折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

急に季節が進んだような

2011年02月27日 22時21分27秒 | 雨水

◇ 季節はまた一つ進み暦の上ではすでに二十四節気の雨水に入っていますが(2月19日)、この一週間は春本番近しを思わせるような陽気の毎日です。
  暖かくなったというだけで、戸外に向かって身体と心が自然と動いて行くというのも不思議ですが、これも単に歳を取ったということの裏返しなのでしょうか。
  先週末にはようやく懸案のウッド・フェンスの組立て・設置に取り掛かりましたが、横板の打ち付けは今週末に繰り越しとなっていました。
  これが出来上がらないと最終的なバラの配置も決まらないし、誘引作業も残ってしまっていたのですが、今日でやっと完成しました。

 

2011年2月27日

□ 心配していた株にも花が咲いて、胸のつかえがとれたような気がします。


                                              

2011年2月23日

□ 庭でようやく咲いた最初の一輪でしたが(2月19日開花)、

いかにも遅れた感がありました。


◇ それにしても…バラや季節のお好みの花を楽しむようになって何年か経ちましたが、何とはなしに庭に異変めいたものを感じています。
  一つはこのヘレボルスの開花の遅れ、毎年ブログ友の皆さんよりも遅れ気味だったのですが、今年に至っては異常とも思える遅さなのでした。
  庭には地植え鉢植えが10株くらい、軒並み開花が遅れてしまって、育て方を誤っている可能性もあるでしょうし、苦手意識どころかすっかり自信をなくしました。
  バラとのコラボが楽しみのマーガレットも昨夏の猛暑で大半をなくし、唯一残っていた大株も寒さで枯れ果てて…昨今の天候によるバラへの影響が心配です。

 

2011年2月23日                                         

□ これはニゲルか…ニゲナイデタチムカウか…

そんなことばかり思っていたから

開花が遅れたのかも。。。

 

2011年2月25日                   

□ 一斉に開花して、ようやくこちらの気分も明るくなりました。

 

                            

2011年2月25日

 

2011年2月26日
 

2011年2月26日

□ シャルロット・オースチンの株元でも、ようやく開花。



 
2010年5月22日

□ 中央下の黄色のマーガレット、

もう見ることができなくなりました。



  
2010年5月16日
□ シャルロット・オースチン
(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)



2011年2月20日

□ 5年前と同様、小さいポット苗からのリスタートで頑張ってみます。

 

2011年2月27日

□ ウッドフェンスを設置してみました。

これは、ロココを仮誘引したところですが、

あと2品種を誘引する予定です。

すべては次の週末の作業ということになります。

 
 

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あの頃は

2011年02月11日 23時39分37秒 | 立春
◇ バラの冬作業に取っておいたせっかくの祝日なのに、朝から断続的に雨が降り続いた上に日中も気温が上がらず、相当に寒い一日でした。
  それでもざーざー降りしきる雨ではなかったので、剪定だけでしたがまあまあ快調の一歩手前のテンポで作業は進んで行った感じです。
  ふとバラを始めた5年前を思い起こしました…あの頃は全部大苗からの鉢植え、剪定の必要なし、寒肥遣りも大穴掘りも当然なく、あるのは不安な気持ちだけ…。
  いや、不安な気持ちだけというのは大げさで、当然ながら期待に胸膨らむ(どんなんかなあ~っと、そんなわくわく感に包まれた)春まだ浅き頃なのでした。



           
          □ 地植えのクイーン・オブ・スウェーデン、確か4年目。
            鉢植え最適なんて個人的にはとんでもない、250cm!



