折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラ、一番花 ~ その5 この季節らしく、さわやかに ~

2009年05月31日 23時21分19秒 | 小満
                 □ アンブリッジ・ローズ
           (Ambridge Rose/S/1990/D.Austin/England)
               気のせいか、最初に咲いた頃よりも、
               幾分淡い色に感じます。

◇ バラの花開く五月も、もうお仕舞いとなりました。
  バラの開花は六月も続きますが、少し日にちを置いての「二番花」になります。
  庭の南側に、約二週間ほど間隔を空けて、アプリコット色の一番花が開花。
  大苗の一年目、鉢植えですが、株そのものがりっぱで二番花も咲くでしょう。

     
         □ アプリコット色のさわやかさ、爽快感100%

◇ ここしばらく朝食はパンとスープをピーターラビットの食器(娘のお下がり)で。
  かわいい私にお似合いのカップ・セット → ×、私に似合わぬかわいい → ○
  私が子どもの朝食まで横取りしているように、ゆめゆめ信じてはなりません。
  小食ですから、ささっと朝食が終わります。

     
      □ カップ・ソーサーが、パン(家内の手作り)皿に。。。

◇ 朝の8時から、久しぶりにテレビで映画を観ました。
  「ミス・ポター」(Miss Potter 2006 USA)という映画です。
  そのものズバリって、ショップチャンネルみたいな言い回しですが、
  「ピーターラビット」の作者、ビアトリクス・ポッターの半生です。
                 (Beatrix Potter 1866-1943)

     
          □ 「ポッキー」の間違いではありません。
             絵筆です(間違うのは私だけ)。

     

     
            □ 主演は、レニー・ゼルウィガー
               (Renée Zellweger 1969-)

     
      □ イングランドの湖水地方の自然、絵に描いたよう…。

     

     

     

     

     

     
 
◇ こんな映画≒血を見ることもない、悪代官も凶悪犯も一人も出ない映画。
  心洗われますし、結構好んで見ています。
  映画のお陰で「邪気」も吹っ飛び、庭のバラもひときわ魅力的に映ります。
  ピンク色したバラの一番花たちが、まだそこかしこに咲き続いていました。
 
     

     
        □ 同じ絵柄が映画に出て、とても満足でした。。。

     
               □ ジャック・カルティエ
       (Jacques Cartier/P/1868/Moreau-Robert/France)

     
             □ クイーン・オブ・スウェーデン
        (Queen of Sweden/S/2004/D.Austin/England)

     
             □ コントゥ・ドゥ・シャンボール
     (Comte du Chambord/P/1860/Moreau-Robert/France)

     
                □ エグランタイン
           (Eglantyne/S/1994/D.Austin/England)

     
             □ ミニバラ・オプティマ・チュチュ

     
            □ 娘の小学校入学記念(1991)に、
              小学校からいただいた「さつき」
              うちの庭ではバラ以外も、
              少しだけ花が咲いている様を…。



  
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バラ、一番花 ~ その4 この時季に、初のお目見え ~

2009年05月30日 15時56分50秒 | 小満
                 □ フォールスタッフ
            (Falstaff/S/1999/D. Austin/England)
         シェイクスピア「ヘンリー四世」の登場人物の名前。

◇ 今週は細かい数字を扱ってましたので、目の疲労感が残っているようです。
  偏頭痛とまではいきませんが、右目の上に違和感が…。
  そんなことも、期待のバラの開花で、どこかに吹き飛びました。
  一月に地植えの大苗、土壌等の条件が決して良いところではないのですが…。

     
           □ 開花は、カップ咲きで始まります。

◇ イングリッシュ・ローズでも生育が良さそうな品種で、アーチ候補です。
  期待していたとおりの濃い赤紫色の花、とても引き締まった色です。
  しかもぼやけた感じはなくて、花びらの縁取りがしっかりとしています。
  来年、フォールスタッフがピエール・ドゥ・ロンサールと左右対称のアーチに。

