折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

白い花のバラード

2006年07月20日 22時58分46秒 | 小暑
                    ☆ カサブランカ 豪雨の中でも・・・・
 
◇◇◇

以前にも何度か申していますが、淡い色の花が好きなようです。
他人事みたいに言ってますが、はっきりとこれが好きというわけではないので。
ですけど、これまで色々な花を楽しんできて、私の好みの色は、淡い色のようです。

          

もう一つ、はっきりしているのは、白、ホワイト。
白と濃い緑のコンビネーションにとりわけ気持ちが落ち着く所があります。

          

この時期で言えば、やはり百合の花、白百合とかカサブランカ。
それから、ほふく性のペチュニア、そしてクレマチス。
ユリは今月初め辺りから、私の庭の一角で楽しむことができます。
けさは、梅雨末期の豪雨の中の撮影で、ピントがあってないようです、残念。


◇◇◇

白い花でもう一つ、ずっとそばで咲いてほしい花。
それは、くちなし。

               
                    (2006年5月2日)

特に忘れられない思い出があるというわけでもありません。
でも、いつの頃でしょうか、一度小さい鉢植えを買ったんです。
次から次に咲いている、あの深みのある少し分厚いような白さ。
そしてどこまでも濃い、太古の森の緑ような葉っぱ。
そこに惹かれた記憶が、ずっと心の隅に残っておりました。

そして、そのくちなしの花には、私にはある歌の記憶が刷り込まれています。
学生時代に流行った渡哲也の「くちなしの花」あれもまあいいんですが・・・・。

◇◇◇

相当むかしのことですが・・・・中学生?

舟木一夫の歌に「くちなしのバラード」とか言う歌があったんです。
いまでも、くちなしの花を見たら、つい口ずさんでしまいます。
ついでに口ずさんでみましょうか。
美声をとじ込められないのが、残念です・・・・・って、
そのほうがよかったに決まってますっ!

          
                    (2006年7月17日 前回の再掲)

例の調子で、オリジナルとは漢字混じりの歌詞そのものが違うはずです。
それに、2番がうろ覚えすぎまして、割愛しました。
もっとも、1番、3番も間違いがあると思いますが・・・・歌の心が感じれらたらということで。




(una poesia di oggi)


      くちなしのバラード ♪

   ひそやかなためいき 小さくひとつ
   ひそやかな花の香に 小さく消えた
   君のその手は とても冷たいけど
   何も言わずに 僕に預けて
   見つめていようよ 白いくちなしの花

        ・・・・・・・・

   ひそやかなまなざし やさしくひとつ
   ひそやかな花びらに やさしく揺れた
   君のその目は 夜霧に濡れたけど
   何も言わずに そっと寄り添い
   見つめていようよ 白いくちなしの花 ♪


・・・・とまあ、絶唱しました、マイクもなしで♪
こういう、素朴というか、純朴な歌が、いまも好きです。

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遠きにありて

2006年07月17日 22時38分25秒 | 小暑
                         ☆ くちなし ☆


 
故郷を遠く離れてという方は、結構多いのではないかと思います。
私は今は高速道路を飛ばしたら2時間程度のところに住んでいます。
まあ、遠いかどうか判断の分かれるところですが、故郷を離れて相当の年月が過ぎました。
午前中、例のごとく休日出勤で仕事をしていて、ふと故郷を思い出したりしていました。
お盆の帰省、できるかなあ・・・・。

          
                    ☆ 小景異情   室生犀星 ☆

これは、1978年4月、金沢への一人旅で買ったものです。
ずっと座敷に飾って?います。
教科書にも載るほどの有名な詩ですね。
この詩を眺めていましたら、ふと記事をアップしたくなりました。
それほど、大好きな詩でした。

          

◇◇ 

いつの頃からか、詩が好きになってました。
これまでも、いくつかアップさせていただいています。

以前、東京出張時の鎌倉探訪の話をしました。
もう一つ何度か足を運んだのが、立原道造記念館(文京区弥生2丁目・東大弥生門前)です。

  

たぶん3、4回は訪れています。
とてもこじんまりとした記念館ですが、だから素朴で好きです。
すぐに見終わりますよ。
東大赤門からキャンパスを抜けて、弥生門を出たらすぐそこです。
ご近所に竹久夢路美術館もあります。

