折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

秋を楽しむ~園芸の真似事の2~

2008年09月28日 22時31分51秒 | 秋分
         □ 今日の寄せ植え、キキョウ、宿根ロベリア、あとは…。
             紅葉したような2品種のポット苗を使ってみた。

◇ 日曜日、午後3時過ぎから雨。
  たまには天気予報通りで、それはそれ、当たり前。
  降水確率70%、確率論という数学は科学の世界。
  ただ、私が寄せ植えをやり始めたら、それに合わせるように雨。
  それも何とかならないものだろうか。

     
           □ 雨で「てかてか」に光っている。
             手前のいち早く紅葉しているかのような…はて!?

    
         □ こちらは、雨に濡れている、先日の寄せ植え。


◇ 園芸の真似事を始めて、たったの15分程度で雨脚が早くなって終了。
  めったにしたことのない「寄せ植え」23日の秋分の日と同じようになった。
  そろそろ夏の弱剪定後のバラ、明らかに秋のバラと言える花が開花。
  しばらくは楽しめるのだろうか、まだまだポツリポツリ。。。

     
        □ ジャック・カルティエ(Jacques Cartier/P/1868)
           春よりも格段に淡いピンクのオールドローズ。
             よりエレガントに見えるから不思議。

     
     □ ジュード・ジ・オブスキュア(Jude the Obscure/ER/1995) 
       バニラアイスのようなカップ咲き、今日は娘の誕生日。


◇ 本日、花壇を眺めていて、オヤッと思ったこと。
  夏の水遣りの頃は、シュウメイギクが数株、確かに勢い良く生長していた。
  今は一株を残して姿を消して、残りは枯れ果てたような茎に新芽が出ている。

     
    □ シュウメイギク(キンポウゲ科・ アネモネ属の耐寒性多年草)


◇ シュウメイギクに止まらず、ホトトギスも葉っぱが少しだけ残っているだけ。
  花が咲く以前の問題、去年のオキザリスも…いったい何が起こったのかなぁ。
  水はけが悪く根腐れ、猛暑ヤケ、日照不足、失敗の巻に違いない、がっくり。。。

     
      □ フジバカマ(キク科・ヒヨドリバナ属の耐寒性多年草)

     
       □ フジバカマの足元辺り…雑草かも、実際は濃い紫。

     

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秋を楽しむ~生け花の真似事~

2008年09月27日 21時39分24秒 | 秋分
           □ 花壇の一角の色、そのほとんどを切り戻し。
             それをただ挿しただけで、お恥ずかしい限り。 
             これ以上を求めても、無理なのは自覚している。
             それにしても、このゴチャゴチャしてんのは…。
             モーツァルトのお稽古…にもならなかった

◇ 秋風が吹き寄せて、季節が一気に入れ替わった。
  夏が懐かしく空気も冷たいし、半袖にソックスなしでは、おおたむ(Autumn!?)
  そこまで寒くなくても、極端な涼しさに戸惑ってしまう。
  パカラは、明け方布団の中、足元辺りにもぐり込んできた

     
        □ 桔梗(キキョウ科・キキョウ属の耐寒性多年草)
            先日の寄せ植えのメンバーの一つで、
            花の形に特徴のある品種らしい…。

     
      □ 彼岸花(ヒガンバナ科・ヒガンバナ属の耐寒性宿根草)
                   また、来年。


◇ 午前中別府を往復、帰って来たら、まず昼寝。
  国体の開会式が近所で挙行…だから、車では動けず、園芸店にも…。
  目が覚めたら夕方、花壇の一角を整理した。
  繁栄し過ぎて、ほかの貴重な植物に影響を与えかねないのを切り戻した。

     
  □ ゼフィランサス(ヒガンバナ科・ゼフィランサス属の耐寒性宿根草)
       花壇の藪状態を切り戻してたら、ひょっこり、にっこり。


◇ あとは「淡々と」水遣り。
  何事もなかったように、日が暮れて行く。
  秋の夕暮れが、だんだんと「つるべ落とし」状態になるを感じる。

     

