折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

お疲れサマ~夏のバラ達

2008年08月26日 23時55分00秒 | 処暑
           □ エグランタイン(Eglantyne 'Masako'/ER)
            私の中では、この季節にしては、完璧に映る。


◇ 猛暑の夏も、吹く風にいつしか秋の風が混じるようになった。
  特に明け方が涼し過ぎて、それで目が覚める。
  足元には丸まったパカラ
  タオルケットだけでは、いくら肉布団を巻いている私でも風邪を引きそう。

     
             □ シャルロット(Charlotte/ER)
               まだまだ咲くんだそうな。


◇ 久しぶりに、朝に咲いているバラだけを撮ってみた。
  蕾もあるし、撮り忘れたバラもいくつかあるが、みなお疲れ様のバラ達。
  いつまでも咲いていてほしいのはマウンテンズ(やまやま)ではあるが、
  もうそろそろ晩夏のお暇を出そうと思う。
  また、天高く馬肥ゆる秋に、そのままの姿で咲いてくれい。

     
            □ ノック・アウト(Knock Out/F)
              新しいシュートに新芽が映える。

     
            □ ハーロウ・カー(Harlow Carr/ER)
        この大苗もパット・オースティン(Pat Austin/ER)同様
           一年目から、ほっといたら、いくらでも咲く。
          それでも株は着実に生長している、秀逸なバラだ。

     
              □ ヘリテージ(Heritage/ER)
                 お疲れサマーのその1。

     
         □ スカボロ・フェア(Scarborough Fair/ER)
               お疲れサマーのその2。

     
         □ ドミニク・ロワゾー(Dominique Loiseau/S)
               お疲れサマーのその3。


◇ 明日は雨予報、まだひと雨ごとに涼しくなるというわけにはいかないだろう。
  これからの年中行事、台風の上陸さえまだないのに…来月が不気味だ。
  しかし、吹く風に木々のざわめく音、ツクツクボウシの日に日に増す鳴き声。
  一歩一歩、着実に秋の気配が感じられる頃になった。

     
     □ ミニバラのような、スカボロ・フェア(Scarborough Fair/ER)
           さすがに、花も葉っぱもくたびれ気味。

     
              □ ミニバラ、品種名不明。

     
        □ ミニバラ「ピンク・マシュマロ」だったと思う…。


◇ 朝のデジカメ撮影はドタバタ出勤の裏返し、鞄にデジカメを突っ込むハメに。
  出勤した朝の職場の外で、可愛い女性が、美しい鳴き虫を見つけた。
  うん!? 美しい女性が、可愛い鳴き虫を見つけた!? どっちでもいいや(ゴマスリ)。
  とにかく、デジカメを持って来たのが功を奏して(!?)、画像に収められた。

     
     □ 一瞬、ウマオイムシかと思ったが、クビキリギスだろう。
       オケラのように、ジーーッと暑苦しく鳴く、夏から秋の虫。
       それでも、このヒゲの曲線は、秋の虫そのもの。
       有名な短歌が、心静かに浮かび来る。


(una poesia di oggi)

   馬追虫の髭のそよろに来る秋はまなこを閉ぢて想ひ見るべし   長塚節
   (うまおい)

     「そよろに」の部分がさすがだと思う。そうっと、という意味。
     忍び来る秋の気配を言い得て妙、こんな感性を私は持ちたい。
     たしか、中学生の教科書に載ってた…はず。
     彼の代表作のひとつだろう。


  
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雨の中でもバラはバラ

2008年08月23日 21時57分05秒 | 処暑
             □ パット・オースティン(Pat Austin/ER)
                先日は二輪咲き、今日は三輪咲き。
                今シーズンの大苗とは思えない。


◇ 昨日から雨、秋を思わせる秋雷、そう言えば今日は二十四節気の「処暑」
  これは「暑い処」ではここ九州になるから、「暑さも此処まで」の意味らしい。
  ここ数日は、朝夕、特に明け方が涼しく、さすがに小さい秋がそこかしこに。
  あと一か月もしたら秋分、暑くて長かった夏も勢いをなくして行くだろう。

     

     
             □ ヘリテージ(Heritage/ER)
         雨の中でもバラはバラ、淡くてもそんな存在感。

  
  (una poesia di oggi)