          
                    ☆ スカエボロ ☆

そこで買った復刻の詩、なんだか、自分には宝物?のようなものです。
ときどきながめるだけですが・・・・。

          
                    ☆ のちのおもひに ☆

立原道造の詩は、たとえば、真っ白なワイシャツのイメージです。

                      
                    ☆ つげごと ☆

また、たとえば、高原を吹き抜ける初夏の乾いた風のイメージでした。

  

彼は、24歳でこの世を去りました。純粋さ、私が一番惹かれるところです。

  
  ☆ 四季(復刻版・25年ほど前に買ったもの) ☆        ☆ スター・キッズ ☆



  
     ☆ (百合ではなく)カサブランカ 間もなく開花 ☆

          

     ★ カサブランカは翌日に開花しました。
       アングルが良くないですが、大雨の朝(さっき)、撮りました 2006/7/19 6:33 ★


      
          
               ☆ ドレスアップ・3種  ライトブルー・ライム・ピンクアイス ☆



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夏の庭は蝶々と・・・・

2006年07月15日 22時22分48秒 | 小暑
                    ☆ フクシア (女王様の耳飾り) ☆
  
梅雨明け間近の空の下、庭の花たちはお疲れ気味。
そんななか、私んちで少し目を引く花をと思いました。
これ以上は、咲いてはいるのですが、さすがにかわいそうな感じです。

◇ 

まずは、あれだけわが世の春を謳歌した薔薇さんたち。
なんと真冬に買った、ミニバラ、ピンクマシュマロ、これだけ。

            

シャルロット(ER)も、スカボロフェア(ER)ミニバラになって(!?)の二番花。
暑さで痛々しくてかわいそう、よって、咲いてはいるものの、載せられません。
ミニバラのラブリープリンセスも、同じようにかわいそうな状態です。


◇◇

次に、元気な方では、クレマチス、ジャックマニー系ベラ。

          
                        (2006年7月12日)

蕾がたくさんついていて、これからが楽しみです。

          
                        (2006年7月14日)

他にも蕾がいくつかあるのですが、何がなにやら恥ずかしい状態で、咲いてみるまでわかりません。


◇◇◇

ヤマホロシが清々しいさわやかな色で、次々に咲いています。
この淡い紫色がゆかしいですね。

          
                        (2006年7月12日)

          
                        (2006年7月14日)

今日はまた、お客さんが、とくにこのヤマホロシ、そして、ニオイスミレがお好きなようでした(すべて、携帯画像)。

          

タテハチョウだと思うのですが、先週のアゲハチョウと言い、愛らしい訪問者ってうれしいものです。

                  


◇◇◇◇

ほふく性のペチュニアは、やや一旦花が終わったか、くたびれ気味。
せっせと花がら摘んだり、切り戻ししたり・・・・追肥も。

そんな中では、ドレスアップは、少しずつ回復しつつあります。
雨さえあてなかったら、強い八重咲きです。

          


◇◇◇◇◇

生い茂っているのが、ニオイスミレ。

          

春に買ったときは、この何十分の一・・・・でした。
どうしたんでしょうね。


◇◇◇◇◇◇

おまけです。
いつものように、夕方物思いにふけって、ボーーーーッとしてましたら、NHK。
浜辺の歌が流れてきました。
思わず、手元の携帯で・・・・。

          

          




(una poesia di oggi)

         浜辺の歌
                       林古渓作詞 成田為三作曲


     あした浜辺を さまよえば
     昔のことぞ 忍ばるる
     風の音よ 雲のさまよ
     寄する波も 貝の色も


     ゆうべ浜辺を もとおれば
     昔の人ぞ 忍ばるる
     寄する波よ  返す波よ
     月の色も 星の影も
  
  
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星祭の朝、そして夜に

2006年07月07日 23時21分04秒 | 小暑

  
今宵は七夕・・・・星祭。
それも、梅雨の最中では織姫と彦星の年に一度の天の川を隔てての逢瀬を
この眼で確かめることはできませんね。

     

     
久しぶりにブログに帰って来ました。
忙しさは変わりないのですが、私のブログ開始が1月8日、ちょうど半年になります。
いい日旅立ちではないですが、七夕のこの夜、願い事、祈りの夜・・・・。
そう思いましたら、ほんの少しでも今夜の再開が(当然、再会でもあるのですが)
いいのかなあと思いました。

