折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

朝な夕なに夏のバラ

2008年07月28日 22時09分20秒 | 大暑
          □ ジュード・ジ・オブスキュア(Jude the Obscure/ER)
            夏空に対抗するかのように伸びて咲く力強さ。

◇ 今日はとうとう、市内でも猛暑日(35.2度)となった。
  夕方になって、雷注意報の中、曇りがちになり少しは気温が下がった。
  わが国の八百万(やおよろず)の神の中には、「涼」や「冷」の神もおわすはず。
  この暑さでは、神々の国、高千穂辺りに避暑にお出かけあらしゃるのであろう。

     
      □ 朝から眩しい、シャルロット(Charlotte/ER)と紫陽花

     
       □ 外側の花びら(手前)は、すでに食べられている。

     
      □ クリーム色のカップ咲き、中に黄色いしべが愛らしい。

     
     □ 遅咲き紫陽花も今が満開、どこか清涼感を運んでくる。


◇ こんな時節であるからには、わが家の庭もバラのバラ咲きしか残ってない。
  それもイングリッシュ・ローズが、まるで猛暑に立ち向かうかのよう。
  私も負けじと・・・いや、青菜に塩と、負けるに決まっているケンカはしない。
  かんかん照りの地面に水を遣るくらいで手を打つ、帰宅後の暮れなずむ頃。

     
        □ 朝のエグランタイン(Eglantyne'Masako'/ER)

     
       □ 夕方のエグランタイン、猛暑で花びらに傷みが…。

     
    □ 朝のジュビリー・セレブレイション(Jubilee Cerebration/ER)

     
     □ 朝のレオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci/AT/CL)

     
    □ 夕方のクイーン・オブ・スウェーデン(Queen of Sweden/ER)
      久しぶりに、春と変わらぬ鮮やかなピンクの花を見せてくれた。


◇ どっちみち暑さは変わらないが、月変わりまで、もう数日になってしまった。
  来月になるとスポーツ・イベントが目白押し。
  夏の甲子園、そして北京オリンピック・・・あれっ? そんだけか・・・。

     

     

     
      □ 時季がやや過ぎたが、紫陽花の花後の剪定。
        花の三つ下の葉、人差指の先に小さい芽が見える。
        画像が逆だが、その上の節の真ん中でチョッキン♪
        アメリカアジサイ「アナベル」等以外は、
        新芽の見える上方を剪定するのが基本らしい。 
        皆さんは、ご存知ですよね(ブルー・サファイア)。


◇ 「夜の秋」という言葉(季語)、初めて知った。
  日中は茹だるように暑いのに、夜になると、秋の兆しがただようさま。
  「秋の夜」では意味が違うが、秋を待ちわびる心で、今から弾けそうである。


  
  (Una Poesia di Oggi)

          灯の下の波がひらりと夜の秋     飯田龍太


     
       □ 朝ごはん(エサとも言う)を食べたら、うろうろ。

     
     □ パカラは私に三つ指ついて、いってらっしゃいにゃ
   
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蝉鳴きて薔薇咲き止まぬ炎暑かな

2008年07月25日 23時35分55秒 | 大暑
        □ ミニバラが元気に咲き揃っている、こんなに暑いのに。
    左後方には、ウィンチェスター・キャシードラル(Winchester cathedral/ER)。
      メアリー・ローズ(Mary Rose/ER)の枝変わり(突然変異)だとか。

     
         □ 品種名がわからなくなって…いつものこと。


◇ 暦の上では「大暑」が過ぎて、今まさに真夏の真っ盛りの「真」を重ねた。
  それ程、この国の夏は暑い亜熱帯
  バス通勤の私は、特に帰りは、できるだけ先の停留所で乗り、手前で降りる。
  それゆえ、帰り着くともうぐったり、残るは食欲のみ…なんや、元気やんか。

