折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

モンタナ系のクレマチス、この春は遠慮がちに

2017年04月29日 22時59分39秒 | 穀雨

◇ 今年も大型連休が始まりまして、今日も含めて9連休になりますが、これくらい長い休みも過ぎてしまえばあっという間ということなることでしょう。

  …などと、せっかくの「休み」が聞いたら叱られそうなことをわざわざつぶやくこともないでしょうが、のんびり休養中心に有意義に過ごしたいものです。

  庭の春もここに来て駆け足で進んでいくようにも感じられて、楽しみにしていたモンタナ系(旧枝咲き)のクレマチスは、花が少なめながら開花を迎えました。

  今年は当地の桜の開花がかなり遅れたように、どの花も遅れがちの開花になっていますが、バラの蕾もいよいよ膨らんできたものが見え始めました。

 

□ 数日前からモンタナ系のクレマチス、白い花が咲き始めています。

 

□ クレマチス モンタナ系 スノー・フレーク

(Clematis montana 'Snow Flake')

3年前の幼苗がずいぶん充実して来ました。

 

□ ところがフェンスの左側は、最上段部分のつるだけに花が咲いています。

このとおり新芽の見られないつるも確認できて、この春はやや寂しい状態です。

 

□ こちらは鉢植えのクレマチス、わかりづらいですがピンクの花です。

 

□ クレマチス モンタナ系 ルーベンス

(Clematis montana 'Rubens')

 

□ この株で4年目だと思います。

日本のように高温多湿の土地には過酷な栽培条件で、

夏場にあっさり枯れることも残念ながらままあります。

 

□ クレマチス モンタナ系 メイリーン

(Clematis montana 'Mayleen')

銅葉の美しいピンクの花はもう6年目、金木犀に誘引しています。

ただ、高木に誘引するものではないですね。

年々つるが高く伸びて、今年伸びたつるに来年の花が咲くものですから、

写真も撮れないほどの高い場所での開花がほとんどなのです。

 

□ アルバ・セミプレナ

(Alba Semi-plena A before 16th century)

どのバラの株も蕾が見え始めて膨らんで来ています。

その向こうにハゴロモジャスミンの花が広がっています。

 

□ 日に日に真っ白い花が増えていきます。

 

□ 最初は小さな化粧鉢から始まったのに…

この花を見上げるたびに、いつも半分あきれたように思ってしまいます。

 

□ ザ・レディ・オブ・ザ・レイク

(The Lady of the Lake R 2014 D.Austin England)

大苗2年目でウッドフェンスに誘引したランブラーも、蕾が見え始めています。

どんな花が広がっていくのか、それが楽しみです。

 

□ 今は樹木の白い花の季節でもあります。

 

□ オオデマリの花、清楚で気品を感じます。

 

 

 

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花の春、そろそろジャスミンの季節です。

2017年04月25日 22時52分53秒 | 穀雨

◇ 今日は午後から15分程だったでしょうか、雨がざっと降る時間帯があって、水たまりができるくらいの雨量、降り方は初夏を思わせる雰囲気がありました。

  明日は雨予報、こちらは午前中は強く降るかもしれないとの予報に、そんな気象情報に接しただけで、満員で遅れがちになるバス通勤が何だか憂鬱になってきます。

  春の庭は牡丹が咲いて、次はいよいよハゴロモジャスミンの白い小花、無数の濃いピンク蕾の中を少しずつでもあちらこちらで広がって来ました。

  その間には遅れていたモンタナ系のクレマチスの花も咲き始めることでしょうし、バラの一番花までの庭の花達のバトンタッチも一応は順調に進んでいるようです。

 

□ 先週末あたりから徐々に開花が始まった「ハゴロモジャスミン」です。

 

□ 元はと言えば、冒頭の写真程度のポット苗が始まりでした。

 

□ 地植えしてから、もうかれこれ15年以上にはなるはずです。

けさの様子ですが、まだ一分咲きにも満たない開花です。

 

□ キモッコウバラも同じ時期に開花が始まりました。

昨年は真冬の氷点下の冷え込みが3、4日程続いて、ジャスミンの花芽が枯れました。

今年は何とか大丈夫だったみたいで、ホッとしました。

 

□ 白牡丹、残りの3つの蕾がすべて開花しつつあります。

 

□ アイリスも急に開花した感じがします。

  

