折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラ ~ 花の終わりを待っているわけではないのですが…。

2009年07月31日 21時34分07秒 | 大暑
                 □ レディ・エマ・ハミルトン
          (Lady Emma Hamilton S 2006 D.Austin England)

          大苗初年度とは思えないような、鉢植えの広がりです。
           最近のイングリッシュ・ローズの特徴ともいうべき、
        美しい花の数、株の成長、そのバランスの良さが表れています。

      
       □ 一番花、二番花の先輩たちと遜色ありません。
          オレンジ色のバラの明るさ、暖かさが、
          庭への視線を自然と優しくさせてくれます。

     
       □ 昨日はこれくらいの蕾でした(2009年7月30日)。
           他の蕾も次々に開花に向かうでしょう。

◇ バラが細々とでも毎日咲き続けています…私は太ぶとと暮らしています。
  今年は春のシーズンのバラが、きっちり三番花まで咲いています。
  そろそろ夏剪定と追肥(お礼肥え)に入りたいのに、踏み切れないでいます。
  それにこの腰痛では、週末の庭作業は断念、水遣りのみです。

     
                □ グラミス・キャッスル
          (Glamis Castle S 1992 D.Austin England)
            さっさと咲いて、さっさと引き上げて…。
            この一瞬に賭ける花に魂が宿るかのよう。

◇ 庭の東側、北と南でオレンジ色のバラが目につきます。
  南のパット・オースチン(地植え)三番花もお仕舞い、一気の開花が華麗でした。
  北のレディ・エマ・ハミルトン(鉢植え)、蕾も充実、これから三番花が…。
  オレンジ色のイングリッシュ・ローズの充実度(費用対効果も)には驚きです。

       
                 □ パット・オースチン
           (Pat Austin S 1995 D.Austin England)
         この一帯は、週末からしばしの「休養」に入ります。
         その様子は、またそのときに「記録」しましょう。
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バラ、シーズン前半ほぼ終了

2009年07月30日 21時07分25秒 | 大暑
                     □ スカボロ・フェア
            (Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)
            三番花が、昨朝(2009年7月29日)咲きました。
             現在確認できるのは、この一輪のみです。

◇ ようやく夏の太陽が顔を出しました。
  株の生長に伴って、バラが7月いっぱいまで細々とでも咲き続けて来ました。
  うれしいには違いないのですが、それでも8月からは2カ月以上は休養が必要。
  それに日照りがジリジリでから、すぐに傷み出して…花の命は短いのです。

     
              □ ジュビリー・セレブレーション
        (Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England)
                これは今日の朝の様子。

     
        □ 今日の帰宅の頃(18時過ぎ)は、こんな感じ。

◇ あと少し蕾をつけている株は、咲かせて咲かせて桃色吐息、それでお仕舞い。
  花は視線の先から遠ざかりますが、株はずっと目の前、地味な作業とともに。
  さてトシのせいではないでしょうが、今週に入って三年振りの激しい腰痛…。
  歩くのがやっと、食べるのも(…とは限らず)、忙しくて病院にも行けずです。

      
                 □ ノック・アウト
          (Knock Out F 1999 J.W.Radler USA)

            ルリマツリが日に日に色をなして、
            おもむろに、この一帯は明るいのです。

     
           □ ノック・アウトが、ミニバラのよう…。
               とてもちっこい夏模様です。
 


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バラ、花から花へ、バトンタッチ

2009年07月29日 20時47分50秒 | 大暑
         □ 三番花の「リレー咲き」が見られた、けさの花壇です。

     
    □ パット・オースチン(Pat Austin S 1995 D.Austin England)

     
   □ グラミス・キャッスル(Glamis Castle S 1992 D.Austin England)
       メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」より「結婚行進曲」
        私には、そんな名曲を彷彿させるようなバラの花。

◇ ここ数日、オレンジ色のイングリッシュ・ローズにばかり、目が行きました。
  その間に、ピュア・ホワイトのバラが、蕾をつけた途端の開花です。
  この白いバラ、今シーズンはなかなか期待どおりには花をつけませんでした。
  心の奥底では「舌打ち」したかも、礼節を欠いた私の姿勢を恥じています。

             
               □ まず四輪が開花です。
                 パット・オースチンの花びらが、
                 たくさん散っています。

◇ グラミス・キャッスルは、どちらかと言えば背の低いバラ。
  ここへ来て、一気にこのバラの最高の姿を見せてくれました。
  今シーズンはミスしてしまって、花壇の奥に地植えしています。
  来シーズンは花壇の手前側、その方がミルラ香の芳しさも楽しめるでしょう。

