折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

やはりこの季節らしく

2016年10月29日 15時52分19秒 | 霜降

◇ 昨晩は遅くになって北寄りの風が急に強くなったようで、北側の窓が小刻みに揺れて時折カタカタと音を立てていました。

  そんな風の音で少しは秋らしくなったことを感じますが、明け方の冷んやりとした空気の流れ込みはまだまだ少ないようです。

  庭のバラも蕾をつけたり花が咲いているものをついつい注目しがちなのですが、小さなローズヒップがいくつか見られるのに気がつきました。

  週が明けたら10月も終わり、毎年バラの返り咲きに本格的な秋の季節を感じていましたが、思いがけずに実をつけていたこのバラに感謝したい気持ちです。

 

□ 娘が結婚を記念して私たちにプレゼントしてくれた「安曇野」です。

こんなに実をつけたのは5年間で初めてです。

ローズヒップ、秋そのものの光景です。

 

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

せっかく咲いていたのに、夜半の強風で茎が折れていました。 

 

□ バラの株元からオキザリス「ソフィア」が少しだけ顔をのぞかせています。

 

□ すっきりした趣きで蕾が膨らんできました。

 

□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ

(Charles Rennie Mackintosh S 1988 D.Austin England)

ライラック色した花の返り咲きを待ちましょう。

 

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

いつもはある程度の返り咲きが楽しめるのですが、

今年は蕾の数そのものが非常に少ないようです。

 

□ ザ・レディ・オブ・ザ・レイク

(The Lady of the Lake S 2014 D.Austin England)

生育旺盛な典型的なランブラーに違いありません。

この時季になって、べーサルシュートが上がって来ました。

来シーズンを前に、ウッドフェンスに誘引しようと思っています。

 

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30年以上も前にとか、45年以上も前のこととか

2016年10月28日 22時18分32秒 | 霜降

◇ 午前中は10月の雨とは思えないくらいの大雨、それが午後にはこれも10月とは思えないようなカンカン照り、そして夕方に再度の雨…暦の上ではすでに霜降なのに…。

  今年の月めくりのカレンダーは実は13枚あったのかもしれないと、首をかしげてしまいそうな、季節はまだ9月あたりを余裕を持って歩いているかのようです。

  庭のバラの秋の返り咲きが今年は全くの不調で、過ぎたるは及ばざるがごとし、夏が暑過ぎるのも、秋が涼しくなさ過ぎるのも考え物だと思っていたところでした。

  そんなことをぼんやりと考えながら、ふと室内に目を遣るとスパティフィラムの白い「花」がいくつか、当たり前のようにそこに咲き始めています。

 

□ スパティフィラム、確か娘よりも「年上」の株のはずです。

 

□ もう何度も株分けをしていますが、元々の株は35年近く経っているはずです。

 

□ 今年はまだまだ「花芽」が次々に現れています。

 

□ さて、一転して、古~いアルバムですが…1970年3月、46年も前。

友達と初めて奈良に旅行したときのもの、猿沢の池です。

高校3年生に進級前の春休みですから17歳、折節くんのようです。。。

 

□ その頃影響を受けていたのが、教科書に載っていたこんな随筆や小説でした。

 

□ 天平の甍…唐招提寺、純粋でしたからたいそう感激したような記憶が。。。

 

□ そして2度目の法隆寺は、親友のお母様との記念写真。

1972年4月のようですから、これでもまだ19歳の春です。

扇子は3年前に法隆寺で求めたもの、これが3代目のはずです。

法隆寺はこれまで幾度訪れたか知れません。

 

□ 数日前にふと奈良にもう何年行ってないかなあと、

古の奈良の都に思いをはせることがありました。

またふらっと出かけたいと思います。

 

 