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花の春、今年は少し遅れて牡丹の花

2017年04月22日 21時57分37秒 | 穀雨

◇ 早くも4月も下旬に入って来ましたが、このところ花よりもバラや紫陽花などの葉の展開が旺盛で、葉の広がりと日差しの眩しさが際立っています。

  桜の開花がこれまでで2番目に遅れた当地の春、庭でも花のバトンタッチが微妙に遅れていて、モンタナ系のクレマチスがまだ開花に至りません。

  数日前にようやく牡丹が開花して、いつものように大きな蕾から花びらがちらっと見えたかと思った途端に、2日後にはほとんど満開状態になりました。

  庭の春は牡丹が咲くと次はジャスミンの花、この1週間くらいは気温が高めの日が多かったせいか、ほんの少しずつですが、白い小花が見え始めました。

 

                                                          2017年4月21日

□ 牡丹の花は、四季を通して庭一番の大きさの花です。

 

                                                 4月19日

□ その2日前、固い蕾から花びらが覗き始めて、開花の始まりです。

 

                                                      4月20日

□ これで5分咲きくらいでしょうか、とにかく開花のスピードが速いのです。

 

                                                          4月21日

□ ほぼ満開、優雅な花の姿、この状態が数日続くことになります。

白牡丹ですが、淡いピンクがかって、今年は特にピンクが強い感じです。

 

                    (una poesia di oggi)

白牡丹と いふといへども 紅ほのか     虚子 

今年もこのお気に入りの句を載せることになりましたが、牡丹は実は夏の季語になります。

 

                                                           4月22日

□ 楽しみな蕾があと2つ控えています。

 

□ アメリカアジサイのアナベル、あっという間に葉がこんなに展開して来ました。

 

□ ウッドフェンスのモンタナ系のクレマチス、蕾が膨らんでもうすぐ開花でしょう。

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

庭の真ん中辺りに地植えして10年のバラ、蕾がたくさん見られます。

 

□ バラの株元近くのホスタも青々としてきました。

 

 

 

□ 春はこうして白い花も多く咲くような気がします。

 

□ 玄関先には、優しいピンク色のチューリップ

 

□ 日差しや風に気ままになびいたり、まっすぐに咲いてみたり…。

 

                                                                  4月22日

□ ポツリポツリと白い小花が見られるようになりました。

 

□ ハゴロモジャスミン、もうすぐ一帯が芳しい香りに包まれます。

 

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少しずつ移ろいゆく花の春に

2017年04月15日 22時58分18秒 | 清明

◇ 今年は桜の開花を直前に控えた3月中旬辺りから冬に逆戻りしたような気温の日が多かったせいか、本格的な春の到来がいつもよりずいぶん遅れました。

  もちろん庭の花の春も同様で、ヘレボルスの花は順調に咲いて行きましたが、それに続く早咲きのクレマチスは、遅れに遅れた桜の開花にお付き合いでした。

  次に続くのは、モンタナ系のクレマチスに、牡丹に、ジャスミンに…その間にチューリップをはさんで、これがいつもの花の春の移ろいゆく様子になります。

  このところの春本番の陽気で、遅れ気味だったモンタナ系のクレマチスもあと1週間もすれば咲き揃うでしょうし、やがてバラの開花へと庭の春は移って行きます。

 

□ オールドローズの「アルバ・セミプレナ」の新芽が広がって来て、その向こうには…。

 

□ 地植えのハゴロモジャスミンの花芽が、急に充実して来ました。

春本番を実感する瞬間です。

 

□ これは白牡丹ですが、今年は花芽はやや少なめで三つです。

 

□ それでもこのところの陽気で、急に大きくなってきました。

 

□ この3日間くらいで、チューリップが急に色づいてきました。

 

□ 通路にはムスカリの紫色の春が並びます。

 

□ 日だまりでは紫色の菫花が至る所に咲いています。

 

□ この時季になりますと、初夏に向けた準備も始まっています。

アメリカアジサイのアナベルの新芽が広がって来ました。

向こうにアーチに誘引しているクレマチスが見えていますが…。

 

                                                             2017年4月12日

□ 前回ご紹介のアーマンディ系のクレマチス「アップル・ブロッサム」

満開を迎えて、朝日に映える様子です。

 

□ 淡いピンクの花ですから、朝日が差すと殊の外きれいに見えると思います。

 

□ アーチの東側、朝日がすべて花に吸い込まれている感じです。

 

                                                             4月14日

□ こちらは二階のベランダから見た様子です。

新しいつるがたくさん見えていますが、このつるに来年の花が咲くことになります。

 

□ まさに満開そのもの、春爛漫を感じます。

 

                                                              4月15日

□ いつの間にか、光の眩しい春になって来たことに気がつきました。

 