     
       □ 開花途中、クウォーター・ロゼット咲きへの渦巻き。

◇ 庭の東側、気品溢れるバラが咲いています。
  どこか高貴なお方という雰囲気も垣間見えるのは、この彩りのせいでしょう。
  色はバイオレットと思いましたら、タグには「パルマ・バイオレット」
  果てさて、イタリアのパルマが由来でしょうか、よくわかりません。

     
              □ フローランス・ドゥラートル
         (Florence Delattre/S/1997/Guillot/France)
             今シーズン、生長著しい株です。

     
             □ 優雅なスプレー咲きです。

◇ もう一つ、優しい姿、これも気品のあるホワイト、かすかにピンク混じり。
  フレンチローズの代表、ギヨーとデルバールのバラ、豊かな彩りを添えてます。
  ここには梅雨入り間近でも、一番爽やかな五月の庭の佇まいがあります。
  こんなバラが庭に咲いてくれて、少しだけも心が躍りそうになるものです。

     
               □ ドミニク・ロワゾー
        (Dominiqu Loiseau/S/2003/Delbard/France)
           このバラもスプレータイプ(房咲き)で
            咲き始めたら次々に開花します。
        蕾をバラゾウムシの食害から守るのに懸命です。
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バラ、一番花 ~ その3 淡いピンクのバラ ~

2009年05月29日 23時11分51秒 | 小満
                    □ スカボロ・フェア
             (Scarborough Fair/S/2004/D.Austin/England)
               朝の陽ざしを浴びて、半八重の花びらと
               黄色いしべの彩りが、絶妙だと思います。

◇ 五月もあとわずか、爽やかな風薫る月、大好きな月がもうお仕舞い。
  庭のバラ栽培で、ほんの一週間くらいですが、一旦開花が途切れる頃です。
  そのせいでしょうか、この淡いピンクの半八重のイングリッシュ・ローズ。
  この一番花の最終の一輪、それだけで朝夕の色合いの変化に戸惑いました。

     
    □ 最高気温24℃、それでも花に与える影響は大きそうです。

◇ 朝の空に向かって、笑顔を振りまいている、その明るさがバラの一番花。
  健康的で爽やかで、何より春を待ち望んだ心を喜びで包んでくれます。
  趣味の園芸は、種まき、球根植え、苗の植え付け、花のないところから始まり。
  花咲く頃の喜びを思い描けるだけ思い、望めるだけ待ち望み、期待と希望…。

     
              □ スカシユリ「ロリポップ」
                水彩画のような「タッチ」です。

◇ これがギアの一段目とすると、花が咲いた頃のうれしさは、二段目、三段目。
  そしてまだまだの思い、夢とは裏腹に、実にあっ気なく花は盛りを過ぎます。
  その時間差 ~花の美しさは期限付き、花に無意識に求める気持ちは無限~
  季節はいつの間にか移り、季節の中で気持ちは「遅れて」移りゆくものです。

     
              □ 山紫陽花「伊予てまり」
                心がなごむ花の姿です。

◇ 四月の夏日(最高気温25℃以上30℃未満)は、頭に来るほど暑苦しいですね。
  でも八月の夏日は、真夏日(30℃以上)に比べて心なしか暑さが和らぎます。
  四季咲きや返り咲きのバラは、幸いなことに、二番花を楽しめます。
  気持ちが落ち着く頃の二番花、バラの花に気持ちを見透かされてるようです。

     
            □ ミニバラ「オプティマ・チュチュ」
              昨日アップの花、調べてわかりました。
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バラ、一番花 ~ その2 淡いピンクのミニバラ ~

2009年05月28日 21時37分37秒 | 小満
                □ 品種名 ? 忘れました。
                  朝の出勤前の様子です。
                  画像は、すべて本日(2009年5月28日)。

◇ 昨晩は、遅くまで雨音が聞こえていました。
  日付け変わって、けさは日が差していましたが、午後からは予報どおり雨。
  玄関前のミニバラ、四品種の寄せ植えの大鉢です。
  小さくて、ほんのりとやわらかな彩りのミニバラが、咲き始めました。

     
              □ 朝、澄んだ朝焼けの色。

     
             □ 夕方、帰宅直後、雨の中。

◇ この時季になりますと、バラの蕾も何がしか傷んでいます。
  ちょっと目を離すと、害虫の被害を少なからず受けてしまいます。
  蕾の間は主としてバラゾウムシ、開花したらコガネムシ類の食害。
  一日のうち、ほんの10分でも…バラ栽培には見回りが欠かせないようです。

     
       □ 三品種と思ってましたら、四品種のようです。
         苦手なミニバラ、バイオポスト液肥の効果あり!?

