折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

一輪、一輪、秋のバラ

2014年10月26日 22時01分06秒 | 霜降

◇ 10月もすでに下旬となって、23日に暦の上では二十四節気の霜降となりましたが、この週末は気温も上昇して夏日寸前の暑さを感じる陽気でした。

  明日くらいまでは気温が高めの日が続くとの予報が出ていますし、冬の到来を感じさせるような日は、まだまだ少し先のことのようです。

  この1週間は庭のバラの開花も小休止のようで、デジカメに撮った画像を見ても、どの花もわずかに一輪ずつの開花ばかり、秋のバラはこんなものでしょうか。

  ずっと忙しくしていた今年もあと2か月余り、音楽の秋を初めとして、いつものこの季節を楽しむ格好だけでも、やっと出来つつあるように思えるこの頃です。

 

                                          2014年10月20日

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

 

                                           10月24日

□ 地植え株(上の画像)の花は、本来の濃い黄色でしたが…

 

                                           10月25日

□ 鉢植えのこの花は、やや淡いレモン・イエローです。

 

                                           10月25日

□ チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

こちらはもともと、レモン・イエローの花色です。

 

                                           10月25日

□ その隣で同系統の色合いのバラが咲き始めました。

 

                                           10月26日

□ クレア・オースチン

(Claire Austin S 2007 D.Austin England)

爽やか色にはホッと心が和みます。

 

                                               10月24日

□ ずっと咲き続けているホトトギスのそばで、これも一輪。

 

□ 秋のバラは、やんわりと咲いているイメージです。

 

□ パット・オースチン

(Pat Austin S 1995 D.Austin England)

 

□ バラの開花に「付き合って」、浜菊も一輪のみの開花です。

 

                                          10月26日

□ コーネリア

(Cornelia HMsk 1925 J.Pemberton England)

ローズヒップの見られるそばで、たったの一輪返り咲きです。

もっとも、蕾はあちこちにいくつか見られますが…。

 

                                               10月25日

□ 秋空のもと、ローズヒップが映えていました。

 

□ オールド・ローズ「アルバ・セミプレナ」の赤い実です。

 

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□ 音楽の秋といえば、やはり私にはクラシックのイメージが強くなります。

 

   

□ 以前もご紹介しましたが、ここ何年かは「ブラームスがお好き」状態かもしれません。

代表作の「交響曲第1番」などは、DVD盤で映像つきで楽しむことも多くなりました。

 

   

□ 映像つきの音楽では、これらのDVD盤が私の楽しみとなっています。

ウィーン・フィルハーモニーのニュー・イヤー・コンサートです。

その中でも2006年と'08年のコンサートは、盛り上がりも最高でした。

新品の音楽DVDは高価なので、ネット通販での輸入盤の中古品で充分です。

 

  

□ ヨハン・シュトラウス2世「芸術家の生活」(1867)

2006年は、私の大好きなこのワルツが演奏されました。

指揮は、マリス・ヤンソンス氏です。

 

ワルツでお気に入りの5本の指に入る曲は、よく知られたものばかり…

美しく青きドナウ  An der schönen blauen Donau 1867

ウィーンの森の物語  Geschichten aus dem Wienerwald 1868

南国のバラ  Rosen aus dem Süden 1880 

芸術家の生活  Künstlerleben  1867

                          (以上、ヨハン・シュトラウス2世 1825-99)

オーストリアの村つばめ Dorfschwalben aus Österreich 1864

                               (ヨーゼフ・シュトラウス 1827-70 ~2世の弟~)

…と、まあ、こんなところです。

 ワルツはもちろん踊れませんが、優雅な曲を聴くと心が躍ります♪♪♪

 

