折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

名残の薔薇よ、早く咲いて。

2008年11月29日 21時28分14秒 | 小雪
       □ ピエール・ドゥ・ロンサール(Pierre de Ronsard/LCl/1988)
         少しずつ、着実にここまで届いた感のある、遅咲きの秋のバラ。

◇ 四季咲きバラは、温もりの増した空気の中を弾け飛ぶような躍動感の春咲き。
  ひと夏を越して、密やかな静寂の中、優美さをしっとりと前面にした秋咲き。
  春秋甲乙つけがたく、四季の風の違いをしっかり受け止めた魅力に溢れてる。
  これから寒さに向かう中を、立ち向かうかのような意志にも心強さを感じる。

     
     □ フラウ・カール・ドルシュキ(Frau Karl Druschki/HP/1901)
       蕾とは違い、純白の返り咲きを早いこと見たいものだ。

     
        □ ジャック・カルティエ(Jacques Cartier/P/1868)
          堅そうな蕾がいくつか、開花してほしい。

          
    □ ジュード・ジ・オブスキュア(Jude the Obscure/ER/1995)
      あせらずに、悠然と、その姿はマイペースそのもの。

◇ これ程蕾から開花にこぎ着けた秋は、なかったような気がする。
  昨年は、黄色いイングリッシュローズがシーズン最後まで咲き続けていた。
  それが今年は、まだ数種類のバラが個性豊かに咲き誇っている。
  このシーズンの最後を飾る名残のバラたち、心から感謝。

     
          □ シャルロット(Charlotte/ER/1993)
            これはシュラブの一部、蕾が一番充実。

     
    □ 秋のシャルロットは、深みのある黄色、ほのかなフルーツの香り。

     
        □ ハーロウ・カー(Harow Carr/ER/2004)
          ローズピンクの4つの蕾のうち、三つ目の開花。

◇ さて、秋植え球根もまだまだ残っていて、植え付けのぎりぎりのチャンス。
  今日は、チューリップの鉢を二つ作ってみた。
  一つは、淡い紫やラベンダー色の三種類のチューリップの寄せ植え。

     
           □ チューリップ アリアカード
              チューリップ クミンズ
              チューリップ アンティーク・ラベンダー

     
      □ 植え付け後、淡いクリーム色のビオラをアクセントに。
        この後、やや徒長気味のビオラは切り戻した。

◇ もう一つは、黄色にオレンジ色のチューリップと水仙やムスカリの寄せ植え。
  来年四月下旬の、わずか一週間程度のわが世の春を謳歌するチューリップ。
  その可憐な花に凝縮された命を思うと、単に楽しむだけでは心苦しい気もする。

     
          □ チューリップ クリーム・アップ・スター
             水仙     ペン・クレバー
             ムスカリ   ボトリオイデス・アルバ

  
  
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花の写真のない日~音楽に寄せて~

2008年11月28日 23時53分03秒 | 小雪
                  □ イチョウの葉が五丁

◇ 昨日のこの時季にしては強い雨がうそのような、澄み切った晩秋の青空。
  出勤してみると、工場構内の南北の銀杏の並木道が落ち葉で見事な黄色。
  秋の夜長で、平日の朝夕に庭の花の写真を撮るのがむずかしくなった。
  そこで先日ちらっとふれた"Yuming"荒井由実→松任谷由実さんの歌とかを…。

     
       □ ちゃんとした「アルバム」も持っているところを…。

◇ 最初に知ったのは33年も前、「コバルトブルー」のアルバム。
  当時独身寮一年目は二人部屋、相方が神戸出身で頭の「切れる」ボンボン。
  超インテリタイプが持ってきたのが、荒井由実のアルバムで正直、仰天した。
  その頃はクラシック(特に協奏曲)の虜、ポップスはジャニス・イアン等々。

     
       □ 卒業写真、ルージュの伝言、少しだけ片想い

◇ "Will You Dance?"がヒット(「岸辺のアルバム」の主題歌にも)大好きだ。
  この秋、資生堂の化粧品の宣伝(前田美波里さん)のBGMでカムバック。
  当時は、小椋佳さん、かぐや姫にも凝っていて、ギター片手によく歌ってた。
  そんな折、全く毛色の違う、都会の風を感じる乾いた歌声に心が踊ったものだ。

     
       □ アルバム「悲しいほどお天気」では"DESTINY"