      
            □ クリーム色の微妙な淡い色合いが、
              花びらの白いベースに広がります。

      
           □ どの花を見ても「表情」があります。
             さっきは華麗な「結婚行進曲」
             今は桑田君のこんな曲、最後のフレーズ♪

       
                    虹の向こうに見えるは
                    希望に燃ゆ未来
                    守ってくれたら
                    悲しみにはもう負けない

                    海鳴る風に抱かれ
                    口ずさむメロディ
                    やがて When I die.
                    雲の上で口づけして
                    あの日のまま笑顔でいて
                    風の詩をまた聴かせて  

                         (桑田佳祐 風の詩を聴かせて 2007)
  
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バラとルリマツリ

2009年07月28日 22時55分00秒 | 大暑
                   □ ミッシェル・ブラス
              (Michel Bras F 2002 Delbard France)
             この一帯では、ルリマツリが咲き始めました。

◇ 数少ないバラ、この時季ですから、蕾が膨らんだら、あっという間の開花。
  私の中での小さなサプライズが、パット・オースチンの三番花の開花。
  毎朝6時前に目が覚めて、リビングの窓からそのバラを眺めるのが日課。
  毎日の更新で代わり映えしないのですが、庭では今が一番映えています。

      
                □ パット・オースチン
          (Pat Austin S 1995 D.Austin England)

      
      □ 中心部分がややイエローがかって、妖艶な趣きも…。    

◇ パット・オースチンは、リビング東側でも、南の方の花壇。
  その中心のバラとして、来シーズンも一帯を飾ってくれるはずです。
  秋の返り咲きをまだ数ヵ月後に控えてますが、気持ちは半分は来シーズン。
  バラの配置換え検討中…脳細胞は来シーズンの彩り、薔薇色に染まってます。

     
                □ ワイルド・エドリック
           (Wild Edric S 2005 D.Austin England)

  ※ なぜか、さっきから沢田研二の歌声が「繰り返し咲き」 おお愛のしるし
    そのつまらん理由がわかりました、タイトル(↑)のせいです。
           バラとルリマツリ ⇔ 花の首飾り 

     
                  □ ノック・アウト 
            (Knock Out F 1999 J.W.Radler USA)
            バラの向こうに、ぼんやりと水色の点々。
                ルリマツリの広がり。


    ◇◇◇ 来シーズンに向けて バラの配置構想メモ ◇◇◇
              リビング横(東側≒半日陰)

     オレンジ、アプリコット・ピンク、ベルベット・ピンク主体の庭

        
   フローランス・ドゥラートル       パット・オースチン         エブリン

             
       チャールズ・レニー・マッキントッシュ       グラミス・キャッスル

       
     クレア・オースチン        ドミニク・ロワゾウ        チャイコフスキー

     ※ 花壇の手前は、心持ちボーダー・ヘッジを意識しています。
       本日、2010年のシーズンに向けて始動しました。
       つまり、バラの大苗(イングリッシュ・ローズ)を注文しました。
       到着は半年後以降でしょうが…。

          ♪ ウィズレー2008 
          ♪ ヤング・リシダス
          ♪ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

 
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バラ ~ 朝のみずみずしさ ~

2009年07月27日 22時19分28秒 | 大暑
                  □ パット・オースチン
             (Pat Austin S 1995 D.Austin England)

◇ 久しぶりに、夏の朝のやわらかな日差しを浴びることになりました。
  バラは装いを浴衣に変えてか、涼しい顔をして咲いているみたいです。
  昨日までの雨に泣き顔にも見えた表情が、元の笑顔に戻って良かったです。
  せっかくここまで待ったのに…バラもその「かい」があったのでしょう。

     
               □ ワイルド・エドリック 
          (Wild Edric S 2005 D.Austin England) 

◇ 文章の美しいこと 「美学」「純粋」「あとを濁さない」~作家の姿勢の現れ~
  最近の朝日新聞の「天声人語」その文章も内容も「これは凄い!」驚嘆です。
  プロの文章には、身も心も揺り動かす何かがあります、あって当然ですが…。
  そんな文章にお目にかからなくなっていただけに、夏バテ気味の身には朗報。

