折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

秋の花がまた一つ咲いて

2016年09月18日 20時15分11秒 | 白露

◇ 花の品種の少ない庭に季節を感じさせる花が咲き始めましたが、それは白い萩、その名前からして秋の花そのものです。

  「くさかんむり」に季節の漢字の組み合わせは、冬は苳(ふき)がありますが春と夏はなさそうで、そんなことも面白いと思います。

  猛暑の夏の名残りからか、なかなか秋らしい爽やかな風の吹き渡るまでには季節が前に進まないのですが、気がつけばもうすぐ秋分です。

  二十四節気のその名のとおり、夏と秋をきっぱり分けてもらって、長い間猛暑に痛めつけられた身体と心をゆっくり解きほぐしたいものです。

 

                                                  2016年9月18日

□ 白い萩が少しずつ咲き始めています。

こぼれるように咲き進むのは、この週末辺りでしょうか。

 

□ ボーッとした広がりでわかりにくいですが、ピンクのバラ2品種です。

挿し木苗を「寄せ植え」にしたものです。

 

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

 

□ 上の広がりの写真の両端の花です。

 

□ クイーン・オブ・スウェーデン

(Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)

季節の変わり目を敏感に感じ取ったかのような彩りで咲いています。

 

□ これも「クイーン・オブ・スウェーデン」 上の画像とは別の挿し木苗です。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

その隣の「しべ」がチャーミングな花ですが、まだ夏モードのようです。

 

                                                  9月17日

□ 昨日ですが、こちらから山間部へ車で一時間くらい、湧き水の名所です。

                                 (大分県竹田市直入町)

 

□ ときどきドライブがてらに水汲みに出かけます。

 

□ 水量がたいへん豊富で無料、水汲みの人々が絶えません。

 

□ 今回はペットボトル12本分、好きなコーヒーもおいしくいただけます。

 

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バラの花から薔薇の花へ

2016年09月16日 22時11分31秒 | 白露

◇ 昨日15日の明け方の強い雨降りのあと、今日にかけては久しぶりに日の光が差す時間帯もありましたが、とにかく蒸し暑さがぶり返して来ました。

  南の海上では強い勢力の台風が北上中で、来週には九州に接近して来そう、次から次にやってくる台風に対する備えが、この時季少しも怠れません。

  それでも庭のバラたちは、9月に入ってからは咲く花ごとに花びらの数が増して、花の姿も夏モードのシンプルな「バラ」から豪華な「薔薇」の花に移ってきたようです。

  秋の返り咲き品種は限られて、5月の一番花のバラエティーに富んだ彩りには若干引けを取りますが、お気に入りのオールドローズも加わって、秋薔薇の季節の到来です。

 

                                                       2016年9月15日

□ 昨日の朝、玄関横の軒下で淡いピンクのオールドローズが開花しました。

 

□ コントゥ・ドゥ・シャンボール

(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)

 

□ 蕾は少し雨に濡れていても開花に向かって緩んでいました。

 

                                                         9月16日

□ けさの様子、このバラらしさ、穏やかな花の姿、柔らかな花の色です。

 

□ 昨年10年近く育てた鉢植えを枯らしてしまって、今年新苗を迎えました。

約2年ぶりに淡いピンクのオールドローズが、上品な香りとともに戻って来ました。

 

                                                     9月15日

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

このところずっと咲き続けている半八重のピンク、雨に濡れても風情があります。

 

                                                      9月13日

□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ

(Charles Rennie Mackintosh S 1988 D.Austin England)

一連の返り咲きの最終ですが、来月また花が見られるかもしれません。

 

                                                      9月16日

□ ザ・ポエッツ・ ワイフ

(The Poet's Wife S 2014 D.Austin England)

今年迎えた品種、本格的に返り咲きが始まったようです。

 

□ ザ・レディ・オブ・ザ・レイク

(The Lady of the Lake R 2014 D.Austin England)

初年度でも生育旺盛なランブラー、返り咲きが始まりました。

 

□ そしてこの真っ赤な薔薇も本格的な返り咲きです。

 

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

 

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一輪ずつでも秋のバラらしさが感じられます。

2016年09月11日 16時34分28秒 | 白露

◇ 季節は二十四節気の白露に入っていますが、このところ明らかに秋めいて来たことが十分に実感できるような、そんな毎日になってきたように思います。

  あの35度近い猛暑はもう過去のもの、8月との一番の違いは、湿度が下がって吹く風にカラッとした爽やかさを感じることではないでしょうか。

  けさは地植えの黄色いバラが一輪だけ開花していましたが、そのバラ本来の山吹色のような濃いイエローの色合いにも、確かな秋の訪れを感じます。

  週明けの月曜日からしばらくは雨予報が続くようですが、極端な天候に振れることの多い今日、集中豪雨的な雨降りにはならないことを心から願っています。

 