◇ 私はすぐに「Yuming Brand」というオムニバス・アルバムを買った。
  LPは、よく買って聴いたような気がするが、一番長く聴いてるのはこれ。
  1990年代初め頃からは聴くことがぴったりと途絶えた、理由なんてない。
  十年前に前職場の同僚の女性に再び目を開かされ、時々折にふれて聴く…。

     
       □ このアルバムの中から"Yuming Brand"採用曲は
         瞳を閉じて、やさしさに包まれたなら

     
     (una poesia di oggi)     

           やさしさに包まれたなら      荒井由実

          小さい頃は 神様がいて
          不思議に夢を かなえてくれた
          やさしい気持ちで 目覚めた朝は
          おとなになっても 奇蹟はおこるよ

          カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の
          やさしさに包まれたなら きっと
          目にうつる すべてのことはメッセージ

          小さい頃は 神様がいて
          毎日愛を 届けてくれた
          心の奥に しまい忘れた
          大切な箱 ひらくときは今

          雨あがりの庭で くちなしの香りの
          やさしさに包まれたなら きっと
          目にうつる すべてのことはメッセージ

          カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の
          やさしさに包まれたなら きっと
          目にうつる すべてのことはメッセージ♪

◇ 私の短い五本の指、ユーミンの歌を私なりに選ぶとなるとむずかしい。
  ユーミンの歌の魅力は、ヨーロッパのカフェの白いテーブルクロス、
  ホテルの真っ白なシーツ、どこまでも続く白い雪の野原…。
  モノトーンという表現では済まない、暖かな温もりのあるホワイト、これだ!

     
              □ タイトルにビックリ

♪ やさしさに包まれたなら   アルバム「MISSLIM」(ミスリム)1974
                映画「魔女の宅急便」(1989)のエンディング

♪ 卒業写真        アルバム「COBALT HOUR」(コバルト・アワー)1975

♪ 冷たい雨        アルバム「OLIVE」(オリーブ)1979

♪ 守ってあげたい     アルバム「昨晩お会いしましょう」1981

♪ ノーサイド        アルバム「NO SIDE」(ノー・サイド)1984
                決勝戦試合終了前のゴールキックが逸れて負けた、
                ラグビー部キャプテンの姿(大分舞鶴高)

     
         □ アルバム「ノー・サイド」 素敵な曲ばかり


♪♪♪♪♪ 五本の指くらいでは足りませんでした。
        歌は、これを読んでくださった皆さんが、よくご存知だと思います。
        私も百曲くらいはカラオケ(メニューにあれば)で歌えるはずです

             
            □ パカラ(Paccarat)カメラ目線




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摘心忘れて

2008年11月26日 21時38分54秒 | 小雪
         □ どこまでも濃い紫のビオラ、門扉の上が定位置。

◇ 小春日和、昼間はとても温かかった一日。
  今日は有給休暇、午前中別府、帰って午後からは庭に出て、おっちらお仕事。
  スカボロフェア(ER)の周りをミニ花壇にして、あとは白のボタンを地植え。
  ランタナとか5~6種類程の「藪」を剪定したり、紫陽花を一株西側に移植。

             
                  □ 今満開の…?

     
       □ ランタナ等々、何が何やらわからない状態をほぐした。

     
    □ ランタナ(クマツヅラ科ランタナ属の常緑小低木)息の長い花。

     
     □ ランタナ・セイセル・イエロー(秋に求めた、まるで幼木)

◇ いつもボ~ッとして、どこを見てたのか、ビオラの切り戻しが終わってない!
  もう今更切り戻しなんてできないから、せめて摘心だけと花を摘んだ。
  ちいさい「花瓶」が一つ、テーブルのアクセントができた。
  これこそ、日常の心にリズムを与えてくれる、ちいさなちいさなアクセント。

     
           □ エグランタイン(ER)の株の周り
             ビオラ(左)の摘心、切り戻しを忘れてる。

     
              □ リビングのビオラ、ビオラ。

◇ これから年末年始にかけてバラの大苗が4鉢届く予定。
  一年間は鉢で育てるとして、場所の問題で今ある株をいくつか地植えに移行。
  そのために穴を掘り、紫陽花を移植し、掘り跡に堆肥等で土を造って寝かせて。

     

     
         □ スカボロフェア(Scarborough Fair/ER/2003)
           向こうに見える紫陽花も西側に移植した。

◇ さて、どのバラを地植えにしようか、まだはっきりとは決まっていない。
  今週末に球根をすべて植えてしまうつもりなので、その間に決まることだろう。
  趣味の世界でも、植物という生き物と対峙してるのだから、誠心誠意大切に。

