折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

ようやく秋らしい日和が戻って来ました。

2013年10月27日 21時52分17秒 | 霜降

◇ 10月に入っても気温の高い状態がずっと続いていたような気がしますが、週半ばの大雨が上がってようやく秋らしい涼しさが戻って来ました。

  ただいつもの年よりもずいぶん「暑い」10月が続いていましたので、庭のバラもなかなかスムーズには秋の返り咲きに移行できない様子です。

  そうした中で夏の間も調子を落としていた株、夏剪定も何も、ほとんど葉を落として枯れてしまうのではと心配していた大株が、いち早く返り咲きの花を見せ始めました。

  ちょうど8年前の今頃、バラを栽培したいなというきっかけになった大輪の花、デジカメのファインダを覗きながら、ふとあの頃の「衝撃」みたいなものを思い出しました。

 

                                           2013年10月27日

□ ウィリアム・シェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

秋の昼下がり、逆光になっていますが、

咲き進んでこのバラらしい秋の花の色になりました。

 

□ 前日のブログ記事に、この花の開花の始まりの様子を載せています。

 

□ その背景ですが、こちらも秋らしくローズヒップの赤い実。

オールド・ローズの「アルバ・セミプレナ」です。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

2年目の挿し木苗ですが、返り咲いていました。

 

□ ウィリアム・シェイクスピア2000の咲く辺りは、庭の北東側です。

年々少しずつですが、緑が多くなって来ました。

 

□ ヘレボルスはこぼれ種から3年目でしょうか、ずいぶん育ってきました。

それにセダムですかね、このグランダカバー状態の緑は…。

いただいたスミレのポットに、ほんの少しの緑が入っていたのですが、

あれから3~4年、こんなに広がって来ました(1m×0.8mくらい)。

この緑の「一帯」が、私にはとてもお気に入りのコーナーになっています。

  

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大雨の前と後で、庭のバラ

2013年10月26日 22時53分00秒 | 霜降

◇ 庭のバラというほど花が咲いている訳でもないのですが、10月も下旬に入り今年も秋のバラが佳境に入ってきました。

  木曜日、金曜日は台風と前線の影響で雨が降り続きまして、雨の降る前に開花の始まっていたバラの花は、雨風に打たれてすっかり散っていきました。

  けさ花びらの落ちたバラの枝をあちこちで見つけてはその花殻を摘みながら、ふと鉢植えのクレマチスに目をやると、久方ぶりに小さい花が一輪咲いていました。

  今年も猛暑の中でバラやクレマチスに枯れるものがいくつもあって、少し落胆もしていたのですが、思いがけない復活に諦めなくてよかったと心でうなづいたのでした。

 

                                          2013年10月22日

□ ウィリアム・シェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

 

□ 北側の大鉢植えなのに猛暑の夏で枯れそうでした。

返り咲きを見られてホッとしています。

 

                                               10月26日

□ 上の蕾は大雨にたたられて、このとおり開花が思わしくありません。

これから先の花に期待してみようと思っています。

 

                                                10月26日

□ アイスバーグ (Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)

10月中旬から旺盛に咲いているのは、このバラくらいです。

 

                                                10月22日

□ クレア・オースチン (Claire Austin S 2007 D.Austin England)

このバラもせっかくいくつか開花し始めたのに、大雨でさっぱりでした。

 

                                                10月22日

□ この白バラは春から夏へと不調でしたが、

久しぶりの返り咲きです。

 

□ ウィンチェスター・キャシードラル

(Winchester Cathedral S 1988 D.Austin England)

 

                                                10月26日

□ スカボロ・フェア (Scarborough Fair S 2003 D.Austin England)

うちの庭でもチャーミングな半八重のバラが返り咲きです。

 

□ 夏のある日、急に枯れこんで行ったバラ。

枯れた部分を元から切り取りました。

 

□ それでもたった1本残った枝に2か所、新芽を見つけました。

バラの名は「グルス・アン・アーヘン」

いただいた大事なバラ、その優雅な花の復活を願っています。

 

