折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

一輪ずつの秋のバラ

2021年10月29日 19時55分50秒 | 霜降

◇ 今月に入って、やれ暑いのやれ寒いのと、夏から秋を飛ばして冬に入って行きそうな陽気にボヤキ続けているうちに、10月もあとわずかです。

  例年なら金木犀の咲く10月上旬頃が気温が異常に高かったせいか、花芽が全く見られずに諦めていまいたが、ようやく満開近くになりました。

  ただ8月の長雨や9月の高温も影響したのでしょう、秋のバラの返り咲きがこの15年くらいでも全くの「絶不調」、何しろ咲かないのです。

  鉢植えが枯れてしまったり、7月頃まではすくすくと育っていた挿し木苗もかなり枯れてしまって、でも現有勢力で頑張るしかありません。

 

                                   2021年10月29日

□ ジュビリー・セレブレーション

(Jubilee Celebraition S 2002 D.Austin England)

秋のバラらしく、小ぶりで清楚な趣の花が咲きました。

ただ今のところ、これ以外に蕾がありません。

 

                                       10月20日

□  エグランタイン

(Eglantyne 1994 D.Austin England)

少し前の花ですが、このあとは確か一輪も咲いていないみたいです。

 

□ 秋のバラは、蕾が膨らんでから花開くまで日数がかかります。

 

                                    10月27日

□ 上の画像の蕾から開花まで1週間かかっています。

 

                                       10月28日

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude The Obscure S 1995 D.Austin England)

このバラの開花は今は一輪ですが、あといくつか蕾が見られます。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

地上2m以上のところで咲いていますが、今は数輪くらいです。

毎年11月はこのバラの季節ですが、今年はどうでしょうか。

 

□ 枯れずに残った挿し木苗の鉢上げや鉢増しを、少しずつ続けています。

これは、オリビア・ローズ・オースチン(ER)やウィリアム・シェイクスピア2000(ER)などです。

 

□ 同じ場所であっさり枯れた挿し木苗もあれば、このように青々と育っている挿し木苗も…。

 

◇ さて、以前にもご紹介したことがありましたが、今年の元日から小倉百人一首を一日1首、就寝前の枕元で読み継いできました。

  その元日から数えておととい(10月27日)が300日目でしたから、百人一首の100首を3回繰り返したことになります。

  翌朝に夕べ読んだ1首を思い出すのを日課にして来ました(脳の活性化のため!?)が、昨日の食事の献立は思い出せても、和歌はなかなか…。

  今年興味を持ち始めた孫娘のKちゃん(小4)にいつの間にか抜かれてしまって、次にかるたを取る頃はコテンパンにやられてしまいそうです。

 

□ 年のせいでしょうかね、

覚えられない和歌は、なかなか手ごわいと感じるのです。

 

                                          10月29日

□ ようやく金木犀の花が満開近くになりました。

 

□ 秋の玄関先は、やっぱりこうでなくてはなりません。

 

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この頃は、暦の上だけで季節が進むかのようです。

2021年10月10日 17時51分52秒 | 寒露

◇ いつものことですが、9月は庭の花に彩りが乏しく、秋のバラが咲くまでにもまだかなり間があって、ブログ更新もすっかり途絶えてしまいました。

  気がつけば10月8日は二十四節気の寒露でしたが、「露が冷気で凍りそうになる頃」だなんて、連日季節外れの真夏日の当地にはピンと来ないこの頃です。

  この異常なまでの暑さのせいでしょうか、秋の到来を身近に感じさせてくれる金木犀も、そろそろ花が咲くどころか、ほとんど花芽すら見えていません。

  バラもこれまで鉢植えが枯れてしまったり、挿し木苗が軒並み枯れたり(8月の長雨の影響?)して、一時期は何だか堪えられない感じがしていました。

 

                                   2021年10月10日

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude The Obscure S 1995 D.Austin England)

あまり返り咲きはしないからと、この株の夏剪定をサボってましたら、

そんな品種に限って、きれいな返り咲きが見られます。

 

□ エグランタイン (Eglantyne S 1994 D.Austin England)

ほんわかピンクのバラも返り咲きが始まりました。

いつもの年よりも早く咲き始めた気がします。

 

                                    10月6日

□ コントゥ・ドゥ・シャンボール

(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)

このオールドローズは夏剪定はしませんが、すでにちらほらと返り咲きが始まっています。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

この日は、たった一輪の返り咲きでした。

もうしばらくしたら開花数が増えて来るはずです。

 

                       10月10日

□ オリビア・ローズ・オースチン

(Olivia Rose Austin S 2014 D.Austin England)

挿し木苗もこの夏にたくさん枯らしましたが、落ち込んでばかりはいられません。

これは昨年5月に挿し木したものですが、頃合いを見て少しずつ鉢増ししています。

 

                                    10月6日

□ ローゼルは、ほとんど取り入れが終わりました。

 

□ 左がローゼルの実の取り入れです。

右上がその「顎」の部分で、右下が「実」です。

 

□ その額の部分(右端)で、家内がジャムを作っています。

毎朝、朝食でヨーグルトに混ぜて、おいしくいただいています。

 

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