     
   □ ハーロウ・カー(Harlow Car/ER/2004)これは鉢植えで決まり。 

     
           □ アカメネコヤナギ、早くも冬支度。
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この秋を思い起こせば…。

2008年11月25日 23時10分58秒 | 小雪
         □ パカラに花びらを四つもかじられたシクラメン

◇ ものを思おうとも思わなくても、秋は一歩ずつ去って往く。
  また来る秋はあるだろうけど、とりあえずもうすぐ冬、それも確実に。
  冬の花と言えば、まずは定番のシクラメン、美しいと心から思う。
  選択肢の少ない中を、自分なりに選んでみたのに、こうも猫が好むとは…。

     
       □ ホワイト・クリスマス(White Christmas/HT/1953)
         切り花にしても、花持ちが長く、ほのかな優雅さが漂う。

◇ ここまで気温が下がると、バラが開花するまで、日にちが掛るようになった。
  確かに蕾がほころんで開花に到るまで、バラなりのエネルギーが必要だろう。
  今シーズンのバラも来月でお仕舞い、いまある蕾には全部咲いてもらいたい。
  読書の秋…とはならなかった、これからイタリア語に精魂(の一部)を注ごう。

             
            □ この本を徹底的にマスターしたい。
              いろんな意味で、これからのために。
 
◇ 秋は音楽、今年はずいぶん満喫したように思う、そう断言できる。
  自分なりに、新しい光を当てることができた曲が、いくつもある。
 「YUMING BRAND」32年前のベスト盤が好例、重い身体ごと浮き上がる新発見。

     
            □ 若い頃LPレコードを持ってた。
              これはCDをダビングしたもの。

◇ 音楽に比べて、よくわかんない美術で言えば、フェルメール。
  東京都美術館の展覧会でいくつかの作品と対峙した時、心のドアが開いた。
  ダイナミックな音楽、スタティックな美術、動と静、逆の感動も確かにある。

             
             □ デルフトの小道(1657-58頃)
               アムステルダム・国立美術館から来日

     
            □ デルフトの眺望(1660-61頃)
              ハーグ・マウリッツハイス美術館蔵
              この作品を見たいから、オランダに行きたい。
             
  
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いい顔見せ手

2008年11月24日 23時14分10秒 | 小雪
           □ スカボロ・フェア(Scarborough Fair/ER/2003)
             みんないい顔なのに、雨に濡れてうなだれて…。

◇ 三連休くらい、すぐにお仕舞い。
  だらだらしてたら、振り替え休日もあっという間。
  午前中「爆笑学問の京大SP」を見てて、家内がプールに行ったのも気づかず。
  テーマの「独創性」を考えてたら、お昼の讃岐うどんで歯が欠けてしまった。

     
       □ ホワイト・クリスマス(White Christmas/HT/1953)
         クリスマスまで、もうあと一か月、ま、いっか…。

     
          □ ヘリテージ(Heritage/ER/1984)
            春から晩秋までずっと咲き続けるのが偉い。
            優秀かつ優美なイングリッシュローズ。

◇ 雨までもだらだらと止む気配がなく、ピアノ曲を子守唄にパカラと昼寝。
  目が覚めたら午後4時前、夢を見たが多過ぎて憶えていない。
  庭に出てみたところで、これだけの雨では何もできず。
  手持無沙汰で、デジカメで撮影を始めたら、急に風が強くなった。

     
          □ ハーロウ・カー(Harlow Car/ER/2004)
            雨だれの重さと強風に、お兄さんの「手伝い」が必要。

◇ 今月中にバラの剪定・植替えを残し、すべて終わるつもりが雲行きが怪しい。
  明後日の水曜日が休暇なので、午後からの時間で少し進めるかもしれない。
  なんとなく、せわしさの中に自分を追い込んでいるみたい…。

     
            □ バラの花壇も今一歩の感。
              手前に、まだ植え付け前のポット苗。

     

     
       □ シャルロット(Charlotte/ER/1993)のコーナー。
         優しくも強靭なバラは、この正月に咲いてビックリ!
         花壇は、ビオラ、クリスマスローズ、オキザリス…。
         あと左は、多肉植物の何だか、ぴ~さんのジャンルね。

◇ それでも、バラは美しい姿で今日も咲き続けている。
  美しく咲きたいとの意思があるのか、美しさを理解できる余裕があるのか…。
  バラに係わると、奥行きのある美しさの向こうにある心に思いをいたすものだ。