       処暑なりと熱き番茶を貰ひけり     草間時彦


◇ うちで勢いの衰えないのは、一部の四季咲きのバラ達。
  今はほとんどバラしか咲いていない状態。
  うれしいのやら、やや情けない感じがないでもない。
  そう言ってるのは贅沢かもしれないし、次はバラに寄り添う花を植えてみよう。

     
      □ アイスバーグ(Iceberg/F) 春からほとんどこの状態。
            植える場所をよく考えたらよかった。

     
          □ グラミス・キャッスル(Glamis Castle/ER)
                寄せ植えの花を何としよう。


◇ バラは土と環境、その品種が植えられた場所と、大いに関係する気がする。
  うちに向いている花、残念ながら連れて帰るんじゃなかった、正直ある。
  だからと言って見捨てるわけには行かない、天地神明にかけて(大袈裟!?)…。

     

    
        □ ドミニク・ロワゾー(Dominique Loiseau/S)
              フレンチローズの乱れ咲き。

    
      □ チャールストン(Charleston/F) 花の終りと始まりと。


◇ バラとなら、たとえ火の中、水の中、バラを先に行かすかも(ジャンケン)。
  次のシーズンで4年目になるから、もういつまでも同じことをやっておれない。
  誘引と寄せ植えを中心に、癒しの空間もたとえ小さくても造ってみたい。

     
     □ コントゥ・ドゥ・シャンボール(Comte de Chambord/P)
           香りのオールドローズも、この雨では…。

     
      □ ジャック・カルティエ(Jacques Cartier/P)春より淡い。
          これら、ポートランド系の二品種は、よく返り咲く。


     
            □ ノック・アウト(Knock Out/F)
              リビングの窓からも、赤い一点がよく見える。
              明日、どんな花が咲くことだろう。

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そろそろ冬から来年の春のことを…。

2008年08月19日 23時53分25秒 | 立秋
   □ フラウ・カール・ドルシュキ(Frau Karl Druschki/HP 1901 Deutschland)

◇ 朝の出勤時からお日様ジリジリ照りつけて、会社(工場)に入門の頃は汗だく
  防災警備のおいちゃんに「お父さん、歩いて来たんな
  夜からして真夏日に近い熱帯夜で、最低気温29度
  もうここまできたら、熱帯や こんなとこ絶対いや

     
         □ L.D.ブレスウェイト(L.D.Braithwait/ER)
           秋が次第に近寄って来ているかのよう。


◇ シャレにもならんくらい、もう息も絶え絶え、脚といっしょで長くはないな。
  帰りがけ、由布岳の向こうに日が沈みかけ、ようやくツクツクボウシの初鳴き。
  風も心なしか涼しく感じたが、少し歩いても信号待ちすると汗が噴き出す。
  まだ8月第三週では、秋を思わせる涼風を期待するのがアホや。。。

     
            □ イエスタデイ(Yesterday/Pol)
              50個くらいは花をつけているが、
              引いて全体を撮ると、花がわからなくなる。
              それほど小さい小さいバラの花。


◇ 昨日の期待どおりに、ハイブリッド・パーペチュアルのバラが、遅れて二番花。
  当初からアーチ候補だが、つる性が強烈に出るので二階ベランダ近くに誘引を。
  いずれにしろ、いったん咲き出すと淡いピンクの白の剣弁高芯咲きが麗しい。

     

     

     
      □ フラウ・カール・ドルシュキ(Frau Karl Druschki/HP)
       樋の横を伝うように上に伸ばして、それから左右に分けたい。


◇ ある程度の計画買いも、あっぱらぱ~の衝動買いも、大切なバラ、一期一会。
  美的感覚はパカラにさえ譲る程度だが、道具も使えるし、物も作れる。
  趣味のバラ園芸も、新規購入は程々にして、新しく次の段階へ進めようと思う。

     
          □ パット・オースティン(Pat Austin/ER)
       これこそ、花壇の真ん中に相応しいシュラブに仕立てたい。
  

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残暑厳しき折から…。

2008年08月17日 22時45分35秒 | 立秋
           □ ウィンター・カーネーション、夏に咲く花だとは…。
             元来カーネーションは初夏の花だから、不思議ではないが。


