◇ 7月23日が二十四節気の大暑、暦の上でも最も暑い季節となりましたが、そのとおりで今日はとうとう最高気温35.5度、今年初の猛暑日となってしまいました。
朝の8時台でも容赦なく照りつける太陽に、庭に出ていたらすぐに汗だくになる始末、今日は家で静かにしていようと、午前10時以降は延べ50mも動いていないと思います。
週の半ばに大阪に出張したのですが(もちろん!? 大阪も35度超の猛暑日)、その前後にわずかに咲いていた庭の花も、緑の眩しさの中では精彩を欠いているかのようです。
そのバラはアイルランドのあの歌のように「夏の名残のバラ」になりつつあるようですが、8月に三番花として咲く花も必ずありますから、水遣りしながら待つことにします。
□ 向こう側から強烈な夏の日射しが当たっています。
□ ドミニク・ロワゾー
(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)
□ これは一昨日の花、房咲きなのに、なぜか一輪ずつ咲き続けています。
□ 翌朝はちゃんと房咲きになってました(7月27日追記)。
□ 先日からご紹介していますが、
白いバラのそばで、白いクレマチスが爽やかです。
□ クレマチス ヘラクレイフォリア系 サンダー
(Clematis heracleifolia 'Sander')
うっすらと青紫の縁取り、おわかりでしょうか?
□ 何日か前の朝、一輪だけポツンと咲いているバラを見つけました。
□ クレア・オースチン
(Claire Austin S 2007 D.Austin England)
たった一輪の二番花、夏の名残のバラにふさわしい姿に見えます。
(una poesia di oggi)
The Last Rose of Summer
T.Moore
Irish Air
'Tis the last rose of summer,
Left blooming alone;
All her lovely companions
Are faded and gone;
No flower of her kindred,
No rosebud is nigh,
To reflect back her blushes,
Or give sigh for sigh.
夏の名残のバラ
夏の名残りのバラが 一つだけ咲き残っている。
愛らしい仲間の花たちは みんな散ってしまった。
同じような花は もう蕾さえ見られない。
あの美しく輝いた頃を思い出しては ただただ嘆くしかない…。
※ そんな意味の歌詞だと思いますが、
私たちには「庭の千草」として有名な歌ですね。
こちらは、原詞とは全く様相が違います。
庭の千草
里見 義
庭の千草も 虫の音も
枯れて淋しく なりにけり
あゝ白菊 あゝ白菊
ひとり遅れて 咲きにけり
□ 出張前の玄関先で、淡いピンクの蕾が…。
□ ザ・プリオレス
(The Prioress S 1969 D.Austin England)
かすかに淡いピンク、儚げな夏の色です。
□ クレマチスのダッチェス・オブ・エディンバラが、たった一輪咲いています。
□ 何だか、ずっと咲き続けている健気なビオラです。
□ ホスタのハルシオンの花、ずいぶん開いてきました。
□ 花の少ない夏の庭で、涼を呼ぶ彩りです。
□ もちろん、南側は朝から強烈な日差しです。
□ 庭で唯一残っている紫陽花も、あきらめ顔のようでした。
夕方にたっぷり水遣りしましたけど…。
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納涼フライトではないですが、先だって搭乗した飛行機からの瀬戸内海の景色です。
東京や大阪から福岡や大分に向かう航空路は、瀬戸内海寄りの中国地方の上空を飛びます。
青みがかった夏の風景は、少しは涼を呼ぶかもしれません…そうでもないですかね。
□ 高松市、左の突き出た半島は屋島、源平の古戦場です。
□ 香川県坂出市、本州四国連絡橋(児島・坂出ルート)は雲に隠れていました。
□ 荘内半島(香川県三豊市)の真ん中が、紫雲出山(しうでやま)です。
名前からして、浦島伝説の山と窺い知れます。
その展望台からは、瀬戸内海が360度見渡せたと記憶しています。
その昔(100年も経ってはいませんが!?)、デートコースでした。。。
□ 左下が因島(広島県尾道市)、右下が生口島(いくちじま)です。
「瀬戸内しまなみ海道」を右上(南)へ進むと…。
□ 右上の来島海峡大橋を渡って、今治市(愛媛県)に至ります。
□ 向こうには、松山市が霞んでいました。
□ 呉市(広島県)、この辺りから徐々に高度が下がって行きます。
□ 柳井市(山口県)上空から…
□ 光市(山口県)、下松市(同)を抜けて降下を続けていきます。
この辺でいつも「すべての電子機器の電源をお切りください」のアナウンス。
(All electronic devices must be turned off.)
真面目ですから(!?)、ここから先は写真がありません。