折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

春に向かって、歩みは遅いようでも

2014年02月23日 21時00分53秒 | 雨水

◇ この2月は節分寒波からずっとこのかた、ここ九州でも寒い寒い毎日が続いていて、1週間ちょっと前にはとうとう「大雪」、あまり経験のない程の積雪には驚かされました。

  そんな真冬の寒さもようやく一段落して、土曜日辺りから最高気温が10度を上回るようになり、これまで身も心も縮こまっていたのがようやく解放されたような気分です。

  このところ仕事が忙しくて庭の様子は全然チェックできていなかったのですが、気がついてみると早春の花は少しずつ咲き進み、バラの新芽もほころび始めていました。

  これからは最高気温が平年を上回るとの週間予報、一周遅れくらいに見えていた庭の植物も一段のギアチェンジで、この季節らしい早春の芽吹きを見せてくれそうです。

 

□ 南側に地植えのヘレボルスが開花していました。

 

□ 先日は何も見えないくらい、すっぽりと雪に埋まっていました。

つるバラは、ピエール・ドゥ・ロンサールです。

 

□ 心配していた株も蕾がほころんでいますし…。

 

□ あちこちで開花が始まっています。

 

□ 出遅れ気味でも、必ず花は咲かせてくれるようです。

 

□ もちろん、先陣を切って開花していた花も、次々と…お気に入りです。

 

□ ヤング・リシダス(ER)の株元は、レディ・ジェーンのようです。

 

□ ボタンの新芽の展開も始まりました。

 

□ 東側に地植えのパット・オースチン(ER)です。

 

□ この春、新芽の展開が最も早い株です。

 

□ 南側のバロン・ジロ・ドゥ・ラン(HP)も早いようです。

 

□ アーチに誘引のウィズレー2008(ER)も…。

 

□ 新芽はこんな様子、もうすぐほころびそうです。

 

□ 穏やかな早春の青空に向かって、ティー・クリッパー(ER)。

 

□ そのアーチの向こう、北側のハゴロモジャスミンの新芽と花芽です。

先日の積雪で心配しましたが、みずみずしさと勢いは健在のようです。

 

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◇ 今日は別府の隣町まで出かけました。

 

□ 別府の街並み、背後の山々にはまだまだ雪が残っています。

 

□ 孫のAちゃんは、2か月の女の子です。

寒さが和らいたので、お宮参りをしました。

 

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バレンタインデーは積雪18cm、めったにない豪雪…

2014年02月14日 23時33分38秒 | 立春

◇ 13日の木曜日の夕刻からみぞれ状の雨が本格的な雪に変わり、当地では3年振りの積雪を記録することになりました。

  ところが市内のいわゆる平地と私の住んでいる山の手(標高80m)とでは、降り方がたいそう異なったようで、市内の平地は積雪数cm未満、こちらは15年振りの18cm!

  昨日の退社後に散髪していたのですが(そこは積雪なし)、そのわずか2時間弱程度の間に帰り道は様相が一変していて、車が坂を上れなくて大渋滞になってました。

  当然バスは来ないしタクシーでも帰宅できる保証なし…すぐに意を決して残り5kmを徒歩で…1時間半後に積雪で門扉の開かない(!?)我が家に無事帰還、疲れ果てました。

 

□ 朝、リビングから外を見ると、一面真っ白の世界でした。

ヘレボルスは埋もれてしまっているようです。

 

□ 南側、真ん中手前のバラはジュード・ジ・オブスキュア(ER)

その向こうのシャルル・ドゥ・ミル(G)は、うずもれてしまって、

右側はコンテス・セシル・ドゥ・シャブリアン(HP)です。

 

□ 剪定の終わっている、クレア・オースチン(ER)も

枝の分岐箇所にこんなに雪が積もっています。

どのバラも同じ状態でした。

 

□ こぼれ種で増えているヘレボルスも…

 

□ アイスバーグ、左下はカーポートの屋根です。

 

□ 金木犀は、雪の重みでこんなにしなっていました。

 

□ 門扉の上の積雪は、18cm!  驚きました。

 

□ この際、撮った画像をほとんど載せてしまおうと…。

ティー・クリッパー(ER)のアーチ

向こうの生け垣状のハゴロモジャスミンも雪のベルトです。

 

