折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

二月の終りに

2010年02月27日 19時50分57秒 | 雨水
                                    □ 沈丁花 (ジンチョウゲ Daphne odora)
                                      ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木
                                      白い花の方も香りとともに咲き始めました。

◇ 週末の雨の前数日は季節外れの暖かさ、雨上がりの今日はどんよりとした曇り空の一日です。
  真冬の冷たい日々は取りあえずは過ぎ去ったようですが、それでも寒の戻りくらいはありそう。
  リビングの一角、テレビなるものの中だけは、このところバンクーバーの空の下と同んなじです。
  浅田真央さんという妖精の舞に酔いしれて胸をなで下ろして、心からの喝采とともに二月は行きます。

       

      
        □ 「新参」の花を含めて、ムスカリの春の始まりです。

      
            □ ミニバラの春、次々に開花しています。 

◇ この暖かさでヘレボルスは次々とうつむき加減に花を付け、バラの新芽の展開が進みました。
  そのスピードはもう一気にと言えるくらい、実にあっけらかんとした速さです。
  植物の持つ体内時計とうちに秘めたエネルギーには、ときに感心を通り越した畏れを感じます。
  暦は弥生三月へ…仕事から何から、やっつけてしまわなければならないことが目白押しです。

       

       

       
          □ この鉢植え、オフには株分けしようと思います。 


  ☆☆☆ バラのコーナーのヘレボルス ☆☆☆ 

       ご参考までに、昨シーズンのバラの開花を載せています。  

       

       
          □ イングリッシュ・ヘリテージとの寄せ植えです。
            バラといっしょには咲きませんが、一応色合わせを…。

       
         □ 庭では遅咲きのバラ、新芽の展開も遅いのです。
           クリスマス・ローズからイングリッシュ・ローズへ 
           バトンタッチの時季はまだまだ先のお話です。

       
                                 2009年5月15日
                □ イングリッシュ・ヘリテージ
           (English Heritage S 1984 D.Autin England)

 
        
          □ こちらは、シャルロット・オースチンのコーナー。

       
             □ 黄スポット系という品種だそうです。 

        

       
          □ 5年目の株、シュートを一本寝かせてみました。

       
                                 2009年5月10日
                □ シャルロット・オースチン
          (Charlotte Austin S 1993 D.Austin England) 
           春は庭で一番明るくにぎやかなコーナーです。 

☆☆☆☆☆ 

       
       □ このマーガレットのそば、バラの株元が見えますが…。

       
         □ こちらはまだ新芽の展開が始まったばかりです。
           バラの季節になると、こんな(↓)花が咲きます。

       
                                 2009年5月31日
               □ クイーン・オブ・スウェーデン
          (Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)

 
      
           □ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント
       (Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)
        息子夫婦からのバースデー・プレゼントの地植え(左)と
        そんなこととは知らずに注文した大苗の鉢植えの二本立て。

       
      □ ウィズレー 2008 (Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)
        庭で新芽の展開が最も進んだバラ、初咲き、一番花が楽しみ。
   
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早春の庭の色、様々に

2010年02月24日 23時39分58秒 | 雨水
                                 □ アネモネとプリムラ・マラコイデスの寄せ植えです。

◇ 二月も下旬になると夜明けが早まって、出勤前の庭のチェックが再開できるようになりました。
  それと同時に、乾いた鉢植えにはそろそろ水遣りが必要になってきました。
  このところ空気はほとんど春爛漫の頃に入れ替わっていますが、庭一帯の春はまだら模様。
  庭のピンクやホワイトや水色の淡い彩りには、春まだ浅いこの頃なんだと実感させられます。

       
       □ マーガレット、早春の庭が元気であることの「象徴」です。

       
                  □ ドミニク・ロワゾウ
           (Dominique Loiseau S 2003 Derbard France)
          動き始めたバラの芽は、早春そのものの息吹です。

       
              □ ウィリアム・シェイクスピア2000
        (William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)
             ドカンと大鉢、新芽の展開が早い方です。