◇ そうした害虫に打ち勝ってせっかく咲いたバラたちも、一番花はそろそろ…。
  昨日今日の梅雨の走りのような雨に打たれて、ずいぶん散ってしまいました。
  ピンクのバラで賑ったアーチも、今ではクレマチスの紅い灯が点っています。
  害虫の食害を受けながらも、一つまた一つと気品すら感じるような花です。

     
      □ クレマチス・テキセンシス系「プリンセス・ダイアナ」
           (Clematis texensis 'Princess Diana')

     
           □ どうしても、葉っぱが浸食されてます。
             最低限の農薬散布は、必要なようです。

     
       □ 手前、バラの葉は「ピエール・ドゥ・ロンサール」
         このクレマチスとともに、アーチに二番花を待ちます。
            
◇ 今日は手帳を開いてみて、ふと一月の一週間が目に留まりました。
  もう四カ月以上も前の真冬、ちょうど植え付け、寒肥の時季。
  あの頃、いずれアーチに絡ませようと思ったイングリッシュ・ローズ。
  蕾が準備万端、期待どおりの表情をもうすぐ見せてくれるはずです。

     
    □ フォールスタッフ(ER)の大苗(↓)は、1月14日に植え付け。
      会社から帰宅後も、ほとんど連日、ひたすら真冬の庭作業。 
      予定表部分は、日めくりカレンダーで隠して…失礼しました。

     
                □ フォールスタッフ
          (Falstaff/S/1999/D. Austin/England)
           雨が止んだら、開花に向かうでしょう。
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バラ、一番花 ~ その1 ホワイト系統 ~

2009年05月27日 23時45分07秒 | 小満
                 □ アイスバーグ     2009年5月26日
                   (Iceberg/F/1958/R.Kordes/Germany)
                   ずっと快調に飛ばしているバラ。
                   開花数激減の庭(玄関)では、
                   貴重な真っ白いバラ。

◇ 今日は朝八時くらいから雨模様、午前十時過ぎには一時激しい雷雨。
  半袖では肌寒い一日、職場での短い昼寝でも寝冷えしそうでした。
  寒気の南下で最高気温は19.6℃、極端すぎる冷やっこい陽気に驚きました。
  夕方、当然乾いた鉢は一つもなくて、水遣りも一回パス。。。

     
            □ イヴォンヌ・ラビエ      2009年4月25日
             (Yvonne Rabier/Pol/1910/F.Turbar/France)

     
           □ ペネロペ            2009年5月23日
             (Penelope/HMsk/1924/Pemberton/England)

     
         □ アルベリック・バルビエ      2009年5月24日
           (Albéric Barbier/HWich/1900/Barbier/France)

◇ 昨日は日暮れ前に、バラの花殻摘み(弱剪定)を少々。
  花殻ですから、庭の彩りにはそう大差ないようも思えます。
  …が、バラの彩りが、一気にしぼんでしまった気がします。
  面や帯状の優しげな色彩が、五月の風に飛んで行きました。

     
         □ ジャクリーヌ・デュ・プレ      2009年5月3日
           (Jacqueline du Pré/S/1988/Harkness/England)

     
     □ アルバ・セミプレナ(Alba Semi-plena/A)2009年5月5日

     
           □ ドミニク・ロワゾー       2009年5月24日
            (Dominiqu Loiseau/S/2003/Delbard/France)

