折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

暦の上では、季節は少し進んだはずなのですが。

2015年11月23日 21時31分16秒 | 小雪

◇ 今日は二十四節気の小雪、北国ではそろそろ雪のちらつく季節ということでしょうが、こちらは夜になって雨、10月中旬から下旬頃の小春日和以前の日々が続いています。

  週の後半辺りからは最低気温が一桁台と、ぐっと寒くなって来るとの予報ですが、こちらでは10月よりも11月の方が暖かいという、陽気の逆転現象が起きています。

  さて、この頃は「寄る年波」を押し返そうと、脳の活性化と称していろんな事柄を思い浮かべていまして、土曜日の明け方目覚めたときは、部首が「さんずい」の漢字。

  海、河、湖、沼、池、湾、港、湊、浦、灘、潟、江、浜、渕、津、沖、沢、洋、洲、洞、泊、渚、滝、涯…始めはこんな地理上のさんずい偏、でもそう「浮」かんでは来ませんし。

  結局は頭が痛くなる寸前の、全部で70くらいの数で降参でしたが、そうだ、漢字の「漢」があった!

  次は知っている限りのバラの名前でも思い出してみましょうか、それとも目に映るものをどれくらいドイツ語で言えるか、まあこれは言えずに、さっさと終わりそうですが。。。

 

                                                  2015年11月23日

□ この秋不調なバラの中で、貴重な黄色い花が開花していました。 

向こうの紫陽花の傷んだ葉の様子で、季節が晩秋であることがわかります。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

8月下旬の台風の暴風雨で親株がダメになって、この挿し木苗が頼りです。

 

                                                          11月21日

□ 相変わらず、この株くらいは「複数」の花が咲き続けています。

 

                                                     11月23日

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

毎年12月まで咲いているバラ、今シーズンもまだしばらくは咲いてくれるでしょう。

 

                                                      11月21日

□ 春夏とは違って、秋色の濃いピンクが見られました。

 

□ スカボロー・フェア

(Scarborough Fair S 2003 D.Austin England)

雨にたたられて、開花が若干型崩れしてしまいました。

 

                                                      11月21日

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)

10月からほぼ一輪ずつでも、代わるがわる大輪の花を見せてくれます。

 

                                                    11月23日

□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ

(Charles Rennie Mackintosh S 1988 D.Austin England)

しっかり開花は明日のことになりそうです。

 

                                                           11月23日

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

まだ少し先でしょうが、今シーズン最後になるであろう開花を楽しみにしています。

晩秋にしては、蕾と葉の色のバランスが取れていてきれいです。

 

                                                  11月23日

□ ムンステッド・ウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

この深紅のバラも週末の開花でしょうか。

 

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風は強くても穏やかな日差しの秋の日

2015年11月15日 13時39分12秒 | 立冬

◇ 昨夜は夜半まで時折強い雨音がしていましたが、明けて日曜日の今日は朝から澄み切った青空が広がっていました。

  このところ11月にしては暖かい毎日が続いていて、今日も日中は最高気温22度の予報、10月のような陽気の昼下がりとなりそうです。

  土曜日が雨の降り続く一日でしたので、庭の数少ないバラもほとんどが花びらを落としてしまったようで、これも11月のこの頃らしいバラ庭かもしれません。

  バラの蕾の極端に少ない今年の秋、このままバラの季節が終わってしまうのも残念な感じがしないでもないですが、来年のバラとクレマチスに心を向けようかと思います。

 

  

                                                                   2015年11月15日

□ オールドローズのアルバ・セミプレナのローズヒップが、秋の日射しに照り映えています。

 

□ 逆光の中で眩しいですが、かなり高いところで穏やかにピンクの花が咲いています。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

 

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)

写真を撮っているときは眩しくて、適当にシャッター押したものです。

 

                                                             11月15日

□ こちらは雨に打たれ続けて、花びらがずいぶん落ちました。

咲いている花も縁取りがおおかた傷んでいます。

 

□  アイスバーグ

(Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)

もちろん、電信柱の写真ではありません。

花の多いフロリバンダ種でさえ、この秋はこれくらいで終わりそうです。

 

                                                          11月10日

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

 愛らしいピュアなピンクのバラの花が、先日開花していました。

 

 

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暦の上では冬なのに

2015年11月08日 21時58分10秒 | 立冬

◇ 今日は二十四節気の立冬、暦の上では季節は冬ということになったのですが、当地は最高気温が28度の夏日、驚く程の「暑い」冬の始まりとなりました。

  夜になっても気温は22度くらいですし、お風呂上りは暑くて汗ばみそうで、半袖パジャマをもう一度出しては、うちわを片手のブログ更新という訳です。

  いくら日中は暑いとは言っても庭のバラの花は本来の秋モード、相変わらず開花数は少ないものの、それぞれの花に秋の返り咲きの風情が感じられます。

  そろそろバラの大苗の注文をしようと思いつつ、ちょうど10年前の今頃バラ栽培を思い立ったこと、最初に迎えたバラが今も咲いていることに思いをいたしているところです。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