       
         □ クレマチス・アーマンディ 「アップル・ブロッサム」
              (Clematis armandii 'Apple Blossom')
            今後の展開が、いまいちよくわかりません。 

       
           □ クロッカス、朝夕はとても静かな佇まいです。

       
            □ ムスカリ、少しだけ色づいて来ました。

       
           □ こちらは色づく前、品種はなんだったか…。

       
         □ ヘレボルスは、遠慮がちに、でも面々に個性的に。

               
                 □ この株も開花の始まり。

       
          □ 初めて見るこの「白さ」に、実は感激しました。
 
  
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こんな花のような、お天気の日曜日

2010年02月21日 23時58分50秒 | 雨水
                 □ オステオスペルマム(Osteospermum)
                   キク科オステオスペルマム属の半耐寒性多年草

◇ ようやく冬型の気圧配置が緩んで、穏やかな春の日の先がけのような日曜日でした。
  北側でも西日のよく当たる辺りでは、オステオスペルマムがちらほらと今日の天気のように…。
  帰省していた娘たちとお昼からお出かけ、別府、杵築と周って空港までお見送りとなりました。
  淡々と進む時間の中で、とても楽しくてほんのちょぴり寂しくて、思い出深い一日でした。

       
              □ この時季は、やっぱり梅の花。

       
                  □ うららかな日和。

       
                □ こちらは、満開の寒桜。

       
               □ 温室の中では、熱帯の植物。

        
                   □ 睡蓮の花です。

       
            □ 海地獄、マリンブルーが美しいのです。

       
         □ こちらは血の池地獄、いずれも別府地獄めぐりです。

             
         □ 血の池地獄には、虚子の句碑があります。
           なるほど、若い紅葉色の池、味わいの俳句です。
 

       
       (una poesia di oggi)

         自ら早紅葉したる池畔かな     高浜 虚子 (1874-1959)
            さもみじ


       
               □ こちらは城下町「杵築」(きつき)

      
                  □ 風情のある坂。

      

       
               □ いたるところに雛飾りでした。 

       
                □ 杵築城、近年の再建です。

       
            □ 遠浅の海、向こうは瀬戸内海、伊予灘。
   
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ゆっくりと、ゆったりと。

2010年02月19日 22時15分09秒 | 雨水
                □ ヘレボルス 「パーティドレス・ライムイエロー」
         
       
               □ 確か、初咲きだと思います。

◇ 立春過ぎて一度ポカポカ陽気はあったものの、今週はずっと寒い毎日、最高気温が一ケタ台。
  けさは出勤時に風花が見られたりして、冷たい風の吹き止まぬ一日でした。
  季節はまた少しだけ進んで、今日は二十四節気の雨水、そんな晴れた朝の不思議な雪。
  庭の一角ではヘレボルスが意思であるかのように、日々ゆったりと開花を続けているようです。

  
      
      (una poesia di oggi)

        落ちてゐし種ふくらめる雨水かな     滝沢伊代次
       

       
               □ こちらは、原種系の花。
 
       
             □ 蕾も多く、早春らしい可憐な彩りです。

       
                    □ はて…!?

       
            □ 地植えのバラ「シャルロット・オースチン」
                  新芽が展開して来ました。

       
             □ そのバラに寄せ植えのヘレボルス。
               ラベルには「黄スポット系」としか…。

       
             □ ようやく開花が始まったようです。

       
                   □ ウィズレー2008
            (Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

       
           □ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント
        (Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)
           いずれもこの春が初咲き、待ち遠しいのです。

  
      
      (una poesia di oggi)

        薔薇の芽のささやき無数門くぐる     澤村 昭代


       
                  □ メアリー・ローズ
             (Mary Rose S 1983 D.Austin England)
              新芽の展開の一番進んだバラです。

       
                □ こちらは、マーガレット。

       
              □ 着実に開花が進んで来ました。
            何となく、春めいて来たような気がします。

              
            □ こちらのヒヤシンスは、まだまだのよう。
              真紅のはずですが、片鱗さえ見えません。
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早春の芳しさ、ほのかに。

