折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

若葉の眩しい季節は

2011年04月29日 00時08分07秒 | 穀雨

 

◇ こちらでは一昨日、昨日とそれぞれ最高気温30度、28度を記録して、4月から一足飛びに7月並みの気温だったとか…季節外れの暑さを感じてしまいました。

  南西の風が九州山地を越えて吹き渡ると大分はフェーン現象で気温が上がりますが、二日間は風向きが南寄りに変わった途端に気温が急上昇しました。

  春たけなわの季節、今は風光る四月から風薫る五月への橋渡しの頃ですから、もうしばらくは夏日や真夏日ではなく、春深しの情緒を味わっていたいものです。

  小さな庭も若葉青葉が日に日に増して、白や青紫色の花が爽やかにこの季節の色を添えてくれますが、それはバラの季節への入口でもあるのです。

 

□ ヒメウツギ  (Deutzia gracilis) ユキノシタ科ウツギ属の落葉低木

 

□ 2年ほど失敗続きでしたが、鉢植えでようやく年を越しました。 

 

  

□ 庭では春の盛りの代表、シラーの花が咲き続けています。

(左) シラー・シベリカ    (右) シラー・カンパニュラータ 

 

  

□ この時季らしく、白い花たちが目にも心地良いものです。

ダッチアイリスの向こうにハナミズキ

 

□ ヒメフウロソウが、ようやく愛らしい顔を覗かせたのは庭の北東側。

 

□ そばにはバラのアーチが…。

わかりにくいですが、ティー・クリッパー(ER)です。

 

 

□ レオナルド・ダ・ヴィンチ

(Leonardo Da Vinci LCl 1994 Meilland France) 

7時頃、ここは東向き、朝日が射しています。

毎朝、ここの若葉が一番眩しく感じられます。

 

□ 蕾はこのくらい、開花はまだまだ先の話です。

 

□ 牡丹の花、開花の続きです。    4月25日

 

□ 最高気温30度を記録した日の夕方、満開。   4月26日

 

 

 

  

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郷愁を感じる花

2011年04月24日 22時53分55秒 | 穀雨

 

◇ 4月最後の日曜日は上空に寒気が流入しているとかですっきりしない一日、夕方にはパラパラと雨が降ったりして寒くも暖かくもない春の日となりました。

  それでも庭の春の花はもう一つ咲き進んで、ほのかにピンクの混じった白い牡丹が開花しましたが、この株は一昨年以来二年ぶりの花となります。

  牡丹はどこか郷愁の感じられるような、懐かしさが風に揺れているような花、折しもBSプレミアムでは懐かしの映画「若者たち」(1967)が放映されています。

  中学の頃好きだった歌「若者たち」 淡々と流れるハーモニーに白い牡丹の残像が重なって、一瞬ダブルで懐かしさに浸る「元」若者たち(の片割れ)でした。

 

□ ボタン (牡丹 Paeonia suffruticosa) ボタン科ボタン属の落葉低木

朝からゆったりと咲き始めました。

 

2011年4月24日 7時48分

 

9時51分

 

14時7分

 

18時12分

□ ほんのり紅がさす花の姿、左手前から夕陽が射していました。

 

□ ボタンのすぐ隣り、純白のシラーが咲いています。

 

□ ダッチアイリス (Iris × hollandica)

アヤメ科アヤメ属の多年草(園芸種)

向こうにクレマチス「アップル・ブロッサム」のアーチが…。

 

□ 現在は、クレマチス「プリンセス・ダイアナ」がアーチへ…。

 

□ 蕾も見えるようになってきました。

 

□ クレマチス・フォステリー系「カートマニー・ジョー」

(Clematis forsteri cartmanii 'Joe')

 

□ クレマチス・フォステリー系「ピクシー」

(Clematis forsteri 'Pixie')

 これら常緑性の二品種は以前枯らしたことがあって、もう一度。

 

□ ゼフィリーヌ・ドルーアン

(Zéphirine Drouhin B 1868 Bizot France)

花の直径が8~9cm程の大輪の一季咲きです。

大輪なので摘蕾しようかどうか、いつも悩みます。

 

 

 

 

  

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花の春、本番へ向かって

2011年04月23日 14時30分36秒 | 穀雨

 

