折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラの一番花もほぼお仕舞いです。

2016年05月19日 22時56分02秒 | 立夏

◇ バラの5月はこんなに暑かったかなと、少し首をかしげていまうような陽気の毎日が続きます。

  ほとんど夏日に近い最高気温で、この先梅雨をはさんでも、やがて長い夏が待ちうけていることをふと思ってしまいます。

  いつもの年なら今頃がバラの一番花のピークのはずなのに、ほとんど散っていった花びらに急ぎ足の季節の歩みを感じます。

  そうは言っても、その分バラの二番花の開花が早まる訳ですから、みずみずしさがたっぷりの花を今から待つことにしましょうか。

 

                                2016年5月17日

□ 5月は大好きなバラが、思いのほかたくさん咲いてくれました。

 

□ ガートルード・ジェキル

(Gertrude Jekyll S 1986 D.Austin England)

 

□ 日曜日に久しぶりに挿し木で遊びました。

 

                                                    5月18日

□ ラティスに誘引している愛らしいバラが咲いています。

 

□ 娘が結婚の記念にプレゼントしてくれた「安曇野」、5年目の花です。

 

□ 眩しい朝に遅咲きの白バラが咲いています。

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

淡いピンクがさわやかで、確か9年目の花です。

 

□ チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

次々に咲いて、これは10年目の花だと思います。

 

                           5月4日

□ アルバ・セミプレナ

(Alba Semi-plena A before 16th century)

 

バラに興味を持ち始めた頃の原点ともいうべき、アルバ系のオールド・ローズです。

ボッチチェリの名画「ヴィーナスの誕生」に描かれているバラとも言われています。

このバラとイングリッシュ・ローズのウィリアム・シェイクスピア2000がきっかけとなりました。

アルバ・セミプレナは、この春たったこの一輪のみの開花でした。

シェイクスピアにいたっては一番花は全くのゼロ、そんな年もあるものです。

 

さて、二番花を待ちつつも、このブログもお休みに入ろうと思っています。

何しろずっと忙し過ぎて、ブログの更新もままならないような状態です。

またいつか再開できたらいいなと思ってはいるのですが…。

皆さま、どうぞお元気でお過ごしください。

 

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今年迎えたバラも咲き続けて

2016年05月15日 22時05分10秒 | 立夏

◇ まだ5月の中旬なのにバラの一番花のピークが今週の中頃に過ぎて行って、いつもの年よりも1週間以上早く季節が進んでいるように感じます。

  ちょうど強い雨の日がそのピークだったように思いますが、天気の良しあしにかかわらず、バラの花が咲くだけで辺りはパッと明るくなって華やぎました。

  今日は久しぶりの休日で、一日花殻を摘んだり切り取った枝の「有効利用」にと挿し木苗を作ったり、いつものこの時季の庭の作業に終始しました。

  明日はまたも雨予報、強く降る時間帯もありそうで、バラの一番花も散り急ぐことになりはしないかと、せっかくのバラの季節をもう少し楽しんでいたいものです。

 

                                                        2016年5月15日

□ 午前中で逆光になりましたが、今年迎えたバラの一つです。

 

□ ザ・ポエッツ・ ワイフ

(The Poet's Wife S 2014 D.Austin England)

 

                                                   5月13日

□ 朝の開花直後がこのような濃い黄色、美しいバラです。

 

                                    5月15日

□ もう一つの今年が初咲きのバラです。

これはランブラーなんですが、花が終わりつつあります。

 

□ ザ・レディ・オブ・ザ・レイク

(The Lady of the Lake S 2014 D.Austin England)

ウッドフェンスに咲き乱れることを夢見ています。

 

□ 昨年から誘引してみようと思っているつるバラです。

 

□ ジ・オルブライトン・ランブラー

(The Albrighton Rambler S 2013 D.Austin England)

 

□ つるがぐいと伸びていくイメージで迎えたのですが、やや不調です。

 

                                                5月14日

□ 前日の様子、この花も咲き乱れてほしいのですが…。

 

                                                     5月13日

□ 大好きな半八重のバラがようやく咲きました。

 

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

 

                                                      5月14日

□ 春から夏へとずっと咲き続けてくれる品種です。

 

□ あまり見たことのないような、上品な淡いピンクの花びらが魅力的です。

 

□ ウィンチェスター・キャシードラル

(Winchester Cathedral S 1988 D.Austin England)

庭には貴重な白いバラが復活してきました。

 