◇ 今日で束の間のお盆休みもお仕舞い、明日からはまた会社。
  娘も夕方の飛行機で東京に戻って行った。
  空港まで送った帰り道、別府辺りではすごい豪雨
  そして、家の近辺も大雨、おかげで今日も水遣りパス。

     
       □ フローランス・ドゥラートル(Florence Delattre/S)
            春から久しぶりに顔をのぞかせた、
            優しくも懐かしい花の色。
            ちょうど雨が降り始めた、昼下がりの様子。
            この後、娘を空港へ送って行った。


     
         □ 昨年の春、花束のバラを挿し木にしたもの。
           次も同じバラ(品種名は当然不明)

     
        □ まだミニバラサイズの花、この冬に鉢上げ予定。


     
         □ ヘンデル(Händel/LCl) 不思議な花。 
           咲き始めは、ほとんど白でかすかにピンク。
           明日以降は、濃いピンクに色が逆転する。


◇ 毎度毎度の二乗くらいの夏のバラ、庭のほとんどがバラしか咲いていない。
  おそらく、今咲くべくして咲いているのだろう。
  そう思うと、たとえ暑さで傷んでいても、その分だけ余計に美しく感じる。
  傷んだ部分を拙い感性で、無限の美しさになぞらえようとしているのに気付く。

     
     □ ジュビリー・セレブレイション(Jubilee Celebration/ER)
       燦々と降り注ぐ、真夏の陽光を受け止めて (2008年8月16日)


     
            □ ハーロウ・カー(Harlow Car/ER)

     
          □ また本格化して来たが、大苗一年目。
             もうしばらくは休ませよう。


     
         □ パット・オースティン(Pat Austin/ER) 
                            (2008年8月16日)

     
        □ あまり間を開けずに次々咲く、秀逸な株だが、
          何しろ今年の大苗、こちらももう休ませたい。


     
       □ 虫にかじられても、シャルロット(Charlotte/ER)
           本来の優しい黄色が、心を和ませてくれる。


◇ そうこうしている間にも、季節は着実に動いて行く。
  昨日今日の雨、蒸し暑さの中にも、これまでとは違う空気を感じる。
  あと二週間で八月も終わる…風の音にぞ驚かれぬる。

     
            □ ルリマツリ、バラの葉の間から。

     
      □ そのバラがこれ、上品な香しさは夏でも変わらない。
        コントゥ・ドゥ・シャンボール(Contes de Chambord/OR/P)


◇ この数日で疲れもほとんど取れたし、でも腹周りは取れなかった…。
  近づくのは読書の秋、芸術の秋であってほしい。
  こわい食欲の秋、野性と理性の小競り合いが続く…これは年中行事か。

     
       □ 毛の部分だけだが、洗濯バサミでつままれて、
         そのまま寝てしまったパカラ
         最初は、取り除こうとくるくる回ってたのに
         こんなことをするのは、あのご夫人しかいない…。


             
        □ セブン・イレブンで娘がクジを引いたら…1等。
          小さい頃、キティちゃんのクジをよく引いてたなぁ。
  

   追伸 (2008年8月18日)

              
            □ この秋に購入予定のバラのメモ(大苗)
              チェックリストの中から、4~5品種。。。 
              上から、②③④⑥⑦の可能性が大。

  
  
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バラ ~ 春、夏のシーズンもそろそろお開き。

2008年08月14日 00時36分11秒 | 立秋
             □ スカボロ・フェア(Scarborough Fair/ER)
               こんなに一斉に咲くのは、初めてかも…。


◇ 夕方柔道の上野雅恵さんが二連覇達成した直後、ちょっと用事で車を走らせた。
  西の空、由布岳方面に、さかんに稲光落雷音も時間差で聞こえる。
  そう言えば、お昼も雷雨、夕立があった。
  本来13日からお盆休みだったが、一日出勤…疲れた、最近疲れが取れない。

     
     □ 咲く時季によって、秋色を先取りしたような錯覚になる。
 

◇ バラが春よりも元気よく咲いて、立秋を過ぎた。
  これほど夏にバラが咲くとは、三年目にしてようやく気がついた。
  それが正しい栽培方法かどうかは、正直なところよくわからない。
  でも咲きたくて咲くのだから、こちらも精一杯ケアして、楽しませてもらった。

