折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

どれが夏の花やら…。

2007年07月31日 00時21分29秒 | 大暑
    □ ミリオンベル(しだれ咲き)ナス科・カリブラコア属の一年草扱い?

◇ 春が立ってからずっとこれまで、ばら、バラ、薔薇と常に庭の中心にあった花を、
  猛暑の中で一休みさせてあげようと思います。
  もうあと1週間やそこらで暦の上では秋が立つ季節になります。

     
    □ 一回しかピンチしてないので、少し込み入って来ました。
      このミリオンベルは、確かに夏の花ですね。

◇ そんな中で、帰宅後は薔薇に少々お礼肥えをして、小さい蕾を摘み取りました。
  かわいそうですが、秋の薔薇のシーズンに備えて、株の充実を図りたいと思います。

     

     
□ ドレスアップ(ナス科・ペチュニア属の多年草?)も私のうちでは夏の定番。
  今がその盛りです。

◇ 庭には少しは花も咲いています。
  いつも、夏になると咲いている花もあれば、あれ?これは?と、ラベルを捜したり。

             

      
   □ ラベンダー(シソ科・ラヴァンデュラ属) 涼し気な色がお気に入り

◇ 夏らしい、涼しい色の花が多いようですが、果たしてこれが夏特有の花かどうか、
  私にはよくわかりません。

     
  □ 宿根バーベナ「セレネ」(クマツヅラ科・バーベナ属の耐寒性多年草)

◇ 先日から、イネ科の雑草みたいなのがヒョロヒョロ伸びているのに気がついてました。
  夕方みたら、花が咲いていて、ラベルも立てていました。

     
     □ ハクチョウソウ(アカバナ科・ガウラ属の耐寒性多年草)

     
   □ 白鳥ではなくて「白蝶草」です。これから咲き始めるのでしょう。

◇ それから、これまであまり気がついていなかった花。
  ピンクとホワイトの色のバランス、造形の美、私の鈍感さだけが目立ちます。
  これまでアメジスト・セージが蔓延っていて、よくわかりませんでした。

     

    
 □ サルビア・コクネシア「コーラルニンフ」(シソ科・サルビア属の一年草)

◇ これは何かなあと、ラベルを捜しましたが…。

     

◇ いつ咲き出したんでしょう、この小さな花も…。
  1週間前に相当剪定したときは、まだ花は見えませんでした。

     
      □ ローズマリー(シソ科・マンネンロウ属の常緑小低木)

◇ ミニ花壇№2の一番東南方向です。
  カンパニュラが、また咲き始めました。
  アメジスト・セージが隣りに伸びていますし、向こうには地植えの紫陽花も…。

     
    □ カンパニュラ(キキョウ科・カンパニュラ属の一年草?)

◇ ところで、私の良くも悪くも一つのくせ…まとめ買い(あるいは衝動買い)。
  今回は本とクラシックのCDです。
  去年でしたか、チェロ奏者ムスティスラフ・ロストロポーヴィッチが亡くなりました。
  小澤征爾さん指揮のドボルザーク「チェロ協奏曲」を買い求めました。
  他の演奏家のCDを持っているのですが、なぜか聴きたくなりました。

     

◇ 去年くらいまで、私の大好きな曲のCDを持っていないのが3つありました。
  一つは、ショパンのピアノのワルツ集、これは去年の春に買いました。
  二つ目は、ヨハン・シュトラウスⅡ世のワルツ集、これも去年買いました。
  最後の一つは、ベルリオーズの幻想交響曲、なぜか持ってなくて…。
  クラウディオ・アッバード指揮シカゴ交響楽団盤を買いました。
  一枚1,000円、二枚で2,000円、だから買ったのです。

     

◇ 次は、8月に読むつもりの本です。
  何だか、脈略のない、好みだけの本です…誰だってそうだと思いますから。

    

    
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名残の薔薇とバテ気味猫の日曜日

2007年07月29日 21時47分25秒 | 大暑
     □ 朝開花したエヴリン(ER)の間に切り花で開花したスカボロフェア(ER)

