折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

秋の入り口、秋の空気へ入れ替わり

2016年08月29日 22時28分53秒 | 処暑

◇ さしものこの夏の猛暑もようやく出口が見えてきたようで、今日は熱帯夜も猛暑日や真夏日からも解放された、幸せさえ感じるような一日でした。

  8月になって涼し気な朝があったかどうかさえ全く覚えていないのですが、半袖姿にも久しぶりに爽やかさを感じる朝でもありました。

  そんな秋の訪れを感じさせる空気の中で咲きあがるバラの花、一輪ずつでもお気に入りの花が見られて、それだけでも満足しています。

  もっとも9月1日はまた猛暑日(最高気温36度)の予報、行きつ戻りつ、名実ともに秋の到来を感じることができるのは、いつのことでしょう。

 

                                                        2016年8月29日

□ ガートルード・ジェキル

(Gertrude Jekyll S 1986 D.Austin England)

 

                                                8月28日

□ 昨日は小さい蕾が緩み始めた頃でした。

 

+----+----+----+ 8月30日の朝の様子を追加しました。 +----+----+----+

 

                                                    8月30日

□ オールドローズのような上品な香しさが健在です。

 

                                                     8月30日

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

5月の花はディープ・クリムズン、すなわち真っ赤です。

でも夏モードの花は、これは濃いピンクですよね。

 

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                                                     8月28日

□ 昨日開花が進んでいった深紅のバラ一輪。

 

                

□ ムンステッド・ウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

冒頭の「ガートルード・ジェキル」は、イギリスの園芸家の名前(1843-1932)で、

「ムンステッド・ウッド」とは、彼女の庭の名前だそうです。

ネーミングに由来のある品種のバラが、こんな季節にも関わらずいっしょに開花です。

 

                                                    8月29日

□ けさは満開の花の真ん中に黄色いしべがのぞいていました。

 

□ さて、私にとっては夏は読書の季節、8月の読書中の2冊です。

 

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ようやく秋らしさが感じられるようになりました。

2016年08月27日 15時30分09秒 | 処暑

◇ 猛暑日の多い今年の夏、相変わらずの寝苦しい熱帯夜続きですが、こちらもここ数日でようやく秋らしさが少しは感じられるようになりました。

  昨日の朝は、庭に降り立った途端に空気そのものになつかしいひんやりとした清々しさ、前日までとの明らかな違いが感じ取れました。

  夕方に辺りが暗くなる頃には、日に日に虫の音がそこかしこから聞こえて来るようになって、秋は夜の庭に舞い降りるものなのかもしれません。

  そして庭のバラの花、猛暑日寸前の毎日の中でもいつの間にか蕾をつけて、小さい秋の訪れを感じ取ったのか、優し気な花の色を見せてくれています。

 

                                                         2016年8月27日

□ 一か月前まではすべての葉を落として「完全休養」していたのですが、

季節の移り変わりを知っているかのように、涼し気な花を咲かせました。

 

□ ザ・ポエッツ・ ワイフ

(The Poet's Wife S 2014 D.Austin England)

 

□ 春の一番花の色は、もっともっと濃いイエローでした。

 

                                                         8月26日

□ 昨日の朝の様子、開花の途中です。

 

□ まるで朝の冷気を閉じ込めたような様子でした。

 

                                                          8月27日

□ クレア・オースチン

(Claire Austin S 2007 D.Austin England)

同じ頃、淡いレモンイエローの花が咲いていました。

花びらの数が少なく、いわゆる夏モードの装いです。

 

                                    8月24日

□ 淡いソフトピンクのバラも少しずつ咲いています。

 

                                                     8月23日

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

 

                                                          8月25日

□ 「清らに咲ける その色愛でつ ♪」

野ばらでなくとも、そんな気持ちにさせてくれます。

 

                                                              8月23日

□ このピンクの大輪は、もう少し前から咲き続けています。

 

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)

 

                                                              8月26日

□ そして、この時季らしいと言えば、この大輪の赤いバラでしょうか。

 

                                                          8月21日

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

 

                                                         8月27日

□ 庭で最も深い赤、明日には開花かもしれません。

 

□ ムンステッド・ウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

 

                                                           8月24日

□ すっかり終わってしまったはずのクレマチスが、一輪だけ咲いていました。

 

□ クレマチス ヴィチセラ系 ペンドラゴン

(Clematis viticella 'Pendragon')

 

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立秋過ぎても、秋の気配が感じられません。

2016年08月13日 22時23分12秒 | 立秋

◇ 今日は県内のある観測地点が、全国で最も高い気温(38.0℃)を記録したそうですが、ほぼ毎日猛暑日が続きます。

  朝のうちに庭の水遣りとバラの鉢増しを2鉢作って、もうあとはじりじりと照り付けられて家の中に退散してしまいました。

  先日からツクツクボウシの鳴き声が加わりましたが、それ以外は吹き渡る風を含めて、秋の気配は全くと言っていい程感じられません。

  こう暑いと外出する気にもなれず、部屋の片づけに読書に語学に…年のせいか、すぐに脳が疲れてしまって、横になるとお昼寝に変わってしまいます。

 