     
       □ イエスタデイ(Yesterday/Pol)が、鉢いっぱいに咲いた。
         このアングルでは、どこに咲いているかわからないくらい。
         でも春の購入時は、とてもみすぼらしかったのに…。

     
      □ ピンクというか、ライラックのような色ではないかと思う。
        とても愛らしい、私好みの素朴なバラ。

     
         □ アブラハム・ダービー(Abraham Darby/ER)
          イエスタデイと比べたら、大きさの違いがわかる。


◇ 今の様子では、バラはおそらく8月いっぱいは咲き続けるだろう。
  最終週の土日で弱剪定にお礼肥え(追肥!?)、それだけは決めている。
  お盆、自分の体調も考えて帰省は断念、でも秋風が吹く頃には帰ろう。

     
     □ ハーロウ・カー(Harlow Car/ER) 猛暑で、ボサボサ頭…。

     
□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ(Charles Rennie Mackintosh/ER)健気。

     
       □ L.D.ブレスウェイト(L.D.Braithwaite/ER) 鮮やか。


◇ 昨日高校の同窓会の案内メールが来ていた、11月8日に東京にて。
  すでに案内の届く数日前から航空券も宿も予約済み、まだ3か月も先か…。
  会社から帰宅したら、お盆休み用に注文手配していた文庫本が届いていた。

       ネコはどうしてわがままか 日高敏隆  新潮文庫
       春のかぞえかた       日高敏隆  新潮文庫
       語りかける花         志村ふくみ ちくま文庫

     
            □ コーネリア(Cornelia/HMsk)
              咲いては散り…いつまで繰り返すのだろう。

      
     □ エヴリン(Evelyn/ER)   □ エグランタイン(Eglantyne'Masako'/ER)

     
          □ エヴリンの開花(8月14日夕刻追記)

     
        □ エグランタインの開花(8月14日夕刻追記)

     
        □ 孤高のレオナルド・ダ・ヴィンチ(AT/CL)
                            (8月14日夕刻追記)

          
       □ クレマチス・ジャックマニー系・ジプシー・クイーン(Gipsy Queen)
         オオデマリの枝に蔓を巻いて、ちゃっかりと花を咲かせた。
                                   (8月14日夕刻追記)


               
            □ パカラ(Paccarat) 特にコメントなし
 
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秋来ぬと目にはさやかに見えねども

2008年08月07日 23時58分16秒 | 立秋
              □ パット・オースティン(Pat Austin/ER)
                けさは、鮮やかなオレンジ色が初々しい。

◇ 毎朝職場に着いての決まり文句は、このところ「暑いですね」「暑くなりそうですね」
  その前に「今日も」がくっついているが、暦の上では二十四節気の「立秋」
  本日からは「残暑お見舞い申し上げます」に変わる~そうざんしょ
  これからはまず明け方に涼風が吹き、瀬戸の夕凪の蒸し暑さもそのうちに…。

     
             □ コーネリア(Cornelia/Min)


◇ それにしても、今年の暑さは格別、なのにうちのバラも生長した。
  毎度毎度で恐縮だが、イングリッシュローズのピークがここに来て…。
  ジュビリー・セレブレイション、シャルロット、ヘリテージの三年物が目を引く。
  しかも、今年の大苗なのにパット・オースチンの鉢植えには恐れ入る。

     

     
     □ ジュビリー・セレブレイション(Jubilee Cerebration/ER)


◇ あと三週間もしたら、かわいそうでも蕾があろうとなかろうと弱剪定。
  秋の返り咲きを楽しむためには、お礼肥えとともに絶対に欠かせない。
  代替わりの新しいシュートも、来年のバラの微笑を予感させるかのようだ。

     
     □ ジュビリー・セレブレイション(Jubilee Cerebration/ER)


◇ いささか気が早いが、秋が終わると当たり前のように、今年もきっと冬。
  来年に備えて、今から結構「誘引」のことが頭にある。
  これは二階のベランダに向けてとか、トレリスは自分で作ろう、さてさて。