     ドクダミは名前の響きで損をしている。(中略)
     あの小さな白十字の花は意外にファンが多いようである。

     思えば「雑草」とひとくくりにされる草の花には、
     素朴で可憐なものが結構ある。
     そして「雑草という草はない」と言われるように、
     どの一本も名前を持つ。(中略)

     つかの間に夏草胸を没しけり     横光利一

     繁茂することのみに徹し、伸び放題に丈をなした様がまぶたに浮かぶ。
     人が手塩にかけた花は美しい。されど夏。
     勝手に青い草々もまた、自然の生命力に満ちあふれた、
     美しい光景であるのに違いない。
                  (朝日新聞「天声人語」2009年7月25日付より)

 
     ◇◇◇ 来シーズンに向けて バラの配置構想メモ ◇◇◇
              リビング横(東側≒半日陰)
             レッド&ローズ・ピンク主体の庭

     
    ザ・ダーク・レディ      レディ・オブ・メギンチ      L.D.ブレスウェイト 

                        
                        クウィーン・オブ・スウェーデン  

                     
                     ノック・アウト       コントゥ・ドゥ・シャンボール 

                   
     ハーロウ・カー                        ワイルド・エドリック


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バラ ~ 番外編 ~

2009年07月26日 00時30分11秒 | 大暑
          □ ローズマリーの地上部と地下部の接点辺り。

        ラベルが地面と直角ですから、「ねじれ現象」が目立ちます。
        この「ミニミニ縄文杉」15年程前に鉢植えを庭に放置して、
        気がついたときには、収拾が付かなくなっていたものです。

     
         □ 年に2回ほど剪定、直径2.5mのブッシュ。
            バラに憧れていた頃から庭にあった、
              バラならぬ「ローズマリー」

◇ ずっと雨が続いてますが、こちらは幸いにも洪水の災害からは逃れています。
  庭作業を数日何も出来ないままでも、夏バテの身には疲労回復の後押しです。
  そんな週末は水遣りも天にお任せ、来シーズンのバラの配置をほぼ決めました。
  梅雨が明けたら夏剪定に追肥、そして秋の返り咲きをまずは心静かに待ちます。

     
                □ L.D.ブレスウェイト
         (L.D.Braithwaite S 1988 D.Austin England)
       こんなに水分を含んで、かわいそうなことをしました。

     
     □ 配置図(!?)メモの一部、リビングの私の座席から見える部分。
       「レッド・ゾーン」 彩りの主体は、レッドとローズ・ピンク。
       新規購入を決めた株は、出来る限り早く注文するつもりです。
       カタログの「ガートルード・ジェキル」のような仕立て…憧れです。


   ☆☆☆ 2009年7月26日(日)夕方の様子を追記します ☆☆☆

    
    □ パット・オースチン (Pat Austin S 1995 D.Austin England)
        三番花、バラもほとんどこれだけしか咲いていません。 

      
    □ 手帳の配置図の南側、引き続きパット・オースチンが中心。
      もう一株増やして、花壇の中心に今年より心持ち低く仕立てます。
      オレンジ色とアプリコット・ピンクの一帯にします(5品種)。
 
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来年の庭の彩りをイメージして。

2009年07月24日 20時55分55秒 | 大暑
          □ ノック・アウト(Knock Out F 1999 J.W.Radler USA)
            「余は満足じゃった」秋の返り咲きを楽しんだあと、
               来年はもう少し手前で咲いてもらいます。

     
       □ また秋に花開いてほしい、情緒あふれるバラです。

◇ シャッターは「花」に向かって切るとしたら、その「花」が残っていません。
  元気に蕾が見えていても、連日の猛暑もしくは強い雨では多くは咲かずの蕾。
  今シーズンのハイライトは、数週間前とっくに終わりを迎えていたようです。
  先日からの心の中では「よし、整理・整頓・模様替え、大胆にするぞ」

     
                □ パット・オースチン
           (Pat Austin S 1995 D.Austin England)
     今の「三次元」 来シーズンは、もう一株増やすつもりです。
     順調に三番花まで来ましたし、あと蕾が咲いたらしばし休養。

◇ 今シーズンはアーチ元年、来シーズンは高低差を考えたバラらしい彩りの庭。
  寝る前、バラの「絵」を次々と思い描いては、片っ端から消していきます。
  「明日」のために、今から種を蒔いていないと、やがて「収穫」は途絶えます。
  「お楽しみはこれから」今年思いっきり楽しみを味わった後、気持ちは来年へ。
 
