温は20度くらいまで上昇して、庭の草木花もこれからぐっと背伸びをしそうな予感、花の春は加速度を増して行きそうです。

 

□ アイリスが開花しましたが、たぶんいつもの春より早いはずです。

 

□ こちらがけさの様子です。

昨日までは全く気がつかないくらい、その両隣のような緑色の蕾でした。

 

□ 白牡丹の花も今にも開花しそうになっています。

 

□ 明日(16日)には開花していることでしょう。

 

□ 先週末の寒の戻りのせいか、ハゴロモジャスミンの開花は止まっているかのようです。

 

□ また暖かくなりましたので、これから次第に開花することでしょう。

辺り一帯に甘い香りが漂うのも、もうすぐです。

 

□ 満開を過ぎた、アーマンディ系のクレマチス「アップル・ブロッサム」です。

新芽(というか、新蔓)がぐんぐん伸びて、初々しさが頼もしく感じられます。

 

□ もう2~3割の花が散って行きました。

 

□ また来年の春、桜の咲く季節での再会を楽しみにしたいと思います。

 

□ ここ数年で蕾の数がかなり減ってしまいましたが、

モンタナ系のクレマチス「スノーフレーク」の蕾が膨らんで来ました。

 

□ アンブリッジローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

バラも週末の強風にも耐えて、順調に育っています。

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

順調に育っているように見えますが、実は2月に新芽を全部鳥についばまれました。

こんなことは、この15年で初めてでした。

ようやく蕾が見え始める寸前まで来ました。

 

□ こちらも年々花数が少なくなりましたが、

原種系のチューリップ「レディジェーン」が咲き始めています。

 

□ 顎紫陽花の葉が、このところ広がって来ました。

 

□ けさ気がついたのですが、早くも花芽が見え始めました。

 

□ ミニバラはずっと咲き続けて、取りあえず最後の蕾の開花です。

 

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庭の花の春が今年も少しずつ進んで行きます。

2020年04月11日 22時52分55秒 | 清明

◇ このところ、寒気が流れ込んで北寄りの風の冷たい日々が続いていますが、好天に恵まれて春の花が順調に咲き進んでいます。

  しかも暖冬傾向の続いた今年の冬からそのまま春へと移ってきたからか、庭の花の開花が2~3週間は早まっているような気がします。

 

□ 桃色の牡丹の花が早くも咲き始めました。

 

□ その二日前には、蕾が急に膨らんでいました。

 

□ ピンクの花は、今年はこの一輪だけです。

いつもは4月20日辺りの開花ですが、10日くらい早い開花となりました。

 

□ 一方では、白牡丹はまだまだ蕾ですが…

 

□ 蕾が少し膨らんで、数日後には開花を迎えそうです。

 

□ 蕾だけでも何となく圧倒されそうになりますが…

 

□ 先日ほんの一輪だけ開花していた、ハゴロモジャスミンです。

 

□ ぽつりポツリと、数輪だけの花のかたまりが見え始めています。

いつもの春より2週間くらい早い開花です。

 

□ 3月下旬から開花していたクレマチス「アップル・ブロッサム」

この花の春を惜しむかのように、まだまだ咲き続けています。

 

□ コデマリの花が少しずつ広がって来ました。

 

□ ホスタのみずみずしい葉っぱも、ぐんぐん広がって来ました。

 

□ それにしても、どこを撮っても何だか雑然としているのですが…

 

□ アリウム・トリケトラムのそばでは、原種系のチューリップ「レディ・ジェーン」

その愛らしいピンクの花が、ひっそりと咲いています。

 

□ イングリッシュ・ローズの「オリビア・ローズ・オースチン」の蕾は

少しずつ大きくなっているようですが、その向こうでは…

 

□ ラベンダーの花が色づいて来ました。

花の春が進んで行きます。

 

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たった一輪でも、こんなに早く開花するとは

2020年04月06日 21時52分36秒 | 清明

◇ 当地の桜の花も今が満開か、満開をやや過ぎた頃でしょうか、見渡せばあちらこちらの桜色の広がりがそれは見事です。

  不要不急の外出には当たらない外出時に(!?)ふと気がつくと、今年の桜の花を目に留めようとしているような自分がいました。

  ここ数日は北寄りの風がやや冷たいものの、このところの好天続きで、庭の草木花がそれぞれに生き生きと成長している感じです。

  そんな春の暖かな陽気に誘われてか、早くても4月下旬頃から咲き始める香りの花が、たった一輪ですが開花していて、さすがに驚いてしまいました。

 