     
         □ パット・オースチン(Pat Austin/ER/1995)
           大苗一年目で、これまでよく咲いてくれました。

     
      □ あまり思いをいたさない感じのペアルックの相方…。

                    
                    □ 今夜は、ほろ酔いで済んだ。
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自分の勤労に感謝して、完全休養日。

2008年11月23日 23時45分16秒 | 小雪
           □ スカボロフェア(Scarborough Fair/ER/2003)
             曇り空の下、やや物憂げな姿…ここにも晩秋の風情。

◇ 昨日の疲れか、午後3時までだらだら、ごろごろの勤労感謝の日。
  バカも日曜祝日とは言うけれど(やすみやすみ)、おとなしくお使いだけの一日。
  庭仕事は明日に順延としたら、朝から雨模様とは気象予報士の山本志織さん。
  彼女がおっしゃるのは、ごもっとも…全部言うことを聞きましょう。

     
      □ 先日の季節はずれの冷え込みにも耐えた、ガーベラ×→ベゴニア○

◇ 昨日のバス遠足は、県北は国東半島(くにさき-)のつけね、豊後高田市。
  レトロブームの中「昭和の町」での町おこし。
  なるほど、私がご幼少の頃から高校生の頃の生まれ育った町によく似ている。
  確かに「昭和」の息遣いが聞こえてきそうな、なつかしさがそこかしこに…。

             
             □ 昭和の町のメインストリート

     
    □ うちの近所では、現金会員価格、本日は119円(大分は高い)。

     
        □ ポストを私と間違えられているかと、ゾッと…。

    
      □ 私のメンチカツと、この日二つ目のソフトクリームを…。

     
        □ どら焼きも食べたかった、買えばよかった。。。

     
        □ これが一番なつかしかった…本物は苦手だけど。

     
   □ そんなバナナっじゃあなくて、浮いて見える、これって何だろう!?

  (※ この町に一つだけ不満、さりげない木々や草花が路地に見当たらない)

◇ 年が明けたら、平成生まれがぞくぞくっと満ニ十歳になるらしい。
  でも「満」が付くと、我々とそう変わらないと思いませんか(10050≒10020)?
  だのにぃ、なぜぇ、何をさがしてぇ、昭和は行くのかぁ、あてもないのにぃ♪

   
  (una poesia di oggi)

       降る雪や明治は遠くなりにけり     中村草田男(1901-83)


          □ 別府湾に右手前の別府市、高崎山と中央遠く大分市

◇ 昨日の自分のほろ酔い姿、さすが昭和の前半生まれ(昭和32年が真ん中)。
  哀愁の青年か中年か熟年か、バラ科ではないことは確か、晩秋の心模様…。
  さて、来月からは「趣味の園芸+α」を楽しむことにしよう。
                              (α=イタリア語、みっちりと…)

             
             □ ワインも今日だけは食傷気味。
               安心院(あじむ)のフルーティな赤ワイン。

  
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小雪~晩秋のバラ~

2008年11月22日 00時28分16秒 | 小雪
                            □ ハーロウ・カー(Harlow Car/ER/2004)シャローカップ咲き、麗し。
                                 (今回の画像は、ほとんど、2008年11月17日の朝)

◇ 暦の上の「小雪」を前に、北国どころか九州は福岡までも雪の舞う季節。
  震え上がるような冷たい朝に霜が降りて、遠く由布岳は雪化粧でした。
  今年復活したブーゲンビリアの幼鉢等は、玄関内に避難してました。
  当然ながら(?)猫の餌食(おもちゃ)になって、鉢をころがしてはジャレて…

     
       □ ホワイト・クリスマス(White Christmas/HT/1953)
         この「半剣弁抱え咲き」は、クリスマスも近くなると咲くという。

◇ 手痛いと言えば、思いがけないパソコンのハードディスクの故障。
  購入して1年9ヶ月では保証期間切れ、NxxのPCは初期故障からして多い。
  お代は、もう一つイングリッシュローズのりっぱなバラ園ができるくらいの高額。
  家内には八つ当たりされ、でもB型女性に反撃するには役者が違い過ぎます。

     
        □ スカボロフェア(Scarborough Fair/ER/2003) 
          春とも夏とも違う、何とも言えない光の柔らかさ…。

◇ 家庭争議の元凶のパソコン修復も完了し、煩雑なシステム設定もやっと終了。
  再度ブログの世界で、心惹かれるバラの一瞬の姿を閉じ込める喜び。
  何層にも渡って無限の楽しみ方ができるブログは、個性という名の感性と品性。