◇ それでも、アイスバーグのように白く淡いバラがわずかに残っています。
  変わり映えがしませんが、その様子をご覧下さい。
  この春の一番花をいくつか添えてます。
  ただ、ほとんどが、一度掲載した二番煎じ、ご容赦を…。

     
      □ ロサ・ラエウィガータ(ナニワバラ)   2009年5月3日
               (Rosa laevigata/Sp)

     
       □ フラウ・カール・ドルシュキ      2009年5月19日
        (Frau Karl Druschki/HP/1901/P.Lambert/Germany)

◇ 一口に白、ホワイトといっても、思いつく色の名前は五種類くらい。
  庭の白いバラが、そのどれに当たるのか、当たらないのか…。
  限りある脳内の色の記憶をたどり、想像力たくましくバラの花を見つめて…。
  目を閉じたら、なるほどという色もあります…感じ方はみんな主観的です。

     
          □ グラミス・キャッスル       2009年5月8日
            (Glamis Castle/ER/S/1992/D.Austin/England)
            この段階は「パール・ホワイト」のように見えます。
  
          ☆ スノー・ホワイト    雪

          ☆ パール・ホワイト   真珠

          ☆ アイボリー・ホワイト 象牙

          ☆ オイスター・ホワイト 牡蠣

          ☆ ミルキー・ホワイト  牛乳

                  ※ ほかにもありそうですが、限界です。

     
      □ ウィンチェスター・キャシードラル   2009年5月22日
         (Winchester Cathedral/S/1988/D.Austin/England)
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バラ、急速に少なくなる一番花、でも…。

2009年05月26日 23時19分32秒 | 小満
       □ エグランタイン(Eglantyne/S/1994/D.Austin/England)
         つい数日前まで、
         一帯は柔かなピンクの大輪に覆われてました。
         向こうは、ソング・オブ・ヒロシマです。

     
          □ これ程やわらかなピンクの花です。
            消え入りそうな、儚さにも見えますが、
            この花は芯が強くて、わが道を行きます。

◇ 五月の最終週に入って、バラの花が急に数少なくなりました。
  わっと咲いている辺りも、よく見ると盛りを過ぎたり傷んだり。
  これから二番花を待ちますが、六月上旬、暦の上の入梅くらい。
  それまで限られた時間でせっせと水遣り、肥料遣りに励みます。

     
            □ 風薫る五月のバラ その1 

     
                 □ チャイコフスキー
          (Tchaikovski/S/2000/Meilland/France)
               まるで今日吹いた風のよう…。

     
            □ 風薫る五月のバラ その2  

     
           □ クラウン・プリンセス・マルガリータ
      (Crown Princess Margarela/S/1999/D.Austin/England)
        朝と夕とで、こんなに優しいアプリコット色に変身。

     
            □ 風薫る五月のバラ その3 
                 ドミニク・ロワゾー
        (Dominiqu Loiseau/S/2003/Delbard/France)
                一口でピンクと言っても、
                 奥が深いと思わせる。
                   幽玄の世界…。

◇ 昨年も一昨年も、バラの一番花が終わると、しばし放心状態、ポカ~~~ン。
  庭にも心にも、どこか穴が空いたような、一抹の寂しさに包まれたものです。
  あと数品種、一番花が控えていますが、それ以外に花の気配はありません。
  明日からはしばらくの間、一番花を振り返ることにします。

     
         □ こちらは、さっさと二番花の蕾がびっしり。

     
          □ 新芽も蕾もいっしょに出現する始末…。

     
              □ パット・オースチン     2009年5月15日
         (Pat Austin/S/1995/D.Austin/England)
          向かって右側に、すでに新しいシュート。
          これに二番花の蕾(↑)がついているのです。

    
      □ クイーン・オブ・スウェーデン(ER)の一番花(左)。
         この蕾でお仕舞いですが、新芽が出ています。
          この先に花が咲いたら、二番花です。
           挿し木も根付いたようです(右)。

     
            □ クイーン・オブ・スウェーデン  2009年5月17日
         (Queen of Sweden/S/2004/D.Austin/England)