2010年02月11日 21時01分51秒 | 立春
                     □ ジンチョウゲ(Daphne odora)
                    ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木

◇ 朝から雨の一日、断続的に強く降って、庭仕事には貴重な一日がずぶ濡れになりました。
  昨日までの数日が暖かかったせいか、ジンチョウゲが一輪というか一塊りというか…開花です。
  雨に濡れていても、近づいてみるとほのかな香りが伝わりました。
  立春を過ぎたばかり、もうすぐ春ですねの頃、春が急に近くまで来ているように実感できます。

     
     (una poesia di oggi)

       ぬかあめにぬるゝ丁子の香なりけり     久保田万太郎(1889-1963) 
 

    
           □ クロッカス(Crocus vernus)
             アヤメ科サフラン属の耐寒性多年草(球根)
             昨秋の鉢植えも植えっ放しも仲良く蕾が…。

       
              □ こちらは鉢植えのチューリップ
        「ライラック・ワンダー」と「レディ・ジェーン」(細い葉っぱ)

       
             □ コデマリ (Spiraea cantoniensis)
               バラ科シモツケ属の落葉低木
               芽吹いて来ました(バックはローズマリー)。

◇ 今日はオールドローズの剪定を少し、鉢植えの植え替え(土替え)を一つ、それに誘引も…。
  何をこんな日に傘をさしてまで…やり始めたら止められない…我ながらアホな性分なのです。
  それでもバラの方は、着々と春を迎える準備が整いました。
  そして「ローズ」でもクリスマスローズの方、庭で真っ先に春を感じて咲き始めたようです。

       
          □ ヘレボルス、ようやく開花寸前になりました。
 
       
            □ こちらは門扉の上にでも乗せないと…。

        
         □ …写真が撮れないですが、これは開花ですよね。 
   

☆ いつもお越しいただきまして、どうもありがとうございます。
しばらくお休みします。
またまた寒波到来、皆様、くれぐれもご自愛下さい。
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オレンジ色の花、二つ

2010年02月10日 00時17分51秒 | 立春
           □ パット・オースチン(Pat Austin S 1995 D.Austin England)

◇ 日曜日に冬剪定したバラ、その蕾を一輪コップ花としてさしていました。
  けさ一気に開花、蕾と比較して巨大とも言える花への変身、一夜で、いつも新鮮な驚きです。
  あと三か月もしたら春の一番花に出会えますが、今思いがけず出会えた喜びこそが宝石。
  ローズ・ピンクが主流を占める庭のバラで、淡く黄色がかったオレンジ色、大切なバラです。

       
        □ パット・オースチンのすぐそばの、ビオラのハンギング。


     
     (una poesia di oggi)

       早春の門すこし濡れ春のあめ     及川 貞 (1899-1993)
  
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地面に目を凝らすこの頃

2010年02月08日 00時28分55秒 | 立春
              □ ムスカリ・アルメニアカム(Muscari 'Armeniacum')
                  ユリ科ムスカリ属の耐寒性多年草(球根)

       
        □ ムスカリの春、大好きな春、あと2週間ほどでしょうか。

◇ 気温はさほど上昇しなくても風のない穏やかな日和、バラの冬剪定を淡々と…終了しました。
  このところ、ブログ友のmilkyさんのように(!?)ヘレボルスをしゃがんで覗くのが日課。
  お腹がつかえるのは仕方ないとして、なぜか息を止めて見入るので、すぐに苦しくなって…。
  何気なく目を落とす地上には、いつの間にか春の息吹が…それだけで元気をもらえた感じです。

       
            □ シラー・シベリカ(Scilla siberica)
              ユリ科ツルボ属の耐寒性多年草(球根)
              植えっ放しの球根草は、気楽です。
              単に、春まで忘れているだけですが…。

       
       □ このところ「首」をぐいぐい持ちあげて来たヘレボルス。
         これが開花一番乗りのはずですが、さて品種名となると…。


※ 日曜日のバラの冬剪定の様子です。ご参考までに。
  次の作業トピックスとしては、2月下旬の「芽出し肥」ということになります。

  ☆ イングリッシュ・ローズ(鉢植え) ☆

      
                  □ アンブリッジ・ローズ
            (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)
            約2分の1程度に剪定、最もオーソドックスです。