□ これまで最初の年以外は、ほとんど枯れたような姿しか見たことがありません。

それでも毎年十数枚の葉が見えてましたので、諦めることもできないでいました。

 

                                                    10月26日

□ クレマチス シルホサ系 ウィズレイ・クリーム

(Clematis cirrhosa 'Wisley Cream')

秋から冬にかけて咲くということで求めたクレマチス、

実に4年ぶりの花だと思います。

 

                                                10月26日

□ ウィズレー 2008 (Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

上のシルホサ系のクレマチスと名前が同じです。

秋にクレマチスとのコラボも楽しみたいと、このバラを求めました。

 

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ほんの少しずつ、秋のバラが咲き始めて

2013年10月19日 23時22分17秒 | 寒露

◇ 週末になるとなぜか天気がぐずついているイメージがありますが、今週も金曜日の夕方から雨になってしまいました。

  土曜日もほぼ小雨模様の一日で、音をたてて降っている時間帯もあって、結局庭仕事のできない日中、少しばかり昼寝をしてしまいました。

  午前中にはスマホの向こうに孫の声で「じいじ、おめでとお~!」 「あら、Kちゃん、ありがとう!」 そうでした、また一つトシを重ねてしまいました。

  少しずつ言葉の増えていく孫に、遠くからでもエネルギーをもらいながら、今度会えたら何して遊ぼうかと、そんなことばかり考えているこの頃です。

 

                                          2013年10月16日

□ このバラでは秋の返り咲きの最初の花です。

 

                                                10月17日

□  レディ・エマ・ハミルトン

(Lady Emma Hamilton S 2005 D.Austin England)

 

□ この2年くらい、あまり調子の良い方ではありません。

少し株の回復がはかられてきたような感じがしています。

 

                                                10月18日

□ ザ・ダーク・レディ

(The Dark Lady S 1991 D.Austin England)

先日久しぶりに開花した、どこまでも深いピンク色のバラ。

 

                                      10月17日

□ 一度開花したら、これからしばらく花が続くのでしょうか。

 

                                                10月17日

□ ほんと、久しぶりにこんなミニバラも咲き始めました。

 

 □ ハッピー・トレイルズ

(Happy Trails Min 1992 Warriner & Zary USA)

おそらくこんな名前の花だったように記憶していますが…。

 

                                      10月18日

□ クレア・オースチン

(Claire Austin S 2007 D.Austin England)

この香りのバラの返り咲きを心待ちにしているところです。

 

                                               10月18日

□ 辺りに雑草も多いのですが、ヒメツルソバの花が咲き始めています。

ムスカリの葉もいつの間にか出揃っているようです。

 

□ 孫娘のKちゃん(2歳1か月)です。

先週の日曜日の海浜公園らしいです。

背が伸びてきて、発する言葉も面白くなってきました。

 

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バラ、開花までに時間がかかるようになりました。

2013年10月14日 21時56分51秒 | 寒露

◇ 日曜日の朝に咲き始めたバラの花、けさになって開花の進んだ姿で小刻みに風に揺れていました。

  明け方には気温が15度前後まで下がるようになって、バラの開花も時間がかかるようになったのだと思われます。

  今咲いているのは夏剪定をした株ではなくて、ほとんど花殻摘みだけに留めている品種ばかり、今は計ったようにどれも一輪しか咲きません。

  一輪咲きでも、何とはなしに雰囲気を備えた花の姿ばかりの3品種、眺めているとゆったりとした気分に包まれて…私にとって癒しのバラです。

 

□ パット・オースチン

(Pat Austin S 1995 D.Austin England)

土曜日の強風で蕾が萎れていましたので心配していましたが、

何事もなかったかのように、開花が進んでいました。

シックな花の姿は、まさしく秋の装いでしょう。

 

□ コントゥ・ドゥ・シャンボール

(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)