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五月晴れの朝 ~ 玄関先 ~

2009年05月25日 06時45分45秒 | 小満
                 □ レディ・エマ・ハミルトン
          (Lady Emma Hamilton/S/2006/D.Austin/England)

◇ 玄関先のアプローチ、階段の踊り場の鉢植えを更新しました。

     
           □ 五月の爽やかな風が吹いてこそ、
          このバラの鮮やかさが映える気がします。

◇ こちらは玄関前、ミニバラのローズ・ピンクが風にそよぎます。

     
         □ さりげなく、この時季ならではのミニバラ。

     
           □ こういう心を私は持ちたい…。

◇ 「五月晴れ」の爽やかなお天気で、今週のスタートが切れそうです。

   
             □ ショートケーキ(Shortcake)
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緑のそよ風 ~ ようやく吹いた、五月の風 ~

2009年05月24日 21時24分05秒 | 小満
            □ ソング・オブ・ヒロシマ(Song of Hiroshima)

     
     □ 育種家の平和への願い、伝わるものが確かにあります。

◇ 今日は昨日同様昼過ぎからは曇り、違うのは風の爽やかさ、やっと五月の風。

     
        □ フローランス・ドゥラートル(S)にマーガレット
           乾いた五月の風が、よく似合うと思います。

  
  (una poesia di oggi)
                みどりのそよ風          1946年

            みどりのそよ風 いい日だね
            蝶蝶もひらひら 豆のはな
            七色畑に 妹の
            つまみ菜摘む手が かわいいな

            みどりのそよ風 いい日だね
            ぶらんこゆりましょ 歌いましょ
            巣箱の丸窓 ねんねどり
            ときどきおつむが のぞいてる

            みどりのそよ風 いい日だね
            遊びにいこうよ 丘越えて
            あの子のおうちの 花ばたけ
            もうじき苺も 摘めるとさ
                            (3、4番 省略)


◇ 夏日にもならず、部屋では肌寒いくらい、北西の風がすり抜けて行きました。

     
       □ 北西の風、当然南東の方向になびいています。

     
           □ ペインティド・セージを吹き抜け…。

     
             □ マーガレットの上を通って…。

     
          □ 三輪残ったオールド・ローズの方へ…。
             スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン
      (Souvenir de la Malmaison/B/1843/J.Beluze/France)

◇ 二か月飛び越したような陽気で、バラの一番花も潮が引くように残り少なく。

     
                □ ドミニク・ロワゾー
        (Dominiqu Loiseau/S/2003/Delbard/France)
       かすかにピンク色、ほとんど真っ白のバラ、爽快感。

     
               □ シャルル・ドゥ・ミル
            (Charles de Mill/G/before 1746)
         ガリカ系、香りの一季咲きは名残り惜しく…。

     
     □ 蕾もあと一つ、すぐそばに百合の蕾が開花を待ちます。
           地上、水仙の葉が枯れてきました。

◇ ようやく庭を吹き渡った五月の風に、遠慮がちに身を任せているようでした。

     
                 □ チャイコフスキー
          (Tchaikovski/S/2000/Meilland/France)
        約半月、間隔が開きましたが、一番花が続きます。

     
          □ クラウン・プリンセス・マルガリータ
     (Crown Princess Margarela/S/1999/D.Austin/England)
          杏色の美しさ、決して華美でないところが、
             バラの花の持ち味だと思います。
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一番花も盛りを過ぎて ~ この時季のバラ ~

2009年05月23日 22時05分01秒 | 小満
                □ ピエール・ドゥ・ロンサール
         (Pierre de Ronsard/LCl/1988/M.L.Meilland/France)
        バラの花の盛りを二階から撮るのを、うっかりしてました。

◇ 昼からは日も陰り、アーチのバラの花殻を摘んだら、急に寂しくなりました。

     
        □ ついでに、すべての株の花殻を摘みました。

     
     □ これでちょうどバランスが取れているのかもしれません。
        南側は、ほとんどが好みのイングリッシュ・ローズ。

     
      □ 紫陽花が、いつの間にか控えています(伊予手毬)。

◇ 今咲いているバラは、ほとんどが3~4年目の、庭でも年長組です。

     
             □ ジュビリー・セレブレーション
       (Jubilee Celebration/S/2002/D.Austin/England)