     
          □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ
             (Charles Rennie Mackintosh/ER)
           19世紀スコットランドの建築家の名を戴いたバラ。
           昨日(7月24日)ゾウムシにしべを食べられていた。


     
           □ パット・オースティン(Pat Austin/ER)
             今年の大苗とは思えない咲きっぷり、次々と。
             根元が太く、新しいシュートも充実。

     
        □ その向こうの蕾は、ジュビリー・セレブレイション
                      (Jubilee Celebration/ER)
          一クラス分くらい蕾が控えているのが楽しみ。


◇ 水遣り前に、一日で随分バラの花や蕾が増えているのに気がついた。
  日が暮れる前にと、撮った写真をいくつか。
  花も蕾も葉っぱも、私がいないのをいいことに暴れる虫に随分傷められている。
  夏はある程度仕方のないことではあるが、あまりにやられると頭に来る。

     
          □ マリア・カラス(Maria Callas/HT)
       蕾のときにすでに虫にやられて、小さな穴が空いている。

     
       □ O mio babbino caro, mi piace e bello bello.
            Opera "Gianni Schicchi" (G.Puccini)
      マリア・カラスの歌う、ラウレッタのアリアが聴こえてきそう。
                              (2008年7月26日)



◇ この冬、大苗3年目を迎える品種を中心に地植えにした株が、かなり生長した。
  新しいシュートの剪定の甲斐もあって、イングリッシュローズに二番花が多い。
  八月の旧盆辺りまでは、きっと咲き続けるだろう。

     
  □ パット・オースティン(Pat Austin/ER)の新しいシュートの剪定箇所。
    そこから、また2本のシュートが伸びて行った。

     
             □ その一方に二番花の蕾。

     
         □ もう一方も、こんなに蕾が…鉢植えなのに。
           良い苗が当たったということなのだろう。

     
          □ 今日はここまで(2008年7月26日)


◇ 気がつけば、周りはバラの花ばかり。
  夏の終りの弱剪定が終わったら、そのバラを中心に添える花を考えよう。
  皆さんから、それはもうたくさんのお手本をインプットさせていただいたから…。

     
      □ シャルロット(Charlotte/ER)二番花で賑わいそう。
        バックは遅咲きの紫陽花、7月下旬とは思えない光景。

     
    □ そして神戸じゃなかった、そして今日(2008年7月26日)


     
        □ ノック・アウト(Knock Out/F)もうすぐ二番花♪

     
      □ そのもうすぐが、翌日(2008年7月26日)二輪咲いた。

     
        □ もう一つの蕾も、同様に土曜日に咲いた。。。

     
       □ 東側の花壇は、こんな夕暮れ(2008年7月26日)

  
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今さらながらの…。

2008年07月23日 21時47分10秒 | 大暑
       □ ウィンチェスター・キャシードラル(Winchester Cathedral/ER)
          このバラは「しべ」の黄色が、とても麗しい♪


◇ 暑い暑いと言いながら、確実に夏はその季節を動かしている。
  熱帯夜で寝苦しいのは嫌に決まっていても、夏があってこその四季。
  梅雨に体調をやや壊したものの、連日の真夏日の方が元気になった。
  血管年齢検査36歳、血液サラサラ、血圧107-70、脈拍61、落ち着いてるみたい。

     
            □ シャルロット(Charlotte/ER) 
              葉っぱが、夏バージョン特有の傷み

     
             □ ヘンデル(Händel/LCl) 
       雨の中でも暑くても思い出したように咲く「水上の音楽」♪


◇ 自画自賛したところで、歳は歳、気をつけなければならないことはいくらでも。
  可愛がっている(つもりの)バラには微笑んでほしいが、笑われないようにしよう。
  暑いのに、まあ、いろいろと咲いてくれるのが、心の落ち着きに欠かせない。
  お腹の周りは、このところ落ち着き払っているのが、頭痛のタネ。

     

    