□ 4月上旬ともなりますと、昼下がりは眩しさが増して来ます。

右手前のバラは、イングリッシュローズの「エグランタイン」です。

向こうのアーチは、満開過ぎのクレマチス「アップル・ブロッサム」です。

 

□ 真っ青な春の空、今日もこんなに好い天気でした。

 

□ 名残惜しいクレマチスの花、これからは散り始めます。

 

□ ガブリエルオーク

(Gabriel Oak S 2019 D.Austin England)

 今年が初咲きですので楽しみに待っていますが、早くも蕾が見え始めました。

 

□ ジュード・ジ・オブスキュア

Jude The Obscure S 1995 D.Austin England)

この頃になるとバラの枝がぐんぐん伸びて来ます。

 

□ このバラの株元に、スミレの花が広がって来ました。

 

□ 愛らしい紫色の花、これも春の庭の彩りです。

 

□ フリージアの花も咲き始めています。

 

□ 昨年暮れから咲き継いでいる水仙の花、この種類の花が最終かもしれません。

 

□ 3年前、孫娘のKちゃん(小学3年生)が遠い中東の国へ渡る前に、

いっしょに植えた記念のコデマリです。

 

□ 今日開花していましたが、これから次々と咲きあがることと思います。

Kちゃんは昨年末に帰国してから、小学校には1か月とちょっとしか登校できていません。

 

□ 次第に色づいて来たハゴロモジャスミンの花芽です。

これまでは開花は早くても4月の末あたりでした。

 

□ それが何となんと! たったの一輪ですが開花です。

この一帯の何輪かは、蕾が淡いピンクですので、もうすぐ咲くのかもしれません。

 

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いつもとは違う、クレマチスの春

2020年04月03日 23時12分08秒 | 春分

◇ 先月の下旬から菜種梅雨のような雨の日が多く、北寄りの風がかなり強い日も多くて、何日か前は春の嵐の様相を呈していました。

  ここ数日はようやく晴れの日が続いて、冷たい風の日もありますが陽光が眩しく、まさに春うららかな日和となっています。

  当地では3月25日の開花宣言のあと、咲き進んだ桜の花もほぼ満開になり、連れて庭の早咲きのクレマチスも咲き揃った感じです。

  ただ全体的には5~6分咲き程度で満開状態になっているみたいで、アーチ全体をクレマチスの淡いピンクの花がびっしり覆う姿は、今年はお預けになりました。

 

□ クレマチス・アーマンディ 「アップルブロッサム

(Clematis armandii 'Apple Blossom')

 

□ 爽やかな淡いピンクの花には、いつものことながら癒されます。

 

□ もう少し蕾が咲き進むかもしれませんが、今年の開花はこのあたりまででしょう。

 

□ 新しい蔓は日に日に伸びて、蔓の数はいつもの年より多い印象です。

 

□ アーマンディのクレマチスは旧枝咲きですから、新しい蔓には来年花をつけるのですが、

中央手前の花のように、いくつかは新枝に花が咲いてたり…。

 

□ 開ききった花(右下のように花びらがしわしわ状態)も見え始めて、

いつもとは違うアップル・ブロッサムの春も行ってしまいます。

 

□ 一方では、ホスタの新芽が上がって来ました。

 

□ 先月末の雨の続くあたりから、新芽が次々に上がって来ました。

クレマチスの花を見届けようとしていたのでしょうか。

 

□ 3月下旬に開花した「アリウム・トリケトラム」も次々に咲いています。

緑と白の対比が爽快感に溢れています。

 

□ オリビア・ローズオースチン

(Olivia Rose Austin S 2014 D.Austin England

新芽が順調に伸びているバラの株も、

それぞれみずみずしい葉を広げているばかりか…

 

□ 早咲き傾向のバラは、このように早くも蕾が見え始めました。

 

□ 先月買い求めたミニバラ、美しい花をずっと咲かせています。

 

□ 実際はもう少し濃い深紅ですが、花びらの姿が絶妙で何だかうれしくなりました。

 

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