□ さて、バラの葉もこんなに展開しています。

これも眩しい春そのものです。

 

□ オリビア・ローズ・オースチン(ER)に蕾が見え始めています。

バラの春まであと1か月を切りました。

 

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早咲きのクレマチス、一気に咲きあがりました。

2017年04月08日 21時26分28秒 | 清明

◇ 当地の桜はこれまでで二番目に遅い4月4日の開花となりましたが、その後の春本番の陽気で、今日は満開寸前の8分咲きまで咲き進んでいるように思われました。

  もっとも開花後はあいにく何日も雨が降り続いていましたが、午後になってようやく雨も上がって明日は晴れ予報、日曜日ですので花見の方も多いことでしょう。

  その桜の花に毎年開花の時季がほぼ一致する庭の早咲きのクレマチス、今年は「遅咲き」の桜の開花に合わせて、4月4日辺りから急に花の数が増えて行きました。

  毎年春休みに帰省して来る孫娘は、昨年も一昨年もこのクレマチスの下で記念写真を撮っていましたが、今年もこの花の下でにっこりと微笑んでくれたのでした。

 

□ 今年もクレマチスの季節に入って来ました。

アーチに誘引のクレマチスの北側です。

 

□ こちらがアーチの南側になりますが、つるが猛烈な勢いで伸びて来ました。

 

□ クレマチス アーマンディ系 アップル・ブロッサム

(Clematis armandii 'Apple Blossom')

 

 

□ 庭の春がいきなりやって来たというか、この咲きっぷりに半ばあきれます。

 

□ アーチの内側、天井部分でもこれから一気に咲きあがることでしょう。

 

□ 小雨の中を孫娘のKちゃん(5歳6か月)です。

 

                   2017年4月8日

□ 昨年もこのアーチの下で

記念の写真を撮ったことを覚えてくれてました。

 

            2016年4月3日

□ ちょうど1年前の様子です。

 

□ 「これはKちゃんが植えたバラなんだよ!」

2年前に鉢上げしてくれた挿し木苗、ハーロウ・カー(ER)です。

明日9日に千葉県に戻り引っ越し準備、5月連休中に海外住まいとなります。

 

□ モンタナ系のクレマチスの蕾もいつもの年より遅れ気味です。

 

□ それでもあちこちで蕾が見え始めました。

 

□ この調子で行くと、4月中旬あたりに清楚な花が見られるかもしれません。

 

□ バラの株元近くでは、いつの間にかホスタが芽吹いていました。

 

□ 定位置は門扉の上、ベロニカ・オックスフォード・ブルーです。

 

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遅い今年のクレマチスの春

2017年04月02日 21時58分07秒 | 春分

◇ 4月に入ったというのに、こちらは九州でありながらも桜の開花が遅れに遅れて、まだ開花宣言が出ないままの状態が続いています。

  日曜日も北寄りの風がたいへん強くて、雲の低く垂れこめた空からは時折ゴーゴーという音がして、庭でも一時強風が吹き荒れていました。

  春分辺りから平年比で気温の低い毎日が続いていましたから、桜の開花に合わせるように咲く庭の早咲きのクレマチスも、開花があまり進んでいません。

  明日以降はようやくこの時季本来の陽気が戻って来るようですので、これから先は庭のクレマチスの春が進んで行くことを期待しているところです。

 

□ アーチに誘引している常緑性のクレマチス、まだ一分咲きにも満たない状況です。

 

□ クレマチス アーマンディ系 アップル・ブロッサム

(Clematis armandii 'Apple Blossom')

 

□ 日当たりの好い南側でさえ、まだほとんど開花が見られません。

 

□ ウッドフェンスに誘引しているモンタナ系のクレマチス、新芽がずいぶん開いて来ました。

 

□ ヒヤシンスの左奥のクレマチスの旧枝からも、新しいつるが伸びて来ました。

 

□ 寒かった今年の3月でも季節は動いて行きました。

 

□ 純白の花の春にもこの季節らしさが感じられました。

 

□ さっぱりとした早春の彩りに接することができて、心も和みました。

 

□ 和むと言えば、孫のつーくん(5か月)です。

土曜日に久しぶりに抱っこすることができました。

 

□ そして、帰省している孫娘のKちゃん(5歳6か月)です。

 

□ 「庭仕事」が大好きで、マーガレットのポット苗を鉢に植え替えてもらいました。

 

□ この子にとって、いよいよ旅立ちの季節となりました。

今月下旬には遠い国へ行きますので、しばしのお別れです。

 

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