    
   □ ミニバラの寄せ植え、今はそのうち4品種が交互に咲いている。

◇ それで思い出した、朝顔の種をひょんなところから探し当てた。
  三種類の種、今さらながら7月20日に植えて、昨日22日に一品種は芽を出した。
  もうこんな時季なので、そのうちに背の低い花が咲くと思う。

     
       □ 私の指とどっちがかわいいかのぉ、パカラぁ
         夏休みの絵日記をつけるぞ、お前も「掻いて」いいぞ


◇ 先日7月14日、国語学者の大野晋(おおのすすむ)さんが89歳で亡くなられた。
  国語には割と興味があって、大野さんの著作が「面白い」からその影響もある。
  昨夜からまだ読んでない「対談 日本語を考える」(中公文庫)を読み始めた。

     

          

     
       □ アイスバーグ(Iceberg/F) 乱れ咲きの様相。。。

  
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雷鳴、驟雨、海の日、日付変わって二十四節気「大暑」

2008年07月22日 00時06分51秒 | 大暑
          □ ヘリテージ(Heritage/ER) 淡いピンクも雨に溶けて…。

◇ うれしい!

     
       □ 枝から分れた一枝ごとにこの調子、豊年万作♪


◇ 楽しい!

     
       □ ジュード・ジ・オブスキュア(Jude the Obscure/ER)
        「ジャックと真似の木」 南側のお隣さんの二階に届きそう。


◇ 大好き!

     
          □ パット・オースティン(Pat Austin/ER)
            せっかくの二番花、土砂降りの雷雨では


◇ Dreams Come True ♪

     
         □ スカボロー・フェア(Scarborough Fair/ER)
           これから、まだピンクの花が咲き揃うのだろう。
           今年の春から夏で、薔薇の花咲く夢がかなった。
           これ以上は、もう望むまい…秋にまだ買うけど。

     
       □ 翌朝咲いた、真夏の省エネタイプのバラの典型。
         花びらの数が極端に少なく、別の品種かと見間違う。
                           (2008年7月22日追記)
            

               暑さ厳しき折から、皆さまにお見舞い申し上げます。
               これまでの暖かい数々のご厚情に感謝し、
               皆さまに幸多からんことをお祈りいたします。


【追伸】  これも新しいシュート。2008年7月22日朝の様子。

     
          □ エグランタイン(Eglantyne'Masako'/ER)
            根元から新しいシュートが二本、真ん中と左端。
            右に伸びる黒いシュートは、お役が済んで枯れたもの。
            下草を抜いていないので、ちょっぴりお恥ずかしい。


     
       □ ジュード・ジ・オブスキュア(Jude the Obscure/ER)
         上のすっと伸びたシュート↑は、左上方途中から伸びた太いもの。


     
  □ マダム・アルフレッドゥ・キャリエール(Mme Alfred Carriere/OR/N)
    安価で手に入れたもの、一応右端と左側中央に新しいシュート。
    手入れが悪かったのだろう、春の花を見ることができなかった。
    午前中と夕方は日が当たるので、秋の返り咲きを狙ってみたい。
     
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薔薇「今一きは心も浮き立つもの」

2008年07月19日 23時56分04秒 | 小暑
       □ ヘリテージ(Heritage/ER) 花も蕾もこの時季こその麗しさ。

◇ 兼好法師の徒然草第十九段「折節の移り変るこそ、ものごとにあはれなれ」
  彼はその中で「今一きは心も浮き立つものは、春のけしきにこそあめれ」と言う。
  私はバラの生長を眺めていて心浮き立つのは、蕾や新しいシュートが見えたとき。
  その一番わくわくする瞬間が、最も心躍る感じがする。

             
           □ パット・オースティン(Pat Austin/ER)
             二番花用に剪定した先の蕾が膨らんだ。

             
            □ ハーロウ・カー(Harlow Carr/ER)
              これは三番花、明日開花予想。。。

     
                    (翌朝開花 2008年7月20日)