◇ 参院選の結果もだいたい煮詰まったようです。
  家内が選管にバイトに行ってますのが、もうすぐお迎えにドライブです。
  今日も暑いのなんのって、朝に水遣りした他は、外出する気もなくて、
  食欲すらありません。
  パカラもいささか身を持て余し気味です 

       

        

◇ そうは言っても、餌を食べて大好きな牛乳をちょっと飲んだら、
  すぐにパカラっと飛び跳ねています。

     

  私は、夕方5時前からやっと動き出して、苗を植えたり、間引いたり、水遣りしたり…。
  終わったら、8時を過ぎてました…あっ、洗濯物取り込むの忘れてた!
  そんな夏の一日でした。

          
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また会う日まで~♪

2007年07月28日 22時55分39秒 | 大暑
                         □ エヴリン(ER)

◇ 猛暑に備えて、先日小さい薔薇の蕾はすべて摘み取ったのですが、
  これだけは、どうしても摘みとれませんでした。
  これは株も充実してますし、すぐに咲くでしょう。
  だから、今シーズン最後の春の薔薇になります。

      涙くんさよなら さよなら涙くん また会う日まで 
      君は僕の友達だ この世は悲しいことだらけ
      君なしではとても 生きて行けそうもない… ♪ (浜口庫之助1965)

     
    □ エヴリン(ER)大好きなアプリコットピンクのロゼット咲きです。
      きっと、明日の開花でしょう。

   【2007年7月29日9時に追記しました。下の2枚】

     
   □ エヴリン(ER)。上の蕾が、朝にはここまで開花していました。
     開花が進むと、中央がイェローががったアプリコットピンクになります。

     
    □ 下方のもう一つの蕾が、エヴリンらしいアプリコットピンクです。

◇ そして、先日のごとく、またも切り花をコップに活けることに…差しただけ。

     

  材料は…ウィンチェスター・キャシードラル(ER)中央下
        アブラハム・ダービー(ER)      その向って右
        コーネリア(ミニバラ)         小さい黄色い花
        アイスバーグ(FL)           向って左のホワイト
        スカボロフェア(ER)          ピンクのまだ蕾
        コーネリア(HMsk)           中央上方
        クイーン・オブ・スウェーデン(ER)  向って右上
        私の中ではクリスマスローズ(?) オレンジ色

◇ 映画「冒険者たち」をBS2で見ている私に…。

      今週、アラン・ドロンばっかりね、あの人、演技はもひとつよ!

      なつかしのジョアナ・シムカスが出とるけん、見よっと!
      学生時代に、部屋に彼女のポスターを貼っとったとに…。

                         
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薔薇…また逢う日まで。

2007年07月26日 23時17分47秒 | 大暑
                □ コンティ・ドゥ・シャンボール(OD/Pol)

◇ 何もこんなに暑い日に咲かなくてもと、気の毒にさえ感じるくらいの夏の薔薇。

     

◇ オールドローズのコンティ・ドゥ・シャンボールが、今シーズン随一というくらい
  素敵なピンクに黄色いシベを見せてくれました。
  香りの薔薇は、こうでなくっちゃと、とてもうれしかったです。

     

◇ もうすぐ土用丑の日、ここまでよく頑張ってくれた薔薇達に敬意を表して…。

     
               □ コーネリア(OD/HMsk)     

     
              □ グラミス・キャッスル(ER)



(una poesia di oggi)
     
          薔薇ひらききって芯まで風およぶ     矢部栄子


     
               □ スカボロフェア(ER)

     
            □ アイスバーグ(FL・ドイツ1958)

◇ 咲いても一日二日しかもたなくて、すぐに散って行きます。
  昨日咲いていたヘリテージ(ER)は、風が少し強かったせいもあるのですが、
  もう散ってしまっていました。

     
    □ ヘリテージ(ER)かわいそうに形も崩れてました(2007/7/25)

◇ あと大きな蕾が二つくらい、それが咲いたら秋に備えて、ちっちゃな蕾には
  かわいそうですが、すべて摘み取ることにします。

     
       □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ(ER)ではなくて…。

     
    □ クイーン・オブ・スウェーデン(ER)でございました、ほら
   
     
   □ この細かいピンクの花びらの重なりが、この薔薇の魅力です。
                          【2007年7月27日追記】

     
             □ アブラハム・ダービー(ER)