    
      □ グラミス・キャッスル(Glamis Castle/ER/1992)
        ほのかにピンクを帯びた、限りなく純白の(!?)ホワイト。
        このバラ本来の「妖艶」な佇まいが戻ってきた。

     
    □ ジュード・ジ・オブスキュア(Jude the Obscure/ER/1995)
      花びらを透かして、秋の西日が抜け出てくるかのよう。

     
    □ ジャック・カルティエ(Jacques Cartier/P/1868 手前)
      アイスバーク(Iceberg/Fl/1958 向う) 窓のさんが汚れてた


◇ 「淡々と」表向きは…内心は、例の発言(注※)で呆れてものが言えない。
  何事にも向き不向きがあるが、大人には「自由」に責任と義務が付いて回る。
  それでも…茜色に暮れなずむ西の空に、一番星見つけた

     
               □ 南西の空低く、木星

 ※ 閑話休題。。。

  「道徳」は、他人に優しく自分に厳しい心(「徳」)を養い、
  民主主義の根底の「主権在民」・「基本的人権の尊重」・「平和主義」を、
  自分の言動に「自発的に」どう生かしていくか(「道」)。

  そうした心を、子どもの頃から培って行けるように支援する(「教育」)。
  私自身は「道徳教育」を、そういう風に信じている。
  「人」の文字のとおり、支え合って生きてていく、人の道ってそれしかない。

  こういうことはあまり載せたくないが、とにかく昨日、今日と情けなくて…。
  以上、ひとりごと、言わせていただきました、すみません。

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秋を楽しむ~園芸の真似事~

2008年09月23日 20時43分00秒 | 秋分
            □ ミニシクラメンとハツユキカズラの寄せ植え
              対角線に淡いピンクを配置したかっただけ。。。

◇ 今日は秋分の日、二十四節気の「秋分」昼と夜の長さがほぼ同じになる。
  ここ大分は、今日の日の出6時2分、日の入18時9分で、若干昼の方が長い。
  どこでも言えるらしく、地球大気による太陽光の屈折も関係しているらしい。
  数学好きの物理嫌いという、高校の担任も不思議がった生徒、屈折? わからん。

             
            □ 全部で4品種、あとの2品種は?
              え~と、今はわかりません。。。

◇ 朝、目が覚めると外は雨、そりゃそうだ、家も雨だと寝る前に傘がいる
  言い訳は嫌いだが、何だか最初から出遅れた気分。
  午前中は、洗濯機を回して、あとはDVDで音楽鑑賞、音楽の秋だから。
  「秋分」って、秋を分けたらなぜ「禾」辺と「火」 すぐに昼寝の秋

     
          □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ
            (Charles Rennie Mackintosh/ER 1988)
            こちらは、開花寸前の様子~その南側は↓

     
           □ ここは秋の定番、やや藪の状態。。。


◇ 午後、結局は園芸店で少し花を買い足した。
  花の名前は脳みそに刻んだつもりが、いつのまにか雨に消された。
  寄せ植えを一時間だけ楽しもうと思っていたら、突然の雨が強くなった。

     
        □ 先日、なんか足りない、そう思ったホワイト。
          ガーベラのかすかに緑色がかった白を借りた。
          桔梗の隣りに、なぜかふさわしいと思ったから。


◇ 予定では、10分×5鉢+10分(ゆとり)=60分。
  それが、にわか雨で断念…結局3鉢24ではなくて、40分かかった。
  花の名前など、細かいことはこの際抜きにして(≠官僚タイプ)、楽しめた。

     
           □ これが「秋分」なのかなあと独り言。
        復活の夏、ブーゲンビリアの小鉢の隣りでツーショット

     
          □ 私の心の中では、これも秋模様。
            花の名前はご想像にお任せ、失敬。
            ブーゲンビリア↑は「借景」
            こりゃまた、失敬