               
         □ グラミス・キャッスル(Glamis Castle/ER)

     
                    (翌朝開花 2008年7月20日)


             
    □ ウィンチェスター・キャシードラル(Winchester Cathedral/ER)

     
                    (翌朝開花 2008年7月20日)


◇ それは、花の咲いた時が一番美しいに決まっている。
  でも心の中の感受性グラフは、蕾を見つけた時と開花と二つの山がありそう。
  同じように、冬剪定して殺風景なバラの枝に、春風のマジックで新芽が吹く。
  やがて葉が生い茂り、蕾が見え、花が咲くのに見とれている間の新しいシュート。

     
          □ グラミス・キャッスル(Glamis Castle/ER)

     
    □ コントゥ・ドゥ・シャンボール(Contes de Chambord/OR/P)

     
         □ ソング・オブ・ヒロシマ(Song of Hiroshima)

     
       □ 上の画像とほぼ同時刻の「ソング・オブ・ヒロシマ」
         どこに違いがあるのか、おわかり? ↓☆
     

◇ 新しいシュートを見る度に、力強い生命の営み、次代に託す遺伝子の強さを思う。
  物言わぬバラは、常に来年のことを考えている。
  明日のことすら、ろくすっぽ考えない私とは、格からして違うのだろう。

     
      □ ピエール・ドゥ・ロンサール(Pierre de Ronsard/LCl)
        これは、最近、新しいシュートが出現。

     
         □ ブレイリー№2(Brairii №2/OR/Ch)
           今年の新しいシュート数は4本で№1♪


◇ これだけ暑くても、夏バージョンで咲くときは咲く。
  そんなきっぱりとした思い切りの良さが、春から咲き続けるバラの魅力でもある。
  遅咲きの紫陽花が、今こそわが時節とばかりに、穏やかに涼感を添えている。

     

    
          □ もう七月下旬に入ろうかというのに、
            この紫陽花はまだまだ盛りはこれから。
            紫陽花の花の中に、また紫陽花の花。
            そんな錯覚が、おもしろくも、美しい。


                   ☆ 「ソング・オブ・ヒロシマ」の画像の違い
                     左上の花に、幼虫が付いている。
                     この時季、油断ならない。
                     新芽や蕾が丸裸にされてしまう。
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真夏のバラ、三番花

2008年07月17日 21時14分26秒 | 小暑
               □ ハーロウ・カー(Harow Carr/ER) 
                 中輪のカップ咲き、ピンクが色あせない。

◇ 暑中お見舞い申し上げます♪
  キャンディーズの歌ではありません、と言っても知らぬ方もいらっしゃる…。
  今日は出勤時から、ジリジリと照りつける真夏の太陽。
  午後からは遠くで雷鳴、終業前から雨が降り出した、蒸し暑い一日。

     
      □ アイスバーグ(Iceberg/F)の切り花、二日前の様子。


◇ ハーロウ・カーは、この冬の大苗なのに、何と三番花が咲き出した。
  昨日の夕方の水遣りの段階では、まだまだ小さいピンクの蕾(↑左のくらい)。
  それが今朝、「点」が「円」に急成長(つまり、開花)しているのに、ぶったまげた。
  のっけからこんなに花が咲き続けるイングリッシュ・ローズには、初めて出会う。

     
         □ 三番花はいくつ咲くか、五つくらいかなぁ。
           花の姿は、カップ咲きというよりは…。


◇ まずは株そのものの品質と、ナーサリー仕立ての鉢の土壌の良さが考えられる。
  それに一番花が終わった後の新しいシュートの剪定と追肥、二番花の後の剪定。
  そのタイミングが、たまたま良かったのかもしれない。

     
          □ 翌日の朝の様子(2008年7月18日)
            前日まであんなに小さかった蕾が、ほら


    
     □ これは、レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci/AT/CL)
       炎天下でも、完璧な姿のクォーターロゼット咲き。
       しかもほとんど色があせず、花持ちが長いのには、脱帽
     