◇ この春から夏にかけてぐんと生長を見せたのが、ジュード・ジ・オブスキュア(ER)
  もう形容のしようがないような素敵な色で、生命力のある薔薇です。

     

          

               

     【次の二枚も2007年7月27日の追記】

     

          
               □ このジュード・ジ・オブスキュア(ER)
                 昨夕は、開花は数日後と思ってました。

◇ 今日の夕方咲いていた薔薇をほとんど切り取って、コップ花にしました。
  私が活けたのですから、たかがしれてます。
  ちょっぴり恥ずかしいですね。

     

            また逢う日まで、逢えるときまで…。

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水遣り済んで一日が暮れて

2007年07月25日 23時56分48秒 | 大暑
                  □ グラミス・キャッスル(ER)

◇ 真っ赤な夕日が西空の雲間にありました。
  いつものことで、今月は帰るとすぐに猫ちゃんたちに餌をあげて、水を代えて、
  そして庭で水遣りです。
  水遣りの前に洗濯物を取り入れて、たたんでのお仕事(?)がありますが…。

     
□ ニューギニア・インパチェンス(ツリフネソウ科・インパチェンス属の多年草)

◇ 朝顔の鉢は、これから蔓が伸び盛り、瑞々しい葉っぱで光合成の真っ最中。
  そんな庭では、まだまだ蒸し暑さの残る一方で、白い花達が爽やかさを運んで来ます。
  このポーラチュカは、松葉牡丹そっくりです。

     
   □ 八重咲きポーラチュカ(スベリヒユ科・ポーラチュカ属の多年草)

◇ 薔薇の春のシーズンは、もう今月でお仕舞いになります。
  この暑さで、たとえ咲いても全然長持ちしません。
  だからすぐに切り花にします。

     
               □ アイスバーグ(FL)

     
             □ グラミス・キャッスル(ER)

     
            □ ジュード・ジ・オブスキュア(ER)


(una poesia di oggi)

          薔薇青し夜は子の言葉実るなり     松沢 昭

◇ 花壇の花も少し寂しくなってきました。
  だから、朝顔をたくさん種まきしたんですが…鉢花が咲いたらアップします。

     
 □ ペンタス(アカネ科・ペンタス属の半耐寒性多年草)白花は少なくて…。

     
 □ ユーフォルビア(トウダイグサ科・ユーフォルビア属の非耐寒性多年草)
   なんだかわけのわからない生え方です。

◇ ペチュニアの八重のドレスアップ・ライム。
  今年はテラコッタ鉢というのでしょうか、2株植えてみました。
  玄関に段差がありますから、西日を少しだけ浴びますが、ほふく性だから垂らしてます。

     

     

◇ 今年の新顔、大きい花のドレスアップ・ネオ・ホワイト。
  花の形は、全体的には普通サイズのドレスアップ方がいいですね。
  でも、一つひとつを見ると、どちらもそん色ないような感じ…。
  
     

     

◇ 台風の影響で、サフィニア・ブーケは、ほとんど終わってしまいました。
  濡らしたのが最大の原因で、あっという間に枯れるようにオワ!
  見本鉢のようにりっぱに咲き誇っていた朱やピンク系統のポーチポットは、
  跡形もありません。

     
 □ サフィニアブーケ・イエロー(ナス科・ペチュニア属の一年草?多年草?)

◇ 額紫陽花もこれが今シーズン最後です。
  写真を撮ろうと構えた時に、向こうにいたマックがいきなり吠えて、
  ビビってしまいました。

     
      □ ガクアジサイ(ユキノシタ科・アジサイ属の落葉低木)


(una poesia di oggi)

          夏の日を淡しと思ふ額の花     野村泊月

◇ 白い花がこうして庭のあちらこちらにぽつりぽつりと咲いているのも、何となくですが、
  涼しげで風情もあって、自己満足に過ぎないのですが、心休まる気分です。

     
     □ ホワイトプリンセス(モクセイ科・ソケイ属の宿根草)
       モクセイ科なら、香るのかもしれません。

◇ 植物には試練の九州が、雨の降らないだけの熱帯気候になる1か月に入りました。
  夏越しが心配なのが、たとえばフクシアとか、いくつもあります。
  薔薇には休んでもらって、しし座は朝顔にまかせようと思います。
  もちろん、次のミリオンベルにも、もう一度だけ少しピンチをして8月に備えます。