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やっぱり寂しい秋のバラ

2016年10月21日 22時01分05秒 | 寒露

◇ 今日は天気予報のとおりの雨、この時間も秋の雨らしく細かい雨が音もたてずに降り続いています。

  普段は週末しか庭仕事ができない状態ですので、明日の段取りを考えていたのですが、もう日曜日に順延するしかないようです。

  猛暑の夏で庭のバラの株も相当に痛めつけられて、その思い出多い何株かは残念ながら枯らしてしまいました。

  それだけにしっとりとした風情で楽しませてくれる秋の返り咲きのバラを期待していたのですが、これまでのところはただ「不調」の一言です。

 

□ 直立性の強い株、高さは2m50くらいでしょうか。

この株は返り咲きはまずまず、数少ない順調な地植え株です。

 

□ クイーン・オブ・スウェーデン

(Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)

 

□ そのクイーン・オブ・スウェーデンに寄りかかるように咲く花を見つけました。

 

□ ブラッシュ・ノワゼット

(Blush Noisette N 1814 P.Noisette USA)

このノワゼット系のオールドローズは、植えて5、6年になります。

たったこれだけでも、こんなに咲いたのは初めてです。

ノワゼット系のバラには、それほど苦手意識を持っていました。

 

□ いつもはもっと房咲きになる半八重の白バラです。

このバラも今年は不調を極めているようです。

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

ひんやりとした秋の朝に、ほんのりピンクの白バラが似合うのですが…。

 

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束の間の黄金色の秋

2016年10月19日 21時36分25秒 | 寒露

◇ 今年の秋も金木犀が2回に分けて、その「後半の部」が開花しましたが、10月上旬に咲いて中旬にまたこんなに咲いて、何とも「お得」感のある花です。

  しかも植えた当初の10年間くらいは、こんな風に2回に分けて咲くことはなかったように記憶していますから、ここ数年は不思議な感じがしています。

  それにしても、相変わらず10月にしては蒸し暑いような陽気のここ数日で、猛暑の夏の影響を引きずっているからか、秋の庭の花が全般的に不調のようです。

  そろそろ来春の花のことも考えなくてはと、ムスカリなどの球根を仕入れつつあるのですが、蚊の羽音が聞こえてくるような庭では植えつける気になれないでいます。

 

                                                     2016年10月19日

□ 金木犀、10月に入って2度目の開花です。

 

□ 週末土日が天気が崩れる予報ですので、おそらく雨ですぐに散ってしまうでしょう。

 

□ 昨日はまだこんな様子でしたのに、1日でほぼ満開です。

 

□ 香しさが辺り一面に漂います。

 

□ 「里の秋」らしさを感じる花、懐かしくてホッと一息つけます。

 

                                                 10月17日

□ ザ・ポエッツ・ ワイフ

(The Poet's Wife S 2014 D.Austin England)

秋モードの優し気な花色、黄色は癒しの色です。

 

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秋を代表する花、二度目の開花目前です。

2016年10月15日 22時02分35秒 | 寒露

◇ 10月も早いものでもう中旬に入って来ましたが、けさは最低気温が12度台まで下がったようで、何となく足先が冷たい感じがして目が覚めました。

  最高気温も23度でしたから、1週間前の土曜日が30度を超えての真夏日となったことを考えると、さわやかな季節を満喫できることが幸せに思えます。

  せっかく秋らしい陽気の日々が続くようになりましたのに、どういうことかバラの返り咲きが遅れていまして、少しばかりやきもきして参りました。

  もっとも蕾がいくつか控えている株もありますから、開花の始まりも時間の問題でしょうし、昨年と同じように金木犀の開花がもう一度始まりそうです。

 

□ 玄関前の金木犀、10月初めに一度開花してさっと散っていきました。

 

□ 2、3日前に気がついたのですが、二度目の花芽が控えています。

 

□ いち早く9月から返り咲いていて、そろそろお仕舞いの花のようです。

 

□ ザ・ポエッツ・ ワイフ

(The Poet's Wife S 2014 D.Austin England)

 

□ 返り咲きが見られそうなシュラブ、蕾がたくさん見えています。

 