       
                           2009年5月10日、一番花

  ☆ イングリッシュ・ローズ(地植え) ☆

      
                   □ パット・オースチン
             (Pat Austin S 1995 D.Austin England)
             4年目、2m超→50cm程度に切り詰めました。

       
                           2009年6月20日、二番花

  ☆ イングリッシュ・ローズ(地植え) ☆

      
                □ ジュビリー・セレブレーション
           (Jubilee Celebraiton S 2002 D.Austin England)
            5年目、1m60cm→約70cm程度に剪定しました。
            シュートが細め、他品種よりやや長く残します。

       
                           2009年11月8日、返り咲き
  
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バラの冬剪定、初日でした。

2010年02月07日 00時25分06秒 | 立春
                 □ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント
             (Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)
                  昨年末に鉢植えの大苗、冬剪定は不要です。

◇ 立春を過ぎて、待ちかねたようにバラの冬剪定を始めました。
  バラの植え付け、植え替え、元肥遣りと比較したら、剪定は楽な方の作業です。
  「楽」というのは力作業でのエネルギー消費が少ないという意味です。
  花の咲く姿を想像してとなりますと、美的センスに欠ける者(私のこと)としては、
  もともと無いはずの神経を使ったりして、案外疲れる作業となりました。

       
           □ プリムラ・ポリアンサ「クラウディア」
             傾きかけた西日に照らされていました。
             しばし疲れを忘れさせてくれる、そんな鮮やかさ。

◇ 狭い庭だというのに、いつの間にか収集したバラが約50品種を下りません。
  5分以内に剪定完了もあれば、考えあぐねて30分以上を要するものも…。
  どちらにしても「過ぎたるは及ばざるが如し」の剪定、カットし過ぎたらお仕舞い。
  まあ品評会に出品するでなく、商売でもないし、すぐに忘れてしまうのですが…。

        
         □ クレマチス・テキセンシス系「プリンセス・ダイアナ」
              (Clematis texensis 'Princess Diana')
            新枝咲き、この新芽が生長して花が咲きます。

        
           □ 鉢の表面から30cm辺りの旧枝にも新芽。
             今シーズンは、このすぐ上でも剪定してみます。

◇ バラを始めて5年目に入りますから、冬剪定は2007年から数えて4度目となります。
  テキストの物真似で経験して、自分なりに納得できた剪定の方法が基本です。
  (私の場合、一番花が咲いたシュートを2、3芽残して剪定、これがまず第一)
  つるバラとそれ以外、一季咲きと返り咲きで剪定方法に違いがありますが、
  咲き進んだ姿を一応は思い浮かべて、どの辺りの新芽の芽吹きに期待するか。
  その株一つひとつにどう育ってほしいかを自分なりに考えて、剪定しました。

       
            □ 剪定後の楽しみの一つが「挿し芽」

◇ 今回は冬剪定の記録も兼ねて、シュラブ・ローズのいくつかをご紹介しています。
  当然ながら素人の剪定ですので、あくまでご参考ということでご覧下さい。
  一番花が咲くまで、もう一度経過報告も予定しています。
  期待と不安と、いやいや、期待が断然勝るのが冬剪定の直後から、それが実感です。

☆ オールド・ローズの返り咲き品種

       
                  □ ジャック・カルティエ
         (Jacques Cartier P 1868 Moreau-Robert France)
             明日、もう少し切り詰めようと思います。

       
                                 2009年5月19日
              □ 手前がジャック・カルティエ。
                向こうは、レオナルド・ダ・ヴィンチ。

☆ フロリバンダ・ローズ

       
        □ ノック・アウト (Knock Out F 1999 J.W.Radler USA)
          昨シーズンは地植えでしたが、年末に鉢上げしました。
          拡がりのあるシュラブで、途中2分の1程度に仮剪定。