     

             

     
        □ ミリオンベル(ナス科・カリブラコア属)に
          ダイコンドラ(ヒルガオ科・ディコンドラ属)
          しだれ咲き小輪性ペチュニアとほふく性多年草の寄せ植え。
  
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ピンクや紫の花も夏モード

2007年07月22日 22時55分03秒 | 小暑
     □ スカボロフェア(ER)ピンクの色が薄く、やや形が崩れています。

◇ 明日7月23日(月)は、二十四節気の「大暑」になります。
  このところ、晴れか曇りがすっきりしない天気ですが、一日が雨という日は
  台風通過後はなくなりました。
  もう梅雨明け間近でしょう。
  気象予報士の山本志織さんが、西日本についてそう語ってました。

     
   □ 梅雨の名残の紫陽花(ユキノシタ科・アジサイ属の落葉低木)

◇ 夏の蒸し暑さにからっきし弱い私は、急に動きが鈍くなります。
  動きというのは、身体だけでなく、脳による思考能力も含みます。

     
     □ グラミス・キャッスル(ER)の向こうにも梅雨の名残…。

     
     □ 今年の梅雨時に楽しませてもらってありがとう。紫陽花様。

◇ それでも、趣味の園芸は一年365日の気の長い、継続は力なりの趣味。
  きれいごとではすみませんので、最低限やれることはやらなければなりません。

     
  □ ペンタス(アカネ科・ペンタス属の半耐寒性多年草)よく咲き続けます。

◇ 春、あれほど多かった花達も、バラを含めてポツリポツリと見えるくらいに減りました。

     
□ アイビー・ゼラニウム(フウロソウ科・ペラルゴニウム属の非耐寒性常緑匍匐性多年草)
  まだまだ、ずーっと咲き続けそうです。

◇ でも、ピンクや淡い紫色に春から初夏の名残が結構残っているものです。

     
        □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ(ER)
          本来の色ですが、蕾の時に台風に痛めつけられました。

     
 □ ヘリテージ(ER)いつも安定したピンク色のフルーティな香りの薔薇です。

◇ 季節は、これから真夏へ、あの熱い真夏日の連続、寝ぐるしい熱帯夜。

     
□ ブラキカム「ジャンボ・ミスティーピンク」(キク科・ブラキコメ属の多年草)
  向かって右は、ロータス・プリムストーン

◇ 庭の植物は、それに耐えて、ほぼ水だけで生きて行きます。

     
   □ フクシア「エンジェルス・イヤリング」(アカバナ科・フクシア属)

◇ 花が少なくなるとは言え、もうすぐ朝顔がわが家の東側の壁を中心に、少しでも
  涼しい夏の朝を演出してくれるでしょう。

     
        □ コーネリア(HMsk) 今は二番花の盛りです。  

◇ おそらく去年植えるはずだった朝顔の種が、昨日簡易倉庫から出て来ました。
  別に朝顔が歩いて出てきたのではなくて、私が探し当てたのです(イバルナ!)。
  一晩水につけたら、やわらかく膨らんでましたので、今日種まきしました。
  これも双葉から本葉に蔓を伸ばしてほしい、心からそう思います。

     
     □ アサガオ(ヒルガオ科アサガオ属の一年生つる性植物)
       まだ種ですが巨大輪なんて、洗面器みたいな花が咲くのかなあ…!?

