折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

雨の日が続きます。 ~ バラの挿し木苗の鉢上げ ~

2020年06月27日 22時12分27秒 | 夏至

◇ 今日の土曜日の午前中は雷雨、午後になって一旦雨は上がって、眩しい日差しの時間帯がありましたが、夜になってまた強い雨が降っています。

  当地の週間予報でもこの先は毎日のように雨予報ですから、これから梅雨の明けるまでは、うっとうしい雨の季節で終始しそうな雰囲気です。

  それでも災害になるような豪雨にならなければいいのですが、いったん降り始めると驚くほどの雨量になったりしますから、状況に応じて細心の注意と対応が必要です。

  そんな訳で庭仕事には不向きの一日でしたが、5月の中旬頃のバラの挿し木で活着したものがありましたので、雨が上がったのを見計らって鉢上げしたりの午後でした。

 

                                                          2020年6月26日

□ バラの二番花もそろそろお仕舞いに近づいてきました。

 

□ オリビア・ローズ・オースチン

(Olivia Rose Austin S 2014 D.Austin England)

残念ながら、雨が降るとどうしても花びらが傷んでしまいます。 

 

                                                          6月24日

□ 咲き始めの頃、まだ花びらの傷みは軽度でした。

 

□ この赤いバラも、コンパクトな二番花が咲き続けています。

 

□ ムンステッド・ウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

 

                                                          6月25日

□ こちらはまた別の赤いバラになります。

 

                                                          6月26日

□ ダーシー・バッセル

(Darcy Bussell S 2006 D. Austin England)

 

                                                          6月27日

□ そのダーシー・バッセルの挿し木(緑枝ざし)ですが、

初々しい芽が出ていて、見るからに活着したのがわかります。

 

□ もちろん、活着の証拠は鉢底から根が見えていることです。

 

□ 鉢からていねいに抜きます。

挿し木を始めてから6週間ほど(約1か月半)です。

今回はかなり根が張っているようです。

 

□ 全部で5本挿したのですが、幸運にもすべての枝で発根・活着していました。

 

□ 赤玉土(中粒)と市販の培養土のブレンド土に植え付けます。

 

□ 直径15cm前後の鉢に植え替えました。

苗の成長に合わせて、鉢増しを繰り返して行くことになります。

 

□ 残りの4本の苗も発根は良好、こんな様子でした。

 

□ 植物活性素(メネデール)の100倍液で、たっぷり水遣りしました。

このまますくすくと育ってくれることを期待しています。

 

+----+----+----+----+----+   6月28日 追記   +----+----+----+----+----+

 

昨夜から夜半にかけて大雨が降り続いていました。

一夜明けて雨はあがり、薄日が差しています。

 

                                                          6月28日

□ 淡いピンクの半八重のバラが、先週辺りからずっと咲き続いています。

昨晩の雨に濡れてぐっしょりです。

 

□ スカボロ・フェア

Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

何年も前に挿し木にチャレンジしたのですが、どうしても活着しませんでした。

二番花が終わったら、再度挿し木に挑戦しようと思っています。

 

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夏至を過ぎて ~ バラの二番花 ~

2020年06月22日 21時38分09秒 | 夏至

◇ 昨日は二十四節気の夏至、その日の夕方に部分日食でしたが、ちょうどその時間帯にはうっかりしていて(鉢植えの水遣り中)、欠けた太陽の陰も見逃してしまいました。

  この頃は夜が明けるのも早く、けさの日の出時刻が5時5分ですから、4時30分頃には外はだんだんと白み出している状態、いったん目覚めたらもう眠れなくなります。

  この時季になりますと、バラの花を初めとして庭に咲いている花がめっきり少なくなってきて、曇りがちな日には、急に増えて来た雑草引きに勤しむことになります。

  また何年か途絶えていた、バラやクレマチスの挿し木を再度始めてまして、来月になったら紫陽花の挿し木も追加してみようと思っているところでした。

 

                                   2020年6月22日

□ ポンポン咲きのバラの二番花が、朝日に輝いていました。

 

□ 梅雨の晴れ間、雨に弱いこのバラにとっては絶好のタイミングでの開花です。

 

                                                          6月21日

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

何とも形容しがたい花の色ですが、オースチン社のカタログには

「内側は黄色に少し茶色が混ざったような心地よいバフイエロー、外側は淡いイエロー」とあります。

 

□ ピンクの半八重のバラも二番花が咲き始めています。

 

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

 

                                                      6月17日

□ 花によって濃淡はありますが、ホッとするような淡いピンクの花です。

 

                                                          6月21日

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

先に開花していたこのバラの二番花も、毎日のように咲いています。

 

□ 顎紫陽花もかなり咲き進んで、もう最終盤です。

 

□ このピンクの淡い花も癒しの色です。

 

                          (una poesia di oggi)

山の木の葉音さやかや夏至の雨     鷲谷七菜子

 

□ ホスタの花も、まだ数は少ないのですが、開花が始まりました。

 

□ ミニアガパンサスの花も、まるですっと立ち上がっているかのようです。

 

                                                          6月22日

□ けさ開花していました。

 

                          (una poesia di oggi)

短夜のあけゆく水の匂かな     久保田万太郎

 

□ バラの挿し木の様子ですが、ちょっとでも活着してくれたらいいのですが…。

 

□ こちらは常緑性のクレマチス、この品種は初めてのチャレンジです。

 

□ パカラ(♂ 13歳)です。

元気な相棒の久しぶりのブログ登場、餌のおねだり中です。

 