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

真夏でもよく咲いてくれる花、この秋の返り咲きはいかがでしょうか。

 

□ 先日から返り咲きの始まったのが、生育旺盛なピンクのバラ。

 

□ クイーン・オブ・スウェーデン

(Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)

 

□ 12日の朝の様子、夜明けが遅くなってきて、出勤前の写真は光量不足になります。

 

□ 秋の代表と言えば、この花も…。

 

□ バラの株の隣で、ホトトギスが思いの丈開花してきました。

 

◇ 読書の秋とはちょっと違いますが、私の趣味の世界、楽しくもあり、少し苦しいところもあるところを…。

  毎日就寝前の1~2時間を「お勉強」の時間に充てていますが、それはドイツ語、次の旅行ではコミュニケーションに役立つようにと…。

  これでも脳の活性化が図られて、ほんの少しでも若さが保たれることを信じて、趣味と実益を兼ねた感じで程々に頑張っています。

  「信じる者は救われる」「継続は力なり」 まあ明確な目的があって、あとの楽しみを今の力に替えることができたら、結構続けられるものです。

 

□ 左が辞書、毎日「お世話」になっています。右は参考書・問題集。

 

□ 辞書ではこうした図版で視覚的に憶えるのも面白いものです。

(Wohnzimmer = living room)

 

□ お恥ずかしいですが、右は家内が今日の買い物で忘れないようにと書いたメモ。

用済後はドイツ語と英語を書き加えてみます(この例はイタリア語も…)。

こうすると実用的な用語を手っ取り早く確実に覚えられます。

左はノート、単語を覚えるのに私は書いて口をついてを繰り返します。

(歳の数だけ繰り返したら絶対忘れないそうですが、疲れ果ててしまいます…)

その際、必ず英語を並べて書いておきます。

英語は「お付き合い」が始まって50周年を迎えました。

付き合いが長いですから、知っている単語もそれなりの数です。

だから知っている英単語の数だけドイツ語単語も覚えられたらと、

それを一つのレベルのバロメーターにしています。

 

□ 左はNHKラジオのまさに「まいにちドイツ語」のテキストです。

 

□ 「勉強道具」 いつかは花開くことがあるでしょう…。

 

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ようやく秋めいて来た日曜日に

2016年10月09日 22時19分35秒 | 寒露

◇ 台風接近の影響もあって、10月に入っても信じられないような気温の高い毎日が続いていましたが、ようやく秋らしい涼しさを感じられる一日になりました。

  もうさすがに真夏日を観測するようなことはないでしょうが、季節感が何となく身体にしっくり来ないまま、気がついたら秋がさっさと行ってしまいそうです。

  出張その他でここ2、3週間不在がちになっている間に、金木犀はあっという間に花が終わってしまい、萩の花も同じようにほとんど残っていない状態です。

  そこで期待するのは薔薇の花、これから先のしっとりとした秋らしい花の装いをゆったりとした気分で愛でていけたらなあと、そんな思いが募って参りました。

 

                                                 2016年10月9日

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

半八重の淡いピンクのバラ、秋らしさを真っ先に感じさせてくれます。

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

涼しくなって咲き始めるバラが少しずつ増えています。

 

                                                     10月8日

□ そのそばでホトトギスも咲き始めました。

 

□ バラの蕾は「ヤング・リシダス」(ER)ですが、

その向こうのホスタの葉には、実は…。

 

□ 昨日8日未明の阿蘇山噴火で飛んできた火山灰がうっすらと…。

バラの葉にもあちらこちらに降り積もっていました。

 

□ クリスマスローズの葉の上もこのとおりでした。

ここに住んで20年余り、火山灰が降り積もったのは初めてです。

 

□ それでも季節は進みます。

夏場は「枯れ枝」状態だった、秋冬咲きのクレマチスの

シルホサ系「ウィズレイ・クリーム」の新芽が展開しています。

 

※ 今日9日の夕方、息子の方の孫娘のAちゃん(2歳10か月)の弟が生まれました。

 

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