     
       □ アブラハム・ダービー(Abraham Darby/ER/1983)
         ディープカップ咲きからロゼット咲きへ変身途中。

◇ おそらく没個性で、酸いも甘いもほろ苦いも知り得た身には、無論限界も感じます。
  何せ自称「第一印象派」、出たとこ、出任せ勝負の好き放題が、これからもきっと…。
  年相応にお行儀良く、庭のバラに憐れみを覚えられない程度には心を入れ換えます。

             

     
       □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ
         (Charles Rennie Mackintosh/ER/1988)
         たぶん、ディープカップでしょうが、くしゃくしゃ咲き。
         この時節に、なぜかお似合いのライラック・ピンク。


【追 記】

  私のブログは、通常は文章(◇印)と画像(□印)とで、分けているつもりです。
  ただ、文章と画像に脈絡のないケースが多いので、読むにはご面倒でしょう。
  最低限、花の画像(□)だけでも追っていただけたら、この上なく「さいわい」です。

     
          □ シャルロット(Charlotte/ER/1993)
            典型的なディープカップ、この秋一番の黄色。

     
     □ 明日11月22日は、職場の遠足(ビールのつまみ
  


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閑話休題~夢のような~

2008年11月14日 12時59分38秒 | 立冬
                      □ 京成バラ園(千葉・八千代市)にて

◇ 上京している間に、パソコンが故障してしまって修理中です。
  旅行の写真の編集も、何もできません…仕事と一日三食以外は…。
  もう一週間近く、ひかりよりも早く、のぞみ号のように過ぎていきました。
  文字どおり、夢のような~それに「ありがとう」をプラスした週末でした。

     
    □ 富士山…ここの登山家さん達に薔薇園もご案内いただきました。

     
             □ 万葉(Manyo/F/1988/Japan)

     
     □ ブレーズ・オブ・グローリー(Blaze of Glory/F/2005/Netherland)

◇ 夢のような~人はこの言葉をよくしますけど、「時+驚き」が深く関わって。
  再会、出会い、偶然、友達…そう、この年でお友達が急に増えるとは!
  バラの大木を前にして、思わずほっぺたをつねったりする私がいました。
  子どもの頃からの自分と、お兄さん(熟年とも言う)を続けている自分です。

    

     
           □ 得意の(!?)新宿・伊勢丹で買い物

◇ 内気で口数が少なく、目立つなんて大っ嫌いな消極的な性格は高校生まで。
  親友達の影響+遺伝子の目覚め、今では誰とでもすぐ打ち解けられます。
  まあ、どこまでが本当で…言った本人すら首をかしげる程のあっぱらぱ~♪

     
              □ これはおいしい、おいしい♪
                千葉のおみやげ、いただきました。

     
            □ その翌日…あのぉ、甘納豆はどこ?
              あれっ、食べてなかったん!一つも?

◇ 一期一会、出会いはいつでも偶然の風の中♪ 今はその一心だけ。
  私に何が大切かって、今日この一日を笑顔で過ごし笑顔で振り返られること。
  夢のような週末の1ページに私に関わってくれた方々に、笑顔で乾杯~っ!

     
            □ 帰路…眼下に鎌倉、湘南海岸、江ノ島。
              横浜には、また行けなかった。。。

     
          □ しばらく更新は滞りますが…コメントはできます。
            とにかく、早くパソコンが治ってくれないとにゃあ
  


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立冬、秋深し~音楽に寄せて~

2008年11月07日 00時11分02秒 | 立冬
          □ 先日の「高島屋」のバラが開花、花持ちは長い。
            これが「剣弁高芯咲き」か「半剣弁高芯咲き」か!?
            そんな分類自体、別名「閑人」という「専門家」のお仕事。
            おそらく、品種により天地ほどの価値の違いがあるのだろう。
            「半」が付くか付かないかで…半信半疑。
  

◇ もう一晩明けたら、二十四節気の立冬。
  これからの3か月は、暦の上では(下でも、どこでも)冬、冬、冬。
  温かい九州でも、これからが秋植え球根の正に植え時に入る。
  うららかな春の日の賑わいを心に描いて、夜な夜な妖しげな物影が暗がりを動く。

     
       □ このベゴニアは、かわいそうにまだポットのまま。
         隣には、ねぎ畑の一部のようなムスカリ。

◇ 学生の頃、一時期クラシックのコンツェルト(協奏曲)に、はまった。
  特にチャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番変ロ短調がその代表。
  雄大、重厚、華麗、躍動、繊細、純粋…ピアノの名手の技巧が冴え渡る。
  クラシックの中でも格調高く心に響き、最もよく聴いた一曲だろう。