     
       □ チャールストン(Charleston/F) 亡父の想い出。

               
                     □ これまでの猛暑とは打って変わって、
                       しのぎやすい方の日中だった。

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バラ ~ 歌とともに♪

2008年08月05日 23時56分01秒 | 大暑
         □ ジュビリー・セレブレイションが、少しずつ咲き始めた。

◇ 朝こうして写真を撮っても、夕方に水遣りをしていても、よく口ずさむのは歌♪
  「古いやつだとお思いでしょうが…」そのとおりで、古い歌しか知らない。
  一番新しい歌でも、Mr.Childrenの"GIFT"そんなところ…。
  不思議なものでバラが咲くと、やはり「バラ」の歌詞を唄っている。

     

     

     

     
    □ ジュビリー・セレブレイション(Jubilee Celebration/ER)
    うちでは珍しく気品あるバラも、しべが見えると愛らしくもある。

 
 (una poesia di oggi)

       百万本のバラ 
       
   小さな家とキャンバス 他には何もない
   貧しい絵かきが 女優に恋をした
   大好きなあの人に バラの花をあげたい
   ある日街中のバラを 買いました

   百万本のバラの花を
   あなたに あなたに あなたにあげる
   窓から窓から 見える広場を
   真っ赤なバラで うめつくして

   ある朝彼女は 真っ赤なバラの海を見て
   どこかの金持ちが ふざけたのだとおもった
   小さな家とキャンバス すべてを売ってバラの花
   買った貧しき絵かきは 窓のしたで彼女を見てた

   百万本のバラの花を
   あなたは あなたは あなたは見てる
   窓から窓から 見える広場は
   真っ赤な 真っ赤な バラの海

   出会いはそれで終わり 女優は別の街へ
   真っ赤なバラの海は はなやかな彼女の人生
   貧しい絵かきは 孤独な日々を送った
   けれどバラの思い出は 心にきえなかった

   百万本のバラの花を
   あなたに あなたに あなたにあげる
   窓から 窓から 見える広場を
   真っ赤なバラで うめつくして

      (詞:A.Voznesenskij・加藤登紀子 曲:R.Pauls 歌:加藤登紀子)

               
                      □ マリア・カラス(Maria Callas/HT)


◇ ブログは、日記、つぶやきとは言え、あまり図に乗ると著作権法が怖いが…。
  カラオケで嘘八百曲は歌える私のこと、バラの歌詞の歌はいくらでも。
  中学生の頃、私にとってスーパーマンは加山雄三さん。
  岩谷時子・弾厚作(作曲者としての加山さん)のコンビで歌が山ほどできた。

               
                       □ ノック・アウト(Knock Out/F)

 
 (una poesia di oggi)

       恋は紅いバラ 

   アイ・ラブ・ユー・イエス・アイ・ドゥ
   愛しているよと 君に云いたくて そのくせ怖いのさ
   君に今度逢うまでに 見つけておこうね その勇気を
   アイ・ラブ・ユー・イエス・アイ・ドゥ
   夜空に歌えば 僕の心に 恋の火は燃える

   僕と今度逢うときは 黙ってお受けよ この愛を
   アイ・ラブ・ユー・イエス・アイ・ドゥ
   恋とは男の 胸に息づく 紅いバラの花

                (詞:岩谷時子 曲:弾厚作 歌:加山雄三)


     
            □ ノック・アウト(Knock Out/F)


◇ 映画「若大将シリーズ」は全部観たはずで、星由里子さんが美しかった。
  そして大河ドラマ「篤姫」での「村岡」役、美しさは永遠とさえ思える。
  幕末に、あんな美人さんが御所にも大奥にも実際あらしゃったのだろうか…。

               
                       □ ヘリテージ(Heritage/ER)


 
 (una poesia di oggi)

       野ばらのエチュード 

   トゥルリラー トゥルリラー 風に吹かれて
   知らない町を 旅してみたい
   トゥルリラー トゥルリラー ひとり静かに
   愛をみつめて 20才のエチュード

   あなたしか見えないの 青空の浮雲にも
   もう私ああ迷わない 風が野バラふるわせても

   まだ青い葡萄の実 くちびるを寄せる少女
   愛されてああおびえてた 昨日までの私みたい

   トゥルリラー トゥルリラー 流れる時に
   違う私を 映したいのよ
   トゥルリラー トゥルリラー つまずきながら
   愛することを 覚えてゆくのね

   よろこびも哀しみも 20才になり知ったけれど
   この私ああ連れ去って 生きる人はあなただけ

   トゥルリラー トゥルリラー 風に吹かれて
   知らない町を 旅してみたい
   トゥルリラー トゥルリラー ひとり静かに
   愛をみつめて 20才のエチュード