◇◇◇

朝は5時過ぎにすごい雨音で目が覚めました。
一時間くらい降り続いていたように感じられました。

そのあと支度を終えて、小降りになったのを見計らって庭に出てみました。

クレマチスが、二種類咲いています。

     

七夕の朝です、星の形の清楚な花が、寄り添っています。

     

薔薇の二番花がもうそろそろ終わりかなあというところです。
雨に濡れた深紅の花、美しさが雨の滴を通しても伝わってきます。

     
             (ウィリアム・シェイクスピア2000 ER)

で、何気なく見てみますと、なんとアゲハチョウが、
エグランタイン(Masako)ERで羽を休めていました。

     

少しだけ電気が走ったような、そんな感動が身体を駆け抜けていきました。
きれいに咲いている花の方ではなく、もう枯れ落ちた方に、奥ゆかしい蝶・・・・。

     
             (エグランタイン Masako ER)


そしていつものことで、ほとんど忘れかけていた歌を口ずさんでいました。
それは、18歳で故郷を離れるその4月に「みんなのうた」で流れていた歌。
それほど昔なのに、忘れられない曲、大好きな歌でした。



(una poesia di oggi)

       はるかに蝶は ♪

     はるかな海の 彼方から
     春をヒラヒラ 舞いながら
     渡って来ると 人の言う
     幻の蝶を 知らないか

     かすかに光る 地平線
     まだ見ぬ国を 夢見つつ
     風に耐えて けなげにも
     か弱い蝶は 夜を飛ぶ

     ある朝蝶は 陸を見る
     命の限り 羽ばたいて
     春の香りを まきながら
     静かに蝶は 虹となる


◇◇◇

 ♪ ・・・・ 五色の短冊 私が書いた 
       お星様きらきら 空から見てる ・・・・ ♪

七夕の夜、様々な想いを胸に星に祈りを捧げられた方もいらっしゃることでしょう。
せめてお天気さえよければと思いますが、今年も梅雨の夜空ではねえ・・・・。

     


今宵は、大昔?のディズニー映画「ピノキオ」から、こんな曲はいかがでしょうか。
星に祈りを、星に願いを・・・・これだけでもう何も要らないって感じです。
でも、願いは叶ってほしいし、きっと叶いますとも・・・・。



(una poesia di oggi)

                          L. Harline  N. Washington
   When you wish upon a star
   Makes no difference who you are
   Anything your heart desires
   Will come to you

   If your heart is in your dream
   No request is too extreme
   When you wish upon a star
   As dreamers do

   Fate is kind
   She brings to those to love
   The sweet fulfillment of
   Their secret longing

   Like a bolt out of the blue
   Fate steps in and sees you through
   When you wish upon a star
   Your dreams come true



     ☆ 星に願いを ♪             訳詞 島村葉二

     輝く星に 心の夢を
     祈ればいつか 叶うでしょう
     きらきら星は 不思議な力
     貴方の夢を 満たすでしょう

     人は誰もひとり
     哀しい夜を 過ごしてる

     星に祈れば 淋しい日々を
     光照らして くれるでしょう


        
               (ダブルペチュニア・ドレスアップ)

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少し休みます。

2006年07月01日 13時41分48秒 | 夏至
  
◇ 薔薇の二番花は、密やかに咲き続けています(エグランタインER=携帯画像)。

  早いものです、もう7月になりました。
  もうすぐブログ開設半年の節目を迎えるところです。
  何せ仕事が忙しくて、なかなか更新がままなりません。
  毎週土曜日も出勤している状態です。

◇ 気ばかりあせるような状態では、ブログでの交流もぎこちなくなってしまいます。
  精神衛生上もよくないかと思いますので、しばらく休止することにしました。
  ご訪問していただいている方々には、本当に申し訳ないと思います。
  何度クリックしても、開店休業の状態ですものね。
  すでにお休みしているようなものなんでした。

◇ もう少しで、仕事の方もひと山越えるとは思います。
  そのときはまた、変わり映えはしないですが、必ず更新します。
  どうぞ、よろしくお願いします。

◇ 梅雨末期は、真夏への入り口、お身体をくれぐれもご自愛下さい。
  
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