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秋晴れの好い天気の毎日です。

2014年10月19日 19時00分39秒 | 寒露

◇ 週の初めに台風19号が過ぎて行ったあと、こちらでは空も空気も秋本番、昨日今日とこれまでの週末と打って変わって、抜けるような青空が天高く広がっていました。

  けさの5時頃に新聞を取りに行ってふと見上げると、冴えわたった夜明け前の暗い空に思いがけずに冬の星座がきらめいて、ちょうどオリオン座が南中していました。

  今年も秋の次は間違いなく季節は冬なんだなあと、夜空の星と冷気のおかげでバカみたいに納得して、5時のNHKニュースを見ながら二度寝してしまったようです。

  2時間半後にハッとしてスマホの電話を取ると、孫娘のKちゃん(3歳1か月)が「Happy Birthday To You♪」をお仕舞いまで歌ってくれて、思いがけない声のプレゼントでした。

 

                                            2014年10月16日

□ 数はさほど咲きませんが、バラの花が長持ちするようになりました。

 

                                        10月15日

□ 前日の朝から、静かに開花が始まっていました。

 

                                           10月16日

□ ヤング・リシダス

(Young Lycidas S 2008 D.Austin England)

このバラは、私のお気に入りの5本の指に入ります。

 

                                           10月17日

□ 咲き進んでも、やわらかい彩りが長く楽しめます。

 

                                           10月16日

□ うちの庭では唯一の、サーモン・ピンクのバラの花です。

 

                                            10月17日

□ ジュビリー・セレブレーション

(Jubilee Celebraition S 2002 D.Austin England)

 

                                      10月16日

□ 冒頭の画像に写っているかざぐるまの辺りでは、

千日紅がずっと咲き続けています。

先月、帰省していた孫娘のKちゃんが植えたものです。

 

□ 17日の土曜日に、別府の山野草展に出かけました。

盆栽仕立てが中心でしたが、様々な秋色を堪能しました。

 

□ これも秋色、バラです。

 

□ 小さいローズヒップが、とても愛らしく思えました。

 

□ アマリリスは秋色かどうか、この季節に不思議な感じでした。

 

□ 四季咲き紫陽花も不思議な感覚…きれいでした。

 

□ 別府のある大きな公園は、県の農業祭で賑わっていました。

ご覧の青空、とても好い天気でした!

 

□ 家内は、バラの切り花を求めていました。

  

 

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台風は過ぎて行きましたが…

2014年10月13日 22時05分28秒 | 寒露

◇ 2週連続の台風接近で、特に今回の台風19号は当地に近いところを通過して行きました。

  夜半から強烈な風が吹きすさんで、特に午前から午後にかけて横殴りの強い雨が降り続けました。

  10月になって立て続けの台風襲来、もちろんまだ季節外れとも思わないのですが、10月でもこんなに強い台風が上陸するとは…。

  これから先、近畿から東日本を突き抜けていくとの進路予報が出ていますが、とにもかくにも被害の出ないことを願うのみです。

 

                                          2014年10月12日

□ 今回のご紹介の花は、すべて台風襲来の前、昨日の様子です。

 

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S D.Austin England)

 

□ 今日の雨風でぐっしょり濡れてしまいました。

切り花にしていればよかったとは、あとの後悔先に立たずです。

 

□ こちらは先日来返り咲いた花の最終の開花でした。

背丈のはるか上の方で咲いてましたが、強風でこの花の枝が折れました。

 

□ ウィリアム・シェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

この細い枝は目まぐるしく揺れていました。

もちろん、花びらはほとんど吹っ飛んでしまいました。

 

□ 淡いピンクの半八重の花も、咲き始めたところで強風と豪雨で…。

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

好い花が咲き始めていたんですけどね。

 

□ パット・オースチン(ER)の枝に乗っかって咲いていたホトトギス。

今日は地を這うように雨に濡れていました。

 

□ その隣りのシュウメイギクも、どうなったでしょうか。

 

□ わが庭でこの秋ようやく広がり始めたヒメツルソバ。

 

□ 深まりゆく秋を、このピンクの野性児は追いかけてくれるでしょうか。

 