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庭のバラの花が少なくなって ~ バラの二番花 ~

2020年06月15日 21時31分05秒 | 芒種

◇ もう1か月くらい前の昼下がり、テレビでゴゴスマ(TBS系列)を見ていましたら、気象情報のコーナーでバックグランド・ミュージックになつかしい音楽が流れていました。

  女性コーラスのホッとするメロディーに伸びやかなストリングがバックで、肩の力も抜けるような癒しの音楽の代表…でも誰が歌って何という曲名だったか思い出せなくて…。

  3週間くらいわからなくて気になっていたのですが、ある日突然!ザ・スリー・ディグリーズ(The Three Degrees)の天使のささやき(When will I see you again)ということが…。

  まだずいぶん若かった頃(誰かさんと出合うずっと前)、1974年のヒット曲とわかってしまえばホッとして、肩の力も更に抜けて、おまけに小さい声でいっしょに歌ったりして。

  さてさて、そうこうしているうちに、6月も早くも半分が過ぎて、庭のバラも紫陽花も花がずいぶん少なくなってきました。

 

                                                      2020年6月12日

□ ダーシー・バッセル

(Darcy Bussell S 2006 D.Austin England)

一番花より少し小さなサイズで二番花が咲き始めました。

 

□ ガブリエル・オーク

(Gabriel Oak S 2019 D.Austin England)

早くも二番花の咲き始めたこのバラは、そろそろお仕舞いです。

 

                                                          6月15日

□ アプリコット・ピンクのこのバラも、中輪サイズの二番花が咲き続けています。

 

                                                      6月12日

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

 

□ このカサブランカはいくつか咲いているのですが、傷みのないのはこの1本です。

 

                                                     6月15日

□ 紫陽花も残り少なくなって来ました。

 

□ オーソドックスな明るいブルーの紫陽花、ホッとします。

 

 ここで、西洋紫陽花の花後の剪定について (以前、何度か剪定を失敗しました)

 

花の咲いている茎の手前に、頂点に花のない、葉っぱだけの茎がいくつか見られます。

この葉っぱだけの茎に、来年花が咲くことになります(旧枝咲き)。

これから7月上旬頃に花後の剪定をすることになりますが、

剪定するのは奥の方の花の咲いている茎(花の2~3節下の充実した脇芽の上)のみ、

手前の花の咲いていない茎は、基本的には放置です。

(それも10~11月頃には葉が落ちてしまって、花芽(新芽)が付いている状態になります)

来年になると今年とは逆に、手前に花が咲いて、奥の方は葉っぱのみの光景になるはずです。

 

□ 清涼感の漂う水色の花、墨田の花火もずいぶん咲き進みました。

 

□ アナベルも雨の滴の重みでかなり「沈んで」咲いていました。

 

□ 雨の季節は、ホスタの花の咲く頃でもあります。

 

□ 少しずつ花芽が上がって来て、もうすぐ開花です。

 

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この季節らしい花が咲き進んで ~ バラの二番花 ~

2020年06月06日 20時00分06秒 | 芒種

◇ 昨日6月5日は、二十四節気の芒種、先日郊外の山間部まで湧き水を汲みに車で走りましたら、あちこちで田んぼに水が張られて、すでに田植えが始まっていました。

  このところ晴れの日が少なくなって、今日も一日雨が今にも降り出しそうなどんよりとした曇り空、今夜の満月、ストロベリー・ムーンも見られそうにありません。

  バラの一番花もほぼ終わって、二番花が見られるようになりましたが、もちろん5月の一番花程の賑わいはないものの、一、二輪の花がしっとりと咲く姿が印象的です。

  今は庭のどこでも紫陽花の花が満開を迎えた頃、今年はこれまでになくどの花をとっても、その花本来のみずみずしい姿を見せてくれています。

 

                                                          2020年6月6日

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

蕾が残り少なくなった房咲きのバラ、梅雨入り前の庭の光景です。

 

□ アメリカ・アジサイのアナベルです。

 

□ 薄緑色の花芽が、日に日に「白く」色づいて来ています。

 

□ カップ咲きの爽やかなアプリコット・ピンクのバラ、二番花です。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

この株は、実は10年くらい前の挿し木苗が成長したものです。

 

□ わかりにくいですが、充実した蕾がたくさん控えています。

二番花が終わったら、せっせと挿し木苗を作るつもりです。

 

□ 一番花は「超」大輪の花でしたが、「普通の」大輪の二番花が咲いています。

 

                                                          6月2日

□ ゴールデン・セレブレーション

(Golden Celebration S 1992 D.Austin England)

その隣のバラも二番花の開花が続いています。

 

                                                           6月3日

□ ティー・クリッパー

(Tea Clipper S 2006 D.Austin England)

そしてこのバラのそばで、迫力の感じられる花が咲き始めました。

 

                                                          6月6日

□ 2輪開花している、アマリリスです。

 

                                                       6月4日

□ 10年以上前に植えたのですが、本当に久しぶりに開花しました。

アマリリスは、夏の季語になっています。

 

                    

                    (una poesia di oggi) 

首曲げて人を待つなりアマリリス     石井 保

 

                                                          6月5日

□ あとはいくつか紫陽花の光景を・・・。

 

 

                                                          6月6日

 

                                                       6月4日

□ この花の水色(画像ではよく映っていませんが・・・)が気に入っています。

 

                                                               6月4日

□ 挿し木苗を植えて15年近くになる株です。

 

 

                    

                    (una poesia di oggi)

あぢさゐの藍をつくして了りけり     安住 敦

 

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