□ クレマチス「アップル・ブロッサム」のアーチの上にも…

 

□ 鉢植えはすべてこのような「白雪丼」状態でした。

スカボロー・フェア(ER)

 

 

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季節の花が咲き始めて、花の準備も始まって

2014年02月09日 22時07分55秒 | 立春

◇ 金曜日からこちらも雪だるまマークの予報でしたが、雪はわずかにちらつく程度で影響なし、記録的な積雪の見られたところの皆様は、いろいろと大変だったことでしょう。

  日曜日になって、こちらはときどきは日の射す天気となって、若干風は冷たかったのですが、薄暗くなるまで庭に出てバラ中心の作業をやっていました。

  先週から開花の始まったヘレボルスは、少しだけ開花が進んだようですが、そんなに蕾が見られる感じでもなく、いつものとおりの立春過ぎの寒そうな庭の光景です。

  一方でこの一週間ではバラの芽がずいぶん膨らんで来て、真冬に逆戻りしてしまった気候の中でも、バラはすでに今シーズンのスタートを切っていたようです。

 

□ ガリカ系オールド・ローズ「シャルル・ドゥ・ミル」の向こうでも、ヘレボルスの開花が始まりました。

 

□ こんな感じで、バラの株元で数輪ずつ咲くことになりそうです。

 

  

□ いつもと変わらぬ、2月の上旬の光景です。

 

□ 白のダブルのヘレボルスも、この花らしい感じが出て来ました。

 

□ 今日、辺りの雑草を引いていて、うれしかったのがこの花。

 

□ 一昨年の秋、小さいポット苗を求めて地植えにしていたのですが、

いつの間にか、こんな風に花芽が現れていました。

 

□ こんな品種も、もう少しあとの開花でしょうか。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ(ER)の株元の花は、

遅咲き品種ですので、もう少し先の開花となりそうです。

 

□ アーチに誘引のウィズレー2008(ER)も、新芽が膨らんでいます。

「筍」状の芽は、すぐにでも葉っぱが展開しそうです。

 

□ 先週誘引した、モンタナ系のクレマチス「スノー・フレーク」

 

□ これはきっと「活きて」いるのでしょうね。

 

□ バラの鉢植えに、寄せ植えしてみました。

 

□ ネメシアも、今年は植えてみました。

 

□ 北側では、ハゴロモジャスミンが、早くも花芽を準備しています。

毎年、霜の降りる日があまりないことを祈っています。

 

 

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いつの日かまた、バラとお似合いのマーガレットを

2014年02月02日 21時31分12秒 | 大寒

◇ 昨夜寝床に着いたところで雨が降り始めたようでしたが、庭仕事で結構疲れていたせいか、雨音を数える間もなく(!?)一瞬にして寝入っていたようでした。

  けさはこの辺り一帯は霧が立ち込めていて、それだけでも冬の朝というよりは、春の盛りの雨上がりの朝を思い起こさせるような、暖かい2月の朝でした。

  寝ている間に雨が上がってよかった、土曜日に引き続き今日は貴重な日曜日、この時季特有の庭仕事に勤しむ(おおげさですが…)ことになりまして、いやはや疲れました。

  先日求めたマーガレットも鉢上げして、ふと数年前までバラとのコラボを楽しんだ、懐かしい光景を思い起こしながら、もう一度再現したいなあと…またいつの日か。

 

□ ハーロウ・カー (Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

冬剪定のあとは、この鉢にはハナカンザシを寄せ植えしています。

 

□ バラの一番花の5月には、この花はすでに終わっているのですが、

花の少ないこの時季に、リビングの窓の外がちょっぴり賑わいます。

 

□ 1月末に届いた大苗、ア・シュロップシャイア・ラド(ER)

つるバラとして、ウッドフェンスに誘引予定の株です。

 

□ こちらもいっしょに届いた大苗、ヒースクリフ(ER)

ディープ・クリムズンのバラをまたほしくなって求めました。

 

□ ハーデンベルギアは幼苗ですので、今年は鉢植えで育てようと思います。

 

□ モンタナ系のクレマチス「スノーフレーク」、ウッドフェンスに初めて誘引してみました。

 