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Divertimento ~ディヴェルティメント~

2008年09月21日 20時40分25秒 | 白露
              □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ
                (Charles Rennie Mackintosh/ER 1988)

◇ 西海岸育ちの私は、八月の月遅れのお盆の頃、遠い日のことを思い出す。
  町内会の盆踊りに「精霊流し」が年中行事。
  初盆の霊を、早岐瀬戸(はいきせと)という海に流して…。
  まだ小学校に上がる前の、そんな子供の頃。

     
          □ 午後、園芸店で求めた宿根草や多年草


◇ ついて行ったらダメと言われてたのに、精霊流しの人混みに流された。
  心細くて、もう半泣き状態…途中で追っかけてくれた父に見つけられた。
  その「心細さ」一人のときも、人ごみの中も、今もどちらも嫌いだ ~ 原体験。
  夕方前、園芸店に寄せ植えの苗を買いに走ったついでに、ジャスコでお買い物。

     
   □ 桔梗、甘木竜胆、ウィンターコスモス、クルクマ、宿根ロベリア…。
         ↑ 一か所だけ間違いがある(他の花がちょこんと)。


◇ 地下駐車場で、一人の男の子「すみません」しゃくりあげて、声にならず…。
  やっと言えた名前がKくん、小学3年生「心配しなくていいよ」手をつないだ。
  友達と自転車でやって来てゲームしてたら、はぐれてしまったらしい。
  自転車のありかもわからず、指には自転車の鍵、途方にくれたのだろう。

     
        □ セロシア、…、あとは忘れた、良きに計らえ。
          なぜか、急に寄せ植えをしたくなったもんで…。 
    

◇ 「電話番号、言える?」 こっくりうなずく 「5○○の○○○○」偉いぞ
  ジャスコの係りのお姉さんに引き継いで、オレンジジュースを「飲んでね
  お母さんと連絡が取れたことを確認して、私はそこをあとにした。
  モーツァルト「ディヴェルティメント第17番」メヌエット、車内で心地良かった。

     
        □ ラベルやタグがないと、何もわからぬ。 
          そうでございますよのうぉ、天璋院さまぁ。。。

             
            □ てな具合で、寄せ植えの予定も、
              日没につき、ポットのままの状態で、
              水遣りしてお仕舞い。
              その前に虫よけスプレー。
              方角を間違えて、自分の顔にシュー
  

            ☆ ディヴェルティメント=音楽では「喜遊曲」
              「楽しみ」のこと、ここでは「喜び」のニュアンス。
              なのに、また負け戦や
              珍しく、今日は2本も更新しちゃいました。


 
          
  
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彼岸の入り~天候激変の日曜日~

2008年09月21日 11時10分40秒 | 白露
   □ ヒガンバナ(ヒガンバナ科・ヒガンバナ属の耐寒性多年草(宿根草))
     昨日夕方に連れて帰って、朝になったらこんなに白く…なるわけない。

◇ もうすぐ昼と夜の長さが等しくなる「秋分」に近づく、寒冷前線急接近中、激風。
  「近づく」というとなぜか思い出す、ギリシアのある哲学者の屁理屈。。。
  曰く「A地点からB地点には永久に辿り着けない」
  すなわち「A地点とB地点の中間点A´を通らなければならない…」

     
        □ ジャングルの中から、紅一点
          L.D.ブレスウェイト(L.D.Braithwaite/ER 1988)
          望んだ光景からは、ずいぶん外れてしまった。
          昨年、アンジェリケさんだったか…。
          「大変なことになるよ」そのとおり、サボったツケ


◇ 「そのまた中間点を通り…そのまた中間点を…」(…と延々続く)
  「だから折節の足では、永遠にB地点には辿り着けない」(黙らっしゃい
  これでは大阪も東京もどこにも着かない、彼岸の牡丹餅すら買いに行けない。
  「無限級数の和の公式」さえ知ってたら、似非哲学(えせ-)を撃破できる…。