                (詞:松本隆 曲:財津和夫 歌:松田聖子)


          
                □ パット・オースティン(Pat Austin/ER)


◇ 歌を聴き、唄い、思い起こすたびに、実に様々な光景が甦る。
  朝から晩まで、何らかの歌が、曲がバックミュージックとして付いて回る。
  無意識に、私は歌に活かされているのではないかと思える、そんな時さえある。

               
                    □ パット・オースティン(Pat Austin/ER)

 
 (una poesia di oggi)

       バラ色の未来 

   今より未来のほうが きっと良くなってゆくと
   教えられたから ただ待っている
   星はまたたいて笑う 星はころがって笑う 
   今夜、月のかげに入る

   だれかが耳打ちしている だれかが誘いをかけている
   あなたも幸せになりたいでしょうと
   だれかがあなたの手をとって だれかがあなたの目を閉じて
   未来はバラ色ですと言う

   わかってる 未来はまだ遙か遠くて 
   届くまでに まだ何千年もかかると
   僕は僕は手紙を書く
   僕にあてて手紙を書く

   だれもまだ見たことがない バラ色を見たことがない
   これだと言われたら そうかなと思う
   次第にそれじゃなきゃイヤだと 思いこむようになって
   それがないのがつらくなる

   教えてよ 僕の憧れたあの頃
   バラの色は どんな色だったというのか
   僕は僕は手紙を書く
   僕にあてて手紙を書く

                        (詞・曲・歌:中島みゆき)


          
                 □ シャルロット(Charlotte/ER)

     
       □ 朝日の逆光の中、イングリッシュ・ローズが並ぶ。
      (シャルロット、ヘリテージに、ジュビリー・セレブレイション)  

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夏の草抜き~当然とは言え、暑かった。

2008年08月03日 22時43分50秒 | 大暑
    ◇ 「アンの青春」のような、そばかす娘を思い起こすユリが咲き出した。
         おぬしは何ゆえ今頃咲くのじゃ、いったい何ゆりじゃ!?


□ 今日の最高気温は37.6度、大分の気象台開闢以来の最高…それがどうした
  暑い時間帯は避けたが、午前11時から一時間、午後5時から一時間半、草抜き。
  相手は草の中の草、THEッ草…他人の庭に勝手に根っこを張りやがって
  最後は握力がおかしくなって、3分の1残しての日没コールド、俺は怒るど 


     
      □ レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci/AT/CL)
        これから、いくつかの夏のピンクのバラをご覧あれ
   
     
 □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ(Charles Rennie Mackintosh/ER)

     
      □ クイーン・オブ・スウェーデン(Queen of Sweden/ER)

     
         □ ジャック・カルティエ(Jacques Cartier/OR/P)

◇ 今が一番暑い季節…甲子園の高校野球も暑い。
  娘の所在地は現在「西東京」日大鶴ケ丘は意外にコロッと負けてしまった。
  前所在地は「東兵庫」報徳学園は、娘の住まいから一番近い高校、薄氷の勝利。
  大分の高校で野球部のマネージャーをしていた頃が、次第に遠のいて行く…。

    

    
        □ ドミニク・ロワゾー(Dominique Loiseau/S)
             白球をひたすら追う青春の如く。


◇ 草を抜いたら、さすがにさっぱりして、バラのシュラブも心なしかよく見える。
  水遣りも大変しやすくなったし、なにより雑草のために水を遣らずに済む。
  …が、敵は多年草に宿根草、いずれまた反撃してくる、憶えてろよ。

     
 □ ジュビリー・セレブレイション(Jubilee Cerebration/ER)のシュラブ

     
        □ こんな蕾が十個ほど、今日は開花が全くなし。


     
      □ シャルロット(Charlotte/ER)のシュラブ、差し渡し2m。

     
    □ 朝は、これぞシャルロットと言うくらい、純な黄色だったが…。

     
       □ 夏が好きなのか、あちこちで盛んに咲き出した。

     
       □ この蕾の黄色を、春は開花後もずっと維持する。

     
    □ こんな蕾を見ていると、明日もいい日になりそうな気がする。
       だからバラを始めると止められない、バラ好きの特権。


◇ そんなこんなで日曜日がまた暮れて、「さらば幾島」(篤姫)も見終えて…。
  やっとゆったりとした時間、いつもの代わり映えのしないブログでお恥ずかしい。
  「その時歴史が動いた」(NHK)のキャスターの松平さんじゃないけど、
  今日もご覧いただきまして、どうもありがとうございました。