◇ 2日のお休みなんてすぐに終わりです。
  明日からまた会社、でもたった5日出勤したらまたお休みですから…。
  引き続き、ミニ花壇№1の拡張(ほんの少し)の続きをします。

     
      □ イポメア(ヒルガオ科・イポメア属の非耐寒性多年草)
        英名は 'sweet potato' 要するに、サツマイモですたい!
        それにしては夕焼け空のような、ほのかな渕取りがゆかしいな。

◇ これは、今読んでいる本です。
  夜はポテッと寝てしまうので、なかなか先に進みません。

             


(una poesia di oggi)

     兎も片耳垂るる大暑かな         芥川龍之介

◇ 先日もアップした、L.D.ブレスウェイト(ER)

     

◇ どうして、こんなピンクの花が咲くのかなあと思ってましたら、
  Mary Rose × The Square でした。
  ピンクの花が咲いても不思議でないですね、メアリーローズの子です。
  これが本来の薔薇の色彩です。
  ダークスーツの胸のポケットに…私なんかは似合いません。

     

     
  
◇ ピンク系ではないですが、ジュード・ジ・オブスキュア(ER)がポツポツと
  咲き続けています。
  自然の造る色彩に、驚きを禁じ得ない思いがします。

     

◇ 追伸 ◇

     

  パカラも完全にダウンしてしまいました

     


     
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音楽と私 ③

2007年07月19日 23時59分56秒 | 小暑
                 □ 私んちの薔薇で一番「情熱的」な…。 

◇ 今日はお日柄も良く、通勤途上の交通事故で整形外科に入院している知り合いを
  見舞いました。
  ハンドルで顔を強打したらしく、首がガチガチ、腕や背中の神経が痛いとのこと。
  顔色も良くなくて、眠れないのがつらいとぼやいてました。
  早く治癒して、元気になって欲しいものです。

     
      □ けさのクチナシ(アカネ科・クチナシ属の常緑低木)

◇ もうすぐ梅雨明け間近(マジかよぉ…これは若者達の言い草)。
  今日は薄曇りというよりも、ダークブルーのこれでも青空?という一日でした。

     
     □ ドレスアップ・ライム(ナス科・ペチュニア属の多年草)

◇ 夕べは薔薇や花木や草花達の葉っぱに、軽くシャワーを浴びてもらいました。
  Haruさんのご意見を採用させていただきまして、さっそく塩分控え目というか、
  洗い流したつもりです。

     
 □ 八重咲きマーガレット(キク科・アルギランテマム属の常緑多年草)

◇ そんな中、オレンジ色のスプレータイプの薔薇が次第に本来の色に変化してました。
  燃えるような情熱的な色…。

     
              □ 2007年7月19日の朝

◇ よく見るとまっすぐ伸びた今年のシュートの先に、炎が乱れてるかのように感じます。
  こうして今年の暮れまで咲きたい時に気ままに咲いて、1年の役目を果たすのです。

     
             □ 2007年7月17日の朝

◇ もう20年近く、おととしの暮れまでは、放ったらかされたまま、水やりだけで
  活き繋いで来たのでした。

     
             □ 2007年7月18日の朝

◇ 「情熱的な」と言いましたが、さて、音楽のお話です。
  ベートーヴェンの有名なピアノ曲、ピアノソナタ第23番ヘ短調作品57「熱情」。
  いつものように、クラシックに興味のない方も、せめてお花の画像だけでもどうぞ!

     
  □ 半分だけ遠慮気味に開いた中途半端なL.D.ブレスウェイト(ER)

     
  □ 同じ株から、信じられない色のL.D.ブレスウェイト(ER)です!

◇ 去年、「悲愴」ソナタの第2楽章が大好きだとブログに載せましたが、
  この「熱情」ソナタも全体を通して、大好きな曲です。

     

◇ 「悲愴」「月光」」「熱情」、ベートーヴェンの3大ピアノソナタと呼ばれている曲は、
  ウィルヘルム・バックハウス盤をLPレコードの頃からよく聴いていました。
  そのレコードと全く同じCD盤を、これもまたよく寝る前に聴いています。
  よく見ると"PIANO SONATAS*1"とありますが、つまり"*2"もあります。
  これもまた大好きな「テンペスト」がそこにはカップリングされてます。

     

◇ まるでタイプライターを打つみたいな3連附やシンコペーションの効いた第1楽章。
  8分の12拍子なのに、途中で8分の20拍子が左手と右手に交互に出てきたりして、
  ピアニストにとっては結構演奏が難しいのではないかと、素人は思ってしまいます。

     

◇ 途中で、どこか「運命交響曲」を思わせるフレーズも出て来ます。
  そう、第1楽章はダダダダーンというリズムが、結構ありますから…。
  でも「熱情」とまでは、あまり感じられません。