◇ 昨日は夜にかけて南寄りの風が非常に強く、リビングの窓の外のシャッターに風が打ちつけてやかましいくらいの時間帯がありました。

  その後明け方にかけて待望の雨が降ったようですがそれもお湿り程度で、全体の降水量は10mmにも満たなかったのではと思われます。

  それでも雨に濡れた朝の庭の緑はみずみずしく精気に満ち溢れ、やがて来るバラの春の一歩手前まで辿りついたような気がします。

  大方のバラの蕾が色づくまではまだ一週間程度は要すると思われますが、それに先立ちクレマチスが咲き始め、ボタンが開花寸前となりました。

 

□ クレマチス・モンタナ系「エリザベス」

(Clematis montana `Elizabeth')

 

□ わずかに2輪、苦手の旧枝咲きです。

来シーズンは桁違いの花を…

目指せたらいいな…ですけど。

 

□ ボタン (牡丹 Paeonia suffruticosa)

ボタン科ボタン属の落葉低木

開花寸前までこぎつけました。

 

□ オオデマリ (Viburnum plicatum var. plicatum f. plicatum)

スイカズラ科ガマズミ属の落葉広葉低木

一昨年の病気からすっかり立ち直って来たようです。

 

□ キモッコウバラ (Rosa banksiae 'Lutea'  Sp)

 

□ 北側フェンスで次々に開花しています。

左斜め上方に伸びているシュートは…。

 

□ アルバ・セミプレナ 

(Alba Semi-plena A before 16th century)

このオールド・ローズの開花は、5月中旬頃です。

 

□ 少しわかりにくいですが、アーチのバラとクレマチス。

バラは、ウィズレー2008(ER)

クレマチスは、プリンセス・ダイアナ(新枝咲き)

ピンクの濃淡のコラボが、今から楽しみです。

昨年は同じ時季に咲き誇っていました。

 

  

2010年5月30日                                2010年5月26日

□  ウィズレー 2008                        □ クレマチス「プリンセス・ダイアナ」

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)          (Clematis texensis 'Princess Diana')

 

 

 

 

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黄色いバラから始まりました。

2011年04月19日 23時06分59秒 | 清明

 

◇ 今日は西寄りの風がたいへん強く、しかも最高気温14.5度と昨日より一転して8度も低くなって、春が3月と4月を乱高下しているみたいです。

  強風でクレマチスのアップル・ブロッサムは花びらが飛ぶように散って行きましたし、同じくクレマチスのハーモニーの茎がちぎれて飛んだのには驚きました。

  花から茎から何でも飛ぶのですから、飛ぶことが商売の飛行機など少々の風なんてわけなくて、しばらく帰省していた娘が最終便で飛んで行きました。

  蕾の段階で遅れているバラは遅れついでにまだまだ遅れに遅れそうですが、早咲きの代表格キモッコウバラが北側壁面で西日に当たって揺れていました。

   

□ キモッコウバラ (Rosa banksiae 'Lutea' Sp)

 

□ 開花している房以外はすべてここまで…。

 

□ 黄色いマーガレットはこの冬枯れ果てたのですが、

一部がこうして復活しました。この春、初咲きです。

 

□ これはそのリベンジに求めた、ボンザ・マーガレットです。

うちの庭でバラのコンパニオン・プランツとして欠かせません。

 

□ クレマチス・早咲き大輪系「ドクター・ラッペル」 

(Clematis 'Dr. Ruppel')

バラ「ジュビリー・セレブレーション」に寄せ植え

 

□ 誰が決めたか、テキストには「初心者向け」の花

苦手な私相手でも毎年健気に咲いてくれます。

 

※ しばらくコメントのお返事が遅れるかもしれませんが、お許し下さい。

 

 

 

  

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地面すれすれの春は

2011年04月17日 23時55分27秒 | 清明

 

◇ この春はなかなかまとまった雨の記憶がありませんが、もうそろそろ降ってもらわないと水不足の問題が出て来る地域は大変です。

  「くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる」(正岡子規) 一日中間断なく降り続く雨、春の雨はそんな降り方の印象が強いですが…。

  今日は地植えのバラ達にも水遣りを、クレマチスには液肥をプラスして…もちろん他の草花全体にも散水ホースで恵みの如雨露(!?)雨となるように…。

  一昨日からは地面すれすれにシラー・シベリカが愛らしい顔を覗かせていますが、これからバラの開花まであといくつの花が待ち受けているのでしょうか。

 

  

□ 庭では、先月からムスカリが咲き続けていて…

 

  

□ 菫草も、地植え鉢植え様ざまに、思い思いの春が過ぎて…

(左:白花小諸菫  右:菊葉屋久島)

 

  