□ ヘレボルスが、一輪開花していました。

 

□ これから庭のあちこちで、うつむき加減の花に出会えます。

 

□ 夕方には、こんな表情を見せていました。

 

□ レモン・イエローのマーガレットですが、

黄色系統のバラ「シャルロット・オースチン」の株元に置いてみました。

この辺りは…

 

                          2010年5月22日

□ 黄色のシャルロット・オースチンに、ピンクのメアリー・ローズ、

ディープ・クリムズンのフォールスタッフ(すべてER)が咲いていました。

 

                          2010年5月16日

□ 今度のマーガレットの品種は違いますが、

バラにお似合いの花だと確信を持った頃でした。

 

□ ソフト・ピンクのマーガレット、同系統色のバラ「クイーン・オブ・スウェーデン」の株元です。

 

          2010年5月15日 

□ ピンクのマーガレットは、こんな感じで咲いていました。

 

                          2010年5月14日

□ クイーン・オブ・スウェーデン(ER)は、やや高いところで咲きます。

 

                          2010年5月28日

□ もう一つ、こんな白い地植えのマーガレットも…。

手前が、フローランス・ドゥラートル(ギヨー)、

右が、ドミニク・ロワゾー(デルバール)です。

 

                          2010年5月14日

□ マーガレットをバックに、パット・オースチンが初々しく見えた頃。

すべて今から4年前、マーガレットは結構大株に育っていました。

結局のところ、霜ですべてダメにしてしまいました。

 

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春のような陽気の中で、バラの冬作業が進んでいます。

2014年02月01日 21時02分12秒 | 大寒

◇ この数日は春のような陽気の毎日が続いていますが、土曜日の今日も予報ほどは気温が上がらなかったものの、3月に月替わりしたような錯覚すらおぼえます。

  これから日曜日の午前中にかけて雨予報ですので、今日のうちに何とかバラの冬作業を進めようと、久しぶりに黙々と手足を動かしていました。

  庭の様子は一年のうちで今が最も殺風景な頃、今年は好きなビオラを飾ることもなく、先日求めたマーガレット以外に花色はほとんど見当たりません。

  それでも早春の花、ヘレボルスが地上すれすれのところで開花寸前で、バラを始めて9年目の花の春もクリスマス「ローズ」で幕が開くことになりました。

 

□ 辺りはすべて殺風景なこの時季、冬剪定・元肥遣り・用土替えを続けています。

 

□ スカボロー・フェア

(Scarborough Fair S 2003 D.Autin England)

大苗で2年目を迎えます。

若い株ですので、2分の1より短く強剪定しました。

 

□ 手前から、クラウン・プリンセス・マルガリータ(ER)と

昨年末に迎えたジャクリーヌ・デュ・プレ (Harkness)に

ティー・クリッパー (ER)です。

両脇は接木部分がありませんが、挿し木苗です。

 

□ 冬剪定をしたら、ときどきは枝の「有効利用」を…。

挿し木、着いたらもうけもんとばかりに挿しています。

左から、スカボロ・フェア、ウィリアム・シェイクスピア2000、

それに、ゴールデン・セレブレーション(すべてER)です。

 

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

クレマチスのプリンセス・ダイアナとのコラボを楽しみます。

 

□ 反対側から見たところ、わかりにくいですね。

 

□ 日暮れに撮影しましたので、やや暗いのですが、剪定・誘引の途中です。

手前は、コンテス・セシル・ドゥ・シャブリアン(HP)、

向こうは、作業途中のマダム・エルンストゥ・カルヴァ(B)、

いずれも一季咲きのオールド・ローズです。

シャブリアンは、時折二番花を見せることがあります。

 

□ 左手前は、ジュード・ジ・オブスキュア(ER)で、右側は、シャルル・ドゥ・ミル(G)です。

オールド・ローズは原則として弱剪定か、冬剪定をしないこともあります。

 

  

□ ヘレボルスは、このところの暖かさで開花寸前です。

 

□ いつもの年は、ニゲルが先頭を切っていたのですが…。

 

□ 一週間前とは様変わり、こんなに「緩んで」来ました。

 

□ クレマチスのアップル・ブロッサムも花芽が「ころころ」して、着実に大きくなっているようです。

 

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