◇ 他にもホワイトやピンク系のバラに花、蕾が見られる。
  朝顔もペチュニアもうっかり植え損ねたこの夏…。
  ピンクのゼラニウムがポツンポツンと思い出したように咲いて、ホッとしている。

     
         □ ジャック・カルティエ(Jacques Cartier/OR/P)
           この暑さの中を次々咲いているが、
           さすがにロゼット咲きの姿は崩れてる。
           向こうには、アイスバーグ、朝の光が眩しすぎる。

          
             □ ソング・オブ・ヒロシマ(Song of Hiroshima/?)

               

               
                   □ このように、今はピンクの花の天下みたい。
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薔薇と指揮者

2008年07月14日 23時58分57秒 | 小暑
     □ ドミニク・ロワゾー(Dominique Loiseau/S 2003 Derbard France)

◇ 今日はパリ祭、フランスの独立記念日だ。
  薔薇は、フランス所縁の花と言っても過言ではないだろう。
  極東の蒸し暑い夏にも耐えて咲く、フランスの魂、または妖精の棲む世界。
  そんな小宇宙を薔薇木立には感じる。

     

     
     □ アイスバーグ(Iceberg/F 1953 Kordes Deutschland)

    
  □ グラミス・キャッスル(Glamis Castle/ER/S 1992 D.Austin England)


◇ 私の宝物、何も薔薇に限ったことではなく大好きな音楽にもたくさんある。
  今回はカラオケではなくて、クラシックの世界、ここも私の小宇宙。
  キラ星の如く輝くのは、数々の名曲に指揮者に管弦楽団。
  特に大好きな指揮者は、カラヤン、クライバー、小澤征爾の三人。

             
             □ 指揮者の真似き猫のパカラ      

◇ 元日恒例の「ウィーン・フィルハーモニーのニューイヤー・コンサート」
  これを三人は指揮しているが、その模様をDVDで観る聴くのがリラックスタイム。
  ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan 1908-89 墺)は1987年。

     
   □ キャスリーン・バトル(Kathleen Battle 1948- 米 ソプラノ)と
     ヨハン・シュトラウス2世(Johann Strauß Ⅱ 1825-99)作曲の
     ワルツ「春の声」(Frühlingsstimmen)を共演。

     
   □ ワルツ「美しく青きドナウ」(An der schönen, blauen Donau)
     オーストリア第二の国歌とも呼ばれ、このコンサートでアンコールされる。

          

               

          

     

          
                □ このバレーの美しさも魅力的。

               
                  □ 軸のぶれない凛とした指揮振りは、
                    どんな音もおろそかにせず、
                    華麗でもあり、妥協もなく、荘厳でもあった。


◇ カルロス・クライバー(Carlos Kleiber 1930-2004 独-墺)は1989年に指揮した。
  そして、小澤征爾(1935-)は1992年、いずれ劣らぬ個性と感性と品性の指揮者。
  何度聴いても新しい発見があり、指揮者や演奏や曲に対する感覚が新たになる。
  
     

          

               
                    □ 音を動かし、空気を動かし、
                      時に躍るような優雅な指揮振りは、
                     「かっこいい」としか表現できない。


     

          

               

          
               □ 小澤さんのこの笑顔、
                 音楽の素晴らしさのすべてを
                 表現し尽くした充実感が漂う。


 ☆☆☆ 三人の指揮者には、深紅の薔薇がよく似合うと思う。
     でも、今は庭には一輪も咲いていない。
     気がついたら、花には落ち度はないものの、
     ブログそのものは、何の変哲もない同じ花の繰り返し。
     ここは、花が入れ替わる頃まで、しばらく更新を休むことに…。

      