□ そしてこんな春、どちらもシラー・シベリカだったかどうか…地上すれすれにも春らしさを感じます。

 

□ ほふく性ペチュニア「ドレスアップ・ライム」(八重咲き) 

春夏秋と、わが家の玄関先の定番、今日ポット苗を購入しました。

 

   

□ ハンギングに植え付けて、すぐにピンチしました。

 

□ あっと、右上の茎のピンチを忘れています…ね。

ピンチを繰り返しながら、脇芽の発芽を促進させます。

やがて鉢を覆い尽くすような枝垂れ咲きのハンギングに…。

 (ならなかったりして…まあ、なると期待しましょ

 

□ バラは、たとえばこんな風にずいぶん葉っぱが広がりました。

(手前の鉢植え) アンブリッジ・ローズ

(右アーチに誘引) ティー・クリッパー

(奥の誘引つるバラ) コーネリア 

 

  

□ アンブリッジ・ローズ (左)                     コーネリア (右) 

 

□ クレマチス「アップル・ブロッサム」が散り初めですが、

代わりにバラ「シャルロット・オースチン」の蕾が…。

 

□ ピュアなイエローのバラ、あと一か月 (2010年5月16日)

 

 

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春はかけ足?ゆっくり足?

2011年04月14日 00時07分21秒 | 清明

 

◇ こちらでは13日が小学校の入学式、満開やや過ぎて散り初めの桜が、あちこちでぴかぴかのおチビちゃん達を歓迎したことでしょう。

  毎日が穏やかに晴れ上がる日和ではあまり違いがわからないのですが、着実に春の盛りに差しかかっているのは庭の花の蕾を見るとわかります。

  つい先週末にバラの蕾を見つけたかと思いきや、数日後でいろんな株に蕾が見え始めましたが、四月中旬の暖かな空気は花芽をもたらしてくれています。

  先日は蕾を見つけてホッとして、今日は朝っぱらから何とはなしに小躍りしてしまいそうな気分、もっともこの体型では決して「小躍り」になりえないのですが…。

 

□ そうそう変わりのない庭ですが、彩りは少しずつ変化して…。 2011年4月12日

 

□ 牡丹(白)の蕾が大きくなってきました。  4月12日

 

□ マダム・ピエール・オジェ(B)のそば、水色のムスカリ。  4月12日

 

   

□ パット・オースチン(ER) 株元には遠くからやってきたアジュガ、開花です。 4月11日

 

   

□ バラの蕾、別に何てことないのですが…これしきのことで「小躍り」  4月13日

エグランタイン(ER 左)   アブラハム・ダービー(ER 右)

 

□ 葡萄紅(Ch)     4月13日

早くも蕾が色づいています。

 

□ シャルル・ドゥ・ミル(G)     4月13日

遅咲きのオールド・ローズ、蕾はまだ先。

新緑の葉っぱが一段と美しい、大好きなバラ。

 

□ クレマチス・モンタナ系「エリザベス」  4月13日

蕾がわずかに色づいて来ています。

 

□ クレマチス・早咲き大輪系「ダッチェス・オブ・エジンバラ」  

いつのまにか、蕾が充実してきました。 4月13日

 

□ クレマチス・アーマンディ「アップル・ブロッサム」  4月12日

満開のクレマチス、新しいつるが勢いよく伸び続けています。

 

   

□ クレマチス・テキセンシス系「プリンセス・ダイアナ」   4月13日

すでに1mを超えていますが、先週末にアーチに誘引しました。

取りあえずセロハンテープでゆったりと、そのうちにはがしますが…。

 

   

 4月13日                    4月12日   

 

   

□ これは大鉢、つまり鉢植え3年目です。    4月12日  

 

□ こちらは、おとといの桜  八重桜の開花      4月11日

 

   

□ 昨日の桜   夕陽が射して、その上空、あっ、飛行機!   4月12日

 

□ 今日の桜 帰り道 手前に(デカイ)私の影   4月13日

 

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何年経っても、まずはホッとします。

2011年04月11日 00時10分22秒 | 清明

 

◇ 4月の第2週目の日曜日、朝からとても好い天気で眩しいくらいの日差しの下、束の間の休息の一日となりました。

  この土曜日曜は最高気温も20度くらいまで上昇して、気候的にはもっとも過ごしやすい頃に入って来たようです。

  ただ、忘れかけていた冬の厳しい寒さの影響がハゴロモジャスミンにも及び、15年かけて育った超超特大つるの大半が枯れてしまいました。

  残った部分も葉っぱの縁取りが枯れていて、しかもほとんど花芽すら見えない状態、泣く泣く100分の1からの仕立て直しとなります。

 