9月からよく咲いているのですが、不思議といつも一輪だけ。

なかなか複数の花が同時に咲くまでにはいかないようです。

 

□ クラウン・プリンセス・マルガリータ

(Crown Princess Margareta S 1999 D.Austin England)

昨日の姿と比べると、花びらの数が随分増えたように感じます。

挿し木苗が3年目で大輪の花を咲かせるようになりました。

 

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朝夕涼しくなって、急に秋めいて来ました。

2013年10月13日 21時01分03秒 | 寒露

◇ 昨日今日と最高気温は25度を下回り、ようやく夏日から解き放たれて、秋の空気にすっかり入れ替わったような週末となりました。

  空はどこまでも澄み渡り、久しぶりに見る秋らしい水色の空、ずっとやり残していた庭作業に一日没頭とまではいかないのですが、少しだけすっきりしました。

  バラは秋の返り咲きを前にしてほとんど開花のない状態、昨日の強風に若干萎えた蕾もいくつかありますが、それはそれで仕方がないのかもしれません。

  今年の秋はいつになくホトトギスの花が咲き上がっていて、ちょっとだけ和の趣きの感じられる中に、橙色のバラの花が一緒に咲いてくれたらと思う日曜日でした。

 

□ ホトトギス、あっち向いたり、こっち向いたりしながら咲き続けています。

ここはパット・オースチンが咲く辺りです。

 

□ 午後5時を回ると、庭の東側はやや薄暗くなってきます。

 

□ パット・オースチン

(Pat Austin S 1995 D.Austin England)

昨日強風に一日中さらされてましたが、ちゃんと咲いてくれるでしょうか。

 

□ バレリーナ

(Ballerina HMsk 1937 Bentall England)

アイスバークの隣りで、一輪だけ咲いていました。

本来、一季咲きのはずですが…。

 

□ 朝方、ローズマリーにうずもれるように咲いていました。

 

□ クラウン・プリンセス・マルガリータ

(Crown Princess Margareta S 1999 D.Austin England)

日射しがやわらかくて、さすがに夏のそれとは違うように感じられました。

 

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季節の香しさも、この秋はあっという間に

2013年10月09日 21時53分33秒 | 寒露

◇ 昨日は九州の西方海上を北上する台風の影響で、雨が断続的に降る一日でしたが、風は大したことがなくて助かりました。

  でもこの強い雨で、開花したての金木犀の花もあっという間に約7~8割程度が散っていって、花の香しさもほとんど感じられなくなりました。

  庭では、そろそろバラが秋の返り咲きの姿を見せる頃ですが、10月にしては気温が高いせいか、色づいた蕾がさっさと開花してしまいます。

  週末からは10月の中旬に入いりますが、この季節らしい朝夕の涼しさや冷え込みは、いつになったら感じられるようになるのでしょうか。

 

                                           2013年10月8日

□ 今年はめったに花を見られなかったバラが、たった一輪咲いていました。

 

 □ ザ・ダーク・レディ

(The Dark Lady S 1991 D.Austin England)

名前とは裏腹に、とても明るく輝くような「赤」

 

                                                 10月8日

□ ジュビリー・セレブレーション

(Jubilee Celebraition S 2002 D.Austin England)

若干小さめの花ですが、返り咲きが始まりました。

 

                                                 10月9日

□ ザ・ウェッジウッド・ローズ

(The Wedgwood Rose 2009 D.Austin England)

常緑性のクレマチスの内外で、ずっと開花が続いています。

 

                                                 10月9日

□ こちらもアーチの片側に誘引しているバラ。

秋らしい濃い彩りが見え始めました。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

 

                                                 10月9日

□ けさ、金木犀の木の下は、こんな様子でした。

 

                                                 10月9日

□ これだけ散ったら、木の枝には花がそんなに残っていません。

鉢植えは、ベロニカ・オックスフォード・ブルーです。

 

  

  