     
       □ この部分は「運命」とは、直接関係ありません。

     
        □ 2007年7月19日の夕方、燃え過ぎるくらい…。    

◇ うって変わって、モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」やシューベルトの
  「アヴェ・マリア」程でもないですが、いかにも天上に誘われてしまいそうな、
  でもピアノの音だから天上までも行かないかと、訳のわからない美しさを持った
  第2楽章は、聴いてる方も静かで厳粛に、でもやや明るい気分にさせてもらえます。

     

     

     
          □ ジュード・ジ・オブスキュア(ER)

◇ それも束の間、私にはこんな風に「情熱」は吹き荒れたり、自由奔放に流れたりは
  しないだろうなというくらい、「熱情」と呼ぶに相応しいメロディーにリズムの
  第3楽章。
  これはベートーヴェン本人が「熱情」という名を付けたのではないようです。
  30数曲あるピアノソナタで、自分で名前をつけたのは「悲愴」と「告別」だったはず。
  とある雨の日、ベートーヴェンの知り合いの貴婦人が、これを初見でみごとに弾いて、
  感激のあまり、その方に「熱情」は捧げられたという逸話を読んだ記憶があります。
  でも、違う曲かも…間違っていたら、ごめんなさい。

     

     

◇ 温厚な穏やかな私にしては(?)、こういう激流や奔放さを楽しむような性分も
  少しは持ち合わせているようです。
  そう言えば、ジェット・コースターなんかも大好きですし…バンジーもしたい。

     
             □ アブラハム・ダービー(ER)

◇ 夜になって、Amazonに注文していたCD「珠玉のピアノ名曲集」が届きました。

     

◇ もちろん、リストの「ラ・カンパネッラ」から聴くはずが、間違えて一つ前の
  同じくリストは「愛の夢・第3番」から聴いてしまいました。
  これも大好きな曲ですから、どっちからでもいいんです。
  リストは手を広げると、私の脚の長さとそう変わらない程、長い指をしていた
  そうです。

     

     
      □ シャルロット(ER) 開花につれて、黄色が儚くも…。
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今日はお疲れ、草むしりに枝落とし。

2007年07月16日 22時51分15秒 | 小暑
            □ ギャラリー・ダリア(キク科ダリア属の多年草)
              ギャラリーというのは商標名でしょうか。

◇ 新潟で大地震が起こりました。
  お亡くなりになられた方は、本当にお気の毒としか言いようがありません。
  心よりご冥福をお祈りいたします。

◇ 今日は、もう連休の最終日…でもあと4日出てったら、もうお休み。
  午前中は案外カッと照りつけられましたが、午後からは一転かき曇り。
  にわか雨も降ったりして…変なお天気でした。

     

     
□ マンデビラ・アリスデライト(キョウチクトウ科・マンデビラ属の常緑つる性花木)
  朝顔より一足先に次々と咲いてます。
  向こうに見えるのは「ドレスアップ・ライム」

◇ やりたいことはたくさんあるのですが、まず薔薇の痛んだ葉っぱを落として、
  ついでに内向きの細い枝を落として、でもあまりありませんでした。

     

     
      □ いずれも、ジュード・ジ・オブスキュア(ER)の二番花
        下は、バニラ・シャーベットみたい。
  
◇ シャルロット(ER)の惚れ惚れするようなシュートがまっすぐ伸びていたのに
  台風でヘリテージ(ER)やジュビリー・セレブレイション(ER)に持たれてました。

     
     □ もたれかかった先に、ジュビリー・セレブレイション(ER)

◇ そのからまったシュートをそおっと離そうとしていたのに、途中で「ボキッ!」
  まあ、いいか、どうせ来年花をつけるシュートだから、50cmくらいのところで剪定の
  予定だったから…などと独り言をほざいてました。