     
         □ 株も順調に生長して、期待通りの存在感。
              優雅さが、際立っています。

     
                 □ エグランタイン
          (Eglantyne/S/1994/D.Austin/England)

     
          □ こちらは、優美なバラと言えるでしょう。 

◇ それでも、うちで初咲きの記念日が、毎日生まれています。

     
              □ アルベリック・バルビエ
        (Albéric Barbier/HWich/1900/Barbier/France)
           5mは伸びるという、始まりの一歩です。

     
                □ ミッシェル・ブラス
          (Michel Bras/F/2002/Delbard/France)
         この後の初咲き株は、あまり残っていません。

◇ バラの一番花も一息の頃、80品種全部の開花は無理です(私も一服)。

     
             □ フローランス・ドゥラートル
        (Florence Delattre/S/1997/Guillot/France)
         この春、生長を強く感じたバラ、3年目です。

     
         □ ドラセナが花をつけました、4年ぶりです。

     
        □ パカラ(Paccarat)わんぱく猫、健在です
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朝日の当たる家の薔薇

2009年05月22日 22時46分10秒 | 小満
                  □ スカボロ・フェア
           (Scarborough Fair/S/2003/D.Austin/England)
           素朴な花の姿に、しべの愛らしさが際立ちます。

     
         □ ソフト・ピンクとかブラッシュ・ピンクという色。
           朝の木漏れ日の自然な演出が、少しにくい感じ。

◇ 昨日は、夕刻に「竜巻注意情報」が発令されました。
  物心ついてから長いですが、竜巻の注意報は初めてです。
  なるほど、夜半は雷鳴轟き、強風に激しい雨。
  けさ、バラの鉢が二つ転がってました。

     
             □ シャポー・ドゥ・ナポレオン
      (Chapeau de Napoléon/C/1827/J.P.Vivert/France)
              朝日は、さり気ない「演出家」

◇ 季節の移り変わりは早く、五月もあと十日ほどになりました。
  季節ではなくて、暦、月日の経つのが早いということでしょうか。
  この時季、天気予報が気になって、よくテレビでチェックしています。
  最高気温、最低気温が平年並みの日が極端に少なくなってるように感じます。

     
               □ ワイルド・エドリック
          (Wild Edric/S/2006/D.Austin/England)

         カタログには、深いマゼンタ・ピンクとあります。
         微妙な色の呼び方は、実際よくわかりません。
           バラは、カタログの写真よりも実物、
              最近よくそう思います。

◇ 明日の土曜日は、昨晩の強風で傷んだ花を立て直します。
  アザミなんて、「あ~ざみ」を縦にしたように曲がってました。
  それに雨上がりには、害虫が一斉に吹き出します。
  時間の取れるときに、早期発見、早めの処置が肝要です。

     
            □ クイーン・オブ・スウェーデン
       (Queen of Sweden/S/2004/D.Austin/England)
           このバラは、常に「真っすぐ」です。
          朝日は、まずは南の方面に当たってます。

◇ 五月は冒頭に連休がありますので、毎年仕事が立て込みます。
  そんなに仕事はしてないのですが、何かと気ぜわしい毎日です。
  ようやく開放されて、強烈な紫外線の下、せっせとバラの養生を…。
  週末はいつものとおり、午後四時以降の作業になるはずです。

     
                □ メアリー・ローズ
          (Mary Rose/S/1983/D.Austin/England)
               これぞ、ローズ・ピンク
           この花もアーチ候補に考えています。 
 
     
           □ ウィンチェスター・キャシードラル
       (Winchester Cathedral/S/1988/D.Austin/England)

            メアリー・ローズの枝変わりの品種。
           今年は、極端に花付きが良くありません。
              でも黄色いしべが覗いて、
            やわらかなクリーミー・ホワイト。 
 
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