                                                       2016年8月12日

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

 

□  アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

そんなに頑張らないでいいのに、夏モードのバラが少しずつ咲いています。

 

□ 秋の返り咲きに向けて、いち早く若葉が見えてきた品種もあります。

 

□ ザ・ポエッツ・ ワイフ

(The Poet's Wife S 2014 D.Austin England)

 

                                                   5月13日

□ これは一番花の様子ですが、秋の返り咲きの花が楽しみです。

 

□ 常緑性のクレマチス、アーマンディ系アップル・ブロッサムです。

 

□ 昨年8月の台風直撃で全体の4分の3ほど失いましたが、

この夏までにずいぶん回復して来たように思います。

 

                                                            4月3日

□ この春の花の様子ですが、来年はどのくらい回復しているか、楽しみに待ちたいと思います。

 

+----+----+----+   8月14日の様子を追記しました。   +----+----+----+

 

                                                  8月14日

□ クレマチス「アップル・ブロッサム」を誘引しているアーチの下で、

可憐なピンクの半八重のバラが咲いています。

 

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

実際はもう少し濃いピンク、庭でチャーミングなバラの一つです。 

 

□ 先日、孫娘のKちゃん(4歳11か月)が残してくれたバラの折り紙です。

(真ん中の黄色と左のピンク、それに奥のグレー…、右は造花です。)

 

□ オールド・ローズのゼフィリーヌ・ドルーアンに似ているような気がしました。

じいじの勝手な想いです。

 

+----+----+----+   再度、8月15日の様子を追記しました。   +----+----+----+

 

                                                      8月15日

□ アブラハム・ダービー

(Abraham Darby S 1985 D.Austin England)

 

□ 朝6時35分、やわらわな花びらの色、開花が始まっていました。

 

□ その約20分後、こんなに花開いていました。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

けさは、アプリコット・ピンクの花の色にしばし癒されました。

 

 

 

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猛暑の夏でも、あちらこちらで

2016年08月09日 22時26分13秒 | 立秋

◇ 残暑お見舞い申し上げます。

 暦の上で立秋を過ぎてから、こちらは2日連続の猛暑日となってしまいました。

 これから先も1週間、最高気温35度か36度という、目を疑うような予報が続きます。

 そうした中でも熱帯夜の明けた朝、夏モードのバラの花に涼を感じているこの頃です。

 

                                                     2016年8月5日

□ 夏らしい真っ白いバラが少しだけ咲き始めました。

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

 

                                                          8月7日

□ 朝からじりじりと照り付けられて、反射するような眩しい白です。

 

□ これまで8月に咲いたことはあまりなかったような気がしますが…。

 

                                                       8月8日

□ 少しずつ日にちをかけて開花していきます。

 

□ この日の夕方はここまで花びらが緩んでいました。

 

                                                           8月9日

□ ヤング・リシダス

(Young Lycidas S 2008 D.Austin England)

洗練された花の色を久しぶりに楽しみました。

 

□ このところ、何度か元気よく咲いている印象があります。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

ピュアなピンク、秋風の吹く頃がお似合いかもしれません。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

明日の朝には開花していることでしょう。

 

□ クレア・オースチン

(Claire Austin S 2007 D.Austin England)

こちらも明日朝の開花になると思います。

これら3品種はすべて挿し木苗です。

猛暑の南側でこんな花を咲かせるなんて健気です。

 

□ イングリッシュ・ローズのはず(!?)ですが、5月の挿し木苗が活着しています。

この時季はもちろん半日蔭に避難しています。

 

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※ 8月10日の朝の様子を追記しました。

 

□ クレア・オースチン(ER)、かすかにレモンイエローがかっています。

 

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

昨日はつぼみに気がつかなかったのですが、アーチの側面に誘引のバラです。

真夏の朝のバラは、このようなみずみずしさが際立ちます。

 

□ 足元には、オレガノの花が咲いています。

  

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猛暑の夏、ようやく8月に

2016年08月02日 20時57分01秒 | 大暑

□ 連日猛暑続きのこの夏、昨日も今日も最高気温は猛暑日寸前の34度台、日中外を歩くと溶けてしまいそうです。

 暑さ寒さも彼岸までには程遠く、歳を重ねる度にこの夏をどう乗り切るかが、意外と小さくはない問題になりつつあります。

 

                                                        2016年8月1日

□ 数日前に蕾を見つけましたが、8月の声とともに開花していました。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

春は不調を極めた花、咲いてくれると本当に心が和みます。

 

□ 南向きのカンカン照りの場所ですので、一日でしおれるかと心配しましたが、

夕方でもこのとおり、開花の状態を保っていました。

朝と夕方ではしべの色の違うのが健在で、そういうところがうれしくなります。

 

                                         8月2日

□ 帰省していた孫娘のKちゃん(4歳9か月)が、今日戻って行きました。

 

□ お気に入りの折り紙、出かけるまでせっせと折っていました。

これまでのような頻度では帰省できなくなりそうです。

 

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