                                                              5月11日

□ こちらの白いバラはマイペースで咲き誇ります。

 

                                                  5月13日

□ チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

光の具合で咲く花ごとに微妙な色の変化が楽しめます。

 

                                                     5月12日

□ 庭で最も大輪の花も次々に咲き始めました。

 

                                                      5月13日

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)

 

                                   5月14日

□ 手前の赤いバラ、遅咲き気味の品種ですが開花しました。

向こうのピンクは、ガートルード・ジェキル(ER)です。

 

                                                     5月13日

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

 

                                                     5月13日

□ ムンステッド・ウッド

Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

このバラの花の色にはいつも魅了させられています。

 

                                                      5月12日

□ 花びらの色、実際は深い黒味がかった(!?)赤なんです。

 

                                                      5月15日

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

10年前から魅せられ続きの黄色のバラも健在です。

イエロー系統が好きになるきっかけになりました。

 

                                                  5月14日

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude The Obscure S 1995 D.Austin England)

雨には少し弱くても、猛暑に滅法強いバラというイメージがあります。

 

                                                      5月13日

□ このアプリコット色した大輪は、スプレー咲きで雰囲気も迫力もあります。

 

□ クラウン・プリンセス・マルガリータ

(Crown Princess Margareta S 1999 D.Austin England)

このバラも10年近くのおつきあい、大好きな花です。

 

                                                     5月15日

□ 顎紫陽花の伊予手毬、けさの様子、ずいぶん色づいて来ました。

 

※ 出勤前にはできる限りバラの花を撮っていますが、なかなかブログ更新できないでいます。

これもひとえに忙しさからなのですが、次回の更新を最後にお休みしようと思っています。

 

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バラの一番花、雨の降り出す前に

2016年05月09日 21時51分36秒 | 立夏

◇ 4月あたりから今年の春は雨の日が多いように思いますが、バラの季節が始まって、待っていたかのような強い雨降りです。

  明日も明後日も雨予報、大輪のバラの花がぐっしょりと雨に濡れると、最悪なケースは花首が折れたりします。

  そんなことまで心配になってきますが、それはそれで仕方がないとして、咲き進む週末のバラの様子を…。

 

                                2016年5月7日

□ オールドローズのような雰囲気が気に入っています。

 

□ ガートルード・ジェキル

(Gertrude Jekyll S 1986 D.Austin England)

とても香りの好いバラでもあります。

 

                                        5月6日

□ 見ているだけで心を落ち着かせてくれる花だと思います。

 

□ オールド・ローズ好きということもあって、

庭で最もお気に入りのバラなのかもしれません。

 

                                   5月8日

□ アーチの側面のバラも咲き進みます。

 

 

                                                       5月7日

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

 

□ 上の方から伸びてきた常緑性クレマチス「アップル・ブロッサム」

その葉っぱの間から顔をのぞかせています。

  

                                                   5月7日

□ アプリコット色したバラも咲き始めました。

 

□ 朝の花がとても美しいといつも思います。

 

                                                   5月8日

□ クラウン・プリンセス・マルガリータ

(Crown Princess Margareta S 1999 D.Austin England)

 

                                                  5月7日

□ 親株は残念ながら枯らしてしまいましたが、挿し木苗が成長した株です。

 

□ ゴールデン・セレブレーション

(Golden Celebration S 1992 D.Austin England)

超大輪、しっかりと咲くバラの花です。

 

□ パット・オースチン

(Pat Austin S 1995 D.Austin England)

 

□ エブリン

(Evelyn S 1991 D.Austin England)

 

□ ザ・ポエッツ・ ワイフ

(The Poet's Wife S 2014 D.Austin England)

 

                                                    5月8日

□ シャルロット オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

こうして黄色系統の花もいろいろと咲き始めました。

 

□ チャイコフスキーの蕾とエグランタインのコラボが見られました。

 

□ そのそばでは、早くも顎紫陽花が色づき始めています。

 

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バラの一番花、少しずつ開花が続きます。

2016年05月05日 22時50分23秒 | 立夏

◇ 今日は子供の日、そして二十四節気の立夏ということで、暦の上ではもう夏の到来、バラの季節なのに春はもう過ぎてしまいました。

  もっとも昨日今日とこちらでは夏日が続いてますし、暦の歩み以上に季節が1週間は先を走っているような気がしています。

  今日は久しぶりに身体に感じる余震が2度ありまして、特に2度目のはドンという音のあとにぐらっと揺れて、まだまだ緊張が走ります。

  咲き始めたバラの花を眺めている時ですら、とにかく一連の地震が収まってくれないかと、思いはその1点に収れんしているような毎日です。

 