                                                  2016年9月11日

□ 8月の花とはずいぶん装いが違って、本来のこの花の彩りで開花していました。

 

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

しべの黄色がとてもチャーミングです。

 

                                                      9月10日

□ 玄関先でも黄色いバラが咲き継いでいます。

 

□ ザ・ポエッツ・ ワイフ

(The Poet's Wife S 2014 D.Austin England)

 

                                                       9月9日

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

 

                                                      9月10日

□ 今はたった一輪の開花ですが、新芽の蕾がこのあと着実に開花していくはずです。

 

□ そのハーロウ・カーの挿し木苗、2年以上も前に孫娘といっしょに鉢上げしたことを思い出します。

 

                                2014年5月11日

□ 孫娘のKちゃんは、当時まだ2歳8か月でした。

小枝が見えていますが、今では上のような鉢植えに育っています。

 

         2016年7月23日

□ この写真が4歳10か月の頃、9月でもう5歳になりました。

明るく愉快な女の子ですから、Kちゃん語録も面白いものがあります。

先日家内が滞在した折、Kちゃんを寝かせつけていたときのお話だそうです。

家内が「Kちゃんのおとうさんは…だね、じいじは…よね」って話をしてましたら、

Kちゃん 「ばあば、おとこってそんなもんだよ!」

 

                                                 9月10日

□ ハーロウ・カーの挿し木苗の方も、このように蕾が充実して来ています。

 

                                                  9月11日

□ コントゥ・ドゥ・シャンボール

(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)

今年迎えた新苗、初めて蕾をつけました。

 

                                              

□ 長く咲き続けるカラミンサ、秋らしく爽やかさが増して来ました。

 

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ピンク系統のバラ、穏やかに咲いて

2016年09月07日 22時55分27秒 | 白露

◇ 今日は明け方から非常に蒸し暑い一日で、午後5時過ぎからは雨も降り出して、帰宅する頃には稲光とともに雨脚が強くなっていました。

  ここ数日は8月のような猛暑がぶり返すことはありませんが、とにかく毎日が蒸し暑いことこの上なく、夜中には寝苦しさから必ず目が覚めてしまいます。

  そうした中でも9月の声を聞く前からだったでしょうか、少ないながらも庭のバラが少しずつ咲き始めて、このところピンク系統の花が咲き継いでいます。

  このピンク系統の花の色が、私はバラの花の王道を行くような気がしてならなくて、朝に夕に穏やかな彩りを目にしては、月並みですが心に安らぎを感じています。

 

                                                  2016年9月5日

□ 9月に入って小さい蕾をつけていましたが、ある朝開花していました。

 

□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ

(Charles Rennie Mackintosh S 1988 D. Austin England)

 

                                                           9月6日

□ ライラックピンクという花の色があるかどうか知りませんが、

ピンクというよりは、ライラックの花の色をいつも連想しています。

 

                                                      9月7日

□ 3日間程かけて、一通り咲いてしまいました。

 

□ もう8年くらいお付き合いをしている鉢植えのバラです。

 

                                                       9月4日

□ ある朝、大きめのシュラブに一輪だけ蕾が緩んでいました。

 

                                                           9月5日

□ あまり返り咲きをしない品種と思いますが、雨に濡れて開花していました。

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

5月の一番花と遜色のない優しい花の色です。 

 

                                                       9月7日

□ このアプリコットピンクの花は、地植えだったり鉢植えだったり様々です。

 

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

 

                                                       9月4日

□ アーチの側面に誘引していますが、ポツリポツリと咲いています。

 

                                                      8月31日

□ この夏何度かご紹介しましたが、半八重のチャーミングなバラです。

 

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2003 D.Austin England)

 

                                                       9月1日

□ 秋になったらまとまって咲くかもしれないと期待しています。

 

□ うちの庭で最も大きいバラの蕾です。

 

                                                       9月2日

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D. Austin England)

 

                                                      8月31日

□ このバラの花色は、赤(クリムズン)のカテゴリーですが、

夏の花はどう見ても濃いピンクの彩りです。

 

                                                           9月1日

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

つい最近気がついたのですが、David Austin社のカタログから消えました。

深い赤系統のバラ、ウィリアム・シェイクスピア2000も、同様に掲載されていません。

何が起こったのか、何となく心配です(心配したところで、どうこうないのですが…)。 

 

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