     
        □ 今日、花壇で見つけた、これは「ルリマツリ」
        なぜじゃ、公方様が植えられたのか…いったい、いつ


    
  □ タイガースの投打の要、藤川投手(22)と矢野捕手(39)は北京へ。
    矢野は、娘と共通のお好み焼きならぬ、お気に入りの大ファン
                  (7月と8月のタイガース・カレンダーより)

  
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八月もバラで始まり…。

2008年08月01日 22時21分18秒 | 大暑
  
     

   
        □ ドミニク・ロワゾー(Dominique Loiseau/S)
            ほのかなピンクに染まった白バラ
              今だからこその美しさ。


◇ 真夏も8月になったが、旧暦ならば「葉月」というべきところ。
  「葉が紅葉して(!?)落ちる月」から由来しているそうだが、諸説あるところだろう。
  今のほうが単純でいい、蜂が二匹で8月ぅじゃなく、単に八番目の月。
  ならば英語でOctoberのはずが、ご存知2人の古代ローマの偉人の名が割込み。

     

     

          
                  □ うちで唯一の「多肉植物」


◇ 8月は、古代ローマの初代皇帝「アウグストゥス」(Augustus)からの"August"。
  7月の"July"は、皇帝の養父「カエサル」(Gaius Julius Caesar)より割込み。
  塩野七生さんのライフワーク「ローマ人の物語」で「カエサル」の二巻に酔った。
  もう十年以上前に読んだが、今や最も「かっこいい男」はカエサルその人である。

     
     □ 印象派の絵画のカレンダー「庭のテーブルセット」(1908)
       ピエール・ボナール(Pierre Bonnard 1867-1947 French)画

     
    □ 今年は、南仏プロバンスのカレンダー、向こうはリヴィエラ?
      フランス語は読みきらんと思ってたら、ちゃんと英語も載ってた。
      地中海の碧い海の色、なつかしい。
                            (2008年8月2日追記)


     
 □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ(Charles Rennie Mackintosh/ER)
     柔らかで、鮮やかさを持ったピンクのバラが、夏の庭には貴重。
     イングリッシュ・ローズが、この時季咲き続けるのがうれしい。


◇ さて、これだけ暑いとさすがに日によって体調が浮き沈みするような気がする。
  夕方、バラの写真を撮りながら思ったが、先週の週末に下草刈りをサボった。
  そのツケが回ってきて、バラの全容の画像は恥ずかしくて掲載できなかった。

     
      □ ジュード・ジ・オブスキュア(Jude the Obscure/ER)
     直立不動に伸びていたのが、一斉開花で「ピサの斜塔」状態に…。


     
             □ ヘリテージ(Heritage/ER)
         今盛んに咲いている、やっと本来の色に近づいた。


          

          
          □ ジュビリー・セレブレイション(Jubilee Celebration/ER)
            夏バージョンの、やや反り返った花びらで次々に咲いている。


     

     
          □ パット・オースティン(Pat Austin/ER)
         せっかく「二つ玉」で咲いてもすぐ傷むのが痛々しい。
             このバラも次々と咲き続いている。

          
◇ この暑さの中では、土曜日は一週間の疲れを取るべく、完全休養日としている。
  しかし、この土日で雑草をきれいさっぱりにしないと…でも本も読みたいし…。
  8月最初の日暮れ時、何の変哲もない自然現象「夕焼け」がきれいだった。

     
     □ 読んでいて一番ホッとする、写真の多い、週刊分冊雑誌。
       毎週発売だから、全巻買い続けると何万円にもなるが、
       趣味の分野、興味深いジャンルだけに、やめられない。。。

     
      □ 週末読もうと思っている新書本(特に「花はふしぎ」)。
          趣味の園芸を「科学」の方面から迫るのも楽しい。
          感性に知性と論理性をプラス…しようとしても、
          吾輩には、何の意味もないようだが…。
           

     
        □ 水遣りをしていて、ふと気がついた夕焼け。



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