     
      □ ジュビリー・セレブレイション(ER)台風の最中に開花。

◇ そのあとは、紫陽花のまわりの雑草抜き、風通しを少しでもよくするために
  貝塚の地面近くの枝の剪定をひたすらと…。

     
 □ 私の中では「クリスマスローズ」みんな一緒に燃えて咲きそうです。

     
 □ お隣(裏)の愛犬マック、案の定吠えられました。パンが欲しいって。

◇ 当然、お昼ご飯の休憩してましたら、いつの間にか寝てしまって、気がついたら
  午後3時になってました。
  その後は花壇の蒸れた草花を引き抜いて、込み入っていた部分を切り詰めました。

             
     □ 台風対策では、同じような鉢を三つ、紐でくくってました。

◇ 朝顔までは手が回りませんでした…腕も短いから…。
  今夜も文章と画像がバラバラでした。

     
        □ 夏の日差しに満開のL.D.ブレスウェイト(ER)

◇ 去年お花のとても好きな方にトレニアをいただいて、夏から秋へと楽しみました。
  そのこぼれ種が飛んだのでしょう。
  駐車場の隙間に、たったの一輪、可憐に咲いていました。

     
     □  トレニア(ゴマノハグサ科・トレニア属の非耐寒性一年草)
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束の間の梅雨の合間の朝

2007年07月12日 23時20分47秒 | 小暑
             □ 手前はドレスアップ・ネオ・ホワイト
               向こうは、ミリオンベル一株とダイコンドラの寄せ植え

◇ 朝の出勤前の庭の花の様子です。
  束の間というのは、こぶしを握りしめた親指か人差し指から小指の間くらいの、
  そんな短い間のことらしいですね。
  バタバタの朝ですから、貼り付けた画像も倒れてしまいそう…バタバタ!?

     
    □ ミリオンベル(ナス科カリブラコア属小輪多花性一年草?)
      これからは若々しい君の季節…まだまだピンチもするぜ。

     
    □ ダイコンドラ(ヒルガオ科・ディコンドラ属のほふく性多年草)

◇ 夜半には少しだけ降っていたかもしれませんが、今朝は青空が見えました。
  その中でも、じっと我慢の花達です。

     
 □ ホワイトプリンセス(モクセイ科・ソケイ属の宿根草)香りがいいとか…。

◇ ほふく性のペチュニア類はすべて軒下ですが、どうしても濡れてしまいます。
  宿根ペチュニアには、花がもう回復不能な鉢も出て来ました。
  これも雨にはあまり濡れさせたくない「アイビー・ゼラニウム」です。

      

◇ 今日は帰宅したら、朝顔と薔薇の剪定をしたかったのに、帰宅途端にすごい雷雨

     
          □ この雨でユリは倒れたかもしれません。

     
        □ スカエボラ「ブルーファン」
          (クサトベラ科・クサトベラ属のほふく性半耐寒性多年草)

     
   □ ラミュウム(シソ科オドリコソウ属の常緑多年草)は、マイペース

◇ 朝顔は行燈仕立てにしたくて、本葉が5~6枚になった蔓をちょん切るつもりでした。

             
        □ アサガオ(ヒルガオ科・アサガオ属の蔓性一年草)
          こんな鉢がゴロゴロ出来ました。

◇ 薔薇も、去年からの株のシュートを剪定したり、あまりに細い枝が立て込んで
  いるのも剪定するつもりでした。
  土曜日には台風が来そうですし、薔薇の鉢は転がしておくしかないですね。

     
          □ ウィリアム・シェイクスピア2000(ER)
            これでは、花の痛むのも早いですよね。

◇ どうも薔薇の色が、普段の色とは違いがあります。
  おそらく日照不足のせいかなあと思いますが、素人考えですから何とも…。

     
  □ ヘリテージ(ER)は、ここまでアプリコット・ピンクではなかったはず。

     
□ クイーン・オブ・スウェーデン(ER)も、アプリコット・ピンクで現れました。

     
      □ シャルロット(ER)も、いま一つ生彩がありません。

◇ その中でも雨を避けてるのは、二番花も一番花より少し小振りですも同じ色合い。

     
          □ レオナルド・ダ・ヴィンチ(AT/CL)

     

     
            □ L.D.ブレスウェイト(ER)

◇ ヨハン・シュトラウスのワルツ「南国のばら」をDVDで見て聴いてました。

     

    □ 地中海はスペイン領マジョルカ島のバラは、白薔薇のよう。
      ショパンが病気療養でジョルジュ・サンドといっしょに滞在した島。
      このとき有名な前奏曲「雨だれ」が作曲されました(1838)。

◇ 外は豪雨のようです。
  雨に濡れた姿が一番似合うのは、この季節、やはり紫陽花です。

     

◇ これは、薔薇の鉢の枯れ葉を取り除くのをじっと見ているパカラでした。

             
      
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音楽と私 ②

2007年07月09日 23時57分23秒 | 小暑
      □ ドレスアップ・ネオ・ホワイト
       (いわゆるほふく性ペチュニア・ナス科ペチュニア属の多年草)花がでかい!