□ シャルロット・オースチン(ER)にも恵みの陽光が降り注いで…。

 

   

□ エグランタイン(ER)の株元、カラミンサの新芽、イングリッシュ・デイジーの開花。

 

   

□ 東向き、南向きの庭、いつの間にかこんなに眩しい庭に…。

  

◇ それでもこのところの陽気に誘われてか、バラの新芽はどれもこれも日増しにぐいぐいと伸びています。

  昨日の土曜日にはついに2品種に蕾を発見、もうそろそろと待ち侘びていただけに、何だかホッとした気分でした。

  庭のバラ達は、どの株にも蕾が見えるのは時間の問題(当たり前ですが…)、この一週間くらいでシュートの先端に蕾をつけることでしょう。

  ホッとしたついでに、蕾を通り越しての一番花を思い描いては、心は早くもウキウキ、ワクワクの開花直前モードに移って来ました。

 

   

□ ゼフィリーヌ・ドルーアン(B) 早咲き系統はそろそろ蕾が見える頃と期待していました。

 

   

□ 遠くからやってきた「葡萄紅」(Ch)、早くもしっかりとした蕾が確認できます。

一番花、どんな花が咲くのでしょうか。

 

   

□ レオナルド・ダ・ヴィンチ(LCl)  (左)2011年3月21日 (右)4月10日    

 

□ 手前は、クイーン・オブ・スウェーデン(ER)、ここも眩しくて…。

 

 

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庭に春の色が少しずつ戻って来ました。

2011年04月09日 01時00分53秒 | 清明

 

◇ 本家本元のバラ科のバラに先がけて庭にはバラ科のイチゴの花が咲き始めましたが、そう言えば満開を迎えたサクラもバラ科の植物ですね。

  庭のバラはまだまだ蕾は一つも確認できていませんが、それでも生き生きとした若葉に毎朝毎夕幾ばくかのエネルギーをいただいています。

  春眠暁を覚えず…私にはほとんど無縁の言葉で朝は強い方なのですが、最近は夕食後睡魔に襲われることが多くて、今夜も3時間も沈没状態。

  結局就寝時間にはすっかり目が冴えてしまって、久しぶりにNHKのさだまさしを横目で見ながら、これも久しぶりの真夜中のパソコンです。

 

  

□ バラ「ザ・ダーク・レディ」とチューリップ「レディ・ジェーン」

「レディつながり」で、チューリップのそばにバラ、「両レディ」を植えています。

 

  

□ 左は前日の4月7日、一日でずいぶん色づいて来ました。

 

□ 白い鉢は、バラ「マダム・アルフレッドゥ・キャリエール」

このノワゼット系のオールド・ローズは、大苗2年目。

この春の一番花を待ちわびている品種の一つです。

 

  

□ スミレにしても、春の花は言うまでもなく季節に敏感です。

 

□ クレマチス・テキセンシス系「プリンセス・ダイアナ」

4月8日現在、50cmくらいに伸びています。

 

    

□ もうアーチに届くところまでやってきました。週末には誘引の予定です。

 

    

□ プリンセス・ダイアナの反対側のバラは、ウィズレー2008(ER)です。

 

2011年3月25日

 

2011年3月20日

 

2011年3月6日

 

  

□ クレマチス・アーマンディ系「アップル・ブロッサム」

この花をジッと見ていると、すぐに気分爽快になります。

 

□ 今日の雨は、お湿り程度でした。

 

 

☆☆☆☆  それから、満開の桜をもう一度  2011年4月8日  ☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

□ 春の雨にしっとりと、満開の桜の下を今日も歩いて帰りました。

 

 

□ こちらが帰リ道の方向、山桜の若葉もきれいです。

 

□ この階段を上って帰ります。

 

 

□ こちらは反対側、つつじの植栽です(みどりの大分)。

桜…来週初めの入学式までもってほしいですね。

 

がんばらんば  日本 

  

 

 

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花の春、今まさに

2011年04月05日 22時28分25秒 | 清明

 