       
        □ 最終的に、一番花をつけたシュートの2、3芽上で剪定。
          もう少し刈り込んでも良いはずですが…。

       
                                 2009年5月10日
 
☆ イングリッシュ・ローズ(鉢植え)

      
                 □ レディ・オブ・メギンチ
           (Lady of Megginch S 2005 D.Austin England)
           最初のシーズンだけで約1m90cm、剪定で約40cmに。

       
      □ 一番花を咲かせたシュート、その2、3芽残した辺りが剪定位置。 

      
       □ 「切り刃」を下にした方が失敗なく切れるそうですが、
         要は切れ味の問題でしょうから、あまり気にしません。

       
                                 2009年6月16日

☆ シュラブ・ローズ(鉢植え)

      
       □ チャイコフスキー (Tchaikovski S 2000 Meilland France)
         やや細目のシュート、まだ2シーズン目、枝数を残しました。

       
                                 2009年5月27日

☆ シュラブ・ローズ(地植え)

      
                 □ ドミニク・ロワゾー
          (Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)
            全体的に約2分の1程度に剪定しました。

       
                                 2009年6月21日

☆ イングリッシュ・ローズ(地植え)

       
                □ ジュード・ジ・オブスキュア
          (Jude The Obscure S 1995 D.Austin England)
       剪定前2m20cm→剪定後50cm、直立性で剪定しやすいです。

       
                                 2009年6月20日

☆ イングリッシュ・ローズ(地植え)

       
              □ イングリッシュ・ヘリテージ
           (English Heritage S 1984 D.Austin England)
            シュートの太い、元気そのもののシュラブです。
            当然、強剪定、3分の1程度に切り詰めました。
            シュートが黄色く見えるのは、夕日のせいです。

       
       □ クレマチス・早咲き大輪系「ダッチェス・オブ・エジンバラ」
              (Clematis 'Duchess of Edinburgh')
             すでに新芽の展開が始まっていたり…。

       
          □ ヘレボルスも開花寸前まで漕ぎつけたり…。

        
         □ 遠くからやって来た宿根草が株元を飾ったり…。
           イングリッシュ・ヘリテージのコーナーは賑やか。

       
                                 2009年6月17日

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春は名のみの立春

2010年02月04日 21時57分55秒 | 立春
            □ 春立つ日の朝、西寄りの季節風に春色がちぎれそうでした。

◇ 春夏秋冬、四つの季節のそれぞれに暦の上での初日があります。
  立春、立夏、立秋、立冬、どんなイメージが湧きますでしょうか。
  私の第一印象ではこんな感じです。

    立春 2月4日 … 微笑 (しばらくすると花が咲き始める、にんまり) 
    立夏 5月5日 … 懐疑 (えっ、もう夏!? そんな気持ちとの乖離) 
    立秋 8月7日 … 辛抱 (真夏日も熱帯夜も、もう少しの我慢、夏は嫌いな方) 
    立冬 11月7日 … 観念 (やがて来る凍える日に備えなくては)

                    ※ 日にちは今年のこよみです。
 
  冷たく寒く暗い灰色イメージの冬からようやく離れられる「喜び」
  立春はあくまでも気持ちが明るく、朗らかになるもののようです。

        
            □ 春から夏はバラの葉陰になる辺り、
              オキザリスはこの頃の方がうれしそう。
              夕べの豆撒きの名残を見つけました。

◇ 立春過ぎて最初の週末をバラの冬剪定の日と決めています。
  昨年末に植え付けた大苗は剪定など不要ですが、それ以外はすべて。
  基本はテキストで学び実地に検分してきたつもりですが、上手にはなれません。
  それぞれの株にどのように花を付けてほしいか、そっち優先で鋏を入れます。

       
         □ 剪定する鉢植えをいくつか、一か所に集めました。

        
               □ ウィリアム・シェイクスピア2000
        (William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)
           16号の大鉢、ややスタンダード仕立て風です。
          新芽が動き出す寸前で、剪定箇所に迷いそうです。
            (もうこれ以上は剪定しないかもしれません)
           玄関前(北側半日陰)から南側に移す予定です。