     
      □ 科学万能ではない…これは真理だけれど、
        私が理解できる範囲の数学は、非の打ちどころがない。

     
       □ フジバカマ(キク科・ヒヨドリバナ属の耐寒性多年草)
         ようやく開花しつつあるところ。
  

◇ 昨日、園芸店にバラの寄せ植え用(使用に足りたら良い)の鉢を買いに行った。
  火鉢のような鉢のついでに、来年からの秋彼岸に咲く花を1ポット買ってきた。
  当然、費用対効果をたちどころに計算して、1ポットで茎三本のものにした。
  どこに植えたものかと迷ったが、空いているところ、それしかない。

     
       □ ハーロウ・カー(Harlow Carr/ER/ 2004)
         また花をつけ始めた樹勢の強さ、寄せ植え候補。

     
        □ ザ・ダーク・レディ(The Dark Lady/ER 1991)
          春と初秋とでは、明暗と言えるほど極端な色の違い。
          今は明るく咲いているイングリッシュローズも、
          次の寄せ植え候補の一つ。


◇ 秋は私的には、つまり趣味の世界で、やることが多い季節である。
  たとえば、音楽の秋、美術の秋、読書の秋…地で行くことになる。
  音楽、美術は鑑賞だけ、自作自演は食欲の秋、購買意欲の秋。
  「感傷」つまり「心」の上に「秋」と書く「愁」の趣きとは、それは程遠い。

     
             □ アイスバーグ(Iceberg/FL)
               しべの黄色とのバランスは、
               やはり純白のバラのもの。


◇ 秋間近の太陽は、現在は乙女座とともに西の地平に沈み、明後日から天秤座。
  天秤座の東隣りの射手座、西の空低くその中では、木星が明るく光っている。
  ほかに肉眼で観察可能な惑星、水星・金星・火星・土星は今はまず見られない。
  これは案外珍しいこと…たまにはホルストの組曲「惑星」でも聴いてみようか。

    
         □ 太陽になれなかった「無念」の星が「木星」。
           朝顔が咲いて良かった…間に合った。

     
 □ ブーゲンビリア(オシロイバナ科・ブーゲンビリア属の非耐寒性低木)
     私の失敗で絶えて行く植物の多い中、数少ない復活の花。

     雨足が強くなってきた、朝は晴⇒現在雷雨
     連れ合いはそんな中、娘のとこに飛んで行ってる最中

 

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子規忌

2008年09月19日 23時21分56秒 | 白露
         □ グラミス・キャッスル(Glamis Castle/ER) 雨の朝

◇ 今日9月19日は「子規忌」すなわち「糸瓜忌」である。
  俳人で歌人の正岡子規(1867-1902)の命日。
  7年間もの結核との闘病生活の後…享年34歳。
  明治を代表する文学者、野球好きで自分の名「升」を「のぼーる」と掛けていた

     
        □ アイスバーグ (Iceberg/FL) 2008年9月17日


◇ 以前は愛媛県に住み、子供達もその生まれだが、私は松山が気に入っている。
  ずっと住みたいところ、つまり「余生」を過ごしてもいい、そんな城下町。
  わが心の師二人、夏目漱石所縁の地であり、正岡子規の生まれ育った町。
  羽田行きの飛行機は松山南上空を高度を上げ、窓に霞む城山に思いを馳せる。

     
        □ アイスバーグ (Iceberg/FL) 2008年9月19日
             これは全部、春からの続きの花。

   
   (cinque poesie di oggi)

           夕風や白薔薇の花皆動く      子 規


◇ 今の時季は糸瓜(へちま)の季節でもあるが、この頃は、とんと見なくなった。
  詩人の大岡信さんは「辞世の句が、一句どころか三句まであった人である」と
  まさに驚きの趣きで綴られている(日本の歳時記「秋彼岸」2008年9月23日号)。

             

   
   (cinque poesie di oggi)