     
 □ ほふく性ペチュニアには、毎年「救われた」ような気分にさせられます。
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真夏の通過点にしては。

2009年07月23日 21時29分50秒 | 大暑
      □ パット・オースチン(Pat Austin S 1991 D.Austin England)
        三番花。大雨にたたられなかったら、まとまって咲いたはず。

◇ 今日は二十四節気の一つ「大暑」 暑いと言えば、暑い日中でした。
  梅雨明けがお預け状態の大分も、二日連続で真夏日に届かなかったようです。
  最高気温が29℃台では、肩透かしの「大暑」でした。
  そんな中で、秋の返り咲きのバラ、来シーズンのバラに思いが飛んでいます。

     
                □ ワイルド・エドリック
           (Wild Edric S 2005 D.Austin England)
        マゼンタ・ピンク、その名のとおり野性味あふれて。
        大好きな半八重の花は、来シーズン期待の一品種。
  
◇ 昨年のこの時季のバラがどうだったか、憶えているわけがありません。
  こんなとき、日記代わりの「ブログ」って、ありがたいものです。
  夏はいつまでバラが咲くのか、これでも少々気にはなっています。
  花は早めに切り上げて、軽めの剪定に追肥が良いに決まっています。

     
              □ ジュード・ジ・オブスキュア
        (Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)
        夏モード、色が抜けた趣きのバラ、涼しげです。
        直立性のシュラブで、地上2.5m辺りの花です。

     
                      (2009年7月22日午前11時頃)
  
     □ せっかくですから、昨日の曇り空を記録しておきます。
         約90%程欠けた太陽、かろうじて確認できます。
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バラ ~ この時季の庭の太陽 ~

2009年07月20日 21時31分56秒 | 小暑
                    □ ソレイユ・ドール
          (Soleil d'Or HFt 1900 Pernet-Ducher France)
            もうすぐ皆既日食、それを知ってか知らずか。
                 「黄金の太陽」の二番花です。

           左は、クレマチス「ミセス・スペンサー・キャッスル」
            (Clematis patense 'Mrs. Spencer Castle') 

◇ 夜明け前の雨に濡れたバラ、けさの庭にもいくつか咲いてました。
  蒸し暑い朝の空気の中、こんなにも爽やか、こんなにもささやかです。
  見方によっては「庭の宝石」 きらきら光らなくても確かに輝いて見えます。
  人の心や幸せが好きな花で測れたら…そんなこと、絶対にない方がいいです。

     
                 □ パット・オースチン
           (Pat Austin S 1995 D.Austin England)
              ようやく三番花に漕ぎつけました。
             花が咲くから優秀とは限りませんが、
             私の大好きなバラ、うれしい限りです。

     
                  □ ハーロウ・カー
          (Harlow Carr S 2004 D.Austin England)
             コンパクトに、三番花の登場です。

     
                 □ レディ・ヒリンドン
       (Lady Hillingdon T 1910 Lowe & Showyer England)
                 三番花が咲き続けます。

     
             □ ジュビリー・セレブレーション
        (Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England)
        7月、このバラの咲かない日はほとんどありません。
          さすがに、葉っぱの黄変が見え始めました。 
          向こうは「アンブリッジ・ローズ」(ER)です。
 
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「日焼け」のようなバラ

2009年07月19日 22時19分35秒 | 小暑
           □ エブリン(Evelyn S 1991 D.Austin England)
             アプリコット・ピンクの色が抜けてしまいました。
             香り高いバラの地位は揺らぎませんが…。

◇ 庭作業を少しだけの日曜日、いつまでも具合が良くないとも言ってられません。
  ここ数日大人しくしていて残ったものは、戸外の光の「眩しさ」への過剰反応。
  一寸先は「病み」…真夏の反射光が目に痛く、やや「病的」な目眩を感じます。
  おそるおそるでも、一歩踏み出すしかありませんが…。

     
              □ レオナルド・ダ・ヴィンチ
        (Léonardo de Vinci F 1993 Meilland France)
                一輪だけ咲いていました。

     
                □ ミッシェル・ブラス
          (Michel Bras F 2002 Delbard France)
          「スプレー咲き」というより「花束咲き」です。
          深紅の蕾は「L.D.ブレスウェイト」(ER)です。

     
           □ ほふく性ペチュニア「ドレスアップ」
             ピンチ(摘芯)を少しサボったツケ。
             花数が、どうも少ないようです。
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