□ ヘレボルスの葉の上にも、ウィリアム・シェイクスピア2000の新芽の上にも…。

秋の香しさが文字通り散っていきました。

 

 

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秋の花の香しさ、そのなつかしさ

2013年10月07日 23時09分57秒 | 秋分

◇ 今年も玄関前で典型的な秋の香しさを運んでくれる花が咲き始めましたが、そろそろ満開を迎えようとしています。

  季節はすでに10月のはずなのに、非常に強い台風がこれから夏台風を思わせる経路で接近するとの予報、若干心配です。

 

                                            2013年10月5日

□ 日本の秋の庭先の典型でしょうか、金木犀

 

□ 雨の一日でも、辺り一帯は秋の香しさ、子どもの頃を思い出します。

 

                                                 10月6日

□ 早くもほぼ満開になりました。

 

                                        10月4日

□ 数日前まではこの程度でしたが…。

 

□ 今年はたくさんのローズヒップも、秋の彩りを添えています。

 

                                                 10月7日

□ クレマチス 「ダッチェス・オブ・エディンバラ」と

バラ 「イングリッシュ・ヘリテージ」のコラボも見られます。

 

□ 思いがけないクレマチスの返り咲きでした。

 

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10月に入って、雨上がりの日曜日

2013年10月06日 11時36分50秒 | 秋分

◇ こちらは小学校の秋の運動会のシーズンですが、先週も今週も土曜日は雨にたたられて、小学生の子供たちにはかわいそうな季節になっています。

  昨日の土曜日は朝からざーざー降りで、久しぶりの終日の雨となりまして、庭仕事も何もすることができずに、結局はまったくの休養日となりました。

  けさも雲が低く垂れ込めて、時折雨がぱらついていますので、予定していた草引きもやめちゃおうかなあと、すぐに手抜きにかかってしまう性分なのです。

  庭のバラはいつも変わらずに数輪ずつ日替わりで咲いていますが、秋のバラらしさもちらほら見え始めて、早く涼しくなってくれないかなと、そう願うばかりのこの頃です。

 

                                                   2013年10月4日

□ パット・オースチン (Pat Austin S 1995 D.Austin England)

朝の庭で目立つ色、朝の光に映えています。

 

                                       10月5日

□ その翌日は朝から雨、ぐっしょりと濡れていました。

 

                                               10月6日

□ そして今朝の様子、残りの蕾が開花していました。

 

                                                10月6日

□ クレマチス 早咲き大輪系 ダッチェス・オブ・エディンバラ

(Clematis 'Duchess of Edinburgh')

猛暑の夏をやり過ごして、先日から返り咲きが始まりました。

向こうのバラの蕾は、イングリッシュ・ヘリテージ(ER)です。

 

□ バラのシュートにからみついていますので、

クレマチスの花が終わったらバッサリ剪定のつもりです。

 

                                                10月6日

□ 雨に濡れていますが、このところずっと咲き続けているバラです。

 

□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ

(Charles Rennie Mackintosh S 1988 D.Austin England)

ライラック・ピンクの花の色、春も夏も秋もほとんど変わりません。

庭で大好きなバラの一つです。

 

                                                10月2日

□ エブリン (Evelyn S 1991 D.Austin England)

このバラも秋らしい花の色が見え始めました。

 

                                                10月5日

□ 土曜日の雨の中で二輪だけ開花していました。

 

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)

季節が進むと、もっと花弁数の多い花が見られるはずです。

 

                                                         10月1日

□ チャイコフスキー (Tchaikovski S 2000 Meilland France)

少し前の画像ですが、いち早く秋のバラの装いで咲き始めた花です。

 

□ エグランタイン (Eglantyne S 1994 D.Austin England)

やさしい花の色が、朝の冷気によく合うように感じられました。

 

                                                10月1日

□ コントゥ・ドゥ・シャンボール

(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)

同じ朝には、上品な芳しさのオールドローズが開花していました。

イングリッシュ・ローズのガートルード・ジェキルの交配親でもあります。

 

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