           糸瓜咲て痰のつまりし佛かな    子 規

           痰一斗糸瓜の水も間にあはず     同

           をとゝひのへちまの水も取らざりき   同


◇ 子規が死んだのは、明治三十五年九月十九日の午前一時である。
                  …
  庭の糸瓜の棚に夜露が降りているらしく、二、三枚の葉が光っていた。
  光っているのは、十七夜の月があかあかとのぼっているからである。
  この日、旧暦の十七夜にあたっていた。
                  …
  その板塀のなかを、何者かが動いて流れてゆくような気が、一瞬した。
  子規居士の霊だと、虚子はおもった。
  霊がいま空中へあがりつつあるのであろう。

             

   
   (cinque poesie di oggi)

           子規逝くや十七日の月明に      虚 子

                        (司馬遼太郎「坂の上の雲」より)

               ※ 虚子は、子規の弟子、俳人の高浜虚子(1874-1959)
 
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薔薇といつまでも

2008年09月17日 22時45分27秒 | 白露
            □ パット・オースティン(Pat Austin/ER 1995)
              半八重でも咲いたという健気さ…。
              この色は、春から秋までずっと庭にほしい。

◇ 毎年のことながら、敬老の日から秋分の日にかけて雨の日が多い気がする。
  夏の太平洋高気圧と大陸からの秋の高気圧が、日本上空でせめぎ合う季節。
  列島に停滞する秋雨前線に向って、南海上の台風からの湿り気たっぷりの南風。
  この一週間で、雨の降らない日がいくつあったろうか。

     
        □ ザ・ダーク・レディ (The Dark Lady/ER 1991)
          昨日の朝の様子、2008年9月16日

          
        □ 本日の「ザ・ダーク・レディ」 2008年9月17日
          本来の濃いクリムゾン・レッドではなく、
          この明るさは、まるで別薔薇ぁ。


◇ 8月下旬から9月上旬にかけて、暑いさなかにへとへとになるほど夏剪定。
  いったん、庭からバラが消えた。
  いつもの色が見えなくなると、やっぱり寂しいものだ。
  秋薔薇の季節までの我慢とわかっていても、薔薇への想いってそんなもの。

     
            □ シャルロット(Charlotte/ER 1993)

◇ それでも、いつの間にか、それはポツリポツリと咲く薔薇がある。
  剪定をやり残したのもあれば、その後生長してきたのもあるだろう。
  正直言って驚いている、薔薇はやっぱり強い植物、それしか「何も言えねえ」

     
       □ グラミス・キャッスル(Glamis Castle/ER 1992)

◇ 十五夜 十六夜 立待月 居待月の今夜も雨  

    臥待月(ふしまちづき)の明日も、九州南岸に台風接近の雨予報
    進路によっては、家の周りと庭の台風対策が必要…でも気分はこのとおり
 
     
      □ 朝でも、昼でも、バ~~~~~~~ンッ
        眼が釘づけの薔薇漬状態、俄然元気が出て来た
        以前メモったアンブリッジローズが載ってないけど。。。
        きっとどっかに売っとるやろ。。。。。。
        こんなんでマヨとったらアカンので、本日2品種即注文。
        二児の父だけに、パパッと早いお買いもの
        
       レディー・エマ・ハミルトン (Lady Emma Hamilton/ER 2006)
        ~オレンジ/イエロー・ディープカップの大輪・フルーティ香~
           
       ワイルド・エドリック (Wild Edric/ER 2005)
        ~マゼンタピンク・オープンカップの中輪・オールドローズ香~


 (追記) 臥待月(ふしまちづき)は、寝待月(ねまちづき)とも呼ぶ。

   
   (una poesia di oggi)

      欠けし月寝て待つほどの月ならず    山口誓子




        

  
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月は隈なきをのみ…!?