      
              □ ジュード・ジ・オブスキュア
         (Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)
     直立性のシュート、昨年の一番花の枝がよくわかります。
     基本は一番花をつけたシュートを二、三節残して剪定ですから、
     教科書的な剪定前の姿は、素人にはホントに助かります。
     強剪定に耐えうる株に育っていますし、剪定しやすいはずです。

       
        □ シャルロット・オースチンに寄せ植えのヘレボルス
          バラの春に先立って淡い黄色の花をつけるのももうすぐ。

       
       □ アブラハム・ダービーの株元、まだまだ春は名のみです。

     
     (una poesia di oggi)

               早春賦                        1913 
                          吉丸一昌 詞 中田 章 曲 

          春は名のみの 風の寒さや
          谷の鶯 歌は思えど
          時にあらずと 声も立てず
          時にあらずと 声も立てず

          氷融け去り 葦は角ぐむ
          さては時ぞと 思うあやにく
          今日も昨日も 雪の空
          今日も昨日も 雪の空

          春と聞かねば 知らでありしを
          聞けば急かるる 胸の思いを
          いかにせよとの この頃か
          いかにせよとの この頃か
 
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節分寒波とまではいきませんが。

2010年02月03日 22時03分58秒 | 大寒

                 □ 温室育ちのマーガレットも環境に適応して、
                   やがて来る春本番を待ちます。

       
          □ ラナンキュラス (Ranunculus asiaticus)
            キンポウゲ科キンポウゲ属の半耐寒性多年草
            1ポットだけ買ってきて植えてみました。

◇ この間お正月でしたのに、季節はめぐり節分、明日は立春、春はすぐそこまでとなりました。
  今日は冬晴れの一日、天気は好いのに最高気温9.4℃で一桁台の冷たい節分でした。
  一日が長く感じられることもあれば、一ヶ月がとてつもなく早いことも様々です。
  月日の流れの速さは、年齢を重ねることと反比例するみたい、これこそ実感です。

        
             □ ブログを始める4年前までは、
               その存在すら知らなかったヘレボルス。

        
              □ 軽快な足取りとは行きませんが…。

       
                □ 地上近くの早春間近です。 

       
             □ 写真を撮るのにお腹がつかえます。。。

       
          □ 流通名のわからなくなったものが多いのです。

◇ 節分と言えば当然の豆撒きは、大豆の炒り豆とばかり思っていましたが、
  落花生を撒くところもあると聞いたことがあります。
  季節の変わり目に生じる鬼(邪気)とその邪気払い、豆は「魔滅」に掛けてあるとか。
  年の数もしくはそのプラス1を食しての邪気払い、無病息災を祈るということですね。
  でも夕食抜きでもしないと大量の豆は食べられません、そんなトシになりました。

       
       □ メアリー・ローズ (Mary Rose S 1983 D.Austin England)
         年末に植え付けた大苗の新芽の展開、この株が絶好調。
 
       
        □ フォールスタッフ (Falstaff S 1999 D.Austin England)

       
                                 2009年5月30日
 
       
         □ クレマチス・アーマンディ 「アップル・ブロッサム」
              (Clematis armandii 'Apple Blossom')
               バラより先にアーチに絡んでいます。
            バラに早く伸びておいでと呼んでいるかのよう。

       
          □ チューリップ「レディ・ジェーン」は植えっ放し。
            花が咲くのは、まだまだ2か月以上も先です。
            向こうの地植えのバラは「ザ・ダーク・レディ」
            そのそばにも「レディ・ジェーン」

       
                                  2009年6月7日
      □ ザ・ダーク・レディ(The Dark Lady S 1991 D.Austin England)  
 
       
              □ ジンチョウゲ (Daphne odora)
            ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木
            うちの玄関付近の春の定番、スタンバイです。

       
         □ 節分の夕食のメイン、毎年こんな感じでしょうか。

       
          □ どんぶりに入れたらもっと少なく見えたかも…。
            どっちみち、数は同じです。
 
     
     (una poesia di oggi)

          豆撒きの昔電燈暗かりき     川崎展宏 (1927-2009) 

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