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この時季らしく涼しくなって来ました。

2014年10月07日 22時37分53秒 | 秋分

◇ 台風18号が去って台風一過の青空が広がっていましたが、今度はまた南の海上の台風19号の動きが何となく不気味な感じです。

  こちらでも夜風が涼しさと冷たさの中間くらいに感じるようになりましたし、澄み渡った東の空高く満月近い月明りが冴え冴えとしています(昨日6日は十三夜)。

  庭では秋らしい花、たとえばシュウメイギクやホトトギスが次々に開花して、地面にはいつの間にかヒメツルソバのピンクの花が増えて来ました。

  これから朝の気温が下がって来て、つれてしっとりとしたバラの開花があちこちで始まるのではないかと、忙しそうにしていても朝の庭が楽しみな季節です。

 

□ クレア・オースチン

(Claire Austin S 2007 D.Austin England)

うちの庭では、しっとりとした秋のバラの代表です。

 

□ コーネリア

(Cornelia HMsk 1925 J.Pemberton England)

こちらも庭の秋のバラの代表、今日開花していました。

 

□ クイーン・オブ・スウェーデン

(Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)

こちらはシーズン通して、毎月咲いている印象があります。

 

□ レディ・オブ・メギンチ

(Lady of Megginch S 2005 D.Austin England)

こちらは久々の開花、秋の返り咲きです。

 

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台風の影響で飛行機が欠航して、予定より一日遅れで今日戻って行きました。

帰省していた孫娘のKちゃん(3歳)、今回もいっしょに「ガーデニング」を楽しみました。

 

□ バラの挿し木苗の鉢上げです。

 

□ 用土作り、混ぜ方を教えて、あとは好きなように…。

 

□ 親株は上(↑)に、赤いバラ「レディ・オブ・メギンチ」です。

 

□ 5月に鉢上げした「ハーロウ・カー」が、一回り大きくなりました。

 

  

□ 6月の終わり頃には花をつけてました。

 

□ 5月に鉢上げしてもらったとき、まだこんな様子でした。

 

□ じいじ、おもいよお!

「ウィリアム・シェイクスピア2000」のはずです。

  

□ 右上かすかに、「今夜」の月が写っています。

「じいじとばあばといっちょに、Kちゃんのおうちにきてね!」

愉快なKちゃんが、今夕飛んで行ってしまいました。

 

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10月に入って、バラの花がボチボチと

2014年10月02日 23時20分25秒 | 秋分

◇ 遠く南の海上を北上している台風の影響か、10月に入ったというのに、今日は最高気温も29度まで上がって、蒸し暑い一日となりました。

  忙しいのかもよくわからないくらい、あわただく過ぎていくここ何日間かですが、出勤前の10分間程度、庭のバラをさらっと眺めていく、そんな毎日です。

 

                                      2014年10月2日

□ けさは、しばらくぶりのオレンジ色が目を惹きました。

 

□ パット・オースチン

(Pat Austin S 1995 D.Austin England)

 

                                                9月30日

□ こちらもしばらくぶりの開花です。

 

                                           9月30日

□ ヤング・リシダス

(Young Lycidas S 2008 D.Austin England)

春のバラと比べて3分の2程度の大きさですが、

彩りは少しも遜色がありません。

 

                                                9月30日

□ うちの庭では、例えばこれが秋のバラの代表的な光景となります。

 

□ 満開を迎えたばかりの金木犀なのですが…

 

                                               10月2日

□ なんとまあ、早くも散り始めました。

バラは蕾が多く、しばらくは楽しめそうです。

 

                                           10月2日

□ ウィリアム・シェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

満開時の赤紫色もこのバラの魅力です。

 

☆    ☆    ☆    ☆    ☆    ☆    ☆

 

      

□ 「いらっちゃいませ! てんないでおめちあがりでちゅか?」

何度も恐縮ですが、孫娘のKちゃん(3歳)です。

ファストフード店でのキッズの体験コーナーとかで、

大好きなカウンターやレジも経験したみたいです。

 

                                               10月2日

□ 玄関前では、赤いバラ「ヒースクリフ」、白いバラ「アイスバーグ」のコラボが続きます。

 

 

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