2008年09月14日 21時45分07秒 | 白露
         □ ランタナ (クマツヅラ科・ランタナ属の常緑小低木)
           真夏からずっと順々に咲いて行く、かわいい花。


(una poesia di oggi)

     花は盛りに
     月は隈なきをのみ見るものかは

     雨に向かひて月を恋ひ
     垂れ込めて春の行方知らぬも
     なほあはれに情け深し


◇ 徒然草の第一三七段、教科書に必ず載るほどの有名な文章。
  兼好法師のあっさりしてない性格を偲ばせる「負けん気+ボヤキ節」でもある。
  私もこの一日で疲れが軽くなった…ありがたい良い便りもあったことだし。
  パカラのマネをして、のんべんだらりと、読書+音楽で一日を過ごす

     

     
   □ パカラ(Paccarat) この間たったの30秒、信じられない


               
             □ 「猫バス」って、娘よりメール。


◇ 早いもので、今宵は旧暦八月十五日。
  間違うことなき「中秋の名月」
  昨夜、旧八月十四日の「待宵の月」は、雨雲で見ることができず。
  今夜もどうやら無理のようだ

     
             □ 今宵は雲が多く、これまで…。


◇ お月さまにお供えできない、この「御萩」ならぬ「どらやき」
  購入者に甘えて、仕方なく自分に供するとしよう。
  ただ、今宵限り…この腹を自分が許さない。

     
   □ プールに出かける家内に「おはぎ買って来て、お月見だから」
     こんな大きい「どらやき買って来た」って、例えようがないが…。


◇ 中秋の名月に合わせて咲くかと思われた、うちの藤袴。
  結局は、名月までには間に合わずに、お供えもできなかった。
  一昨日、帰宅途上のHCで出会い…当然連れて帰った、どうぞお月さま

     
     □ フジバカマ (キク科・フジバカマ属の多年草、秋の七草)
       タグには「青色ふじばかま」とあった。
       秋の夕暮れ間近の空のような青紫色が気に入った。

     
        □ 庭の藤袴、昨年からの株、まだ咲いていない。
          これは園芸種だが、野生種は「準絶滅危惧種」


(冒頭部分の現代語訳・折節版)

      桜の花は満開に咲き誇るさまだけを
      月は一点の曇りもなく冴えわたっているさまだけを観るものだろうか
      いや、そうではない

      雨の降る夜に、月を恋しいくらいに懐かしく想い
      あるいは簾を降ろしてずっと家の中に引き籠ったまま
      春が過ぎて行くのを忘れてしまっているのも
      やはりしみじみと趣が深いものだ


     
        □ ドミニク・ロワゾー (Dominiqu Loiseau/S)
          花びらが食べられるほど、よく咲いている。

     
     
             □ アイスバーグ (Iceberg/FL)
               夏剪定にまったく関係なく、
               この頃は毎日のように咲いている。


     
              □ アイビー・ゼラニウム
                何度も載せて恐縮だが、
                絵筆のタッチのような花の姿が麗しい。
                こんな折、心が洗われるような思い。


   
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夏の疲れが出る頃

2008年09月09日 22時39分01秒 | 白露
             □ ブーゲンビリア (Bougainvilleae)
               オシロイバナ科・ブーゲンビリア属
               アイボリー・ホワイトの、ちっちゃい花が咲いた。
               (全然見えないが…)

◇ 今日は9月9日、重陽の節句、旧暦では菊の花の咲く頃で菊の節句とも…。
  語呂合わせから「救急の日」なぜか救急車出動が多い、大事のないことを祈る。
  秋の夜空は、上弦の月(?)と太陽系最大の惑星「木星」がおしゃべり状態。
  乾いた夜風がひんやりとして、コオロギの鳴く音がより秋の風情を感じさせる。

     
           □ L.D.ブレスウェイト(ER)の隣りで、
             夏中ずっとひっそりと咲いていた。


◇ 今日は職場でおかしなことばかり、実にボケまくっていた。
  パソコンから顔を上げると、取引先の銀行の方の来訪に気がついて、
  思わず「ありがとうございました」
  すぐに「いらっしゃいませ」と言い直したが、Aさん(お嬢さんの方)のチェック。
  「きっと聞こえましたよね」 「そやから、ちゃんと言い直したやんか」