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パット・オースチンの剪定、その後

2008年07月13日 10時56分26秒 | 小暑
       □ パット・オースチン(Pat Austin/ER) 今年の新しいシュート。


◇ 『☆☆☆ 根元から伸びた新しいシュートの先端の芽の剪定 ☆☆☆』として、
  2008年6月10日付のブログに、6月15日の剪定の模様を掲載させていただいた。
  その後の様子をご覧いただこう。
  実は、気の弱い男だから、剪定したものの花が咲かなかったらどうしよう。。。
  けさ、しっかりとした蕾を見つけてホッとしたところ。

    
   □ 剪定したすぐ横に新芽が伸びて、そのてっぺんに二番花の蕾。

     
 □ 今年の新しいシュートだから、若々しいカップ咲きを見たいな、欲ばり。


◇ 昨日と今日では変わらないようで、確実に変化しているバラの花。
  それをしばしいくつかご覧いただくとして、特に品種に変わり映えは…。
  限られた品種がいくつか咲いているだけなので…。
  朝方雲が多くて涼しかったのに、この時刻には眩しいくらいの日の光。

    
    □ 昨日までは見なかった害虫、これくらいなら即素手で取り除く。
      「マダム・エルンスト・カルバ」(Mme Ernest Calvat/OR/B)

             
            □ あとは若芽を中心に葉の裏まで、
              家庭用農薬(スプレー缶)を薄く丹念に施した。

     

     
        □ ミニバラの二品種、当然のように名前は忘れた。


◇ 自治会の班の清掃が7時30分から、日が陰っていて何の苦もなくすぐ終わる。
  そのあと、バラの花殻の剪定と写真撮影を少々…。
  ジリジリ暑けりゃとダラダラしてはいけないので、自分に課したお勉強しよう。

             
      □ フラウ・カール・ドルシュキ(Frau Karl Druschki/HP/CL)
        多花性のつるバラ、返り咲き、清涼感溢れる佇まいが秀逸。
        この冬の誘引が楽しみ。下方は「アイスバーグ」(Iceberg/F)

     
          □ このバラの満開直後は、このとおり。
            黄色いシベと純白が絵になる。


◇ 経理部所属の娘は、仕事の特性から、現在土日返上で深夜まで決算整理中。
  たしか新会社法の適用を受ける中で、最初の四半期決算。
  お盆前まで原則休みなし…こっちが暑さにのんべんだらりんでは、どこかやましい。

     
     □ 梅雨の時節の名残の紫陽花、うちでは一番の遅咲き。


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ポートランド系オールドローズなど、夏のバラ

2008年07月12日 20時35分00秒 | 小暑
         □ コントゥ・ドゥ・シャンボール(Contes de Chambord/P)
           リビングから見える花壇に…大好きで植えたのだから。
           「シャンボールの物語」って、古城にまつわるのか、
           どんな話なんだろう。


◇ この暑さの中でも、四季咲きあるいは返り咲きのバラは健気である。
  なんの変哲もなく、当たり前のように咲いているが、実は一生懸命にも見える。
  ポートランド系(ダマスク系×コウシンバラが起源)は、返り咲きのバラが中心。
  「ジャック・カルティエ」は、その向かい側、壁に沿って植えている。

     

     
        □ ジャック・カルティエ(Jacques Cartier/P)
          春のように完全なロゼット咲きにならないが、
          それもまた夏の装い。


◇ 一季咲きのオールドローズは、シュートも葉も旺盛に育っているものが多い。
  その中で「フラウ・カール・ドルシュキ」は、一季咲きと思っていた。
  七月に入って次々と薄いピンクの蕾を見せて、純に真っ白な大輪が咲く。
  今年はうっかり朝顔を忘れたが、様々な白いバラが清涼感たっぷり癒してくれる。

     

     
    □ フラウ・カール・ドルシュキ(Frau Karl Druschki/HP/CL)
      麗しく咲くのだが、蒸し暑さのせいかすぐに形が崩れて、無念そう。

     
  □ 一夜明けてけさ開花のバラ、本来の美しさ (2008年7月13日追記)