                    
                    □ 完全な直立性、春から半年で枝が混み合います。



           
          □ 今回は樹高80cm、3分の1にまで強剪定しました。



                     
                       □ シュートが混み合うのを避けるために、
                         メインの3本につっかい棒(剪定枝)を。
 
                         それぞれの間隔がより広がっています。
                         もっと根元に近いところにも棒を当てます。 
                         一番花の開花の頃には取り除くつもりです。



                
                    □ いつものとおり、挿し芽を少々。
                      経験的には挿し芽に向いている品種。



               
                                         2010年5月15日
                       □ クイーン・オブ・スウェーデン
                  (Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)




                
                  □ あまりに花がないのが寂しくて、寄せ植えを…日暮れ前。

                    ラナンキュラス、アネモネ、イベリス、プリムラ・クラウディア
                    プリムラ・クラウディアは、5年前にいくつか楽しみました。
 


          ☆☆☆☆☆ 5年前は、もっぱらバラの書籍、グラフ雑誌に毎晩目を通してました。 
 


             

           □ バラの誕生(中公新書 1997) バラと人との関わり合いの歴史を辿る楽しみ。



          
       □ 花百科(講談社 2004)               一目でわかる(!?)バラの系譜。
                                でも、バラには別段興味がなかった頃に購入したもの。



        
     □ バラ百科の本号に掲載の「コントゥ・ドゥ・シャンボール」が脳裏にインプットされました(左から2列目真ん中)。



             
          □ バラの庭を楽しむ(学研 2005) つるバラへの憧れも芽生えました。



                            ☆☆☆☆☆ 以上が、夢多き頃の思い出の書籍でした。




                  
                       □ バラ大百科(NHK出版 2006) 格調高い解説、5年間で最も目を通した書籍。



                   
                 □ イングリッシュローズのすべて(NHK出版 2010) 見てるとほしくなる、やっかいな(!?)テキスト。。。



                         
                                  □ ゼフィリーヌ・ドルーアン
                             (Zéphirine Drouhin B 1868 Bizot France)

                               つるバラの新芽が動き始めました。
   
      



         
  


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バラの冬作業、ようやく軌道に

2011年02月06日 23時36分06秒 | 立春
◇ 2月4日金曜日の朝の通勤途上で梅の花が開花しているのに気がつきましたが、ブログのカテゴリーもまた一巡して立春となりました。
  二月の声を聴いた途端にさしもの冬将軍もどこへやら、この近辺どこへ行こうとまるでうそのように暖かく、急に春めいて来たようです。
  凍える寒さで遅れていたバラの冬作業も、昨日今日とようやくそのいくつか手をつけることができてホッとしました。
  例年よりペースが遅いのは仕方なくて、寒肥も植え替えも剪定も、何より一つずつ片づけて行くよりほかにありません…続きはまた次週に。



               
                                                          2011年2月6日
                      □ ハーロウ・カー (Harlow Carr S 2004 D.Austin England)
 
                           この株は、全体の2分の1辺りでほんわりと、
                           そして内向きにごちゃついている部分を取り除く、
                           いつもそんな感じの剪定です。

                           右はベーサルシュート、若干長めに剪定しました。
                           今回は、用土もそっくり入れ替えました。 



               
                                             2011年2月5日
                       □ 剪定・植え替え前の様子です。
                         剪定後とは左右が逆になっています。
 



                               
                               □ ハーロウ・カーはいつも「花かんざし」との寄せ植えです。



                     
                                               2010年5月7日
                       □ ローズピンクの愛らしい中輪の花が咲きます。



          ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


                     
                    □ こちらは地植えの様子、直径40cm、深さ40cmの大穴。

                      まず、元肥を投入したところ(油粕+骨粉+硫酸カリ)。 
                                        200g  200g   30g
                      根に直接触れないよう、その上に土(↓)を被せます。

 

                    
                    □ 用土は掘り上げた庭土の埋め戻しでいいのでしょうが、
                      土壌改良に、赤玉土+腐葉土+馬糞堆肥を混ぜます。



                     
                    □ 元肥の上に土を被せて、その上に植えこんで行きます。



                     
                          □ 水遣りして剪定して植え替え終了です。



                       
                                                 2010年5月23日
                                  □ レディ・オブ・メギンチ
                           (Lady of Megginch S 2006 D.Austin England)
 
   
 
 
   
 
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