◇ 今日も青空というか、紫外線に満ち満ちた眩しい空が広がっていました。
ここ数年、毎年繰り返される庭の光景、ハゴロモ・ジャスミンからバラへ…。
穏やかな緑に柔らかな彩りを花びらに添えて、春爛漫の庭のこの頃です。
すべてのバラに花が咲いてほしい、これが期待であり願いでもあります。
□ アルバ・セミプレナ(Alba Semi-plena/A)
日中には開花してたのかもしれません。
明日は、確認できるはずです。
□ ブラッシュ・ノワゼット
(Blush Noisette/N/1814/P.Noisette/USA)
蕾の濃いピンクに「明日」を期待します。
□ スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン
(Souvenir de la Malmaison/B/1843/J.Béluze/France)
蕾の数が3桁台に乗っています。
向こうに見える蕾は、別バラ(↓)。
□ ブレイリー№2(Blairii No.2/Ch/1845/Blair/England)
もうすぐ、このバラの春がやってきます。
◇ バラの水切れに注意、それと同じレベルで病害虫の防除に細心の注意を…。
期待すればこそ、今まで頭に入れた(つもりの)知識・情報を総動員しました。
毎日毎日、サボり手抜きはしょっちゅうですが、私なりに手は尽くしました。
尽くし過ぎて、右指が六本になりそうなケガまでしてしまいました。
□ バロン・ジロ・ドゥ・ラン
(Baron Girod de l'Ain/HP/1897/Reverchon/France)
当初アーチ候補でしたが、ご覧のとおりのウドンコ病。
単独でポール仕立てを目指すことにしました。
□ フラウ・カール・ドルシュキ
(Frau Karl Druschki/HP/1901/P.Lambert/Germany)
昨シーズンまで、庭で最もたくさんの花を咲かせました。
□ マダム・エルンストゥ・カルヴァ
(Mme. Ernst Calvat/B/1888/Y.Schwartz/France)
こちらも昨年と今年で、蕾の数が大違いです。
◇ オールド・ローズ、歴史や芸術に興味のある者にとって、琴線に触れる花。
初めてバラを栽培した頃と比べて、心理面では少しは落ち着いてきました。
でも、どう咲いてくれるか期待と不安と、こんな表現しか思いつきません。
オールド・ローズは、繊細で気まぐれ、発達途上の不安定さを花にした感じ。
□ コンテス・セシル・ドゥ・シャブリアン
(Comtess Cecile de Chabrillant/HP/1858/France)
咲いたり咲かなかったり、この株は「気まぐれ」です。
持病のウドンコ病もあって、粗野な感じの蕾。
それでいて、咲いた花は繊細でエレガントです。
□ ジャック・カルティエ
(Jacques Cartier/P/1868/Moreau-Robert/France)
真っすぐ伸びて、てっぺんに優雅なピンク。
とても「お行儀の良い」オールド・ローズ。
北米、セントローレンス川を探検したフランス人に因みます。
□ コントゥ・ドゥ・シャンボール
(Comte de Chambord/P/1860/Moreau-Robert/France)
こちらのポートランド系の開花は、もう少し先です。
◇ これからは一番花が開花するごとに、ブログの更新としたいと思います。
それと比較するために、今日時点のオールド・ローズの様子を撮影しました。
ラベル上は「オールド・ローズ」でも、権威ある図鑑ではそうでないことも多々。
そんなことより、一番花、咲いたら花びらに触れて香りを楽しみたいものです。
□ ゼフィリーヌ・ドルーアン
(Zéphirine Drouhin/B/1868/Bizot/France)
3年目にしてようやく蕾、株も小さいです。
少々のウドンコ病には、目をつぶります。
□ ローズ・ディヴェール(Rose d'Hivers/D/France)
3年目、昨秋地植えにしたら、桁違いの蕾の数です。
□ ロサ・ムンディ(Rosa Mundi/G/1580/England)
新苗4年目で、初めての蕾をつけました。
□ シャポー・ドゥ・ナポレオン
(Chapeau de Napoléon/C/1827/J.P.Vibert/France)
初の蕾ですが、こんな小さい頃から独特の萼の格好。