折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

立冬の薔薇

2007年11月08日 23時54分15秒 | 立冬
       □ 雨が上がって、新しい花が開き出した「ヘリテージ」(Heritage ER)

◇ 今日11月8日は、二十四節気の「立冬」
  暦の上では冬の始まり、じゃあ、暦の下ではどうなんでしょう?
  昨日7日は、透き通るような秋の空、九重連山に沈んでゆく夕陽の色も、
  その後の夕焼け空も、とてもきれいでした。
  今日は結構雲が多く、あまり晴れているという感じじゃなかったような。
  気温も20度まで上がらなかったかもしれません。

     

     

     

     
      □ ここまでは、雨が上がった後の開花のヘリテージ。

     
    □ こちらは、雨の中を開花して、ちょっぴり傷んだヘリテージ。

◇ さて、庭の薔薇は、このヘリテージとスカボロフェア(Scarborough Fair ER)の協演。
  ピンクのイングリッシュローズで、立冬の朝が始まりました。
  色彩の柔らかさでは、タイプはそれぞれ違っても、甲乙付けがたいですね。

     

     

     

     
      □ 無限にやわらかい優しさを持ち合わせたような薔薇
        スカボロフェア(Scarborough Fair ER)

◇ 同じピンクでも、門扉のマンデビラ(Mandevilla キョウチクトウ科・マンデビラ属)。

             

◇ これは夏の花とばかり思とったですバイ。
  有馬記念や紅白歌合戦まで咲くつもりのごたるです。
  クリスマスや大晦日と言いたかったんですが…。
  立冬→栗東→関西馬
    →ウォッカ(牝馬のダービー馬)・メイショウサムソン(春・秋天皇賞連覇)
  どうしても、好きな方に行くものですから…。
  日曜日はGⅠ「エリザベス女王杯」(京都・芝2200m・牝馬)、♀馬の今年の№1は?

             

◇ 夕べ、初めてアマリリスを植えてみました。
  こんな時期にどうしてと思いましたが、なぜか2か月もしたら咲くそうです。
  ジャガイモみたいなでっかい球根。
  それが名前は「アフロディーテ」(Aphrodītē)ギリシア神話の愛と美の女神。
  どんな花が咲きますやら…何せ初めてなことで、防寒に失敗するかもしれません。

     
      □ ジュード・ジ・オブスキュア(Jude the Obscure ER)
        雨に濡れたら、これ以上開花しません。
  
◇ 植えながら、いつも歌っているのですが、ふと気がついたら~京都から博多まで~♪
  阿久悠さんの作品で藤圭子さん(宇多田ヒカルのお母さん)の歌でした。
  学生時代に京都から博多まで、寝台特急に乗ったことを思い出していました。

               

  
    (una poesia di oggi)

            京都から博多まで       

          肩につめたい 小雨が重い
          思いきれない 未練が重い
          鐘が鳴る鳴る 憐れむように
          馬鹿な女と 云うように
          京都から博多まで あなたを追って
          西へ流れて 行く女

     

     

    □ ピンク系統とブルー系統の花の咲く種をまきました。
      そろそろピンセットの出番です。

◇ 博多まで行ったついでに(?)、北島三郎さんの「博多の女」を歌ったり、
  確か「みんなのうた」…あの頃のとても美しい歌。
  それからは、長いこと「長崎の女」をずっと歌ってました。
  いつも昼に夜に庭で辺りに聴こえていないリサイタルです。

          
         □ フラウ・カール・ドゥルシュキ (Frau Karl Druschki HP/CL)

  
    (una poesia di oggi)

             博多人形に寄せて

          博多人形の 優しさを 飾る窓
          中州 那珂川 川端あたり
          街に灯りの ともるころ
          よみがえる よみがえる 遠い日の歌

          博多人形の 花ごよみ めくる姉
          やがて どんたく 山笠まつり
          はずむ囃子に 亡き母の
          ほほえみを ほほえみを 思い浮かべて

          博多人形の 舞扇 あでやかに
          博多帯しめ 越前しぼり 
          粋な姿に 面影の
          なつかしい なつかしい 幼なじみよ 

             
      □ うちに博多人形はないので、ピアノの上のシンデレラ。
        譜面は「弾けない!」ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」
        レンブラントが光の画家なら、ドビュッシーは光の音の魔術師。

◇ 帰り道のHCで、また買っちゃいました。

     
   □ ロココ (Rokoko AT/CL)
     私の愛読書の一つ、夏目漱石の「こころ」に名前が似てます。

◇ 週末に上京しますので、次の更新は14日くらいになると思います。
  明日9日まではコメントもできますので、どうぞよろしくお願いいたします。

             

     
    □ マザーリーフ (ベンケイソウ科・ブリオフィルム属の多年草)

コメント (12)
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