    
           □ 雄大…冒頭の序奏部分(第一楽章)

     
  □ 重厚かつ華麗…カツカレーじゃない、冒頭に続く部分(第一楽章)

    
           □ 躍動…序奏の中のカデンツァ

             
    □ 繊細、純粋…二本のチェロとの合奏が天上を思わせる(第二楽章)

     
           □ アブラハム・ダービー(ER)の株の周り、
             オレンジ色のビオラが中心。

◇ 数日前に、CDを1枚取り寄せてみた。
  マルタ・アルゲリッチのピアノ独奏、1994年ベルリンでのライブ録音。
  クラウディオ・アバド指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団、最高の共演。
  酒も飲まないのに、これを30分強聴いただけで酔っ払った心地さえする。

     
       □ マルタ・アルゲリッチ(1941- )アルゼンチン出身。
         1965年ショパン・コンクール優勝者。
         堂々として速いテンポとリズム感に富み、
         自由奔放かつ正確な演奏が彼女の特徴だと思う。 
         毎年5月は「別府アルゲリッチ音楽祭」に来日。
         娘は小学生のとき、家内とともにソロ演奏を聴いている。 

      
           □ ヘリテージ(Heritage/ER/1984)
             明日の開花だろうか…。

◇ ピアニストでは、このマルタ・アルゲリッチとマウリツィオ・ポリーニ、
  二人が私のお気に入りであり、ピアノ演奏家の一番のお薦めでもある。
  バラにたとえると、一点の曇りもない白バラ、アルバ・セミプレナ(OR)。
  ピアニストの情感とは、まるで神の手が乗り移ったかのように生命力に満ち、
  鍵盤の上をあくまでも純粋に、ああも躍動感溢れるほど踊れるものだろうか。

     
                □ ベゴニアの黄色。

     
      □ シャルロット(Charlotte/ER/1993)は、そもそも黄色。


  ※ フェルメールの絵を見に行ったりしますので、数日の間留守します。

          
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「高島屋」のバラ

2008年11月03日 20時39分30秒 | 霜降
         □ 庭で一番の古株、名前のわからないバラ(約15年)
           クリスマス頃に必ず咲くから「クリスマス・ローズ」
           そう呼んでいたが…高島屋のバラに見えることがある。

◇ 三連休も今日でお仕舞い、明日は火曜日。
  庭でやることは多くても、いつものマイペース(日本語で、のんべんだらり)。
  この秋は初めて、オレンジ色の名も知らないバラが咲いた。
  庭で一番付き合いの長いバラ、数年前までずっと鉢に植えっぱなしだった。

     
        □ ノック・アウト(F)を玄関前の階段に移動。
          ご近所さんが、なぜかこの場所が楽しみだそうな。

     
   □ まだまだ蕾が控えているし、無農薬でも大丈夫そうな優良株。


◇ 朝方までの雨で庭土もずいぶん濡れていたので、庭作業もしない予定だった。
  午後になると、やっぱりちょっとでもしておこうとバラの株元に目をやった。
  昨日はエグランタイン(ER)、今日はアブラハム・ダービー(ER)。
  ビオラを中心に少しだけ、安レンガで囲いして、土を入れ替えてと…。

     
     □ エグランタイン(Eglantyne'Masako'/ER/1994)の株元。
       作業はもうほとんどお仕舞い、あとはレンガを整えて…。


◇ バラの枝をよく見ると、イングリッシュローズを中心にまだまだ蕾をつけている。
  この蕾がすべて咲きそろうかどうかは、これからの気候にもよるだろう。
  できたら全部、年内には咲いてしまってほしい。

     
     □ パット・オースチン(Pat Austin/ER/1995)日替わり咲き

     
        □ スカボロフェア(Scarborough Fair/ER/2003)
          さすが花びらが淡く少なく、秋モードのコスモス咲き


◇ この時季、クロッカス、ムスカリ、ラナンキュラス、水仙…あちこちに芽が。
  先日、化成肥料をバラ蒔いたが、また夜な夜な球根を植えて行くことになる。
  今日は、オルトランのスプレー缶と、黒に近い濃い紫のビオラを買った。

     
       □ レンズを通すと明るく見えるが、実際は黒に近い。
         大分トリニータのナビスコ杯優勝セールで5%引き(しょぼい)

コメント (8)
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