◇ 音楽を聴きながら眠りにつく。
  それはもう30年くらい、LPレコードの時代から続けていることです。
  それが、内外のポップスだったり、クラシックだったり様々ですが、
  何十年も子守唄になっている曲をご紹介しましょう。

     

   
   (una poesia di oggi)

     薔薇よりも 濡れつつ薔薇を 剪りにけり     原田 青児


     
                □ ヘリテージ(ER)

◇ 以前は、まるまる一枚を聴き終わっても眠れないということもありましたが、
  年を重ねてきたせいでしょうか、冒頭の8小節から16小節辺りまでに、あろうことか、
  ポテッと寝てしまうことがよくあります。
  庭に今咲いている花とともに、読んで見ていただいたらと思います。

     
        □ 愕紫陽花も、お仕舞いに近づいてきました。

◇ 最初は、やはり長く聴いている曲にしましょう。
  それだけ気に入っていて、安らかに眠りにつけるような曲がいいですね。
  昔LPレコードを持ってまして、今は同じレーベルのCD盤を聴いているのが
  確か3枚ありまして、それがすべてピアノ曲です。
  LPもCDもレーベルは同じ、ラベルも当然同じです。

     
       □ ピアノ曲と百合の花は、なんとなくお似合いです。

◇ まず、今夜はショパンのその名も『夜想曲』ノクターン(Nocturne)という曲です。
  全部で20曲くらいあるのですが、その第1番ロ短調(作品9-1)が最も好きです。

     

     
    □ ショパンのノクターンの上巻ともいうべき№1~№10までです。


◇ 誰もがどこかで聴いたことのある曲と言えば、第2番ヘ長調(作品9-2)の方でしょう。
  あるいはCMで、また私のように映画「愛情物語」(The Eddy Duchin Story)で…。

      

◇ 美男子タイロン・パワー(Tyrone Power)に美女キム・ノヴァク(Kim Novak)の
  夫婦愛・子供への愛の物語(1956)。
  この夜想曲第2番がアレンジされて、"To Love Again"としてヒットしたそうです。

     

     
           □ ウィリアム・シェイクスピア2000(ER)

       

     
           □ L.D.ブレスウェイト(ER)
             深紅と真紅の違いがあまりよくわかりませんね。
             実際は、もっと濃く、一方はもっと紅く…。 

◇ それでも私はノクターンなら、まず第1番の曲を推します。
  哀しみを押しこらえていた女性が、耐えきれずに涙を一筋そっと流す…。
  そんな憂いを込めた冒頭の流れ落ちるようなメロディが、とても好きなのです。
  もうこれまでいったい何回聴いたのでしょう。
  ニークス(どこの誰だか知らない人)によれば「夜とそのしじまに生まれる
  情感を暗示する」曲だそうです。

    
      □ ペンタス(アカネ科ペンタス属の半耐寒性多年草)
 
◇ 巨匠アルトゥール・ルービンシュタイン(Artur Rubinstein)のあっさりした
  ピアノタッチも、甘ったるくなく絶品だと思います。

     
           □ Artur Rubinstein (1887-1982)

◇ 今夜はそれを聴きながら寝ることにしましょう。
  いつから聴き始めたか、そんな30年も前のこと思い出せません。
  先日、別府へのドライブでも聴きましたが、やはり枕元で聴く曲のようです。
  私のお布団が、パリのサロンに変わることは決してないですが…夢の中へ

     
         □ この夕方、朝顔の支柱には、お客様が…。
           梅雨が明けると、山に向かって飛んで行くんでしょう。
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