◇ 歌の好きな私のこと、以前お話したかもしれませんが、私の中で特に昭和の名曲と言えば「いとしのエリー」(詞:桑田佳祐)、

  平成のそれは「LOVE LOVE LOVE」(詞:吉田美和)、これは今でも変わりません。

  それがいわゆる文学的な詩の世界で言うと、そんなに知らない中で変わらずにトップを占めているのが、

  三好達治の「甃のうへ」(いしのうえ)という詩です。

  この文語調の詩は下手な解説など無用ですが、春の真っ青な空の下、一面淡い桜色に彩られたような色調が爽快で、

  詩の前半と後半で動から静へと移りゆく対比が絶妙だと思います。

  今日は暦の上で二十四節気の清明(せいめい)、きよしくんとあきらくんという兄弟の名前にも読めますけど(!?)、

  清々しく明るいこの時季そのもの、今まさに桜の花の季節も盛りに入りました。

 

□ バス停をずいぶん手前で降りて、家までぶらり30分

桜の下をずっと歩いて帰ることになりました。

 

 □ 紅葉の若葉も混じります。

 

□ 菜の花も満開、眩しいくらいです。

 

□ 目と鼻の先の桜の花、うるわしい花の春。

 

□ 山桜、その向こうは真っ青な空。

 

□ この時季のやわらかな新緑もまた麗し。

 

   

□ 昨日の桜、今日の桜、昨日はほんのり夕焼け桜でした。

 

□ 下のバス停を降りて、いつもこの桜を見上げることになります。

 

□ 最も気に入っている桜、まだ5分咲き程度です。

  

 

□ 近所の高尾山(たかおやま)自然公園、1500本くらいの桜の木々が奥へと続きます。

                                               

□ この辺りはバスの車窓から見える景色でもあります。 

 

□ 自宅まで歩いてあと10分辺りの桜です。

 

          

          □ 復刻本、オリジナルの初版は昭和5年(1930)だそうです。

 

□ ながれ、ながれ、あゆみ、ながれ、すぎゆく … 動

しづか、甃のうへ               … 静

詩の全体が満開の桜色に感じられます。                   

 

                         (una poesia di oggi)

                                     甃のうへ              三好達治

                                あはれ花びらながれ
                                をみなごに花びらながれ
                                をみなごしめやかに語らひあゆみ
                                うららかの跫音空にながれ
                                をりふしに瞳をあげて
                                翳りなきみ寺の春をすぎゆくなり
                                み寺の甍みどりにうるほひ
                                廂々に

                                風鐸のすがたしづかなれば
                                ひとりなる
                                わが身の影をあゆまする甃のうへ

 

がんばろう  日本 

 

 

 

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花冷えの日曜日に

2011年04月03日 22時18分50秒 | 春分

 

◇ 寒気の影響でしょうか、曇りがちの冬のような空の下で日中気温は12.6度までしか上がらず、昨日と比べてもずいぶん肌寒く感じる一日でした。

  それでも桜の花は一昨日と昨日の暖かさで一気に開花が進んだようで、見たところ5分咲きを超えているような感じ、本格的な花の春の到来です。

  それにこう応するかのように、庭の一角ではアーチをつたってクレマチス・アーマンディ系「アップル・ブロッサム」が5分咲き辺りまで咲き上がっています。

  生育旺盛な常緑系のクレマチスも3年目、バラの開花より1か月以上も前に庭に爽やかな春の訪れを告げてくれて、それが何よりうれしいこの頃です。

 

 

   

2011年4月1日                        4月2日

□ クレマチス・アーマンディ系「アップル・ブロッサム」

 

4月3日

 

 

□ いずれも、2階から見た光景です。

アーチの約3分の2を覆っています。

 

□ うっすらとピンクがかったホワイト

ヘレボルスと同じキンポウゲ科です。

 

□ ヘレボルス「ニゲル」

キンポウゲ科ですから、当然花が似ています。

 

□ 土色の多い中でもちらほら花が見えて来ました。

ローダンセマムが元気一杯です。

 

□ イベリスの白さが庭に戻って来ました。

 

□ ムスカリも少しずつ…。

 

    

     

□ 昨年より数が少ないようです。今のところは…。

 

□ これは何でしたか、黒百合!? 忘れました。

 

   

□ 左はチューリップ「レディ・ジェーン」開花はまだまだみたい。

そばの「ザ・ダーク・レディ」(ER)はようやく新芽が展開して…。

 

   

□ すみれの花が次々に開花しています。それから…。

 

□ カンパニュラとか、急に新芽が広がって来ました。

ここはイングリッシュ・ローズのエブリンが咲く辺り。

 

□ 植えっ放しだったチューリップがもうすぐ咲きそうです。

 

がんばろう  日本 

 

 

 

 

 

 

 

 

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