                                                   2016年5月5日

□ 今年が庭で2年目の開花、とても待ち侘びていたバラの一番花です。

 

□ ムンステッド・ウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

写真よりはるかに深く暗いの赤なのですが、このデジカメではどうも…。

 

                                                 5月4日

□ 昨日の朝、開花の始まった頃ですが、この色が実際の色に近いかもしれません。

 

                                                5月5日

□ 言葉ではなかなか表現できないような花の色が気に入っています。

 

□ ヤング・リシダス

(Young Lycidas S 2008 D.Austin England)

細い茎に大輪の花、いつもうなだれて咲いている感じです。

 

□ 今年が2年目、少しペールピンクにも思える花の色です。

 

□ オリビア・ローズ・オースチン

(Olivia Rose Austin S 2014 D.Austin England)

害虫による食害が見られて残念ですが、一番花は得てしてこんなものです…。

 

□ アーチの側面のバラも開花が始まりました。

 

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

淡いピンク色だったり、アプリコットピンクだったり、いろいろ(!?)です。

 

□ クイーン・オブ・スウェーデン

(Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)

このバラも開花直後、午前中までは淡いローズピンクです。

開花が進むとこうしてアプリコットピンクに変化していきます。

 

                                      5月4日

□ 挿し木苗にうれしい復活を見ることができました。

 

□ ゼフィリーヌ・ドルーアン

(Zéphirine Drouhin B 1868 Bizot France)

一昨年に枯れてしまったブルボン系のオールド・ローズです。

枯れ始めに気がついて挿した苗が一鉢だけ健在で、それがうれしい限りです。

 

□ ザ・レディ・オブ・ザ・レイク

(The Lady of the Lake S 2014 D.Austin England)

こちらは庭で初咲き、房になった蕾がたくさんついています。

ランブラーですので、いずれウッドフェンスへの誘引を考えています。

 

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もう5月の声、バラの季節の到来です。

2016年05月03日 23時02分10秒 | 穀雨

◇ 忙しくしているうちにもうバラの季節の到来、早咲きの品種は4月下旬から少しずつ咲き始めました。

  バラの一番花は、その年によって出来不出来がはっきりするような気がしますが、今年はどんな趣きの花でしょうか。

 

                                                        2016年5月2日

□ まずは庭で初咲きの品種、昨年の暮れに大苗を迎えました。

 

□ ザ・ポエッツ・ワイフ

(The Poet's Wife S 2014 D.Austin England)

初めて出会う花、純粋な黄色よりも少し山吹色の感じが強いと思います。

 

□ この日の早朝から開花が始まっていました。

 

□ 時間とともにこんな風に咲いて行くようです。

 

                                                      5月3日

□ 翌日の朝、雨の降る前、光の具合でこんなにも様子が違って見えます。

 

                                                       4月28日

□ 庭で最も早く咲いたのは、今年もこの超大輪の花でした。

 

                                                        4月30日

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)

この花の色ですし、ゴージャスな感じのする大輪です。

 

                                                        5月3日

□ 淡いピンクのバラ、昨日あたりから急に咲きあがって来ました。

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

庭で11年目の開花、やわらかなピンクの花がたいへん気に入っています。

 

                                                       5月2日

□ 庭の中心を占めるシュラブ、辺りがやわらかな香しさに包まれます。

 

                                                        4月30日

□ この品種も今年は咲き始めが早いようです。

 

                                                       5月1日

□ このピュアなピンクの中輪のバラも、4月の終わりから咲き始めました。

 

                                                         5月2日

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

 

                                                           4月29日

□ ウッドフェンスのモンタナ系のクレマチス、さすがにピークを過ぎつつあります。

 

                                                          4月29日

□ 同じようにオオデマリがピークを迎えました。

 

□ 真っ白な花、心が洗われるような気がします。

 

                                                       5月3日

□ カルディナル・ドゥ・リシュリュー

(Cardinal de Richelieu G before 1840 J.Laffay France)

昨夏の台風の被害で3分の2程枯れてしまいました。

もうすぐ開花を迎えようとしています。 

 

□ そばに咲くアイリスで、この季節がわかりますね。

 

                                                    5月2日

□ ムンステッド・ウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

この春が2年目、深い赤の花を待ち侘びています。

 

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