◇ イングリッシュローズも、日替わりでの二番花。
  花持ちは短くても春とは少しずつ違った姿も、それはそれで季節を感じて美しい。
  紫陽花咲いて二か月、終わりかけの紫陽花を愛でてるようなバラ自身も愛らしい。

     
     □ 一番遅く満開を迎えた紫陽花、パット・オースチンとともに。

     
     □ パット・オースチン(Pat Austin/ER) 春とは花姿が違う。

     
   □ シャルロット(Charlotte/ER) 黄色いバラに落ち着きを感じる。

     
   □ ウィリアム・シェイクスピア2000(William Shakespeare2000/ER)
     今年はこのバラの年のように、ほぼ完璧な姿でよく咲き続ける。


◇ こちらも日に日に花数を増す「レオナルド・ダ・ヴィンチ」
  眩しい陽射しに暑い日も、曇りがちで蒸し暑い日も、いつも変わらぬピンクの祭典。
  ふと北に目をやれば、新たに咲いた百合の花、本格的な夏になったということだ。

    
      □ レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci/AT/CL)
        新しいシュートがここに来て、ぐんぐん伸びて来た。
        来年のための大切なシュートである。

     
       □ Angel's Dance ... 私が勝手につけた「天女の舞」

     
   □ 二十世紀現代絵画を思わせる、大胆な百合(ちょっと大袈裟)


 
 (una poesia di oggi)

      石も木も眼に光る暑さかな    向井去来(1651-1704)
   
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猫とグッズとバラの花。。。

2008年07月10日 23時33分38秒 | 小暑
         □ パカラ(Paccarat) ♂ 推定、ちょうど二歳くらい

◇ この猫を息子が連れて帰って、この秋で二年になる。
  二年前の今頃、生まれたと思われる。
  とてもやんちゃ猫で、よく走り回るは、年が明けたらベンジャミンに登るは…。
  走る足音が「パカラッ、パカラッ」それで家内が「パカラ」と名付けた。

     

     
 

◇ 私の帰宅する短足の音が聞こえると、リビングのドアや玄関で待つらしい。
  そして、ミャア スリスリしてくる、さびしがり屋の猫である。
  庭に水遣りを始めたら窓からじっとじゃなくて、きょろきょろと何かを見ている。
  春までは布団の上に寝ていたが、暑くなってこの頃は玄関の板の間で寝ている。

     

 
◇ うちは、猫好き家族なんだろう、私だけは、犬は鳥肌が立つくらい苦手だが…。
  「ねこグッズ」もそこかしこにある。
  その一部をご覧いただこう。

     

     
                  □ 猫の絵本

    

     
                  □ 猫の便箋

    
           □ 栞               □ シール

    

     

     

     
         □ これは以前も載せた、玄関の飾り(有田)


◇ バラの花は、日に日に様相が変化している。
  やはり暑い夏、蕾から開花も早ければ、散るのも早い、二番花はやや小振り。
  これから盛夏に向って、春から夏へのバラは、自身が旅をしている気分だろうか。

    

     

     
         □ グラミス・キャッスル(Glamis Castle/ER/S)
  左上の写真、新しいシュートの先にたくさんの蕾がおわかりだろうか?

     
      □ レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci/AT/CL)
       開花したのちの花持ちのすぐれたバラ、花数が増えてきた。

     
    □ コーネリア(Corneria/HMsk) これも蕾がたくさん控えている。

☆ バラ以外も少々…。

     
            □ ユリ科の植物が次々に咲き誇る。

     
     「のう、そちならば、この花の名前、知っておるじゃろう?
      何、御台も知らぬのか、つまらぬのう。
      折節も知らぬとな、あの者はただ植えるだけのうつけ者よ」
  
  
コメント (2)
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