いつも心を和ませてくれるバラです。

 

□ まだこんな感じで花数は少ないのですが、ピュアなピンクの中輪の開花です。

 

□ 中身の濃いピンクの花に、秋のバラらしさを感じます。

 

□ 孫娘のKちゃんが、昨年の春と秋に鉢増しを手伝ってくれた挿し木苗、ハーロウ・カーの蕾です。

あの頃はまだ2歳半から3歳の頃、今はもう4歳ですから月日の流れを感じます。

 

□ 庭はどこを撮っても、バラの花はこんな風にパラパラっとした感じです。

左がハーロウ・カー、右はヤング・リシダスでいずれもイングリッシュ・ローズです。

ウッドフェンスは、モンタナ系のクレマチスの葉とつるが中心です。

 

□ こちらは大輪の花、これでも春の超大輪よりは若干小さい感じですが…。

 

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)

 

□ 顎が開いていませんので、この蕾はもう少し先の開花になりそうです。

 

□ 11月に入ってから開花が始まった、深紅の大輪のバラです。

 

□ ムンステッド・ウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

 

□ 秋という季節が、このバラにはぴったりなのかもしれません。

 

□ ウィリアム・シェイクスピア 2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

10年前にバラ栽培を思い立ったきっかけの花です。

庭に迎えて10年目、重厚な趣きの花がこうして咲き続けています。

 

□ 庭のバラたちに合わせたように、オキザリスも今日は一輪咲きでした。

 

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楽しみにしていたバラの返り咲き

2015年11月01日 21時55分56秒 | 霜降

◇ 日曜は午後から予報のとおり雨となりましたが、バラの木立の手入れは、こちらも予想のとおりできないままとなりました。

  しかも夜になっても久々に聞く本降りの雨音、明日の朝には止みそうですが、庭の草木には恵みの雨に違いありません。

  けさ庭に下り立って、少し前の蕾の段階から楽しみにしていた深紅のバラが、一輪だけですが返り咲いていました。

  このバラに当初いだいていたイメージどおりの花にようやく出会うことができて、細やかでも幸せな気分に浸ることができました(思いがけない歯の痛みを除いて…)。

 

      ※ 11月3日の様子(画像)を、少しですが追記しました。

 

                                                     11月1日

□ ビロードのような深紅のバラが開花していました。

 

□ こちらの方が、より実際に近い色合いかもしれません。

 

                                                      11月1日

□ ムンステッド・ウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

昨年末に大苗を迎えて、今年が初咲きのバラでした。

午後にここまで開花が進みました。

この重厚な深い赤をずっと待ち続けていました。

 

                                                       11月3日

□ 西日を浴びて、鮮やかながらもやわらかい赤色が見られました。

 

                                                      11月3日

□ すぐに日が陰ると、今度は深い紫色が混じります。

 

 

                                                       11月1日

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

向かいに咲いている真紅のバラが、その深紅のバラの対比で明るく見えていました。

 

□ このバラの株元では、愛らしいオキザリス「ソフィア」が咲き始めました。

 

                                                     11月1日

□ ウィリアム・シェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

こちらの深紅のバラも、これからいくつか咲き始めそうです。

 

                                                     11月3日

□ 少し陰になっていますので、赤紫色をして佇んでいます。

 

                                                      11月1日

□ 玄関前ではずいぶん長い間、白いバラが咲き続けています。

 

□ アイスバーグ

(Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)

 

□ 夏の終わりにきちんと夏剪定しなかったものですから、

かなり高い位置で花をつけることになりました。

 

                                                  11月1日

□ 先日咲き始めた冬咲きのクレマチスですが、開花が進んでいます。

 

□ クレマチス シルホサ系 ウィズレイ・クリーム

(Clematis cirrhosa 'Wisley Cream')

 

□ 夏の終わりの9月8日の様子ですが、若芽が展開し始めた頃。

夏の間は枯れ枝みたいな姿が数か月続きます。

 

                                                  11月1日

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

秋はあまり咲かない印象が残っているのですが、

ピンクの花が、これからしっとりと咲いてくれそうです。

 

                                                      11月3日

□ まだ開き切っていませんが、淡いピンクの花に心は和みます。

 

                                                  11月1日

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

左向こうにアーチが見えますが…

 

□ クレマチス アーマンディ系 アップル・ブロッサム

(Clematis armandii 'Apple Blossom')

8月下旬の台風の被害を受けたときは、3分の2を失って、正直諦めていました。

 

□ この2か月くらいで若々しい蔓がかなりの勢いで伸びてきました。

これでしたら、来年の春、桜の花の咲く頃は開花が期待できそうです。

 

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