     
          □ これまで、まったく気がつかなかった。

     
         □ つる植物を除いたら、ムスカリの葉が覗く。


◇ わが会社生活では、大失態の部類、おそらく最初で最後だろう。
  …が、また起ると、私の座右の銘「一期一会」が笑ってる。
  そうこうするうちに、そのAさんが「あっ、あそこ」指差す先には「ゴ○○リ」
  短い足で踏もうとして全然届かずに、呆気なくシュレッダーの下に逃げられた。

     

     
    □ このブログの2~3回分で、咲いてる花、ほとんどお仕舞い。。。


◇ そんな私も、今月は全国安全週間の準備月間として、来週の社員教育の講師。
  「職場のストレスと心のケア」に関する話をしたいが、この私が…笑ってしまう。
  「良かった探し」の一日なのだから、ストレスを感じない時ってあるにはあるが、
  それも束の間って気がしないでもない…せめてブログだけはと願っているが。。。

     
       □ 明日は10日、日曜かぁ…え~っ!?
         ピアノの上方のアルハンブラ宮殿のカレンダー。
        (観光用で、スペイン語・英語・仏語・独語・日本語が並ぶ)
         なんと、まあ、まだ8月のままだった。
         カレンダー係の私は、この期に及んでもボケている。
         2008年9月9日にククっと笑われてるようで、嫌になりそうだ。
         もう、ここら辺りでお仕舞い。
         夏の疲れも末期的症状のまま、明日は定期健康診断…。


  
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火が消えたような庭

2008年09月07日 10時43分00秒 | 白露
       □ 咲く花はダルマハギのみ、点にしか(点でも)わからない。
         今はどこを撮ってもこんな感じになる。
         わかりにくいが、向って左奥のアルバ・セミプレナ(A)よく咲いた。


◇ 今日は二十四節気の一つ「白露」空気が冷えて、露ができ始める頃だとか。
  …で、自治会の一斉大掃除の日、朝7時から、うちでは無理やり私の当番。
  すぐに日射しが強くなって、袋一杯も雑草抜いたら、それ以上やっておれない。
  汗でぐっしょりで帰宅後、シャワーに朝シャンで、シャッパリした

     
               □ 紫式部、ここはもう秋。
 

◇ さて、庭は急に寂しくなった。
  今年はペチュニア系の花を一鉢もやらなかったし、朝顔は種蒔き遅れ。
  夏の定番をやらないから、そうなるだろうことは最初からわかっていた。
  やはり、見慣れた花が庭にないことは、寂しいより、かなり侘びしくもなる。

     
          □ アイビー・ゼラニウムもポツリポツリと…。

     
                □ ルリマツリも同様…。


◇ 様々な理由で、趣味の真似事園芸に時間が取れない懸念は、年初からあった。
  じゃあ、自分が一番したいことは何かと考えた時に、バラしか考えられない。
  そこでバラに自分の自由になる時間を充てて、場合によっては他は諦めよう。
  実にあっさりとしたものの、サボリ癖と紙一重の放置主義に陥ったのだった。
   
     

     
     □ アンジェラ(Angela/F) 昨日夕方(上)と今朝の開花。
          夏剪定を全く忘れていた、昨朝気がついた。


◇ 元来物臭な性格の上に、一点集中主義(徹底してはまり込む)、正反対の性分。
  たとえば音楽、一頃までユーミンやドリカムのアルバムはすべて持ってて聴いた。
  4年目のバラに力を注ぐのは、息を吸うのと同じこと、私には当たり前。
  感激の初心に帰りろう、クリスマスローズ、クレマチス、一期一会を忘れてた。

     
      □ マダム・エルンスト・カルパ(Mme. Ernest Calvat/B)
        向って右の6月のシュートの手前に、また新しいシュート。
        来年有望の、香しいブルボン系オールド・ローズの一つ。
        昨秋の大苗、花も麗しいので、次の大鉢寄せ植え候補。

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